トピックス
2025.04.09
プレパパ・プレママのための「マタニティクラス」を開催します~看護実践研究センター
畿央大学マタニティクラス「Kioマミfes」は、畿央大学看護実践研究センター(母子包括ケア部門)が主催するプレパパ、プレママのためのお産と育児に関する体験プログラムです。大学でトレーニングを重ねた看護学生と一緒に、大学の豊富な教材を用いて抱っこやおむつ交換、沐浴などを体験してみませんか?助産師でもある大学教員も一緒に参加しています。妊婦さんの疑似体験もできます。 妊婦さんとご家族が、赤ちゃんを迎える準備に、気軽に参加してください。 実施要項 受講対象 妊娠16週以降の妊婦さんとパートナー、ご家族など 開催日 ① 4月13日(日)13:30~15:30 ② 6月29日(日)13:30~15:30 ③ 8月16日(土)13:30~15:30 ④ 10月26日(日)13:30~15:30 ⑤ 12月21日(日)13:30~15:30 ⑥ 2025年2月11日(水・祝)13:30~15:30 各回 定員15組(先着順) 会場 畿央大学K棟1階 看護実習室 申込方法 申込フォームより必要箇所を入力し、お申込みください(申込先着順となります) 申込ページ 参加費 無料 持ち物 水分補給のための飲み物、バスタオル(足元にかけるもの) 服装 足湯をされる方はひざ下を出せる服装 畿央大学マタニティクラスリーフレット お問い合わせ 畿央大学総務部 Tel:0745-54-1602 E-mail:i.oka@kio.ac.jp
2025.04.09
“奈良県産食材”使用「万博BENTO」を大阪関西万博会場で販売します!~ヘルスチーム菜良
“奈良県産食材”使用「万博BENTO」を 4月19日(土)、20日(日)、26日(土)万博会場内関西パビリオンにて販売! 奈良県、奈良うまいものの会、和食井の上と奈良県内の管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」は、大阪・関西万博で日本の弁当文化を世界に発信するため、奈良県産食材や郷土料理を使用した「万博BENTO」を開発しました。本弁当は、大和野菜、大和肉鶏、大和ポーク、三輪そうめん、日本酒などの奈良県特産の食材や茶飯、芋ぼたなどの郷土料理を通して、「奈良にうまいものあり」を日本の弁当文化とともに世界に紹介することをめざしています。学生が考案したレシピを和食井の上のオーナーシェフ井上昇さんと1年かけて何度も試作を重ねながら商品化しました。 令和7年(2025年)3月22日(土)奈良クラフトEXPOでのプレ販売を経て、4月19日(土)、20日(日)、26日(土)万博会場内関西パビリオンにて販売します。大阪関西万博にお越しの際は是非お立ち寄りくだい。 販売日時 2025年4月19日(土)、20日(日)、26日(土) 場 所 万博会場内関西パビリオン 販売価格 1個1,000円(税込) 販売内容 ~万博BENTO~ ・ほうじ茶香るおにぎり(畿央大学考案) ・ふくさ焼き(畿央大学考案) ・豚肉とカブの柿の葉寿司 ・鶏肉と大和丸なすの生姜焼き ・れんこんカレー餃子 ・パリパリ酒粕ポテトサラダ ・奈良和え ・芋ぼた 関連リンク 大阪関西万博 奈良県公式ホームページ 万博BENTO 問い合わせ先 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 野原 潤子 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: j.nohara@kio.ac.jp
2025.04.08
明日香村と連携協定の調印式を行いました。
畿央大学は2025年3月25日(火)、明日香村役場において「協働で地域の問題解決を図り、持続的に発展できる村づくりを実現するための事業連携協力協定」を取り交わす調印式を行いました。 この調印式には明日香村から森川村長、熊丸副村長、辻本顧問、藤浦課長補佐、本学から冬木正彦学長、東実千代人間環境デザイン学科 教授、教育推進部 東課長、辻本の計8名が出席しました。協定の趣旨について説明された後、森川町長、冬木学長が協定書に署名いたしました。 本学人間環境デザイン学科では、「フィールドワーク演習」や「プロジェクトゼミ」において、明日香村の岡地区や八釣地区を主な対象地域として、伝統的な木造家屋の構造や空間構成を学ぶ機会を設けてまいりました。また、伝統的な住まいのしつらえを現代的な暮らしに活かす方法や、空き家を地域づくりにどう活かすかといった実践的な課題にも取り組んでおります。 昨年には台湾の国立高雄大学および国立成功大学から多くの学生と教員を迎え、「明日香村国際ワークショップ2024」を開催いたしました。このワークショップを通じて、学生たちは国際的な視点から明日香村の伝統建築や文化に触れ、地域と共に新たな価値を創造する機会を得ることができました。 明日香村にてこのような取り組みを実施してきた畿央大学と明日香村は本件を機に連携をさらに強化し、教育・研究活動を通じた地域貢献をより一層推進させていきます。また、学生の学びの場が広がると同時に、明日香村の地域資源を活かした持続可能なまちづくりにも寄与していけるよう努めてまいります。 関連リンク 自治体等との協定 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.7~【番外編】開催に向けての取組み 【プロジェクトゼミって何するの?⑭】明日香村八釣地区「妙法寺」の実測調査vol.2~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 明日香村の屋外居場所の縁台をメンテナンス!~ 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 学生が竹テント制作で関わった明日香スタンドが「場を生むデザイン賞」最優秀賞に選出!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ
2025.03.31
令和6年度卒業証書・学位記・修了証書授与式を行いました。
2025年3月13日(木)、春の陽気を感じる温かさのなか「令和6年度卒業証書・学位記・修了証書授与式」が冬木記念ホールで挙行されました。 健康科学部308名(理学療法学科68名・看護医療学科92名・健康栄養学科91名、人間環境デザイン学科57名)、教育学部現代教育学科188名、大学院30名(健康科学研究科修士課程30名、健康科学研究科博士後期課程2名、教育学研究科修士課程3名)、助産学専攻科9名、臨床細胞学別科8名の合計543名が門出の日を迎えました。 冬木記念ホールにて卒業生・修了生全員が一堂に会し、保護者の皆さまには別会場より中継を通じて授与式の様子を見守っていただきました。キャンパスには華やかな袴姿や笑顔があふれ、共に学び高め合った学友たちと手を取り合い写真撮影する様子が見られました。 午前10時に開式し、国歌斉唱、学歌斉唱の後、壇上で学科・大学院・専攻科・別科ごとの代表者に卒業証書・学位記・修了証書が授与されました。引き続いての学長表彰では、特に優秀な成績を修めた各学科学生1名が表彰を受けました。 冬木正彦学長による式辞、広陵町副町長 松井 宏之様、畿央大学後援会長 中永 和美様、畿桜会(同窓会)副会長 川口 忠輝様より祝辞をいただきました。 その後、在校生を代表して健康栄養学科3回生の有馬 実優さんが送辞を、卒業生を代表して現代教育学科4回生の岡 未知さんが答辞を述べ、厳かな雰囲気でおこなわれた式典は、幕を閉じました。 式典終了後は学科・院・別科・専攻科ごとにわかれ、卒業生・修了生一人ひとりに卒業証書・修了証書が手渡され、時間をともに過ごしてきた教員陣から祝辞として今後の社会での活躍に向けてエールが送られました。 午後からは帝国ホテルに会場を移し、学科をこえて教員・卒業生・修了生が卒業パーティーに参加。全員で集まる最後の時間を惜しみながら、4年間を振り返り、交流を深めました。 卒業生・修了生の皆さん、本当におめでとうございます。これからそれぞれの場所に進み、更に成長した姿を見せに母校に戻ってきてくださることを心待ちにしています。 皆さんの新天地でのご活躍を教職員一同、心から祈っています。 【関連記事】 令和5年度卒業証書・学位記・修了証書授与式を行いました。
