トピックス
2014.10.14
第20回クリーン&歴史ウォークに協力します。
畿央大学隣のエコールマミを出発点として、毎年春と秋に地元広陵町に点在する古墳や名所旧跡を巡って清掃奉仕活動ウォーキングをする「クリーン&歴史ウォーク」が第20回を迎え、2014(平成26)年11月16日(日)開催されます。 いつもなら午前中だけで終了するのですが、今回は第20回記念として午前中の第1部と午後の第2部に拡大して、お楽しみがいっぱいのイベントです。ぜひ、みなさま、ご参加ください!! 開 催 日 平成26年11月16日(日) ※小雨決行、雨天の場合は第1部のみ中止。(第2部は天候によらず決行) 第 1 部 【地域美化活動・健康ウォーク】 集合場所 (場所)エコール・マミ南館1F ふるさと広場 (受付)当日9:00~ (出発)9:30(解散)12:00頃 参加人数 先着100名(予定) 対 象 者 小学生以上(ご家族での参加歓迎!) 参 加 費 無料(パン・飲物進呈) 申込方法 エコール・マミ(電話0745-55-7770)へお電話、 または、北館1Fインフォメーションにてお申込みください。 ※当日に集合場所の「ふるさと広場」でも直接、お申込みできます。 第 2 部 【歴史フォーラム・歴史イベント・お楽しみ抽選会】 会 場 エコール・マミ南館2F マミホール 内 容 (全て無料) 歴史フォーラム 13:00~14:00 「須山古墳について」、「邪馬台国 九州説」 歴史イベント 14:00~14:30 人形劇 14:45~15:15 大型紙芝居と折り紙で遊ぼう 15:30~16:00 歴史ゆるキャラ撮影会 14:15~15:30 勾玉(まがたま)作り ※並行イベント お楽しみ抽選会 15:45~17:00 豪華景品が当たります。ただし、なくなり次第終了。 主 催 クリーン&歴史ウォーク実行委員会 後 援 畿央大学、広陵町教育委員会、香芝市教育委員会、独立行政法人都市再生機構西日本支社 協 力 畿央大学学生、広陵古文化協会、ふたかみ史遊会 協 賛 ㈱関西都市居住サービス エコール・マミ営業所 ▲クリックで拡大します。
2014.10.10
台風接近による10月12日(日)入学試験の実施について
10月12日(日)実施の2015年度AO入試2次選考・3年次編入学試験・助産学専攻科入学試験は、予定通り実施します。 なお、追試験は実施しませんので、受験生のみなさまにおかれましては、交通状況にご注意いただき余裕をもって受験会場に移動していただきますようお願いいたします。 畿央大学入学センター
2014.10.10
ふれあい・いきいき祭~橿原市健康と社会福祉の祭典~に協賛・参加します。
橿原市の「健康と社会福祉」に関する総合的な情報提供イベントです! 「ふれあい・いきいき祭」は、橿原市と橿原市社会福祉協議会が主催する「健康と社会福祉に関する諸情報を提供することにより、市民に対する健康づくりおよび社会福祉の啓発を行い、乳幼児から高齢者までの生涯にわたる健康と地域福祉を推進すること」を目的(実施要領より)に、かしはら万葉ホールにおいて2011年度から行われている多彩なイベントです。 畿央大学は、初回の2011年から協賛するとともに、理学療法学科(瓜谷大輔先生)および健康栄養学科(浅野恭代先生)の教員・学生が参加しています。 第4回目となる今年は、2014(平成26)年10月26日(日)10時から15時まで、かしはら万葉ホール1階~5階と周辺地域において開催されます。 畿央大学は、ホール4階で なるほど!健康のフロア「運動・食事・健診いきいきライフサポート」のコーナーにおいて、理学療法学科は運動機能測定(身長・体重・握力・足趾握力、膝伸展筋力、長座体前屈、垂直跳び、立ち上がり歩行テスト、ファンクショナルリーチテスト)、健康栄養学科はアンチエイジングフード(テンペ)試食、気分チェック、貧血チェックなど、本学ならではのあなたの健康度チェックを行います。 広い万葉ホールのほぼ全館を使って、健康と社会福祉に関する多彩なイベントですので、お近くの方はぜひお越しください。 ▲クリックで大きくなります。
2014.10.07
2014なら講座で本学教員が講演します。
メインテーマ 『奈良から歴史・人間・環境を考える』 奈良県大学連合は、奈良県内の九つの大学によって平成13年3月に結成された大学間の連携組織です。 このたび、奈良県大学連合主催「2014 なら講座」が開催されます。本学の担当講座は、講座4、健康栄養学科 教授 浅野恭代先生が講演されます。ぜひご参加ください! なら講座 (受講料無料) 会 場:天理大学第一会議室(奈良県天理市杣之内町1050) 開催日:2014年11月29日(土)・30日(日) 講座1 11月29日(土) 13:00~14:30 「認知症の人に優しい環境づくり」 奈良県立医科大学医学部看護学科 教授 水主千鶴子 講座2 11月29日(土) 14:40~16:10 「やまい上手」 天理医療大学 学長 吉田修 講座3 11月30日(日) 13:00~14:30 「地域に根付くプロ・スポーツの魅力」 ~バンビシャス奈良の観客調査から~ 奈良教育大学教育学部 教授 高橋豪仁 講座4 11月30日(日) 14:40~16:10 「世界無形文化遺産 和食のルーツと大和伝統野菜」 畿央大学健康科学部健康栄養学科 教授 浅野恭代 和食がユネスコの世界無形文化遺産に登録され、和食はバランスの良い食事で地域の野菜を使い、家庭における伝統行事とも密接に結びついていることが認められました。古の食を伝えてきた大和の伝統食や文化とは何でしょうか。また大和伝統野菜をご存知ですか。私たちが次の世代に受け継いでいきたいものは何か、考えてみましょう。 ▲クリックで拡大します。 申込方法 件名に「なら講座申込」を明記の上、官製ハガキ・FAX・E-mailでお申込ください。 ・実施日・希望講座番号(複数可) ・お名前(ふりがな) ・年齢、性別・連絡先(住所・電話番号・FAX番号) 宛先 〒632-8510 奈良県天理市杣之内町1050 天理大学学長室 なら講座申込係E-mail:gakucho-shitsu@sta.tenri-u.ac.jpFAX : 0743-62-7029 締切 平成26年11月20日(木) お問い合わせ 奈良大学連合事務局(天理大学学長室)TEL 0743-63-9012、FAX 0743-62-7029
2014.10.06
広陵町・靴下組合の連携企画「靴下ファッションショウ」が開催されました。
