トピックス
2016.06.15
身体運動制御学/高次脳機能学/発達神経科学とニューロリハビリテーション研究会のご案内
畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター主催 研究会のご案内 ニューロリハビリテーションは、神経科学に基づくリハビリテーションであり、神経科学に関する最新の知見の臨床的応用が要求されます。ヒトの多様で柔軟な身体運動の制御・学習を科学的に捉えるためには、運動学・運動力学を基礎としたバイオメカニクスだけでなく、神経科学の理解と応用が必要になります。これにより身体運動制御のメカニズムを包括的に解釈でき、各個人の呈する現象や病態に応じたリハビリテーションが可能になると考えられます。 また、ヒトにおいて生物学上最も進化した機能として、高次脳機能があります。高次脳機能は、認知・思考・行動・感情などヒトを人足らしめると同時に、我々の生活を効率的かつ豊かにしてくれるものです。また日常生活の様々な場面で、意識・無意識に関わらず、個人の行動を支え、特徴づけているのもまた高次脳機能が影響しています。このような高次脳機能に関する科学的知見を整理し理解することは、高次脳機能障害の臨床思考を高めると同時に、ヒトの理解につながると考えています。 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターでは、上述した2つの領域に関連した研究会を開催します。「身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会」ではヒトの身体動作の制御システムを神経科学に基づく新しい視点で理解すること、「高次脳機能学とニューロリハビリテーション研究会」では動物とヒトの間に共通する、あるいは解離する高次脳機能について理解し、新たなニューロリハビリテーションの創造を目指しています。本研究会では、これまでのニューロリハビリテーション研究と融合・発展させるために、セラピストと研究者が集まりディスカッションすることを通じて、日本におけるこの分野の発展と推進に貢献することを目的としています。 本研究会では、招待講演、指定演題発表、ポスター発表のプログラムを準備しております。参加のみでも可能ですが、是非ともポスター演題にも積極的にご応募いただき、活発なディスカッションの中から、これまでのセミナーとは違う学びの場、研究の場が創発されればと考えております。皆様のご参加をお待ちしております。 第2回 身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会 日 時:平成28年7月30日(土)午前10時開会(受付9:30)〜16時50分閉会 会 場:畿央大学 身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会プログラム 招待講演 ◆井澤 淳 先生(筑波大学システム情報系エンパワーメント情報学プログラム 准教授) 計算論からアプローチする運動学習・運動障害・機能回復 ヒューマノイドロボット開発の成果によって強調されるのは、機械工学の精密性や人工知能の汎用性では無くむしろ、素早く巧みな運動を繰り返し学習のみから獲得することのできる私達ヒトの脳が持つ高度な適応性である。このような意味で、脳は学習する機械である。運動制御・学習の研究は、過去20年、工学的な枠組みを用いることによって大きく発展してきた。本発表では、議論が収束しつつある運動学習の計算理論について概説し、この枠組を用いて脳の各部位の変性が、それぞれ特徴的な運動障害を生み出すメカニズムについて考察する。この考えを脳機能回復の理解へ適用し、リハビリテーションスケジュールの最適設計へ示唆を与えるようなエンジニアリング・サイエンスとしての脳科学の可能性を探る。 ◆今水 寛 先生(東京大学大学院人文社会系研究科心理学研究室 教授) 認知・運動学習と脳のネットワーク 人間は新たな生活環境に置かれたとき、さまざまなことを学習し、行動パターンを変え、環境に適応します。自分の脳や身体もケガ・病気・加齢などで変化することがあり、そのような場合にも新たな学習・適応を迫られます。人間が学習するときに、脳の一部が変化するだけでなく、脳全体に渡ってさまざまな変化が生じ、脳のネットワークはダイナミックに変わります。私たちの最近の研究の中から、1)学習に伴って短期と長期の運動記憶が獲得される様子を機能的磁気共鳴画像で捕らえた研究、2)安静状態の脳活動から脳のネットワークを解析し、個人の認知学習の結果を予測した研究、について説明します。計算モデルや数理統計解析の進歩により、人間の行動履歴や脳活動から、将来の行動や学習の結果をある程度予測することができるようになりました。このような成果をリハビリテーションに役立てる方法について議論したいと思います。 ケースディスカッションおよび指定演題を予定(詳細はプログラムを参照) ポスター発表: 詳細は「ポスター応募要領」をご覧ください。 第1回 高次脳機能学とニューロリハビリテーション研究会 日 時:平成28年7月31(日)午前10時開会(受付9:30)〜16時50分閉会 会 場:畿央大学 高次脳機能学とニューロリハビリテーション研究会プログラム 招待講演 ◆前田 貴記 先生(慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室 講師) 自己意識の神経心理学 神経心理学において扱われる自己意識(self-consciousness)には、自伝的(autobiographical)な側面など多様であるが、今回扱うのは、意図性・随意性に関する自己意識である。このような自己意識に異常を来たす高次脳機能障害として、神経学領域におけるalien hand syndrome、anarchic hand syndrome、道具の強迫的使用、運動開始困難、拮抗失行、使用行動や、精神医学領域における統合失調症の“させられ体験”などがある。脳卒中後の麻痺においてすら麻痺肢の随意性が低下するため、身体に関する自己意識が変容していることが伺われるが、当たり前のこととしてこれまできちんと扱われて来なかったかと思う。