2025.03.31
理学療法士・看護師・保健師・助産師100%、管理栄養士90.1%、 小学校教諭81.4%、公立幼・保100%、養護教諭40.9%!〜2025年3月卒業生
関西屈指の現役合格率を達成! 学生生活序盤をコロナ過で迎えた2025年3月卒業生は、いろんな困難を乗り越え、今年も関西トップクラスの現役合格率を残してくれました。建学の精神「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」のもと、学生・教職員が一丸となって、同じ目標に向かって頑張ってきた成果です。畿央大学は現役合格に強い大学、つまり夢にいちばん近い大学をめざしていきます。 国家試験 理学療法士100% 合格者68名/受験者68名(理学療法学科) ➡3年連続全員合格! ➡全国随一、10年間現役合格率は99.9%(683/684) 2025卒 2024卒 2023卒 2022卒 2021卒 受験者 68名 68名 71名 75名 61名 合格者 68名 68名 71名 74名 61名 合格率 100% 100% 100% 98.7% 100% 全国平均(新卒) 95.2% 95.2% 94.9% 88.1% 86.4% 2020卒 2019卒 2018卒 2017卒 2016卒 受験者 76名 64名 72名 67名 62名 合格者 76名 64名 72名 67名 62名 合格率 100% 100% 100% 100% 100% 全国平均(新卒) 93.2% 92.8% 87.7% 96.3% 82.0% 看護師・保健師・助産師 100% 看護医療学科:看護師(92名)・保健師(13名) 助産学専攻科:助産師(9名) ➡看護3資格、5年連続で全員合格! ➡助産師は開設以来13年連続全員合格! 2025年卒 2024年卒 2023年卒 2022年卒 2021年卒 看護師 100% (92/92) 100% (94/94) 100% (90/90) 100% (85/85) 100% (95/95) 保健師 100% (13/13) 100% (11/11) 100% (9/9) 100% (12/12) 100% (15/15) 助産師 100% (9/9) 100% (9/9) 100% (10/10) 100% (10/10) 100% (10/10) 管理栄養士 90.1% 合格者73名/受験者81名(健康栄養学科) ➡全国平均を大きく上回る安定した合格実績 ➡10年間平均の現役合格率は96.1%(792/824) 2025年卒 2024年卒 2023年卒 2022年卒 2021年卒 受験者 81名 93名 88名 87名 82名 合格者 73名 85名 84名 86名 77名 合格率 90.1% 91.4% 95.5% 98.9% 93.9% 全国平均(新卒) 80.1% 80.4% 87.2% 92.9% 91.3% 2020年卒 2019年卒 2018年卒 2017年卒 2016年卒 受験者 90名 85名 89名 66名 63名 合格者 90名 85名 88名 65名 59名 合格率 100% 100% 98.9% 98.5% 93.7% 全国平均(新卒) 92.4% 95.5% 95.8% 92.4% 85.1% 教員・公務員採用試験 教員採用試験で186名(実数106名)、公立幼稚園教諭・保育士採用試験で44名(実数24名)が現役合格! 公立小学校教諭 81.4% 合格者57名/受験者70名(現代教育学科) ➡6年連続で7割以上の現役合格、過去2番目に高い合格率! ※のべ合格者104名 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 15 14 1 13 11 大阪市 16 14 - 14 13 堺市 2 2 - 2 2 奈良県 27 24 - 24 7 兵庫県 2 2 - 2 1 京都府 3 3 - 3 3 和歌山県 2 2 - 2 2 三重県 2 2 - 2 1 愛知県 6 6 1 5 4 静岡県 3 3 - 3 2 広島県 1 1 - 1 1 鳥取県 32 32 22 10 10 島根県 2 2 1 1 1 高知県 52 47 17 30 29 愛媛県 2 2 1 1 1 茨城県 7 7 5 2 2 千葉県 21 20 13 7 7 神奈川県 1 1 - 1 1 横浜市 2 2 - 2 2 川崎市 3 2 1 1 1 北九州市 11 11 9 2 1 北海道 2 2 - 2 2 公立幼稚園教諭・保育士100% 合格者24名/受験者24名(現代教育学科) ➡3年連続全員合格!7年連続で9割をこえる現役合格率! ※のべ合格者44名(併願合格含む) 都府県・市(町) 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 最終合格者 奈良県大和郡山市 11 11 1 3 奈良県橿原市 10 10 5 4 奈良県香芝市 8 8 5 3 奈良県宇陀市 3 3 1 1 奈良県安堵町 1 1 0 1 奈良県十津川村 1 1 0 1 大阪府大阪市 5 5 0 5 大阪府堺市 4 4 3 1 大阪府寝屋川市 1 1 0 1 大阪府吹田市 7 7 2 5 大阪府豊中市 6 6 1 3 大阪府和泉市 2 2 0 2 大阪府泉大津市 1 1 0 1 大阪府藤井寺市 2 2 0 2 大阪府羽曳野市 3 3 1 2 京都府京都市 1 1 0 1 京都府京田辺市 2 2 1 1 京都府宇治田原町 1 1 0 1 兵庫県尼崎市 2 2 1 1 和歌山県橋本市 2 2 0 1 滋賀県大津市 2 2 0 2 三重県四日市市 1 1 0 1 静岡県袋井市 1 1 0 1 公立学校養護教諭 40.9% 合格者9名/受験者22名(現代教育学科) ➡過去2番目に多い合格者! ※のべ合格者14名 都道府県・市 受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪市 3 1 - 1 1 堺市 1 1 - 1 1 奈良県 6 5 - 5 2 滋賀県 3 1 - 1 1 和歌山県 2 2 - 2 2 鳥取県 15 7 2 5 1 東京都 6 2 - 2 1 千葉県 5 3 1 2 1 茨城県 11 4 3 1 1 北海道 8 8 5 3 3 特別支援学校教諭 77.8% 合格者7名/受験者9名(現代教育学科) ➡4年連続で全員合格は逃したものの、高い合格率! ※のべ合格者14名 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 3 3 - 3 2 奈良県 4 4 - 4 3 鳥取県 8 7 1 6 6 東京都 3 3 2 1 1 千葉県 1 1 - 1 1 北九州市 3 3 1 2 1 公立中学・高校教諭(英語) 100% 合格者4名/受験者4名(現代教育学科) ➡2年連続全員合格! 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪市 1 1 - 1 1 奈良県 1 1 - 1 1 兵庫県 1 1 - 1 1 滋賀県 1 1 - 1 1 公立学校栄養教諭 66.7% 合格者4名/受験者6名(健康栄養学科) ➡過去2番目に高い合格率! ※のべ合格者5名 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 3 3 - 3 2 堺市 1 1 - 1 1 京都府 1 1 - 1 1 茨城県 3 1 - 1 1 公立中学・高校教諭(家庭科) 100% 合格者1名/受験者1名(人間環境デザイン学科) ➡2年連続100%! 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 堺市 1 1 - 1 1 ※過年度卒業生を含みません(すべて2025年3月卒業生実績) ※一部試験での1次試験免除者を含みます。 教職員一同、卒業生の皆さんのご活躍をお祈りしています!