人間環境デザイン学科村田浩子ゼミ生ら約30名が靴下ファッションショウで観客を魅了! 畿央大学の地元広陵町から河合町にまたがる馬見丘陵公園において、2014(平成26)年10月4日(土)~19日(日)まで馬見フラワーフェスタが開かれています。その初日となった4日(土)11時過ぎから、畿央大学と広陵町・靴下組合が連携して「靴下ファッションショウin馬見フラワーフェスタ2014」が公園北エリア大型テント内の舞台を会場に開催されました。 人間環境デザイン学科村田准教授のもとでアパレルデザインを専攻する学生を中心に、約30名の畿央生が靴を履かないで“見せる・魅せる靴下モデル”に変身!舞台の袖からは村田先生の熱い視線が注がれ、リズミカルな曲に合わせて次々と登場する学生たちは堂々としたもので、約30分間繰り広げられました。 前半第1部では、日本一の生産量を誇る広陵町靴下組合コンテストに応募があった631点の中から選ばれた優秀作品や町長賞に輝いたデザインをメーカーが技術を駆使して織り上げた靴下の披露が行われました。普段はあまり足元にまで目がいかないのですが、今までの靴下の概念を超えるものや遊びごころいっぱいのユニークなデザインまで、沢山のソックス・オンパレードでした。もちろん、畿央大学の先生方や学生たちが発案したデザインも多数含まれています。 村田ゼミでは靴下に合わせて衣装を手作りしたそうです。 靴下を目立たせる衣装のコーディネートにも気を配ったといいます。舞台の図面をもとに、どういうふうに闊歩するか、舞台から下りて間近に靴下を見ていただく工夫も凝らされていました。何度も学内で練習した成果が開花した靴下ファッションショウでした。 舞台の裏では歩く動線や注意事項のチェックがなされ、学生も晴れの舞台を前に楽しみとともに緊張感がみなぎっていました。 そんな学生に足元の写真を撮らせてもらいました。 「靴下ファッションショウ」の後は、畿央大学チアリーディング部による、チアリーディングショーが披露されました。 活気あるチアの演技に会場は大盛り上がりでした。 また、10月10日(金)13時30分~15時30分には、村田先生が、馬見丘陵公園公園館で『ダリアの花びらを染料にした染め物教室』を開催されます。 奈良県はダリアの球根生産高日本一だそうです。またフラワーフェスタ会場にもダリアの花が美しく咲いています。当日は2,3回生のプロゼミ生が指導スタッフとして頑張ります。今まで学んできたビー玉、割りばしを使った絞り模様作りそして染めから完成まで、参加者の方とわきあいあいと楽しい時間にしたいと思いますので、ぜひご参加ください。 【関連記事】 広陵町かぐや姫まつり「ソックアニマルつくり」ワークショップを開催しました!(人間環境デザイン学科) 全国都市緑化ならフェアで「ダリア染め体験教室」を行いました。
2014.10.03
御所市連携コミュニティカフェ イベントスケジュール
御所市(東川裕市長)は、健幸都市=SWCスマートウェルネスシティ構想(少子高齢化、高齢者医療費高騰を抑制しつつ福祉充実化策)の一つとして、畿央大学と連携して近鉄御所駅前から御所市庁舎に続く新町商店街の一画(旧上田洋品店)に、2014(平成26)年8月22日(金)コミュニティカフェをオープンしました。 カフェは、原則、毎週金曜日の午前10時から午後3時、地域の高齢者らのふれあい、憩いの場所として、ゆっくり語らい楽しいひとときを無料で過ごせるスペースを提供しています。 運営は畿央大学人間環境デザイン学科齋藤功子教授ゼミ生6名が中心となって、定期的にではありませんが下記のスケジュールでイベントを開催しますので、お近くにお寄りの際はぜひご来店ください。 イベントスケジュール ■10月17日(金)午前11時~ 「誤嚥にナラん!体操」で健康長寿をめざしましょう! 畿央大学 理学療法学科 高取克彦先生 肺炎は日本人の死因の第3位、肺炎の大多数が呑み込み機能の低下による誤嚥性肺炎と言われています。全身を使った新しい誤嚥性肺炎予防体操を学びます。DVDもお配りいたします。 ■10月31日(金)午前10時~12時 「ストレスを知ろう!」 畿央大学 看護医療学科 菊本由里先生 ご自分の血管年齢を知っていますか? ストレスと血管年齢を測り健康チェックをします。 測定は、キャップを指先に着けるだけ、数分で測れます。 お気軽にご参加ください。 ■11月21日(金)午前11時30分~ 「豚汁andおにぎり」 手作りの豚汁とおにぎりを召し上がってください。 男性もしくは男性のお連れ様優先です。無くなり次第の終了です。 朝10時から作り始めます。お手伝いいただける方を募集しています。 午後1時30分~3時 「ステンシル教室―布にひと手間かけてみませんかー」 畿央大学 人間環境デザイン学科 村田浩子先生 白い布に少し手を加えるだけで素敵な作品に変身します。 図柄を切り抜いた方の上から色を塗って絵付するステンシルという技法を用いて、オリジナルなコースターを作りましょう。 ■12月5日(金)午前10時~12時 「自分史づくりにチャレンジ!!」 畿央大学 看護医療学科 山崎尚美先生 自分の人生の思い出を1冊のノートに形(記録)として残しませんか。 お話を聞きながら、皆さんの思い出をノートに書き写すことをお手伝いいたします。ノートや鉛筆はこちらで準備していますので、お気軽にお立ち寄りください。お待ちしています。 午後1時30分~2時 「琴の演奏」 地元御所市在住の有志3人による連弾をお楽しみください。 ■12月26日(金)午前10時~12時 「1日遅れのクリスマスパーティー」 冬休みに入った子どもたちにも参加して欲しいイベントです。楽しいゲームを用意します。 午後1時~3時 「正月先取り昔遊び」 子どもたちとお手玉やカルタなど昔遊びを一緒に楽しみませんか。 ■1月9日(金)午前10時~12時 「リラックスタイムを体験する」 畿央大学 看護医療学科 南部登志江先生 タクティールタッチというマッサージ方法で皆さんの日頃の疲れを除きます。マッサージの前後に唾液によるストレス度をチェックしますので、皆さんのお疲れ度がわかります。 一緒にゆっくりとした時間を過ごし、リラックスしましょう。 イベントのない金曜日も午前10時から午後3時までカフェはオープンしています。 【 今までのイベント記事 】 御所市連携「御所市コミュニティカフェ」がオープンしました。 御所市連携コミュニティカフェ・イベント「サッとシステム」による栄養バランス指導を行いました。 御所市連携コミュニティカフェ・イベント「まちの保健室」を開催しました。 御所市連携コミュニティカフェでフラワーアレンジメント教室を開催!