実のところ、そもそも健常人においても、或る行為が意図的・随意的か否かについて厳密に線引きすることは容易ではなく、当人の主観に依拠するしかないのだが、さらにその異常となると正確にとらえることはかなり難しい。方法論的にも定量評価が難しいため、定性的に記述するしかないのが現状である。 近年、意図性・随意性に関する自己意識について、「運動主体感・意志作用感(sense of agency:SoA)」というパラダイムで神経科学研究が進められている。SoAとは、自己が思考や行為の「主体(agent)」であるという主観的体験のことで、我々はSoAについて実証的に評価するために、「Sense of agency task (Keio method)」を作成し、主に統合失調症の自我障害について研究を進めてきた。 SoAの神経基盤については、Keio methodを用いたf-MRI研究にて、ACC、SMA、insula、IPL、PCC/precuneusなどが重要であることを明らかにしたが、興味深いのは、default mode network の中心領域であるcortical midline structure: CMSが含まれているという点である。CMSの中でも、特にposterior CMS(PCC/precuneus)は大脳皮質における最高度のhub領域であり、極めて重要な機能を担っているものと考えられているが、その役割については明らかではない。posterior CMSの機能について、SoAとの関連で研究を進めて行くことは重要と考えている。 統合失調症の基本病態については未だに不明であるが、脳の局在性の機能障害というよりも、脳領域間の結合性の異常(disconnection)と考えられており、近年、白質異常による神経生理学的な伝導障害(delayed prediction signal)、すなわちtemporal disconnection を支持する知見が得られつつある。治療的観点からは、この結合性の異常の改善がターゲットとなるが、共同研究者の今水寛先生らが進めているf-MRIを利用した結合ニューロフィードバック法という治療手法は、SoA異常を脳活動から矯正していくという治療方略であり、精神疾患に対する非侵襲的治療として大いに期待されるものである。 SoAという切り口から、精神疾患を含む高次脳機能障害の病態理解、治療、リハビリテーションのための新たな戦略を提案していきたいと思っております。 <参考文献> 前田貴記:自我の脳科学から考える統合失調症-精神病理学と脳科学のありうべき連繋-. こころの科学No.180: 79-86, 2015 ◆吉田 正俊 先生(生理学研究所認知行動発達研究部門 助教) マカクザルを用いた半側空間無視動物モデル 半側空間無視の病態メカニズムを明らかにするためには動物モデルの開発が有効であると考えられるが、これまでにヒトでの病態を充分に反映した動物モデルは確立していない。近年のヒトイメージング研究の知見から半側空間無視は背側注意ネットワーク、腹側注意ネットワークの失調であることが示唆されている。そこでわたしはマカクザルを対象動物として、背側注意ネットワーク、腹側注意ネットワークの相同部位に損傷を加えたあとでの行動を評価した。その結果、半側空間無視の症状と類似した行動が損傷後1ヶ月以上持続することを見出した。また、安静時自発脳活動をMRIによって計測し、マカクザルにおいても損傷後に注意ネットワークの失調が起きていることを示唆するデータを得た。以上の実験結果についてヒトでの知見に関しても紹介しながら順番にお話してゆきたい。 ケースディスカッションおよび指定演題を予定(詳細はプログラムを参照) ポスター発表: 詳細は「ポスター応募要領」をご覧ください。 第1回 発達神経科学とニューロリハビリテーション研究会 日 時:平成28年12月3日(土)午前10時開会(受付9:30)〜16時50分閉会 会 場:畿央大学 発達神経科学とニューロリハビリテーション研究会プログラム 招待講演 ◆乾 敏郎 先生(追手門学院大学心理学部心理学科 教授) コミュニケーション機能の脳内メカニズムと自閉症発症機構 言語・非言語コミュニケーション機能の主要な脳内基盤に関する我々の研究を紹介するとともに、自閉症発症機構の我々のモデルについても紹介する。 ◆中井 昭夫 先生 (兵庫県立リハビリテーション中央病院子どもの睡眠と発達医療センター 副センター長) 神経発達障害は身体障害である?~診察室から見えてきた子どもの発達における身体性の重要性~ 神経発達障害は高次脳機能の発達の問題であり、不器用、感覚、睡眠や食事など身体性の問題は中核症状とは関係ない、単なる併存状態とされてきたが、近年の当事者研究、脳研究、構成論的アプローチなど様々な学際的研究から、胎児期からの「身体性」と環境との相互作用が高次脳機能の発達、そしてその障害としての神経発達障害の進展に重要な役割を果たしている事が強く示唆されてきています。協調運動、睡眠、食事・・・ 診察室から見えてきた子どもの発達における身体性の重要性について、私達の臨床研究のご紹介や取り組みを交えてお話したいと思います。これからの発達障害診療のあり方や先制医療の可能性について社会みんなで考える契機となれば幸いです。 ケースディスカッションおよび指定演題を予定(詳細はプログラムを参照) ポスター発表: 詳細は「ポスター応募要領」をご覧ください。 発表応募要領 下記フォーマットをダウンロードして抄録を作成し、メール添付にて送信してください。 ※研究会により送信先アドレスが異なりますので、ご注意ください。 抄録書式 抄録サンプル 抄録データ作成送信先および注意事項 ●7月30(土)「身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会」 立位姿勢、歩行、その他の身体運動の制御、学習に関連した基礎研究から、臨床研究まで広く募集します。また、身体運動制御学に関連した症例報告も歓迎します。 提出先:m.ohsumi@kio.ac.jp ●7月31日(日)「高次脳機能学とニューロリハビリテーション研究会」 特に研究領域の指定はありません。