2025.03.28
管理栄養士の現役合格率は90.1%~2025年3月卒業生
2025年3月に実施された管理栄養士国家試験の結果が3月28日(金)に発表されました。19回目の卒業生となる健康科学部 健康栄養学科では、81名が受験し、73名(90.1%)が合格をはたしました。 本学の過去10年間平均の現役合格率は96.1%(792/824名)となりました。全国平均を上回る、高水準で安定した合格実績を残しています。 管理栄養士国家試験合格率 10年間推移 2025年卒 2024年卒 2023年卒 2022年卒 2021年卒 受験者 81名 93名 88名 87名 82名 合格者 73名 85名 84名 86名 77名 合格率 90.1% 91.4% 95.5% 98.9% 93.9% 全国平均(新卒) 80.1% 80.4% 87.2% 92.9% 91.3% 2020年卒 2019年卒 2018年卒 2017年卒 2016年卒 受験者 90名 85名 89名 66名 63名 合格者 90名 85名 88名 65名 59名 合格率 100% 100% 98.9% 98.5% 93.7% 全国平均(新卒) 92.4% 95.5% 95.8% 92.4% 85.1% 栄養教諭にも4名が現役合格! 2025年3月卒業生のうち6名が栄養教諭の教員採用試験に挑戦し、そのうち4名が現役合格(66.7%)を手にしました。教採・公務員対策室のサポートもあり、2024年卒(3名)、2023年卒(4名)、2023年卒(2名)に続いて4年連続で現役合格者を輩出しています。 教員採用試験結果詳細へ 栄養教諭合格者インタビュー(1分でわかる畿央大学ムービー) 現役合格者に聞きました!竹中さん編|1分でわかる畿央大学#80 現役合格者に聞きました!田宮さん編|1分でわかる畿央大学#81 19期生はこれまでの学修の成果を発揮して、全国平均を大きく上回る結果を出してくれました。コロナ禍も乗り越え、建学の精神「知をみがく」を実践した卒業生たちが社会に出て活躍してくれることを願っています。来年の全員合格に向け、健康栄養学科としてさらなる支援強化をはかっていきたいと思います。 健康栄養学科 学科長 栢野新市
2025.03.24
看護師・保健師・助産師、5年連続全員合格!~2025年3月卒業生
2025年3月24日(月)に合格発表が行われ、14回目の卒業生となる健康科学部看護医療学科では看護師国家試験に92名、保健師国家試験に13名が挑戦し、卒業生全員が合格しました。また、13回目の修了生となる助産学専攻科でも修了生9名が助産師国家試験を受験し、13年連続となる全員合格を達成しています。 畿央大学としては、看護職3資格で5年連続での全員合格という快挙です。これからもすべての学生が夢をかなえ、医療現場に第一歩を踏み出せるようサポートしていきます。 国家試験現役合格率 5年間推移 2025年卒 2024年卒 2023年卒 2022年卒 2021年卒 看護師 100% (92/92) 100% (94/94) 100% (90/90) 100% (85/85) 100% (95/95) 保健師 100% (13/13) 100% (11/11) 100% (9/9) 100% (12/12) 100% (15/15) 助産師 100% (9/9) 100% (9/9) 100% (10/10) 100% (10/10) 100% (10/10) 本学の学生はよく頑張り、看護医療学科も専攻科も卒業生・修了生全員が現役合格をはたしました。特に学部生はコロナ禍の影響もあり厳しい時間も経験しましたが、心を折ることなくしっかり学修に励んでくれたことに敬意を表します。国家試験の合格を確実にしていくためにも、これからもすべての学生の夢をかなえるために、なお一層の支援強化をはかりたいと思います。 看護医療学科 学科長 河野由美 ▶看護医療学科ホームページ ▶オープンキャンパス特設サイト
2025.03.21
理学療法士、3年連続100%を達成!~2025年3月卒業生
2025年2月に実施された理学療法士国家試験の合格発表が3月21日(金)に行われました。関西私大最多となる19回目の卒業生を送り出した健康科学部 理学療法学科では、卒業生68名が受験して全員合格をはたしました。一昨年、昨年に続き3年連続での全員合格となります。全国平均は95.2%(新卒のみ)でした。 過去10年間の現役合格率も99.9%(683/684)と、全国随一の高水準を維持しています。 畿央大学は理学療法士養成のパイオニアとして、これからも高い技術と志だけでなく、次世代を切り拓くリーダーシップを兼ね備えた理学療法士の育成をすすめていきます。 理学療法士国家試験 現役合格率の10年間推移 2025卒 2024卒 2023卒 2022卒 2021卒 受験者 68名 68名 71名 75名 61名 合格者 68名 68名 71名 74名 61名 合格率 100% 100% 100% 98.7% 100% 全国平均(新卒) 95.2% 95.2% 94.9% 88.1% 86.4% 2020卒 2019卒 2018卒 2017卒 2016卒 受験者 76名 64名 72名 67名 62名 合格者 76名 64名 72名 67名 62名 合格率 100% 100% 100% 100% 100% 全国平均(新卒) 93.2% 92.8% 87.7% 96.3% 82.0% 理学療法学科の19期生は本当によく頑張り、3年連続での全員合格となりました。学生生活の序盤はコロナ禍の難しい時間を過ごしてきましたが、やるべきことを日々積み重ね、実力を発揮してくれました。国家試験の合格には、普段からのたゆまぬ努力が大切です。来年に向けても、教職員一同なお一層の対策強化をはかっていきます。 理学療法学科 学科長 庄本康治 ▶理学療法学科ホームページ ▶3分でわかるKIO元気塾~理学療法学科の学生・教員が地域の「元気」をサポート!(YouTube) ▶オープンキャンパス特設サイト
2025.03.18
“奈良県産食材”使用「万博BENTO」を 3/22(土)奈良クラフトEXPOでプレ販売!~ヘルスチーム菜良