2014.10.03
学校法人冬木学園理事長の交代について
平成26年10月2日開催の理事会において冬木智子理事長が退任し名誉理事長に就任するとともに、冬木正彦副理事長が理事長に選任されました。冬木智子名誉理事長は今後も理事であり、また畿央大学学長、畿央大学付属幼稚園園長としての任務を継続されることになります。創設者である冬木智子前理事長から理事長職を冬木正彦氏にバトンタッチされたことにより、冬木学園はさらなる発展への節目を迎えたこと、建学の精神を継承し具現化する責任の重さを確認する理事会となりました。 新理事長プロフィール 冬木正彦(ふゆき まさひこ) 昭和22年2月2日生まれ 京都大学理学博士 <略歴> 昭和43年 学校法人冬木学園理事 平成 7年 関西大学工学部教授 平成19年 関西大学環境都市工学部教授 平成25年 学校法人冬木学園副理事長 畿央大学副学長 関西大学名誉教授 新理事長就任挨拶 このたび冬木学園理事長の職をお受けすることになり、改めてその職責の重さを感じています。 学園を構成する畿央大学、関西中央高等学校、畿央大学付属幼稚園のそれぞれにおいて、建学の精神を具現化する教育が行え、学園が継続し発展できるよう努力し責任を果たす所存です。 どうぞ皆様方にご指導ご鞭撻いただきますようお願いするとともに、学園に対して引き続きご支援いただきますようお願い申し上げます。 平成26年10月吉日 学校法人冬木学園 理事長 冬木 正彦
2014.09.30
公立幼稚園教諭・保育士採用試験速報~2015年3月卒業生
公立幼稚園教諭・保育士の採用試験、ピークに! 公立の幼稚園教諭、保育士の採用試験も大詰めをむかえています。 教採・公務員対策室では全員の夢がかなうよう、最後まで全力で応援していきます。 公立幼稚園教諭、保育士採用試験 自治体別合格者数(平成26年9月30日現在判明分) 都府県・市(町)1次受験者1次合格者(辞退者)最終合格者 奈良県橿原市 7 5 - 4 大阪府羽曳野市 3 3 - 1 兵庫県神戸市 15 8 2 3 京都府京田辺市 1 1 - 1 滋賀県守山市 1 1 - 1 ※1.辞退者は1次合格後の辞退と2次合格以後の辞退の合計 ●過年度卒業生を含みません(2015年3月卒業見込みの人数です)。
2014.09.30
畿央祭同時開催 ウェルカムキャンパス(地域の皆様向け)のご案内
「ウェルカムキャンパス」は畿央大学の教職員がお送りする、地域の皆様参加型のイベントです。お子様向けのイベントや企画もありますので、ぜひご家族でお越し下さい! 日 時 2014年10月18日(土)・19日(日)各10:00~17:00 ▲クリックで拡大します 会 場 畿央大学 →アクセスはこちら※駐車場はありません。※公共交通機関を利用してご参加ください。 同 時 開 催 第12回畿央祭(学園祭)ミニオープンキャンパス ●昨年のウェルカムキャンパスの様子は、こちらからご覧いただけます。 10月18日(土)開催 テンペカフェ 10:00~16:00 大豆の無塩発酵食品の「テンペ」は抗酸化性や溶血栓作用が強い、アンチエイジングの食品です。これを使ってスイーツを作りました。ぜひ食べてみてください! <有料> おいしい講座 ①10:30 ②11:30 ③13:30 ④14:30 「うま味」の味やうま味が持つ機能を知っていただき、おいしく食べて健康づくりにお役立てください! 離島・へき地医療体験実習報告会 13:00~15:00 離島・へき地実習地域での実習の学びを発表。現地の関係者を招いて、ディスカッションおよび交流を深めます。 広げよう、ボランティアのWA!2014 10:00~15:00 本学学生によるボランティア活動の報告(ポスター発表)、また、今年の8月福島県で行われたのびのびキャンプ2014の活動報告会、写真展を実施します。 遊びと学びの楽習空間へようこそ! 10:00~15:00 手作りおもちゃや積み木など、子どもたちが楽しめるおもちゃをたくさん準備しています。考えて、触れて、作って、お話をして、そんな楽しく遊んで学べる空間を提供しています。また、エプロンシアターも開催します。 10月19日(日)開催 味覚測定 ①10:30 ②11:30 ③13:30 ④14:30 おいしさって何?味覚って?味覚の測定をしてみませんか? 大豆スイーツのお菓子教室 10:00~17:00 GI値が低く、そしておいしいスイーツ(主に大豆を使ったスイーツ)として開発したシフョンケーキを、パティシェから本格的に教えてもらいながら作って試食! <材料費100円が必要> ゲームと紙芝居で食を学ぼう!ヘルスチーム菜良 10:00~16:00 やさいのひみつをさがそう!野菜の種類や形、体の中での働きについて、ゲームや紙芝居で学びます。 健康チェック カロリーチェック!! 10:00~12:00 13:00~15:00 あなたの食事は☆いくつ?目指せ5ツ星☆☆☆☆☆!!食育「サッとシステム」を用いた食事診断。 健康チェック 10:00~12:00 13:00~15:00 あなたの健康チェックします! ●骨密度計測 ●体組成の測定 ●握力測定 ●30秒椅子から立ち上がりテスト ●ファンクショナルリーチテスト ※9:30より整理券を発行します。30名ずつ時間を指定して計測し、先着240名様にご参加いただきます。 10月18日(土)・19日(日) 両日開催 学びのギャラリー 10:00~18:00 授業で学生が制作した作品を展示します。1年生でデザインの基本「デッサン」を学び、2回生から各授業でオリジナル作品を建築やインテリア、アパレルなどいろんな分野で制作します。学びの成果をご覧ください。 あいであのあいであ いめいじのいめいじ 終日 心理学関係の授業の学生課題についての作品を展示します。 ダンボール茶室「蹴鞠庵(けまりあん」) 10:00~17:00 人間環境デザイン学科・加藤プロジェクトゼミでは毎回第一課題として茶室を制作しています。今年のサッカーワールドカップでは、残念ながら日本は敗退してしまいました。転んでもタダでは起きぬ。今年はサッカーボールのような茶室をつくります。18名の学生(デザイン2・3回生)が力をあわせて作った「蹴鞠庵(けまりあん)」で、ひと休みして下さい。 同窓会サロン 18日(土)10:00~17:00 19日(日)10:00~16:00 畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学卒業生)みんな集まれ!同窓生の憩いの場として、お茶タイムにご利用ください。
2014.09.29
「ファッションショウ in 馬見フラワーフェスタ2014」を開催します!