高次脳機能障害に関する基礎研究・臨床研究・症例報告はもちろん、人文科学分野、精神心理学分野、行動学分野などからの発表も歓迎します。 提出先:s.nobusako@kio.ac.jp ●12月3日(土)「発達神経科学とニューロリハビリテーション研究会」 特に研究領域の指定はありません。発達障害に関する基礎研究・臨床研究・症例報告はもちろん、人文科学分野、精神心理学分野、行動学分野などからの発表も歓迎します。 提出先:s.nobusako@kio.ac.jp 文字数の制限はありません(但しA4用紙1枚以内)。 Microsoft Word(MS明朝・12ポイント)で作成ください。 アブストラクトの編集はこちらでは行いません。お送り頂いた状態を完成版として抄録集にまとめますので、誤字・脱字等のご確認をお願いします。 文字化け対策の為、WordとPDFの両ファイルをお送りください。 締切 ●「身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会」、「高次脳機能学とニューロリハビリテーション研究会」は、平成28年6月30日(木)着 《←7月15日(金)まで演題締切を延長します。》 ●「発達神経科学とニューロリハビリテーション研究会」は、平成28年11月20日(日)必着 参加申込について 事前申込およびポスター発表の受付は終了しました。当日参加は可能ですので、受付に直接お越しください。 参加費用 ●「身体運動制御学とニューロリハビリテーション研究会」、「高次脳機能学とニューロリハビリテーション研究会」2日連続参加:5,000円 どちらかの研究会のみ1日参加:3,000円 ●「発達神経科学とニューロリハビリテーション研究会」参加:3,000円 問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター事務局(畿央大学 総務部) TEL 0745-54-1602 E-MAIL soumu@kio.ac.jp
2016.06.10
【満員御礼】8/27(土)ひらめき☆ときめきサイエンスご案内
【定員に達しましたので、申込を締め切りました】 運動中のからだのしくみを発見しよう~健康をたもつ運動と栄養の科学~ 運動すると心臓はドキドキするのはなぜでしょうか?筋肉をつけるには何を食べたらよいのでしょうか? このプログラムでは、運動中のからだのしくみを観察して、健康をつくる運動と栄養について考えます。 また、自分の食事バランスを調べて、体力をつくるためには何をどれだけ食べたらよいかを学びます。 体力をアップするための健康体操の実技を体験し、ランチタイムでは大学生との交流も行います。 みなさんの健康をたもつ運動と栄養の科学を一緒に学びましょう。 日 時 2016年8月27日(土)10:00~15:40 ▲クリックで拡大します。 会 場 畿央大学L101教室、生理機能実習室など →アクセスはこちら 内 容 運動中のからだのしくみを発見しよう ※詳細内容(タイムテーブル等)は、 右のチラシをご参照ください。 対 象 小学校5・6年生 (原則、保護者同伴) 定 員 20名(先着順、参加無料) 持ち物 筆記用具、ノート、タオルなど ▼昨年の「ひらめき☆ときめきサイエンス(運動すると体のなかはどうなる?~健康をつくる運動と食事のサイエンス~」の様子を見る 【参加申込方法】 ① 小学生本人の氏名(ふりがな)、保護者の氏名、②性別、③学校名・学年、④〒住所、⑤電話番号、⑥保護者の同意の有無⑦保護者の見学の有無を明記のうえ、ハガキ、ファックス、もしくはメールでお申込みください。 【宛先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 サイエンス係あて FAX:0745-54-1600 E-mail:uketsuke@kio.ac.jp 【お問い合わせ】 畿央大学教育推進部 ひらめき☆ときめきサイエンス担当係 TEL:0745-54-1601 ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。 本イベントは独立行政法人日本学術振興会の選定助成事業です。
2016.06.09
平成28年度 冬木智子特別奨励賞・畿央大学特別奨励賞授与式が挙行されました。
平成28年6月9日(木)12時30分より、平成28年度冬木智子特別奨励賞ならびに畿央大学特別奨励賞の授与式がC棟エントランスホールで執り行われました。 「冬木智子特別奨励賞」は、冬木智子名誉理事長が私財を寄付し設立した特別奨励基金により、本学に在籍している学業・人物ともに優れ他学生の範となる学生に表彰状・奨励金の授与を行うもので、各学科から1名、合計5名が選ばれました。 「畿央大学特別奨励賞」は、学業成績・人物共に優秀な学生に対し更なる努力を期待して表彰状・奨励金の授与を行うもので、2回生以上の各学科学年それぞれから選出された18名に授与されました。 学部長をはじめ、多くの教職員や学生が見守るなか、冬木正彦理事長より賞状と奨励金が一人ひとりに手渡される時、大きな拍手が沸き起こりました。 理事長は挨拶のなかで「周囲の方々のサポートなしには自分の成長はありません」「他の学生の模範となるよう更に努力してください」と語られました。 受賞された皆さんの更なる躍進を期待いたします。
2016.06.08
6月27日(月)第2回認知症ケア研修会のご案内
平成28年6月27日(月)に第2回認知症ケア研修会を開催いたします。 「認知症ケアを支える地域ケアシステム」と題して、台湾における認知症ケアの実際について 講師に、台湾社団法人雲林県老人長期ケア協会付属小太陽デイサービスセンター 陳 玲穎(チン リンイン)氏をお迎えして講演を行います。(無料) ▲クリックで拡大します(申込み用紙もコチラからプリントアウト出来ます)。 ※講義の後に、K204ゼミ室で茶話会を予定しています。 本研修会は、平成28年度科学研究費助成事業(基盤研究C)「認知症高齢者グループホームの終末期ケアにおける看護連携を強化するための教育支援システムの開発」の助成を受け、開催します。 多数のご参加をお待ちしています。
2016.05.31
週刊東洋経済「本当に強い大学2016」で、関西の私立大学で本学が10位に!