“奈良県産食材”使用「万博BENTO」を 4大学ヘルスチーム菜良と”和食井の上”が共同開発 奈良県、奈良うまいものの会、和食井の上と奈良県内の管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」は、大阪・関西万博で日本の弁当文化を世界に発信するため、奈良県産食材や郷土料理を使用した「万博BENTO」を開発しました。本弁当は、大和野菜、大和肉鶏、大和ポーク、三輪そうめん、日本酒などの奈良県特産の食材や茶飯、芋ぼたなどの郷土料理を通して、「奈良にうまいものあり」を日本の弁当文化とともに世界に紹介することをめざしています。学生が考案したレシピを和食井の上のオーナーシェフ井上昇さんと1年かけて何度も試作を重ねながら商品化しました。 令和7年(2025年)4月19日(土)、20日(日)、26日(土)万博会場内関西パビリオンでの販売に先立ち、3月22日(土)奈良クラフトEXPOにて本体価格税込1個1,000円を50個限定で販売します。 販売日時 2025年3月22日(土) 11時~17時 場 所 奈良公園バスターミナル(奈良市登大路町76) 販売価格 1個1,000円(税込)※限定50個、売り切れ次第終了 販売内容 ~万博BENTO~ ・ほうじ茶香るおにぎり(畿央大学考案) ・ふくさ焼き(畿央大学考案) ・豚肉とカブの柿の葉寿司 ・鶏肉と大和丸なすの生姜焼き ・れんこんカレー餃子 ・パリパリ酒粕ポテトサラダ ・奈良和え ・芋ぼた 問い合わせ先 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 野原 潤子 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: j.nohara@kio.ac.jp
2025.03.17
日本初の「健康工学部※」開設に向け ”LOVOT”が畿央大学へ!
畿央大学では2026年4月開設予定の健康工学部※がめざす人とくらしを支援するテクノロジーを体現した存在として、人に愛されるために生まれてきた世界初のロボット「LOVOT」の導入を決定しました。「健康工学部0期生」として2025年4月1日付で入学し、3学部の連携を深めるコミュニケーションシンボルとして、エントランスホールに常駐します。学内外どなたでも交流が可能です。 また導入に先立ち学内で愛称を募集、応募総数106件から人間環境デザイン学科2回生定行風佳さんが考えた「きおまる」が最多得票を獲得し、選ばれました。 定行さんは「親しみやすく誰もが呼びたくなるような響きであり、また優しいイメージをもつことができ、LOVOTのかわいらしさにぴったりな名前だと思います。これから、学生やオープンキャンパスなどに来る人に愛されるLOVOTになってほしいという想いから命名しました。」 今後、畿央大学のLOVOT「きおまる」は新学部0期生として入学し、学内・SNSそのほか様々な場面で活躍していく予定です。学生や教職員の心を和ませ、学びを楽しくしてくれることが期待されます。 関連ページ LOVOT 健康工学部※ 健康イノベーション学科※ ※設置認可申請中(設置計画は予定であり、内容を変更することがあります。)
2025.03.05
令和6年度在外研究報告会を開催しました。
畿央大学では、教育研究水準の向上、国際交流の進展、若手研究者の育成等を目的とした在外研究員制度があります。 コロナ禍もあってしばらく途絶えていましたが5年ぶりにこの制度を利用し、理学療法学科 松本大輔 准教授がフランスのトゥールーズ大学病院にて、令和5年4月~令和6年3月末まで研究活動を行われました。2月27日(木)に在外研究報告会を実施し、約30名の教職員が参加しました。 冒頭、学術振興委員長の東教授からご挨拶として松本准教授の紹介と在外研究の制度についてご説明いただきました。 健康科学部 理学療法学科 准教授 松本 大輔 在外研究期間:令和5年4月1日~令和6年3月31日 研究実施場所;トゥールーズ大学病院、老年科、加齢研究所(Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital) 研究課題名 「機能的能力低下における内在的能力と環境要因との関連および相互作用」 松本准教授からは研究の背景や目的の説明があり、渡航先のトゥールーズ大学・指導教員等の紹介がありました。 松本准教授は介護予防や健康増進に関する研究をされています。トゥールーズ大学病院では、老化と加齢関連疾患への生物学的研究に焦点を当てたINSPIRE(INStitute for Prevention healthy agIng and medicine Rejuvenative)という研究プロジェクトに関わられており、多くのセミナー・共同研究・国際学会・研究者交流などに参加され、充実した研究活動が行われていたことをご報告いただきました。 令和5年度 在外研究員レポートvol.1~なぜフランストゥールーズへ? 令和5年度 在外研究員レポートvol.2~フランストゥールーズでの研究生活を紹介! 質疑応答のあと、健康科学研究科長の植田教授から講評をいただきました。 フランスでの研究成果が、今後の本学での教育・研究活動に還元されることを期待しています。 関連記事 朝日新聞社Webメディア「SDGs ACTION!」で松本准教授が「フレイル」を解説! 令和5年度 在外研究員 研究計画説明会を開催しました。 平成29年度在外研究報告会を開催しました。 平成29年度 在外研究説明会を開催しました。 平成28年度 在外研究説明会を開催しました。 畿央大学開学10周年記念プロジェクト研究中間報告会及び在外研究報告会を開催しました。
2025.03.05
第24回畿央大学公開講座を開催しました。
本学では、地域の皆様に生涯学習の場を提供することを目的とした「畿央大学公開講座」を開催しています。今年度は2025年2月22日(土)に健康栄養学科 准教授の岩田 恵美子先生と看護医療学科 准教授の紅林 佑介先生に講演していただきました。 講座① 「野菜のふしぎ」—調味料が色や食感に与える影響— 講師:健康科学部 健康栄養学科 岩田 恵美子 准教授 今回の講座では、野菜を中心に調味料の添加で料理の色や食感がどのように変化するのかについて、データや画像を使って分かりやすく紹介していただきました。生野菜を使った料理の手順では、「浸透圧」や「半透性」についての説明があり、調理の過程で細胞からの水分の移動を調理に役立てるコツが分かりました。 キャベツの千切りを水に浸すとしゃきしゃきになったり、キュウリのスライスを塩もみすると水分が細胞の外に出ますが、塩分量と出ていく水分の割合をデータをもとに確認することができました。また、重石をすると塩分量を抑えることができることも紹介されました。 そのほか、調理する際に重曹を添加すると水煮より食感が柔らかくなったり、逆にカルシウムイオンを含む牛乳などを使った場合は煮崩れを防ぐことができることが紹介されました。シチューを調理する際は、早い段階で牛乳を加えると具材が軟らかくなりにくいので、具材を充分煮てから仕上げで牛乳を入れた方が良いということです。 最後には大和野菜の一つである「大和丸なす」でジャムを調理した際のお話の中で、よりおいしくなる調合割合をデータに基づいて説明されました。参加者の中には、熱心にメモを取りながら岩田准教授の話に聞き入っておられました。 【参加者の声を一部紹介】 野菜の特性や成分に応じた調理法を選択することで、より美味しく色鮮やかに仕上がるということが勉強になりました。 