人間環境デザイン学科准教授村田浩子先生ゼミ生ら35名が 馬見丘陵公園でファッションショウを開催します。 2014(平成26)年10月4日(土)~10月19日(日)の16日間、広陵町から河合町にまたがる馬見丘陵公園において、『第4回馬見フラワーフェスタ』が開催されます。その初日を飾る10月4日(土)11時15分から11時45分の30分間、同公園内北駐車場から北西へ徒歩5分のステージイベント「大型テント」にて、畿央大学人間環境デザイン学科准教授村田浩子先生のゼミ生を中心に総勢35名による『ファッションショウ イン 馬見フラワーフェスタ2014』を催します。昨年広陵町靴下産業が100周年記念を迎え、今年は次の100年に向けて「靴下デザイン公募およびファッションショー」を企画され、靴下コンテスト優秀作品を学生モデルに履かせて歩くファッションショーです。 日時:平成26年10月4日(土)11時15分~30分間 場所:馬見丘陵公園北側 大型テントイベントステージ 第1部 靴下コンテスト優秀作品の披露第2部 今年の靴下トレンドと学生作品のコラボレーション ぜひ、ご覧ください。
2014.09.24
畿央大学は「誤嚥にナラん!体操」に協力しています!
奈良県のご当地体操「誤嚥にナラん!体操」が完成しました 「誤嚥にナラん!体操」は、高齢者に多い誤嚥(ごえん)性肺炎※1の予防を目的に考案された体操です。体操は、平成23年の奈良県健康長寿共同事業実行委員会※2が設置する有識者会議での発案のもと、この度完成版として体操策定ワーキンググループによりつくられました。 本学からは、理学療法学科の高取克彦准教授、松本大輔助教、岡田洋平助教(H25.3まで)が、体操策定委員として、体操の制作・普及活動に積極的に参加してこられました。 誤嚥性肺炎予防には、飲み込みに直接関わる器官だけでなく、呼吸機能や、全身のバランス機能・筋力を保持し高めることがとても重要です。このため、この体操は、全身を使って“飲み込む力”を保ち、“むせる力”を高めることで「誤嚥しにくい体」をつくるための運動により構成されています。さらに、“全身のバランス機能や筋力”も同時に高め「転びにくい体」もつくるよう、工夫されています。実は、ご当地体操で、その体操の効果を検証されたものはほとんどありません。しかし、この体操については、県内の理学療法士や言語聴覚士など多くの専門家のご協力いただき、奈良県の10地区以上の地域のサロンや市町村介護予防教室などで試行実践と効果検証を行い、その結果、運動を実施された方は咳嗽力(がいそう):咳き込む力が有意に強くなり、転倒率も下がったという結果が出ました。その結果を踏まえ、改良しながら、完成版につなげることができました。 ネーミングは県からの公募により250件以上の応募の中から選ばれました。 また普及用DVD、パンフレットのモデルには、本学の学生による健康支援チーム(通称TASK)のメンバーが参加しています。体操動画は奈良県健康長寿応援サイト「すこやかネットなら」から閲覧・ダウンロードできます。 この体操を通じて、みなさんが、おいしく食べて、楽しく外出し、いつまでも元気な状態を維持できること(健康長寿)をめざしています。 畿央大学はこれからも「誤嚥にナラん!体操」の普及に協力していきます。 ▼体操の一部をご紹介(パンフレットを見る) ※1 誤嚥性肺炎:食べ物などがまちがって気管の方へ入り、引き起こされる肺炎。多くの高齢者が死亡する原因となっている。※2 奈良県と奈良県後期高齢者広域連合による共同事業
2014.09.11
橿原市・橿原商工会議所連携「しょうが給食献立プロジェクト」の最優秀賞が給食として実現!
畿央大学学生が作ったレシピの給食が橿原市立こども園5箇所で提供されました 畿央大学と橿原市・橿原商工会議所の連携は今年で6年目を迎え、今年取り組んだテーマ「しょうが給食献立プロジェクト」では7月19日レシピ試食審査が行なわれました。そのときに最優秀の給食導入賞に選ばれた献立が、今回調理されて、橿原市内5箇所にあるこども園の約700名の園児たちの給食として実際に食べていただきました。 2014(平成26)年9月10日(水)午前、本プロジェクトに参加した学生(健康栄養学科:指導教員浅野恭代教授・金一玲助手、学生33名)のうち11名が園を訪問し、この日給食献立として出される橿原市第2こども園(今井幼稚園・今井保育所)を見学のうえ、園児たちと一緒に「しょうが給食」を食べました。 コンペで最優秀賞となった献立「うさぎのお月見給食」(さいの目切りのさつまいもや摩り下ろしたしょうがを入れて満月に見立てた黄色いご飯、さといもやキヌサヤでうさぎをかたどった肉じゃがのおかずなどストーリー性豊かな献立)が配膳されたところで、4つの班に分かれて子どもたちに向けて学生たちがお月見うさぎの紙芝居仕立てのお話やクイズをしました。 橿原今井町(重要伝統的建造物群保存地区)の入り口にあたる華甍(はないらか)のちょうど裏にある今井幼稚園分園(園児93名)のみなさんに橿原のしょうがを知っていただくよい機会となりました。 そして楽しい給食の時間には、学生たちが園児の食卓に加わって、ワイワイがやがやみんなで会話しながら美味しくいただきました。 3~5歳児といっても、毎日元気に遊んでいるので、食欲旺盛。食べる量はあまり変わりません。 しょうがご飯も後味が残るほどにしょうがが効いているので子どもたちには辛味があり過ぎかとも思われましたが、みんな残さず完食してくれました。 橿原産しょうがを使ったレシピ開発は2年目で、昨年からずっと勉強会講師をご担当いただいたプロの料理家松田弘子氏も来てくださり、浅野先生、金先生との話もはずんでいました。 また、このイベントを取材してくれる新聞記者の方々も3社来てくれて園児や学生たちがインタビューを受けていました。 昼食後は、園長先生のご案内で今井小学校前にある今井保育所を見学、敷地つづきの隣が「今井デイサービス」施設でお年寄りの方々と保育所との交流についても説明がありました。 【うさぎのお月見給食を考案した学生の感想】 ・自分で作った献立が実際園児の前に出されて、みんな美味しいって言ってくれて、おかわりもしてる子がいて、とても嬉しかったです。 私も一緒に食べてみて、意外と生姜の味が最後に口の中に残るのでみんな辛くならないのかなぁと思ったのですが、隣に座っていた園児は全然生姜の味がしないと言ってくれてたので大人にはわかるけど子供でも食べれる程度の味付けになっててちょうど良く出来たのかなぁと思いました。