5月16日東洋経済新報社発行「週刊東洋経済」臨時増刊「本当に強い大学2016」の特集記事「本当に強い大学 総合ランキング」において、本学が関西の私立大学で10位にランクインしました。国公立大学を含めると16位(全国では88位)という結果になっています。このランキングは「教育力」「就職力」「財務力」「国際力」の4つの視点から評価されたもので、本学が高い水準で進めてきた教育研究活動が総合的に評価されています。 「本当に強い大学」総合ランキング(抜粋) ※1…関西の国公私立大学 ※2…関西の私立大学 ※1 ※2 大学名 1位 - 京都大学 2位 - 大阪大学 3位 - 神戸大学 4位 1位 関西医科大学 5位 2位 近畿大学 6位 3位 同志社大学 7位 4位 大阪医科大学 8位 5位 兵庫医科大学 9位 6位 立命館大学 10位 7位 関西学院大学 11位 - 大阪府立大学 12位 - 大阪市立大学 13位 8位 関西大学 14位 - 和歌山県立医科大学 15位 9位 関西外国語大学 16位 10位 畿央大学 【備考】東洋経済新報社の「週刊東洋経済」臨時増刊「本当に強い大学2016」中の「本当に強い大学 総合ランキング」をもとに、本学にて関西における順位を作成しています。
2016.05.25
5月29日(日)に「奈良県認知症ケア専門士会」第5回研修会が開催されます。
平成28年度奈良県認知症ケア専門士会研修会のご案内です。受付後に総会があり、続いて研修会が開催されます。講師の武田先生は地域ケアシステム「つなぐ明日香」を実践されており、以前は畿央大学の非常勤講師としても本学の教育活動にご協力いただいております。皆さまのご参加をお待ちしています。 平成28年度奈良県認知症ケア専門士会研修会 5月29日(日)13:00-16:00 13:00-13:30 奈良県認知症ケア専門士会 総会 13:00-15:00 @L101講義室 Dr.イチロー診療所 「認知症の人を理解するために」 講師 武田 以知郎先生 (明日香村国民健康保険診療所 所長) 15:20~ @L302講義室 ワールドカフェ 「認知症ケア 地域と人とのつながりをつくるには」 ▼詳細はPDFデータをご覧ください(クリックで開きます)。
2016.05.25
畿央大学現代教育研究所主催「学びを結ぶワークショップⅣ」を開催します。
教育現場における教育力向上の一助となることをねらいに、畿央大学現代教育研究所が主催するワークショップの第4回です。より多くの皆様に参加して頂きやすいよう「大阪府教育センター 平成27年度大阪府教職員自主研修支援事業 大学・専修学校等オープン講座」に参画させて頂いての実施です。 テーマである「学びを結ぶ」は、子供の未来のために、私たち大学教員とご参加いただく現職の教育関係者の皆様がワークショップで育む学びで結ばれることを願って設定したものです。夏季休業中の研修として利用していただけるよう、教育にかかわる多くの皆様のご参加をお待ちしております。 【日時】平成28年8月9日(火)10:00~15:30 ワークショップ1 10:00~15:30 【全校園教諭・教員、福祉関係者、保護者対象】 ポジティブな行動支援で発達障害のある子供とその家族を支える- 家族の多様性に応えるための科学的実践- Joseph Lucyshyn 博士(カナダ ブリティッシュコロンビア大学 教育学部 准教授) 大久保 賢一(教育学部 准教授) ワークショップ2 午前の部10:00~12:00 午後の部13:30~15:30 【小・中学校教諭・教員対象】 運動学習と学習意欲からアプローチする楽しい体育の授業づくり 辰巳 智則(教育学部 准教授) ワークショップ3 午前の部10:00~12:00 午後の部13:30~15:30 【全校園教諭・教員対象】 見て、ふれて、考える、インクルーシブ教育の視点からの図工の授業 西尾 正寛(教育学部 教授) 昼食交流会 12:10~13:20 R棟1階食堂にて,軽食を準備いたします。 食事しながら,日頃の教育に関する話題を交流しましょう。 ※講座の詳細はPDFでご確認ください。 ※ワークショップ1は午前・午後を通して行うため、2・3とあわせてお申込みいただくことはできません。 ※ワークショップ2と3の「午前の部」と「午後の部」は同一内容です。 ▼ワークショップ案内チラシ ▼ワークショップ詳細と申込用紙 申込方法 申し込み票に記載されてある必要事項を明記の上、E-mail または FAXにて送信してください。 【送付先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学総務部 畿央大学現代教育研究所ワークショップ係 宛 FAX:0745-54-1600 E-mail:rime@kio.ac.jp 問合せ先 TEL:0745-54-1602 畿央大学総務部
2016.05.23
学校法人冬木学園創立70周年記念式典を開催しました。
平成28年5月21日(土)、ホテル日航奈良にて学校法人冬木学園創立70周年記念式典を開催いたしました。創設者である冬木智子名誉学園長が終戦後、三人の教え子を相手にあり合わせの衣服の更正から始めた洋裁教室から70年。創立記念日である当日には200名をこえる来賓の方々にお集まりいただき、その節目を分かち合いました。 記念式典は11時に開式。冬木智子名誉学園長は式辞で、これまでの多大なるご支援、ご協力への感謝の意を表すとともに、建学の精神「徳をのばす・知をみがく・美をつくる」について、そして創設以来変わらない教育に対する情熱を熱く語りました。 続いて馳浩文部科学大臣代理大路正浩参事官、荒井正吾奈良県知事、中村昭奈良県議長から祝辞を頂戴しました。荒井知事からは、「奈良県内でも教育の模範となる存在であり、誇りである。」というお言葉をいただきました。 式中ではこれまでの70年を振り返る動画が上映され、最後に冬木正彦理事長が「冬木学園のめざすもの」というテーマで今後の教育にかける想いをスライドを使いながら紹介し、冬木学園のさらなる発展に向けての決意を表明しました。 式典に続いて祝賀会が開催されました。山村吉由広陵町長、吉田弘明香芝市長、奥野誠亮前衆議院議員からも祝辞を頂戴するなど、学園の関係者と御来賓の皆様で親睦を深める絶好の機会となりました。 教職員一同、今後も建学の精神である「徳をのばす・知をみがく・美をつくる」に立ち返り、その具現化に努め、教育・研究・社会貢献に邁進してまいります。 【関連記事】 畿央大学学長の交代について