塩もみの適切な塩分濃度(1%)や煮物の軟化度がpHに左右されるなど、今まで意識していなかった知見を得ることができた。 調理について専門的な知識が得られてよかったです。料理をするのが楽しくなりました。」 いつも何気なく調理している方法が、昔からの理にかなった方法だということがよく理解できました。 ナスをジャムに加工するという発想がすごいと思った。一度試してみたいと思う。 講座② テーマ:「メンタルヘルスを護る生活習慣」 講師:健康科学部 看護医療学科 紅林 佑介 准教授 メンタルヘルス上の悩みを抱える人が増加傾向にあり、その治療方法としては、薬物療法やカウンセリング、リハビリテーションが主軸となり、比較的多くの選択肢があるということが説明されました。しかし予防策となると、効果的な方法はまだ限定的だということです。その中で、近年では一部の生活習慣が精神的不調の予防につながるという知見が、特に英豪から出てくるようになったそうです。 生活習慣予防であれば、自身の心がけ次第で実行することができ、心身ともに健やかで張り合いのある生活を長く享受するためにも、自身の生活習慣を見つめなおすだけでメンタルヘルスを護ることができるということがわかりました。 身体疾患患者の1/3にメンタル面の何らかの問題があるといわれていますし、また健常者の13%(8人に1人)は精神疾患を有するということです。生活習慣による発症予防策としてまず挙げられるのは、良質な睡眠をとるということで、良質な睡眠はうつ・不安発症予防、認知機能の低下予防につながるということが説明されました。良質な睡眠は、眠くなるまで寝ない、眠くないのに寝ようとしても良質な睡眠をとることはできない。そして良質な睡眠をとるためには、良質な食事をとることが求められるということでした。 ファーストフードなどの超加工食品を食べれば食べるほど認知症発症リスクが高まるということも紹介されました。また、適度な運動や社会交流が、うつ・不安感の予防効果や認知機能低下予防、良質の睡眠をとるために良いということも紹介されました。 【参加者の声を一部紹介】 データをもとに分かりやすく説明してくださり、大変勉強になった。このような講座をもっと頻繁に開講してほしい。 生活習慣を見直す良い機会になった。これから精神的にも健康でいられるよう食品選びにも気を付けて生活したい。 日常生活に直結した内容で、とてもよかった。このような素晴らしい講座に参加でき、住民としてとても喜んでいます。 生活習慣を改善する具体的な方法を教えていただけたので、今からすぐにも実践していきたいと思った。 メンタルヘルスの維持・向上には生活習慣が密接に関係しており、薬に頼らない改善方法をまず実行すべきと再認識した。 講座①②ともに、講演会終了後も質疑応答の時間に質問できなかった皆さんが講演いただいた先生の周りに集まり質問をする様子もあり、参加者の一つ一つの質問に丁寧にお答えにいただきました。 畿央大学では、今後も受講者の皆様にご満足いただける講座を開催してまいります。 【関連記事】 第23回畿央大学公開講座を開催しました。 第22回畿央大学公開講座を開催しました。 第21回畿央大学公開講座を開催しました。 第20回畿央大学公開講座「コロナ時代におけるこれからの認知症ケア」をオンライン開催しました。 第19回畿央大学公開講座「感染症を知ろう~新型コロナウイルスとこれからの生活~」をオンライン開催しました。 第18回畿央大学公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」を開催いたしました。 第17回畿央大学公開講座「認知症の正しい理解」を開催しました。 第16回畿央大学公開講座を開催しました。 第15回畿央大学公開講座B・C(2日目)を開催しました。 第15回畿央大学公開講座 講座Aを開催しました。 第14回畿央大学公開講座を行いました。 第13回畿央大学公開講座を開催しました。 第12回畿央大学公開講座「健康長寿のための食と運動」を開催しました。
2025.02.28
教職員対象「令和6年度 FD研修会」を開催しました。
2025年2月13日(木)に本学教職員(非常勤教員を含む)を対象とする「FD研修会」を開催しました。 「FD」とはFaculty Development(ファカルティ デベロップメント)の略で、授業の内容や方法を改善し、向上させるための組織的な取り組みの総称です。本学では教職員を対象とした研修会を毎年度開催して日頃の教育活動を振り返り、今後の取り組みに活かすための研鑽を行っています。 今年度は「新学習指導要領における授業および評価方法の現状」をテーマとし、奈良県立高田高等学校教頭の奥村健夫先生、同教務部長の河辺有史先生にご講演いただきました。 高田高等学校様は、「自彊、和敬、創造」を建学の精神として堅実な教育実績を重ねてこられ、令和5年8月には「進学教育重点校」(奈良県教育委員会が「大学へ進学するための学習指導により力を入れ、難関大学への進学実績を向上させることに重点を置く高校」として指定する高等学校)に指定されています。以降、「カリキュラムの見直し」「45分7限授業の実施」「キャリア教育の充実」などの改革に取り組んでこられました。 本学とは高大連携協定を結ぶ間柄であり、多くの生徒さんが本学に入学してくれています。 さて、文部科学省は「社会に開かれた教育課程」「育成を目指す資質・能力」「カリキュラム・マネジメント」「『主体的・対話的で深い学び』の視点からの授業改善」をポイントとする「新学習指導要領」を策定し、段階的に実施してきました。高等学校においては2022年度入学の高校生から実施され、それに基づく教育を受けた生徒の皆さんが2025年度から大学へ入学してこられます。「何を学ぶか」だけでなく「何ができるようになるか」という資質・能力の考え方と、「どのように学ぶか」を重視し主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)を促進する方向性の中で、今の高校生がどんな学びを日々実践しているのかを知ることは、その生徒たちを迎える大学側としても不可欠なことといえます。 ご講演では、この「新学習指導要領」の実施も踏まえ、「単元テスト」「ICTを活用した授業」「総合的な探究の時間」などについて、高校現場で実際に展開されている事例を紹介しながら、動画も交えて分かりやすくお話しいただきました。新しい取り組みを導入するにあたって、生徒たちの学修効果を高めるために先生方が試行錯誤を繰り返しておられる様子や、それを受けてICT機器を使いこなしつつ主体的・対話的で深い学びを実現していく生徒たちの活き活きとした表情は、とても刺激的なものでした。かつての「受け身の授業」とは全く違う高校現場での学びの姿が、そこにはありました。