ウサギもみんな自分でウサギを作る方式になってて心配だった部分がみんなに楽しんでもらえるように考えられてて嬉しかったです。 健康栄養学科2回生 千葉 彩乃 ・自分たちの作った給食を子供達が笑顔で食べてくれてとても嬉しかったです。 このメニューを通して、地元橿原で取れたしょうがをはじめとする食べ物を自分たちで消費する、地産地消が進められたらと思います。 健康栄養学科2回生 成田 優華 ・今回のプロジェクトで、自分たちが考えたメニューが子どもたちの給食として出されることの嬉しさと、口に合うだろうかという不安がありました。ですが、子どもたちに「おいしい?」と聞くと、「うん」と頷いてくれたり、生姜がからいかと聞くと、からくないよーという声が多く、おかわりをしている子もおり、思ってた以上に食べてくれる姿をみてよかったと安心しました。大量調理という条件の中、里芋とサヤエンドウでウサギの形にみたてる案はどうなるのだろうと考えてましたが、子供たちが自分たちで里芋にサヤエンドウでウサギのミミをのせるように工夫されていて、こんな楽しい方法もあるんだなと一つの発見になりました。後期の授業では今度は実際に給食を作る側について学んで行くので、今回の体験を活かしながら頑張りたいと思います。 健康栄養学科2回生 岡田 千波 【関連記事】 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立開発」事業がスタート! 「橿原産しょうがを使った給食献立開発」~保育所見学ツアーを実施! 「しょうが給食献立開発」第1回勉強会を行いました。 「しょうが給食献立開発」第2回勉強会を行いました。「しょうが給食献立開発」第3回勉強会を行いました。 「しょうが給食献立開発プロジェクト」コンペが行なわれました。
2014.09.03
第6回やまとフォーラム(夏の公開講座)を開催しました。
西山厚氏(前奈良国立博物館学芸部長)を基調講演者に迎え、 全14講座にのべ1,300人が聴講! 冬木学園(畿央大学)が地域の文化交流の要となり、地域の発展に貢献することをめざして、毎年8月最後の日曜日に開催しているやまとフォーラムも今年で6回目となり、2014(平成26)年8月31日に開催しました。 今回は帝塚山大学文学部文化創造学科教授(前奈良国立博物館学芸部長)の西山厚氏を基調講演者としてお招きし、「江戸時代の大仏復興~公慶上人の生涯~」と題して講演していただいた後、畿央大学教員および地域で活躍されている方々を講師として全14の公開講座に、のべ約1,300人の地域住民の方々が参加されました。 今年の夏は台風、局地的豪雨が続いていますが、この日は穏やかな晴天となり来場者も予想を上回る好調な出だしでした。正門、北門、第2駐車場、会場の冬木記念ホールでの受付、案内誘導、1限目・2限目使用教室担当などはボランティア学生に運営を任せており、手作り感いっぱいのフォーラムです。 13時から冬木智子学長による挨拶、日頃お世話になっている地元広陵町から山村吉由町長によるご挨拶をいただき、続いて西山先生の基調講演が行われました。 東大寺の大仏造立の詔を発した聖武天皇の頃の、飢饉や疫病が続き混沌とした時代背景のなか、「すべての動物、すべての植物が、共に栄える世の中を作りたい」という聖武天皇の崇高な思いが、多くの民の力で建立されたこと。当時の日本の人口500万人のうち260万人が協力したという。その後大仏は二度焼失することになるが、ともに大仏復興に尽くした鎌倉時代の重源、江戸時代の公慶上人にも聖武天皇の意志は引き継がれ、公慶は全国に勧進状を募り多くの人から現在価値で125円のわずかな募金が12億円相当の費用が集まった。また元禄5年の開眼供養には1日だけで奈良に4万9,054人の宿泊者が集まったという記録があり、ここから奈良が観光都市になった始まりと思われる。しかし、現在宿泊施設では全国最下位クラスといわれる観光県奈良に苦言のひとことでした。 基調講演後は、Ⅰ限目7講座、Ⅱ限目6講座と続き、今回も多方面から秀でた才覚をお持ちの講師をお招きして興味あるお話をしていただきました。 【No.1】栢野新市講師:畿央大学健康科学部 健康栄養学科教授 くだもの、足りていますか?~ドライフルーツの健康パワー~ 普段の生活では生の果物は十分に摂取しにくいのですが、保存の効くドライフルーツでも健康に対する様々な効果があることをご紹介いただきました。 【No.2】大原弘信講師:菩提山真言宗 正暦寺住職 奈良は清酒発祥の地~菩提泉という僧坊酒の歴史的価値について~ 平安中期一条天皇の時代、寺院で造られていた酒を僧坊酒といい奈良正暦寺が発祥の地。今は酵母菌を使って冬に仕込むが当時は菩提泉といい乳酸菌を使って夏に作っていたという歴史を語っていただきました。 【No.3】松本泉美講師:畿央大学健康科学部 看護医療学科准教授 禁煙でいきいきライフしませんか?~禁煙の成功の秘訣は上手なサポート活用から~ 企業や地域で禁煙サポートをしてきた経験と研究から、ニコチン依存、心理的依存、社会的要因からの依存症の弊害を指摘。禁煙に成功すればたばこから解放され、自分に自信が持てると説かれました。 【No.4】河村真希講師:香芝市福祉健康部 地域包括支援センター 社会福祉士、精神保健福祉士 あなたも「悠遊老活」はじめませんか?~「私の☆年後 悠遊ノート」を作成しよう~ 元気な今から数年後、数十年後の自分、健康・介護・お金・生活支援などを想定して、悠遊自立の豊かな暮らしを実現するために、「悠遊ノート」の作成を提案していただきました。 【No.5】平田政彦講師:斑鳩町教育委員会事務局 生涯学習課文化財活用センター課長補佐 斑鳩地域における飛鳥時代の様相~聖徳太子ゆかりの遺跡の調査成果から~ 平田氏自身が発掘調査に携わった法隆寺(別名斑鳩宮)、中宮寺、法輪寺などの遺物から読み取れる史実と持論を展開して、考古学からみた飛鳥時代の様相についてお話いただきました。 【No.6】中川行夫講師:奈良県神社庁参事、櫛玉比女命神社宮司 古事記1300年の幕開け~神武以前に大和には大王がいた?~ 紀元前神武天皇が橿原宮で即位される前、大和は大王に統治されており、その名は饒速日尊、別名大歳大神、櫛玉彦大神、大物主大神、天照御魂大神ともいわれています。古代史を紐解いていただきました。 【No.7】渡邉健治講師:畿央大学教育学部 現代教育学科教授 いいじゃない、障がいがあっても。共に生きよう!