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2023.12.25

2月17日(土)第23回畿央大学公開講座を開催します。

本学では、地域の皆さまに生涯教育の場を提供し、地域社会に貢献することを目的とした「畿央大学公開講座」を毎年開催しています。理学療法学科と現代教育学科の教員から、それぞれの研究テーマに関する講座をお届けします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。   申込フォーム 第23回畿央大学公開講座(2/17) 講座① 妊娠・出産とウィメンズヘルス~からだの変化とセルフケアを学ぼう~ 【日時】2024年2月17日(土)10:00-11:00 【講師】健康科学部 理学療法学科 梶原 由布 助教 妊娠すると、女性の身体には様々な変化が起こります。その変化は時に心身の不調をきたすことも…。妊娠・出産を中心に女性の身体のしくみを知り、健やかに過ごすコツや簡単なセルフケアを学びませんか?現在妊娠中、子育て中の方だけでなくこれから妊娠を考えている方、パートナーのために知識を身に付けたい男性も大歓迎です!   講座② ロックと映画で見るイギリス~多文化社会の明暗から学ぶ~ 【日時】2024年2月17日(土)13:00-14:30 【講師】教育学部 現代教育学科 竹下 幸男 教授 ポピュラー音楽や映画を手掛かりにしてイギリスの異なる側面を一緒に見てみましょう。イギリスといえば、紅茶や王室といったイメージをいだきがちですが、多文化共生と対立という実績もあり、これらには深い関係があります。またこれらを巡る過去50年ほどのイギリスの葛藤は、これから日本が経験するかもしれないことです。本講座を通して、日本のこれからに一考を投じてみましょう。 講義で取り上げる予定の音楽・映画:ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、スペシャルズ、クラッシュ、シネイド・オコナー、『白い暴動』、『バビロン』、『カセットテープ・ダイアリーズ』などなど(時間の都合などで全てを取り上げることができないこともあります)。   概要と申込方法について 会 場 畿央大学において対面で開催 受講料 無料 定 員 講座① 20組(ご夫婦、お子様連れでも参加可) 講座② 100名 ※すべて申込先着順となります。 申込 方法 2024年1月4日(木)より申込を開始します。 下記【申込フォーム】より必要事項を入力のうえお申し込みください。 申込フォーム   なお、E-mailでもお申込みいただけます。件名を「公開講座参加希望」として、下記5点を明記のうえinfo@kio.ac.jpに送信をお願いします。 ①氏名 ②年齢 ③住所(市町村まで) ④電話番号 ⑤参加希望講座番号 問合せ 畿央大学 教育推進部 公開講座係 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 【E-mail】info@kio.ac.jp 【Tel】0745-54-1601   ▶チラシPDF(クリックで開きます)   【関連記事】 第22回畿央大学公開講座「入浴着にできること」を開催しました。 第21回畿央大学公開講座「うま味とコクの新常識/古都奈良と近代建築」を開催しました。 第20回畿央大学公開講座「コロナ時代におけるこれからの認知症ケア」をオンライン開催しました。 第19回畿央大学公開講座「感染症を知ろう~新型コロナウイルスとこれからの生活~」をオンライン開催しました。 第18回畿央大学公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」を開催いたしました。 第17回畿央大学公開講座「認知症の正しい理解」を開催しました。 第16回畿央大学公開講座を開催しました。 第15回畿央大学公開講座B・C(2日目)を開催しました。 第15回畿央大学公開講座 講座Aを開催しました。 第14回畿央大学公開講座を行いました。 第13回畿央大学公開講座を開催しました。 第12回畿央大学公開講座「健康長寿のための食と運動」を開催しました。

2023.12.22

2月12日(月)「令和5年度 畿央大学大学院 教育学研究科研修会」を開催します。

    畿央大学大学院教育学研究科では、現代の教育課題の中から「生徒指導」「特別支援教育」「ICT」の3分野に焦点を当て、現場の学校教員をはじめとして教育に関わる社会人に教育実践力を養う教育課程の実施と教育課題の解決に向けての研究活動に取り組んでいます。 今回は、「生徒指導」の分野の研修会とし、2022(令和4)年12月に改訂された『生徒指導提要』を読み解き、これからの生徒指導のあり方について考える勉強会を実施します。   テーマ 『生徒指導提要』(改訂版) を読み解く ~これからの生徒指導のあり方と進め方~ 日 時 2024(令和6)年2月12日(月・休)14:00~16:00 会場 畿央大学P棟 P202講義室 参加費 無料 講師 七條 正典 氏(高松大学、日本生徒指導学会副会長)   申 込 申込フォームからお申し込みください。   申込フォーム 定員 50名 ※定員になり次第、受付終了 申込締切 2024(令和6)年2月7日(水)正午 問合せ 畿央大学総務部 教育学研究科研究会係 TEL 0745-54-1602 Email soumu@kio.ac.jp   ▼クリックすると、チラシPDFが開きます。