特に自らテーマを決めて調査・探究を進めていき、最終的にその結果をプレゼンテーションに結実させる「総合的な探究の時間」は、主体的・対話的で深い学びの促進を図る新たな教育課程を象徴するものと言えるかもしれません。 もちろん、それらの学びには未だ多くの課題が残されているとのことで、授業運営の方法だけでなく成績評価の公平性や多様化する生徒たちへの適切な対応など、現場の先生方が日々模索しておられることもよくわかりました。 今回の研修会は、本学がこれから入学してきてくれる皆さんに充実した学びを提供し、それぞれの夢や理想の実現をサポートしていくために、知っておくべき多くの事柄を学び取る、大変有意義な機会になりました。ご講演いただいた奥村先生、河辺先生、そして高田高等学校様には、改めて厚く御礼を申し上げます。 【関連記事】 2024年度 「教職課程 FD研修会」を開催しました。 教職員対象「令和5年度 FD研修会」を開催しました。 2023年度 教職課程FD研修会を開催しました。 教職員対象「令和4年度 FD研修会」を開催しました。 令和4年度SD研修を実施しました。 令和2年度 遠隔授業説明会(研修会)を開催しました。 平成30年度FD研修会を開催しました。 平成29年度「FD研修会」を開催しました。 教職員対象「平成28年度FD研修会」を開催しました。 平成27年度FD研修会を開催しました
2025.01.31
教職員対象「令和6年度人権教育推進委員会主催学内研修会」を開催しました。
2025年1月23日(木)、本学教職員対象の「人権教育推進委員会主催学内研修会」を開催し、60名以上の教職員が参加しました。 今年度の研修では、「アルビノ・ドーナツの会」代表の藪本舞先生を講師にお招きし、「素顔の私はダメですか?~多様な見た目が受け入れられる社会にするために~」をテーマにご講演いただきました。 藪本先生は、アルビノ(アルビニズム・眼皮膚白皮症)として生まれ、ご自身の経験からアルビノの人たちが交流するための場所の必要性を感じ、「アルビノ・ドーナツの会」を設立、アルビノの当事者やご家族のネットワークづくりに尽力してこられました。また、「アルビノについて」や「見た目問題」に関する講演を各地で実施し、情報発信に努めておられます。 アルビノの人は、先天的な遺伝性疾患により皮膚や毛、瞳の色素が欠乏し、紫外線過敏や視力低下といった症状を抱えておられます。髪や肌の色が白い(薄い)という「見た目」の特徴から、「外見差別(ルッキズム)」や「見た目問題」に直面し、悩み苦しむ方もおられます。当事者である藪本先生ご自身の経験を交えながら、お話をしていただきました。 『外見差別(ルッキズム)』とは、人を外見で判断し、一方のみに不利益を与えること、『見た目問題』とは、病気やケガを理由に見た目に症状を持つ人が生きていく上で直面する様々な問題のことであり、そういった人たちが世の中に受け入れられづらいという社会問題です。藪本先生ご自身も、アルバイトへの応募や就職活動で差別や不利益を受け、「どういう容姿であれば受け入れられるのだろう」と悩み、ファッションやメイクを武装のように考えていたという話を伺いました。また、自身の抱える見た目問題は個人の問題だと考えてしまい、身近な人にも相談できず悩んだ時期を過ごされました。一方で、「自身の素顔を大切にしてもらった」という経験がそれまでの自分を解放してくれたというお話もありました。現在に至る人生の中で、アルビノという見た目の特徴を抱えて揺れ動いてきた心の有り様がとても印象的でした。 また、商業的に作られた「見た目の基準」がメディアやスマートフォン、街中に溢れ、無意識のうちに若者の目に触れているという話もありました。若者の中には、そういった情報に晒されることで、その基準との差に悩み、コンプレックスを抱く人も多くいます。多様性を謳う世の中に逆行し、「人と同じ見た目でないといけない」という価値観を商業優先の社会が生み出し、外見至上主義が作られています。こういった風潮が、色々な見た目の人が受け入れられづらい社会に繋がってしまうことも危惧します。 最後の質疑応答では、見た目問題を抱えている学生への関わり方について、「当事者が困っていることを伝えるには時間が必要。本人が自ら話をするまでは待ってほしい。」というお話がありました。問題解決のためには、当たり前ではありますが、人と人との信頼関係が前提にあり、その上で当事者の方の気持ちに寄り添い、対話の中で時間を掛けて進めていく必要性があります。また、「見た目問題を触れてはいけないものとしてしまうと理解が遠のいてしまう。」というお話もありました。今回の講演のように当事者の方からの話を聞く機会は大変貴重です。当事者のことを正しく知り、理解を深めることが、当事者を含むあらゆる人が生きやすい世の中や環境づくりの礎であると思います。 本学に集う人々が多様な人々を受け入れ、大学があらゆる人にとって安心できる場所になる、そうありたいと強く思うことができた貴重な機会となりました。 【関連記事】 教職員対象「令和5年度人権教育推進委員会主催学内研修会」を開催しました。 教職員対象「令和4年度 人権教育推進委員会主催学内研修会」を開催しました。 令和3年度 人権教育推進委員会研修会「コロナ禍においてあらためて部落差別について考える」 令和2年度 人権教育推進委員会研修会「コロナ禍における人権問題について」 令和元年度 学園ハラスメント防止委員会・畿央大学人権教育推進委員会 共催研修会「LGBT(ハラスメントと人権)~多様性を認め合う社会をめざして~」 平成29年度 人権教育推進委員会研修会「LGBTって何?ーつながるための第一歩ー」 平成28年度 人権教育推進委員会研修会「子どもの声を聴き権利を守るー子どもアドボカシーとはー」 平成27年度 人権教育推進委員会研修会「ヘイト・スピーチとは何かーだれの、何を傷つけるの?ー」 平成26年度 人権教育推進委員会研修会「発達障害を持つ学生への対応について」
2025.01.27
3分でわかる「KIO元気塾」ムービーを公開しました~理学療法学科
週2回ペースで地域の方をお呼びして、教員サポートのもと理学療法学科の3回生主体で運動相談を企画・実施する「KIO元気塾」。コロナ禍を経て今年度復活した課外活動には、3回生のほぼ全員が参加しています。 卒業生が多数在籍する西大和リハビリテーション病院の協力のもと、そこで理学療法士として活躍する卒業生もサポートに駆けつけていただきながら、長期の臨床実習前にコミュニケーション力をみがき、実際に目の前で困りごとのある参加者の皆さんに対して理学療法士としてできることを必死で考えて実践する、大きな学びの場となっています。 今回はKIO元気塾の魅力を、岡田洋平准教授のインタビューと参加者と在学生の声、そして現場の映像で紹介する3分ムービーが完成しました。畿央大学でしか体験できないKIO元気塾の様子を、ぜひご覧ください!