~障がいがある子とない子とが共に学ぶ教育~ 日本は最近ようやく障がい者の権利条約を締結したが、国際的にみて遅れているのは明らか。日本における自立生活運動のこれからの方向性や私たちみんながどうすべきかについて熱く語られました。 【No.8】信岡尚講師:広陵町事業部技術監・農業塾 塾長、前奈良県農業大学校校長 奈良県の農業と、その担い手の育成について~奈良県と広陵町における取り組み~ 荒廃する農地と農業の再生のため広陵町では新たな取り組み「農業塾」を立ち上げ、新しい農業の担い手育成をめざしています。この農業塾についての説明とあるべき奈良県の農業の姿を一緒に考えます。 【No.9】山本嘉彦講師:創業亨保四年 油長酒造株式会社 第13代社長 奈良酒を世界に向けて~日本酒の可能性~ 本日の1限目日本酒発祥の地正暦寺とも縁が深く、御所市旧市街にある由緒ある油長酒造若社長の新たな挑戦、日本酒の国内ファンづくりと海外への輸出戦略について熱い思いを語っていただきました。 【No.10】宮本直美講師:畿央大学健康科学部 理学療法学科助教 肺の健康を考えてみよう!~肺と上手につき合っていく方法~ 人の体で最大の容積をもつ「肺」は唯一体外に開放した臓器です。近年よく言われる誤嚥性肺炎は喉頭蓋がうまく機能しなくなることで併存疾患として筋量筋力低下、骨粗しょう症などがあることを紹介されました。 【No.11】石谷香菜子講師:香芝市福祉健康部 保健センター 保健師 受けるが得!!特定健診で知るからだのこと~結果の見方があなたの未来を変える~ 特定健診でわかる結果で、糖尿病、中性脂肪過多、動脈硬化や脳梗塞予防など放置すれば命の危険に関わる病気の怖さ、また生活習慣改善で未然に防ぐ方法など、保健師の立場から警鐘を鳴らしています。 【No.12】露口真広講師:橿原市世界遺産推進課 課長補佐 日本の国の成り立ち、知っていますか?~世界遺産をめざす考古学遺跡と首都・藤原京~ 世界遺産をめざす「飛鳥・藤原の宮都をその資産関連資産群」の発掘遺跡から見て取れる当時の国づくりについて、出土した木簡、貨幣などを日本の歴史に照らし合わせて解説していただきました。 【No.13】李沅貞講師:畿央大学健康科学部 人間環境デザイン学科講師 色?形?~好きなモノの決め手になる色と形について~ 日常生活の中でよく目にすることや聞くことはよく知っていると思いがちです。歩行者用の赤信号はどれ?色彩を認識する人の神経構造や味覚と色彩、色と形と衣食住など、すべてが関連しているそうです。 魅力あふれる講師の先生方のお話につい引き込まれてしまう、充実したフォーラムでした。 お越し頂いた方々からも「とても良いお話で、感動しました」「今日のお話をずっと忘れないと思います」「健康について考える良い機会になりました」「ありがとうございました」という嬉しい声をたくさん頂きました。 畿央大学の社会貢献事業に今後ともみなさまのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
2014.09.02
小学校5・6年生向け「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」を開催しました。
科学に興味のある小学校5・6年生の児童・保護者24組が 夏休み最後の楽しい思い出づくりに参加! 2014(平成26)年8月30日(土)、独立行政法人日本学術振興会への応募採択事業「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」を開催しました。 畿央大学では平成21年から毎年小学校5・6年生向けに夏休みが終わる頃に本事業を実施しており、6年目となる今回は健康科学部健康栄養学科准教授永澤健先生を実施責任者とし、また理学療法学科助教松本大輔、健康栄養学科助手富岡華代、同学科助手峰松祐至を実施分担者、そして子どもたちの学びを補助する学部生スタッフ15名を実施協力者として、「運動中のからだの不思議を科学する〜健康を支える運動と食事を学ぼう〜」と題する体験型イベントプログラムを提供しました。 大学近隣の広陵町、香芝市、大和郡山市、大和高田市、橿原市はじめ大阪府からは富田林、羽曳野、南河内、高槻などの遠方から24組の元気な児童と保護者にお越しいただき、夏休み最後となった土曜日に親子一緒に楽しく大学の先生の講義と実験を受講していただきました。(下記は修了後の記念集合写真) オリエンテーション、科研費の説明の後、1限目は生理機能実習室で「運動中のからだの不思議を観察〜筋肉をはかろう〜」の講義と実験です。 まず普通の状態で聴診器をあて脈拍数を測り、少し運動してから測り直すと数値が上昇するのがわかりました。握力測定や垂直跳びで自分の体力がどのくらいかを知り、また長い棒が落下するのを握って止める時間を計り筋肉の反応をみました。運動するということは筋肉を使うことなので、自分の筋力がどのくらいあるのかを知ることから始めました。腕と背中の筋肉をつまんでキャリパーで厚みを測り体脂肪率を推測したり、超音波画像診断装置(エコー)で筋肉や脂肪、骨の状態を映し出しました。 筋肉が多いほどスポーツするには有利でスポーツ選手の筋肉量は最大60kgにもなり、宇宙飛行士が宇宙から帰還すると筋肉が最大20%も軽くなるそうです。 2限目は、今春に増築されたばかりの学生食堂新棟で、「運動効果アップの食事を学ぶ~食事バランスをよくするコツ~」を教えていただきました。 「サッとシステム」というフードモデルを使った栄養カロリー計算機器を使って、主食・主菜・副菜・デザート・飲み物の栄養バランスをチェックしました。 そして昼食は、「まごはやさしいわ」というゴロの栄養が詰まったお弁当です。栄養価に配慮して業者に特別仕様でつくってもらったものです。「ま=豆、ご=ごま、は=発酵食品、や=野菜、さ=魚、し=しいたけ(きのこ)、い=芋、わ=わかめ(海藻)」。組ごとに学生スタッフと保護者も加わってみんなで楽しい食事タイムとなりました。 3限目は、生理機能実験室に戻っての実験「血液中の酸素をはかろう!」です。 腕に計測器を取り付け、ぐっと力を入れることにより筋肉が酸素を使う量が多くなるのがグラフに表れ、納得できます。腕に赤い光をあてると血管が網の目のように浮かび上がります。エアロバイクを漕ぐことによっても心拍数とともに血流も上がります。いろんな測定機器を利用して、結果が数値やグラフになって見える化することで、子どもたちにも理解してもらえます。 