2016.05.19
8/25(木)教職員のための夏の公開講座を開催します。
校内研修では経験できないような「教育」や「健康科学」について、大学の教員による講義を開催し、教職員の方々に日々の教育実践に役立つ研修の機会を提供しています。参加を希望される先生方におかれましては、実施要項をご確認の上、お申し込みください。 番号日時内容講師 1 平成28年 8月25日(木) 10時30分~12時 (受付10時~) 会場:P棟2階 P203講義室 【定員】先着60名 子どもの発達を支え、心をはぐくむ ~神経発達症群(発達障害)の理解と子どもへの支援~ 2013年のDSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル第5版)から神経発達症群(発達障害)について解説します。そして、「合理的配慮」や「基礎的環境整備」の考え方にも留意しながら、ICF(国際生活機能分類)を用いて、子どもの特性、行動、関係性、感情面に対する支援方法を、事例を通して具体的に考えましょう。 教育学部 現代教育学科 教授 小野 尚香 2 平成28年 8月25日(木) 13時30分~15時 (受付13時~) 会場:P棟2階 P202講義室 【定員】先着60名 子どもと家族を支える ~子どもをほめて育てるペアレント・トレーニングの考え方~ ペアレント・トレーングは、医療機関、療育機関、大学、発達障害の家族会やNPO団体など、さまざまな場所・形で行われています。いずれも子どもの行動観察を基本に、好ましい行動をほめ、適応行動を増やしていくものです。今回は、基本的な考え方について解説します。そして模擬セッションで『ほめるポイント』について具体的に考えていきましょう。 教育学部 現代教育学科 准教授 古川 恵美 【実施要領】 受講対象 県内の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の教職員 会 場 畿央大学 P棟2階 P203教室(講座1) および P202教室(講座2) 募集定員 各60名(先着順) 申込方法 官製はがき、Fax、もしくはE-mailにて、①~④を記入の上、下記へ申し込んでください。 ①講座番号 ②氏名(フリガナ) ③連絡先の電話番号 ④所属学校名 を記入のうえ、下記へ申し込んでください。 〒635-0832 北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 畿央大学教育推進部 教職員向け公開講座係Fax0745-54-1600 E-mail:kikaku@kio.ac.jp 申込締切 平成28年8月12日(金) 問合せ先 畿央大学教育推進部 教職員向け公開講座係 Tel:0745-54-1601 主 催 畿央大学 後 援 奈良県教育委員会 お問い合わせ 畿央大学教育推進部 教職員向け公開講座係 Tel:0745-54-1601 ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。 ※当日午前7時現在で奈良県内のいずれかの地域で警報が発令されている場合、講座は中止します。
2016.05.10
管理栄養士国家試験の合格率は93.7%~2016年3月卒業生
2016年3月20日(日)に実施された管理栄養士国家試験の結果が5月10日(火)に発表されました。本学健康科学部健康栄養学科では63名が受験して59人が合格、合格率は93.7%でした。なお、全国平均の合格率(新卒のみ)は85.1%となっています。 全国の管理栄養士養成課程新卒者の合格率が約10ポイントもダウンする中で、畿央大学健康栄養学科10期生は建学の精神である「知をみがく」を大いに実践し、全国平均を上回る結果を出してくれました。学生諸君の努力の結果であり、拍手を贈りたいと思います。卒業生たちが今後、食と健康に関するあらゆる場面で活躍してくれることを願うとともに、来年の全員合格をめざし教職員一丸となって学生をサポートしていきたいと思います。 健康栄養学科 学科長 小西 洋太郎
2016.04.26
日本看護福祉学会学術大会主催の市民講座「発達障害の理解とその対応」を開催します。
多様性に対して寛容な社会をつくるために 皆さんは「発達障害」ということばを耳にされたことはありますか?「LD(えるでぃー)」「ADHD(えーでぃーえいちでぃー)」「自閉症」「アスペルガー」などといったことばについてはどうでしょうか? 例えば、認知症は「誰でも発症する可能性がある病気」であるといえますが、発達障害は「多かれ少なかれ、誰でも元々その特性を持っているもの」であるといえます。認知症と同様、決して他人事ではないということです。発達障害を理解することは、人間の多様性を理解することにつながります。そしてその理解が、差別や排除を生まない「多様性に対して寛容な社会」を構築するための基盤となるのです。 是非、この機会に発達障害について一緒に学びましょう!皆さまのご参加を心よりお待ちしております。 日 時 2016年6月25日(土)15:00~15:40 (受付14:30~) 会 場 畿央大学 冬木記念ホール 内 容 発達障害の理解とその対応 ―多様性を「障害」としないための環境設定と教育ー 講 師 畿央大学 教育学部 現代教育学科 准教授 大久保 賢一 対 象 奈良県在住一般市民、医療関係者、介護福祉関係者、学生、教職員 申 込 事前申込不要 ※当日、直接会場へお越しください 費 用 無料 主 催 日本看護福祉学会学術大会事務局 大会長: 畿央大学 健康科学部 看護医療学科 山崎 尚美 大会事務局長: 畿央大学 健康科学部 看護医療学科 林 有学 ※この講座は、2016年度から施行された障害者基本法に基づき、発達障害のある方を(子どもから大人まで)地域で支えるために、専門家による発達障害に関する基礎知識を学ぶ機会として日本看護福祉学会学術大会が主催・企画したものです。 