2025.01.22
【広陵町×畿央大学】2月15日(土)転倒予防のためのフットケアを学ぶ「足育」講演会(無料)を開催します。
広陵町が掲げる「骨折ゼロ」を目指して「足育」を軸に、フットケアの大切さや家庭でできるトレーニングの実践方法を紹介する無料講演会を開催します。 町民一人ひとりの生涯にわたる骨折リスクを低減させ、健康寿命延伸を目指すため、理学療法学科の福本教授が知識と具体的な取り組みをご紹介しますので、ぜひご参加ください。 広陵町HP 申込フォーム 概要と申込方法について 日 時 2025年2月15日(土)10:00~12:00 講 師 【講師】健康科学部 理学療法学科 福本 貴彦 教授 会 場 畿央大学 冬木記念ホール 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 受講料 無料 定 員 250名程度 ※先着順 参加 特典 ①講演会にお越しの方へ「足指パッド」をプレゼント! ②「広陵くつした」インスタグラムをフォローしたらサンプル靴下を進呈! 申込 方法 申込フォームより必要事項を入力の上、お申込みください。 申込フォーム 注意事項 公共交通機関を利用してご来場ください。近隣の商業施設等への駐車は決して行わないでください。 本講演や申込についてのお問い合わせは下記連絡先までお問い合わせください。 問合せ 広陵町 けんこう推進課・産業総合支援課 【Tel】0745-55-1001(平日8:30~17:15) 足育講演会チラシ
2025.01.10
小学校教諭81.4%、公立幼・保100%、養護教諭40.9%が現役合格!〜2025年3月卒業予定者
教育学部 現代教育学科4回生は、小学校教諭57名、養護教諭9名、特別支援学校教諭7名、中・高教諭(英語)4名が現役合格をはたしました。健康栄養学科からは栄養教諭4名、人間環境デザイン学科からは中・高教諭(家庭科)1名が現役合格を達成しています。2025年度教員採用試験の現役合格者は142名(実数82名)。また公立幼稚園教諭・保育士採用試験でも、44名(実数24名)が現役合格しています。 今年も多くの畿央生が現役合格を手にしました! 小学校教諭の現役合格率は、過去2番目に高い81.4%に!6年連続で7割以上ときわめて高い水準で推移しています。 小学校教諭 現役合格率 受験者 合格者 2025卒 81.4% 70 57 2024卒 74.0% 77 57 2023卒 85.4% 82 70 2022卒 77.8% 90 70 2021卒 71.2% 73 52 2020卒 75.6% 82 62 養護教諭でも、過去2番目に多い9名が現役合格! 難関を突破し、毎年安定して合格者を輩出しています。 養護教諭 現役合格率 受験者 合格者 2025卒 40.9% 22 9 2024卒 50.0% 10 5 2023卒 64.7% 17 11 2022卒 35.7% 14 5 2021卒 36.4% 22 8 2020卒 46.2% 13 6 中・高教諭(英語)は、2年連続で全員合格を達成。特別支援学校教諭は惜しくも4年連続全員合格には届かなかったものの7名が現役合格を手にしました。 教育学部以外でも健康栄養学科で栄養教諭が66.7%、人間環境デザイン学科で中・高教諭(家庭科)も2年連続100%と大健闘してくれました。また前年度からはじまった3回生での前倒し受験で最終合格した小学校教諭2名を加えると、2025年3月卒業予定者全体では144名(実数84名)が教員採用試験での現役合格をはたしています。 さらに、公立幼稚園教諭・保育士採用試験では本学初となる3年連続100%を達成!6年連続で現役合格率9割以上という快挙が続いています。 公立幼・保 現役合格率 受験者 合格者 2025卒 100% 24 24 2024卒 100% 33 33 2023卒 100% 25 25 2022卒 97.0% 33 32 2021卒 94.6% 37 35 2020卒 100% 27 27 教採・公務員対策室では、学科教員と連携した「ダブル担任制」で学生をサポートしています。一人ひとりの学生に合わせて、情報提供と対策、個別指導を行い、オーダーメイドの支援を実施し、伴走してきました。現4回生の頑張りはもちろん、できる限りの教育と支援を尽くしてくださった先生方にも敬意を表します。今後は講師等の採用も含め、畿央生を最後の一人まで応援していきます。夢に向かって頑張れ、畿央生! 教採・公務員対策室 公立学校教員採用試験 現役合格率ならびに都道府県・市別の合格者数 公立小学校教諭 81.4% 合格者57名/受験者70名(現代教育学科) ➡6年連続で7割以上の現役合格、過去2番目に高い合格率! ※のべ合格者104名 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 15 14 1 13 11 大阪市 16 14 - 14 13 堺市 2 2 - 2 2 奈良県 27 24 - 24 7 兵庫県 2 2 - 2 1 京都府 3 3 - 3 3 和歌山県 2 2 - 2 2 三重県 2 2 - 2 1 愛知県 6 6 1 5 4 静岡県 3 3 - 3 2 広島県 1 1 - 1 1 鳥取県 32 32 22 10 10 島根県 2 2 1 1 1 高知県 52 47 17 30 29 愛媛県 2 2 1 1 1 茨城県 7 7 5 2 2 千葉県 21 20 13 7 7 神奈川県 1 1 - 1 1 横浜市 2 2 - 2 2 川崎市 3 2 1 1 1 北九州市 11 11 9 2 1 北海道 2 2 - 2 2 公立学校養護教諭 40.9% 合格者9名/受験者22名(現代教育学科) ➡過去2番目に多い合格者! ※のべ合格者14名 都道府県・市 受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪市 3 1 - 1 1 堺市 1 1 - 1 1 奈良県 6 5 - 5 2 滋賀県 3 1 - 1 1 和歌山県 2 2 - 2 2 鳥取県 15 7 2 5 1 東京都 6 2 - 2 1 千葉県 5 3 1 2 1 茨城県 11 4 3 1 1 北海道 8 8 5 3 3 特別支援学校教諭 77.8% 合格者7名/受験者9名(現代教育学科) ➡4年連続で全員合格は逃したものの、高い合格率! ※のべ合格者14名 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 3 3 - 3 2 奈良県 4 4 - 4 3 鳥取県 8 7 1 6 6 東京都 3 3 2 1 1 千葉県 1 1 - 1 1 北九州市 3 3 1 2 1 公立中学・高校教諭(英語) 100% 合格者4名/受験者4名(現代教育学科) ➡2年連続全員合格! 