4限目は、3階の理学療法学科運動療法実習室まで移動して、松本大輔先生から「運動不足解消のための健康体操」と題して、腹筋運動を中心にストレッチ体操を教えていただきました。 (47都道府県中)奈良県の小学生の体力は41位、中学生47位であることや生活習慣についての課題を聞き、現状を打破すべく、エクササイズをしたり、裸足になって足指で負けジャンケンをすることで脳の働きと手足の運動能力が増すことを学びました。 いよいよ最後、ひらめき☆ときめきサイエンスの修了証書「未来博士号」の授与式は、冬木正彦副学長にプレゼンテーターを務めていただきました。 朝10時から午後3時まで講義や実技、実験など盛りだくさんの授業を受けた子どもたち。科学に興味を持ってくれたでしょうか。 元気に「ハイ!」と返事して「未来博士号」を受け取りました。 後ろでは我が子の成長を見守る保護者から大きな拍手の渦が起こっていました。 畿央大学では一般の方々向けの公開講座は年間に何度か実施していますが、小学生児童向けの講座は「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」が唯一の講座です。先生方のイベント運営への労力は並大抵ではありませんが、最後の修了証書授与式が済み、関わった教職員、学生、参加者全員が笑顔で記念写真を撮り、無事正門まで送り出したとき感慨深い心境になり、来年も頑張ろうという気持ちになります。 子どもの受講後のアンケートでは、「ふだん見たこともない物を使って実験するのが楽しく、講義だけだとわからないことも楽しく学べた」「研究もおもしろかったけど、ご飯がおいしかった」「いっしょに実験したり友達がふえた」など、また保護者の方からは「親子で楽しく学べ、自分の体を知る機会にもなった」「1つ1つのプログラムが子どもにわかりやすく、また楽しめる方法をとり、保護者もワクワクしながら見ることができた」「興味深い内容で大人でも勉強になり素晴らしかった」など、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。 参加者、関係者のみなさまのご支援、ご協力により無事終えることができました。心から感謝いたします。
2014.08.26
広陵町主催「親子で健康フェスタ」に共催・参加しました。
家族みんなで健康づくりのイベント型健康フェスタに積み木遊びと体力測定のブースで協力! 大学の所在する広陵町では、若年世代からの健康意識向上のため、家族ぐるみで楽しみながら健康づくりができるイベント型健康フェスタが2014 (平成26)年8月24日(日)9時30分から15時30分まで、広陵町中央公民館、中央体育館、かぐや姫ホールの3つの会場で開催されました。広陵町と包括連携協定を締結している畿央大学は、教育学部現代教育学科講師 永渕泰一郎先生と学生9名が『積み木コーナー』・『赤ちゃんふれあいコーナー』、健康科学部理学療法学科助教 松本大輔先生と学生13名が『おとなとこどもの体力測定コーナー』に参加しました。 学生は朝8時過ぎに全員集合、軽トラックの荷台に積み木収納コンテナを満載し出発しました。 中央公民館2階『積み木コーナー』では、開場すると同時にたくさんの親子連れでにぎわいました。たくさんの大きな積み木に子どもたちは目を輝かせながら思い思いの形を創ってくれました。 中央体育館2階『体力測定コーナー』は、身長、体重、腕握力、足指握力、体前屈、立ち幅跳び、反復横跳び、血管年齢などの個人記録測定が行われ、TASK(畿央大学健康支援学生チーム)が中心となってお手伝いしました。来場者の同意を得て「運動・スポーツや生活の仕方に関するアンケート」も実施し、今後の活動に役立てていく予定です。 管理栄養士の方が食育指導や相談に応じてくれて試食提供もある「食育コーナー」、親子ふれあいストレッチ体操、絵本読み聞かせ、歯科医による口腔チェック、血圧測定、ストレスチェック、子育て講演会などが広い会場を使って行われました。 畿央大学では地域の自治体やNPO法人等と連携して「健康と教育」に関する地域貢献活動を積極的に推進しています。 今後ともご支援とご協力をお願いいたします。
2014.08.26
御所市連携「御所市コミュニティカフェ」がオープンしました。
御所市連携「御所市コミュニティカフェ」が落語会でオープニングセレモニー! 畿央大学と御所市(東川裕市長)は、平成23年8月、御所市におけるまちづくり、都市計画、健康づくり、子育て支援などを目的に包括連携協定を締結しています。御所市は、健幸都市=SMCスマートウェルネスシティ構想(少子高齢化、高齢者医療費高騰を抑制しつつ福祉を充実する)の一つとして、近鉄御所駅前から御所市庁舎に続く新町商店街の一画(旧上田洋品店)にコミュニティカフェをつくる企画が持ち上がり、6月から準備を始め、7月からは店舗改装に着手しました。 2014(平成26)年8月22日(金)待ちに待ったオープン日となりました。 初日イベント開催にあたり、まず、東川市長からコミュニティカフェの意義と今後の持続的発展へのメッセージが述べられ、運営主体となる畿央大学人間環境デザイン学科(齋藤功子教授、ゼミ生6名)からみなさまへのご挨拶がありました。 その後、オープニングイベントとして、「落語会」が行われ、多くの近隣住民の方々が来られ用意した55席がすぐに満席になり立見が出る状態になりました。 発起人となったこのゼミ4回生6名(岡本和真、倉田恵輔、西島雅峰、細田大翔、水ノ上佳希、渡辺賢太)と後から加わった2回生6名も含め計12名が参加して、原則として以後毎週金曜日10時から15時の間、コミュニティカフェを運営していくことになります。カフェの名称は公募で決めることになりました。 御所市からは宮谷副市長、清水企画部長はじめ広報の方、奈良県地域振興部上中課長補佐、取材陣ではNHK奈良放送局や多くの新聞記者の方々に駆けつけていただき、新たなこの取組みを評価していただきました。 落語会の演目は、まず笑福亭生喬門下で若手ホープと言われている奈良市出身の「生寿(せいじゅ)」さんによる歯切れのよい古典落語「時うどん」、続いて桂文枝門下でかつては握り拳を口の中に入れるギャグで観客を沸かせた「三歩(さんぽ)」さんによる師匠の6代目文枝(三枝)襲名披露公演で世界各地を回ったエピソードを交えた創作落語、そして最後は笑福亭鶴瓶門下三番弟子の「純瓶(じゅんぺい)」さんによる創作落語、全部続けて1時間30分にわたり堪能していただきました。 