第29回日本看護福祉学会学術大会のご案内 6月25日(土)・26日(日)に畿央大学で日本看護福祉学会第29回学術大会が開催されます。テーマは「地域で創る認知症ケアのあり方-多死社会におけるこれからの看取り-」です。その背景として、認知症者が増えるとともに必要な医療や介護サービスの拡充も求められ、認知症者を支える家族や専門職も今以上にケアの質の向上を求められています。また、2015年4月に施行された新オレンジプランでは早期診断から終末期まで地域で支える認知症ケアの包括ケアシステムの構築が推奨され、地域住民ともに認知症の啓発活動の方法を考え、認知症者を支援する地域づくりが求められています。皆様とこれから必要とされる地域に根差した認知症ケアのあり方や最期をその人らしく迎えることができる社会のあり方について議論したいと考え学術大会を開催する運びとなりました。学内外の多くの方の参加をお待ちしています。 ▼日本看護福祉学会学術大会(クリックするとPDFが開きます) 【第1日目:6月26日(土)】 基調講演「地域で支える認知症医療のあり方」 原健二氏(医療法人高清会 高井病院 回復期リハビリテーションセンター長) 教育講演「その人らしく最期を迎えるために」 桑田美代子氏(医療法人社団慶成会 青梅慶友病院看護介護開発室長/老人看護専門看護師) 市民講座「発達障害の理解とその対応」 大久保賢一氏(畿央大学教育学部現代教育学科 准教授) シンポジウム「地域で創るテーラーメイドな認知症ケア」 木村秀子氏(公益社団法人 認知症と家族の会 奈良県支部副代表) 若野達也氏(若年認知症サポートセンターきずなや 代表) 鷲尾佳胤氏(広陵町 地域包括支援センター 主任介護支援専門員) 西千亜紀氏(医療法人鴻池会 秋津鴻池病院 認知症看護認定看護師) 吉川聡史氏(特別養護老人ホーム 和里(にこり) 施設長) 情報交換会 18:30から 20:30まで橿原ロイヤルホテルにて 【第2日目:6月27日(日) 65演題の研究発表(口演・示説) 招聘講演「台湾の認知症ケア」 陳玲穎氏 交流集会 タッチングの効果、コミュニティカフェ・認知症カフェに関する内容 大会参加費は下記の通りです。 学会員 事前申込6,000円 (当日申込7,000円) 非学会員 7,000円 大学院生 4,000円 学生 1,000円
2016.04.22
近鉄連携「香芝SAフードコート メニュー開発プロジェクト」がスタートしました。
3年目のコラボは、大和ポークを使った丼物メニュー開発に挑戦! 管理栄養士をめざす畿央大学健康栄養学科らしいメニュー開発プロジェクトが始まります。近鉄サービスエリア(SA)とのコラボレーションも今年で3回目。昨年は「カフェコーナーで販売するパフェ(スイーツ)または、ドリンクメニュー」をキーワードにメニューコンテストを開催し、現在でも、グランプリ受賞の「かぐや姫の抹茶フローズン、姫のホット抹茶ラテ」、準グランプリ受賞の「はちみつジュレの太陽さんさんゼリー」は香芝サービスエリアのフードコートで人気メニューとして販売されています。 株式会社近鉄リテーリングサービスエリア事業部は直営7つ、系列グループ4つの高速道路SAを展開しており、その中でも本学に近い西名阪自動車道の「香芝SA」内にある近鉄レストランで提供するメニュー開発で本学と2014年より連携しています。 名阪自動車道(通称:西名阪)は、大阪=天理IC間が有料、天理から東名阪自動車道に至るまで一般国道無料区間となる基幹道路で、平日はトラッカー・ビジネスドライバー、休日は家族旅行ドライバー中心にサービスエリアも賑わっています。最近では高速道路の単なる休憩所ではなく、温泉やテーマパーク、イベント、レストラン、ショッピングモールなど目的地化された新しいSAへのニーズが高まっています。「そこでしか食べられない人気のメニュー開発」をめざし、畿央大学健康栄養学科(指導教員:健康栄養学科講師 中谷友美、健康栄養学科特任助教 餅田尚子)が取り組みます。2016(平成28)年4月21日、㈱近鉄リテーリングサービスエリア事業部 香芝SA山中支配人、山本副支配人、羽田副支配人らによる参加希望学生への事業説明会が開催され、約30名の学生が集まりました。 ▼山中支配人 ▼健康栄養学科中谷講師(左)と餅田特任助教 畿央大学の健康栄養学科には、チーム医療の一員として病院や施設で働く栄養専門職をめざす「臨床栄養コース」、運動と栄養の両面から学びアスリートの食事や栄養指導、子どもたちの食育、高齢者の介護予防などの場面で活躍する「スポーツ栄養コース」、そして食品機能や品質管理、食品開発の専門知識とスキルを身につけ、企画力を持った人材として食品メーカーや健康産業で活躍する「食品開発コース」があり、今回のような企業との連携による創作メニュー開発に積極的な学生がたくさんいます。 今回は主に食品開発コース2回生がプロジェクトに参加します。 単に「管理栄養士の卵ならでは」の発想だけではなく、通年販売可能で繁忙期にも対応できるようになるべく短時間で調理可能なメニューの開発が求められます。説明会に参加した学生達は、一生懸命メモを取り、説明の後の質疑応答でも、いろいろな質問をしながら、構想を練っていました。コンテストを経てグランプリ、準グランプリに輝いたメニューは香芝サービスエリアで販売される予定です。 【課題テーマ】 フードコートで販売する「大和ポーク」を使用した丼物メニュー <今後のスケジュール> ・5月12日(木) プレゼンテーション ・6月 2日(木) メニュー質問会 ・6月16日(木) レシピ検討会 ・7月 9日(土)コンテスト実施及び結果発表 グランプリ(1チーム)、準グランプリ(1チーム)、特別賞(若干チーム) ・10月頃、西名阪香芝SA(上下線)の近鉄レストランにて販売予定 ・学生創作の全メニューを紹介した小冊子が制作されます。 