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪市 1 1 - 1 1 奈良県 1 1 - 1 1 兵庫県 1 1 - 1 1 滋賀県 1 1 - 1 1 公立学校栄養教諭 66.7% 合格者4名/受験者6名(健康栄養学科) ➡過去2番目に高い合格率! ※のべ合格者5名 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 3 3 - 3 2 堺市 1 1 - 1 1 京都府 1 1 - 1 1 茨城県 3 1 - 1 1 公立中学・高校教諭(家庭科) 100% 合格者1名/受験者1名(人間環境デザイン学科) ➡2年連続100%! 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 堺市 1 1 - 1 1 公立幼稚園教諭・保育士採用試験 現役合格率ならびに自治体別の合格者数 公立幼稚園教諭・保育士100% 合格者24名/受験者24名(現代教育学科) ➡3年連続全員合格!7年連続で9割をこえる現役合格率! ※のべ合格者44名(併願合格含む) 都府県・市(町) 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 最終合格者 奈良県大和郡山市 11 11 1 3 奈良県橿原市 10 10 5 4 奈良県香芝市 8 8 5 3 奈良県宇陀市 3 3 1 1 奈良県安堵町 1 1 0 1 奈良県十津川村 1 1 0 1 大阪府大阪市 5 5 0 5 大阪府堺市 4 4 3 1 大阪府寝屋川市 1 1 0 1 大阪府吹田市 7 7 2 5 大阪府豊中市 6 6 1 3 大阪府和泉市 2 2 0 2 大阪府泉大津市 1 1 0 1 大阪府藤井寺市 2 2 0 2 大阪府羽曳野市 3 3 1 2 京都府京都市 1 1 0 1 京都府京田辺市 2 2 1 1 京都府宇治田原町 1 1 0 1 兵庫県尼崎市 2 2 1 1 和歌山県橋本市 2 2 0 1 滋賀県大津市 2 2 0 2 三重県四日市市 1 1 0 1 静岡県袋井市 1 1 0 1 注1.過年度卒業生を含みません(すべて2025年3月卒業見込者) 注2.2025年1月10日現在の判明者数です。今後変動する場合があります。 注3.一部試験での1次試験免除者を含みます。 注4.現役合格率や合格者に、2023年度の前倒し受験での合格者は含みません。 現役合格者の声はYouTubeでも配信中! 関連リンク 2023年、教育学部がさらに「深化」! 小学校教諭74.0%、養護教諭50.0%、公立幼稚園・保育士100%!〜2024年3月卒業生 小学校教諭85.4%、養護教諭64.7%、公立幼稚園・保育士100%!〜2023年3月卒業生
2025.01.08
2月22日(土)第24回畿央大学公開講座を開催します。
本学では、地域の皆さまに生涯教育の場を提供し、地域社会に貢献することを目的とした「畿央大学公開講座」を毎年開催しています。看護医療学科と健康栄養学科の教員から、それぞれの研究テーマに関する講座をお届けします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。 申込フォーム 第24回畿央大学公開講座(2/22) 講座① 「野菜のふしぎ」-調味料が色や食感に与える影響― 【日時】2025年2月22日(土)10:00-11:00 【講師】健康科学部 健康栄養学科 岩田 恵美子 准教授 調理の際、レシピを参考にしたり、経験の中から得られたコツをいかしたりされる方が多いと思われます。今回は野菜を中心に、調味料の添加で、料理の色や食感がどのように変化するのか、その理由についていくつかご紹介します。すでにご存じの事柄も多いかと思いますが、新たな発見をしていただくひと時になればと思います。 講座② メンタルヘルスを護る生活習慣 【日時】2024年2月22日(土)13:00-14:00 【講師】健康科学部 看護医療学科 紅林 佑介 准教授 最近では、メンタルヘルス上の悩みを抱えるひとが増えてきています。その治療方法は、薬物療法やカウンセリング、リハビリテーションが主軸となり、比較的、選択肢はあります。ただ、予防策となると、効果的な方法はまだ限定的です。そのなかで、近年では、一部の生活習慣が精神的不調の予防につながるという知見が、特に英豪から出てくるようになりました。生活習慣でしたら、身近な心掛けだけで行えます。心身ともに健やかに、張り合いのある生活を長く享受するために、生活習慣をちょっとだけ見直しませんか。 概要と申込方法について 会 場 畿央大学 受講料 無料 定 員 講座① 50名 講座② 100名 ※すべて申込先着順となります。 申込 方法 下記【申込フォーム】より必要事項を入力のうえお申し込みください。(申込期限:2月16日) 申込フォーム なお、E-mailでもお申込みいただけます。件名を「公開講座参加希望」として、下記6点を明記のうえinfo@kio.ac.jpに送信をお願いします。 ①氏名 ②年齢 ③住所(市町村まで) ④電話番号 ⑤参加希望講座番号 ⑥お連れ様の人数 問合せ 畿央大学 教育推進部 公開講座係 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 【E-mail】info@kio.ac.jp 【Tel】0745-54-1601 公開講座チラシ 【関連記事】 第23回畿央大学公開講座 「妊娠・出産とウィメンズヘルス」/「ロックと映画で見るイギリス」を開催しました。 第22回畿央大学公開講座「入浴着にできること」を開催しました。 第21回畿央大学公開講座「うま味とコクの新常識/古都奈良と近代建築」を開催しました。 第20回畿央大学公開講座「コロナ時代におけるこれからの認知症ケア」をオンライン開催しました。 第19回畿央大学公開講座「感染症を知ろう~新型コロナウイルスとこれからの生活~」をオンライン開催しました。 第18回畿央大学公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」を開催いたしました。 第17回畿央大学公開講座「認知症の正しい理解」を開催しました。 第16回畿央大学公開講座を開催しました。 第15回畿央大学公開講座B・C(2日目)を開催しました。 第15回畿央大学公開講座 講座Aを開催しました。 第14回畿央大学公開講座を行いました。 第13回畿央大学公開講座を開催しました。 第12回畿央大学公開講座「健康長寿のための食と運動」を開催しました。