生落語家によるマイクなしでの生声による寄席小屋になったカフェスペースでは約80名が抱腹絶倒の笑いの渦に引き込まれました。この落語会の手配をしていただいたのは人間環境デザイン学科長の三井田康記教授で、ならまちづくりの「NPO法人さんが俥座」理事長として定期的に落語会を催している関係から、御所市コミュニティカフェでもまずお笑いで街を元気にしようとの発案が見事にあたりました。 学生スタッフは9時30分に集合し、三井田教授指示のもとビール瓶ケースを並べて高座づくりから始めました。 舞台裏を少しご紹介します。瓶ケース3段のうえにコンパネを敷き、赤い毛氈をかけたり寄席幕を周りの壁に張り、「めくり」(出演者の名前の張り紙)や小机を並べるとにわか寄せ舞台に早変わりです。 畿央大学学生が中心になって今後のカフェ運営を進めていくことになります。 学内の多くの先生方にご協力とご支援を得て、今決まっているスケジュールは、以下の通りです。8月29日(金)クロースアップマジック 11:00 13:00 畿央大学マジックサークル2名によるカードやコインマジック9月12日(金)食育サッとシステム 健康栄養学科浅野恭代教授とヘルスチーム菜良による食品サンプルで食事管理9月19日(金)町の保健室 13:00 看護医療学科乾富士男准教授、松本泉美准教授、中谷香江助手による血圧、骨密度測定、 健康相談と保健指導10月3日(金)腹話術 ゲンちゃんと一緒に笑いましょう! 11:00 13:00 笑いの配達人江崎栄子さんが元気のゲンちゃんと滋賀から来てくれます。10月17日(金)誤嚥にナラん!体操 11:00 理学療法学科高取克彦准教授が誤嚥性肺炎予防体操で健康長寿の秘訣を伝授。 9月5日・9月26日・10月14日(金)10:00~15:00もカフェは開いています! イベントをきっかけに「御所市コミュニティカフェ」の存在を知っていただき、イベントのない普段にもぶらりと入って、ご近所同士でお茶を飲みながら歓談して、また学生たちの話に耳を傾けていただいたりして話の輪、人の輪ができたら嬉しいですね。これからもコミュニティカフェ、よろしくお願いします。
2014.08.22
2014年度教職員のための夏の公開講座を開講しました。
夏休み期間中に教員自身が自己研鑽するための任意参加講座に多くの先生が参加しました。 この講座は、奈良県教育研究所の依頼に基づいて、子どもたちが夏休みの間も先生方には知識を深め、得意分野はさらに伸ばしていただくことを目的に任意に選択受講していただく講座です。 畿央大学では2014(平成26)年8月22日午前・午後の2講座を設け、100名以上の奈良県内の教職員の方々にご参加いただきました。 午前の部は、畿央大学健康科学部健康栄養学科准教授の並河信太郎先生による『食をめぐる現状から学校教育において取り組みたい課題を考える』。 栄養教諭の養成にかかわっておられる並河先生から、小学生から高校生・大学生までの食生活の現状と理想について多くのデータや具体例を交えて分かりやすく講義していただきました。 朝食をとらない小学生の割合は11%、20歳以上の男子で糖尿病が疑われる者は27.3%にも上ります。奈良県民の食塩摂取量は全国平均より少なくて良好ですが、野菜の摂取量は全国平均を下回っています。 家庭では、1人で食事をとる子どもや家族で食べても別々のメニューということも増えているようです。学校教員として子どもたちに伝えられることは、食物の味や共食を通して食べる喜びを体験させること、いのちをいただいていることを教えること、などお話されました。 養護教諭や家庭科教諭の参加者が多く、受講後アンケートには、「アナフィラキシーショックの事例紹介では、衝撃的で怖さが伝わった。食物アレルギーの勉強になった」「家族の食生活を振り返ります」など、ご自身の食生活も見直していただけるきっかけにもなったようです。 午後の部は、畿央大学教育学部現代教育学科准教授の大久保賢一先生による『すべての子どもたちの成長を支える「かかわりの原理」』。 特別支援教育や応用行動分析学を研究テーマにしておられる大久保先生から、ご自身の体験や研究を通して、行動の原理を利用して子どもとうまくかかわる方法、成功へのスモールステップの大切さ、罰的な対応への問題点について、特別支援の必要な子どものケース事例なども交えてお話していただきました。 普段はあまり注目されませんが、行動した後の「褒められる」、「叱られる」などの経験が、その子どもの将来の行動の起こりやすさに影響しています。ただし、相手による反応の違いを理解することが必要です。問題行動にはその子どもなりの理由やメッセージが込められているので、相手を理解して、適切な道筋を作ってあげることが大切であることを話されました。 受講者アンケートでは、「2学期からの支援に取り入れてやってみます」「ムチ(罰)のない指導を心がけたい」「畿央大学で教員も参加できる応用行動分析の研究会があれば良いのにと思います。学生さんと一緒に研究法から実践まで学びあえるようなものが欲しい」など、前向きなご意見をいただきました。
2014.08.15
9月27日(土)奈良県中央卸売市場の「食祭市」に出展します。
連携で出来たレシピ3種 (肉味噌入り卵焼き、大和のおかずKio丼、レンコンジェラート)各50食! 畿央大学は、平成25年5月に奈良県中央卸売市場(奈良県農林部)と包括連携協定を締結し、中央市場活性化のため奈良県の食材を使ったレシピ開発を行なってきました。畿央大学健康栄養学科(指導教員:上地加容子准教授、冨岡華代助手、小西佳奈助手)の前期・後期「給食経営管理論実習」授業の中で中央市場から仕入れた食材を使ったレシピ開発を25年度2回、26年度1回、計3回実施し、50以上のレシピが開発出来ています。 2014(平成26)年9月27日(土)9時~12時、奈良県中央卸売市場において開催される『食祭市』で、その中から優れた3品を選んでご来場者に試食していただく予定です。ぜひ、みなさま、来て、見て、食べてください! ▼試食の3品 ▼昨年9月の食祭市の様子 【関連記事】 平成26年度前期 奈良県中央卸売市場連携「マグロを使ったメニュー開発プロジェクト」品評会を行いました。 平成25年度後期 奈良県中央卸売市場連携「サラダわさび菜・たまご」を使ったレシピ品評会を行いました。 平成25年度前期 奈良県中央卸売市場連携 『奈良県産食材を使ったヘルシーレシピ発表会』を開催しました。