また勉強会や開発の様子については随時ホームページ、ブログにて紹介していきます。 【昨年の様子】 今年も近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトが始動しました。 近鉄連携「香芝サービスエリアカフェメニュー開発」第1回勉強会を開催しました。 近鉄連携「香芝サービスエリア カフェメニュー開発」質問会を開催しました。 近鉄連携2年目「香芝サービスエリアカフェメニュー開発プロジェクト」創作レシピ検討会を行いました。 近鉄リテーリング連携「近鉄SAカフェメニュー開発プロジェクト」審査会を行いました。 近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作ったカフェメニューが発売されます。 【過去のレシピ集】
2016.04.18
橿原市・橿原商工会議所連携 「橿原産いちごを使ったメニュー開発プロジェクト」がスタートしました。
8年目のレシピ開発、テーマは「古代大和・飛鳥×いちご」! 畿央大学と橿原市・橿原商工会議所との産学官連携事業は、2009(平成21)年から始まり今年で8年目となります。橿原市の「ふるさと名物」として「古代大和・飛鳥の歴史」をモチーフに企業(事業所)の新商品・新サービス開発を行います。 昨年までの3年間は「橿原産しょうが」を使った飲食店メニューの開発事業を行い、多数のレシピが商品化につながりました。 今年度は、橿原産いちご(古都華、あすかルビー)を使って、橿原市の特徴を生かしたオリジナリティ溢れる「ふるさと名物」のレシピ開発に取り組みます。2016年(平成28年)4月15日(金)夕方、この事業に参加を希望する学生のために内容説明会を実施しました。説明会には健康栄養学科(指導教員:松村羊子助教、柴田満助教)の1回生が57人集まりました。 柴田先生から事業内容を熱心に聞き、早くもレシピについて熱く語っているグループもありました。松村先生からは「メニュー開発だけでなく、プレゼン力を高めるための良い機会になる」というお話を聞いて、学生たちはさらに「頑張ってみよう!!」という気になったようです。 <今後の事業スケジュール(予定)> ・5月12日(木)14:40~ 勉強会 (橿原市・橿原商工会議所の方より、今回の事業の趣旨説明をしていただきます。) ・5月15日(日)橿原市内見学バスツアー (橿原市内を見学し、橿原市についての知識を深めます。) ・6月2日(木)14:40~ 試作会 ・6月16日(木)14:40~ 試作会 ・6月30日(木)14:40~ レシピプレゼン大会 (実際にイチゴを使った試作会を行い、検討を重ねたレシピのプレゼンテーションを行います。) ・9月下旬 マッチング会 (実際に学生が考えた商品を作り、事業所が商品化するレシピを決定します。) これから半年に渡る取り組みをHPで紹介させていただきます。ご期待ください! <これまでの取り組み> 2009年 『古代弁当製作プロジェクト』 2010年 『万葉人からの贈り物プロジェクト』 2011年 『橿原おみやげもの開発プロジェクト』 2012年 『かしはらスイーツレシピ開発プロジェクト』 2013年 『橿原産しょうがを使ったレシピ開発プロジェクト』 2014年 『橿原産しょうがを使った給食献立開発プロジェクト』 2015年 『橿原産しょうがを使った飲食店メニュー』 <完成レシピ集> 下記画像をクリックすると、リンク先でレシピ集のPDFが閲覧・ダウンロード可能です。 【橿原産しょうがを使った開発事業の関連記事】 ●橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー」開発事業がスタート! ●産官学連携「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー開発」~視察研修会を実施! ●橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー開発」第1回勉強会開催 ●橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー開発」レシピ相談会を行いました。 ●橿原産しょうがを使った飲食店メニュー開発第3回勉強会(レシピ検討会)を実施しました。 ●橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー開発」マッチング審査会を行いました。 ●橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産しょうが飲食店メニュー」が10月1日から販売されます。
2016.04.16
平成28年度保護者懇談会・後援会総会のご案内
平成28年度の保護者懇談会・後援会総会は下記の要領で実施いたします。 多数ご参加の上、大学教職員と積極的に親睦を深めていただければ幸いです。 何卒宜しくお願い申し上げます。 日 時 2016年7月2日(土) 午後 ※詳細なプログラムは決まり次第、掲載させていただきます。 保護者懇談会会場 畿央大学 冬木記念ホール奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2(近鉄五位堂駅よりバス7分、徒歩では18分) ※駐車場は準備しておりませんのでご注意ください。
2016.04.15
奈良県田原本町連携「味間いもを使ったメニュー開発プロジェクト」がスタートしました。
地域とコラボした新しいメニュー開発事業がスタート! 畿央大学のある広陵町の隣町・田原本町と初めての連携事業となる「味間いもを使ったメニュー開発プロジェクト」がスタートしました。田原本町の味間地区において古くから栽培されている大和の伝統野菜「味間いも」を使い、その特徴を生かしたメニューを制作・展開していくことで地域活性化につなげることを目的にしています。田原本町にとっては健康栄養学科の学生の柔軟な発想をベースにしたメニュー創作が期待できますが、畿央大学にとっても管理栄養士の卵である畿央生たちが地域のニーズを元にした開発を実体験し、社会貢献を実感する貴重な機会となります。 4月14日(木)に田原本町より安倍様・清水様にお越しいただき、プロジェクトの説明会を開催しました。優秀作品(グランプリ)は田原本町より表彰されるだけでなく、町のイベント「やどかり市」や「農業祭」などでも無料提供される予定です。 指導教員は健康栄養学科上地加容子教授と中村華代助手です。上地教授からメニュー開発にあたっての趣旨説明・条件などの説明がありました。 続いて、田原本町産業建設部まちづくり推進室・安倍様より、「田原本町」「味間いも」について説明をしていただきました。 まずは「味間いも」と「里いも」を食べ比べ、甘味、ねばり、食感、おいしさなどをチェック。「味間いも」の特徴を少し知ることができました。説明会に参加した学生は、一生懸命にメモをとり、メニュー開発に向けて構想を練っているようでした。 プロジェクト参加学生は7月中旬頃までに試作品づくりに取り組み、今年の秋頃に町の科関係者や農業委員会、畿央大学教員が審査員となる「品評会」を行い、グランプリを選出していく予定です。 今後の展開については随時、大学ホームページやブログで情報発信していきます。学生ならではの発想を生かし、積極的に開発に取り組んでいってもらいたいと思います。
2016.04.06
リハビリテーション教育評価機構による教育評価認定審査結果について
本学理学療法学科は平成27年度に一般財団法人リハビリテーション教育評価機構によるリハビリテーション教育評価認定審査(書面および実地審査)を受審しました。本学の教育内容や学習環境が「認定」されるとともに、特に優れた点として「豊かな人間性の向上に向けて教員が創意工夫している」ことが評価されました。 本学理学療法学科では建学の精神である「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」に基づき、専門知識・技術の習得のみならず、卒業後も切磋琢磨し続けることのできる、高い人間性を持った理学療法士の育成をめざしており、そのことが評価されたことになります。
2016.04.05
平成28年度入学式を行いました。
学部・大学院生・専攻科あわせて計593名の畿央生が誕生しました! 2016(平成28)年4月4日(月)、畿央大学健康科学部346名、教育学部210名、大学院生28名、助産学専攻科9名、合計593名の畿央生が新たに誕生しました。学部は午前10時、大学院と助産学専攻科は午後3時から入学式を行いました。 朝はあいにくの小雨でしたが、600名近くの新入生と保護者の方々でキャンパスは満開の桜にふさわしい爽やかな雰囲気でした。学科長から一人ひとり呼名され初々しい面持ちで新入生が起立、冬木正彦学長による入学許可の言葉をしっかりと受け止めていました。学長式辞では、「冬木学園の一員として建学の精神を身につけ、能動的に学んでいただきたい。」と述べられました。 ご来賓の山村吉由広陵町長からは「畿央大学と広陵町はKAGUYAプロジェクトを通して健康づくりで協力している。竹取のロマンある広陵町の地域活動にも、ぜひ積極的に参加してほしい」と、また香芝市長代理の廣瀬教育長からは「建学の精神を意識し、充実した学生生活を送ってください」と、また清水隆平後援会長は「今日から畿央大学の一員として全国に広めていってほしい」と新入生へのエールの言葉をいただきました。 新入生代表木村暢人さんから宣誓、在学生代表から歓迎の言葉があり、閉式となりました。その後、教職員の紹介、学歌の紹介、学生による歓迎行事と続き、入学式終了後には雨もやみ、青空が見えました。 また午後3時からは、大学院健康科学研究科と教育学研究科および助産学専攻科の入学式が行なわれました。院生および専攻科の入学生、全員の名前が読み上げられ、入学許可された後、それぞれの研究科長、専攻科長から祝辞をいただきました。より高度な学びと研究活動に向けての決意を固める、緊張した中にも和やかな入学式となりました。 入学式の様子は、大学公式facebookページでもご覧になれます。
2016.04.01
畿央大学学長の交代について
畿央大学では、開学以来学長を務め大学運営に尽力してきた創設者である冬木智子に代わり、2016年4月1日より冬木正彦が学長に就任いたしました。なお、冬木智子は同日より名誉学園長に就任いたしました。 新学長プロフィール 冬木 正彦(ふゆき まさひこ) 昭和22年2月2日生まれ 京都大学理学博士 略歴 昭和43年 学校法人冬木学園理事 平成7年 関西大学工学部教授 平成19年 関西大学環境都市工学部教授 平成25年 学校法人冬木学園副理事長畿央大学副学長関西大学名誉教授 平成26年 学校法人冬木学園理事長 新学長就任のご挨拶 このたび畿央大学学長の職をお受けすることになり、畿央大学の持続的発展への期待とともに責任の重さを感じています。 畿央大学は、建学の精神「徳をのばす・知をみがく・美をつくる」を会得する人材の育成を教育の理想に掲げ、健康科学、教育の分野において高い教育・研究の質を持ち、豊かな教養と知性を備えた高度専門職業人の育成を行うとともに、日本の社会に貢献できる大学であることを目指しています。 畿央大学では、学生と教員、職員が一体となって素晴らしい教育学習環境を作り上げてきました。この環境における教育活動をさらに充実発展させ、教育の質と社会への貢献において、日本の中で高く評価される大学の一つになることを、学生と教員、職員と共に目指したいと考えています。 どうぞ皆様方にはご指導ご鞭撻をいただきますようお願いするとともに、畿央大学に対し引き続きご支援下さいますようお願い申し上げます。 平成28年4月1日 畿央大学 学長 冬木 正彦