2023.12.20

【開学20周年記念】12/2(土)看護医療学科特別講演会「看護におけるリフレクション」を開催しました。

  畿央大学開学20周年記念イベントとして、2023年12月2日(土)13時より、日ごろから臨地実習にご協力をいただいている指導者、卒業生、および元教員を対象に、第1部看護医療学科特別講演会、第2部グループワーク(もしくは卒業生交流)、そして第3部情報交換会を開催しました。   臨地実習指導者研修会はコロナ禍以前には毎年開催していましたが、ここ数年は開催を見合わせていました。今回は臨地実習指導者研修会も兼ねた対面での久しぶりの開催となり、教員一同でおもてなしを尽くしました。     第1部は順天堂大学保健看護学部教授の東めぐみ先生を講師として「看護におけるリフレクション」についてご講演いただきました。     ナイチンゲールの「看護はScienceでありArtである」という言葉で始まった講演では、「看護実践を言葉にする大切さ」についてお話がありました。東先生は看護師が自らの実践を語らない理由の一つとして、看護実践の成果がわかりにくいことを挙げられました。そこで、実践の経験から学ぶために「看護実践を語る会」を持ち、看護実践の語り手と聴き手による「実践経験を振り返り吟味する」リフレクションの機会が大切であることをお話しいただきました。そして、常に自らの実践を振り返り、「それで良かったのか」と探求を続ける看護師は「省察的実践家」であり、このような実践家が今の時代には必要であるとも教えていただきました。     また、フロアから「聴き手のあり方」について質問がありましたが、先生は「語る人の語りを妨げないことを心がけている」と応答されました。当たり前のようですが、先生の温かささえ伝わってくるその応答に会場が大きく同感する様子が伺えました。     第2部はその雰囲気を保ったまま、グループワークを行いました(卒業生は基礎看護学教員との交流会に参加しました)。       指導者と教員から成るグループに分かれ、お茶とお菓子を持ち寄ってテーブルを囲み、自らの看護実践を語り合いました。各グループでは一斉に語りが始まり、それぞれが一心に語り手に耳を傾けました。       時間はあっという間に過ぎ、語り足りない、聴き足りないという参加者は、そのまま第3部の情報交換会へと続き、各テーブルはいつまでも暖かい空気に包まれていました。東先生のご講演によってこのような語りの場が持てたことはとても貴重な経験となりました。       実習学生や新人看護師の聴き手になることが多い中堅看護師やベテラン指導者も、この日ばかりは自身の看護体験を語ることができ、「参加して良かったです」と感想を述べられていました。そして、教員はその語りをありありと情景を掴みながら追体験できたと思います。膝をつき合わせて行うグループワークの良さをようやく取り戻せたようで嬉しく思います。   畿央大学開学20周年の節目となる今回のイベントを通して、看護経験を語ることの大切さを学生に伝え、指導者とコミュニケーションを図りながら臨地における教育目標の方向性を同じくすることに努めていきたいと改めて思いました。   【関連リンク】 畿央大学開学20周年特設サイト

2023.12.15

【開学20周年記念】11/25(土)現代教育学科記念講演&シンポジウム「デジタル社会の教育改革」を開催しました。

  2023年11月25日(土)13時より冬木記念ホールにて、畿央大学開学20周年記念イベントとして、第1部の記念講演と第2部のシンポジウムを開催しました。一般参加71名、卒業生16名、在学生17名、教職員30名の134名が出席しました。   現在、教育の現場では、デジタル社会の中で主体的に生きていくことのできる資質・能力の育成をめざした取組が進行中です。畿央大学においても、数理・データサイエンス・AI教育や次世代教育センターの設立などが進められ、教育学部では、2023年度より中高数学教員免許課程が新設されました。 今回の記念講演&シンポジウムは、開学20周年を迎え、これからのデジタル社会における教育についての知見を深める機会として実施しました。   第1部は、オリィ研究所代表取締役所長の吉藤オリィさんによる「教育形態の変化と可能性」をテーマとした記念講演でした。奈良県出身で、分身ロボット「OriHime」や分身ロボットカフェなどで有名なロボット研究者オリィさんが、どのようにロボット研究に歩まれてきたのかを、ユーモアも交えながらお話しいただきました。       「人類の孤独の解消」を研究テーマとするオリィさんのお話の中で、人との出会いがオリィさんの生き方に大きな影響を与えてくれたこと、寝たきりであった方が分身ロボットができたからこそ外に出て人と出会う機会が増えたこと、そして最大のご友人である故・番田雄太さんのビデオメッセージなどから、人と人とのつながりが、これからの社会の中で大切になってくることを強く感じさせていただきました。そして、このことは、本学の今後の歩みに大きなご示唆をいただきました。       参加者からは、「OriHimeの誕生過程を知れただけでなく、オリィさんの哲学から今後の生き方を考えさせられました。オリィさん、滅多にない機会をありがとうございました。」「オリィさんのお話は、とても興味津々に聞かせていただきました。特に、人を癒やすのは人間だ、という言葉が印象に残りました。」「オリィさんのOriHime の活動は、これからの日本を支えていく存在だと思います。」「学びが多く、よいイベントだった。心に響く活動内容に共感しました。」などの感想をいただきました。     第2部は、「数学・理科の融合と学習の多様化の可能性を探る」をテーマとしたシンポジウムでした。     我が国の情報教育現場の最前線にいらっしゃる経済産業省商務・サービスグループサービス政策課教育産業室室長補佐の柴田仁志様(文部科学省から出向)からは、「STEAM教育と教育DX」についてのお話をいただきました。柴田様は、教員の働き方改革、男女共同参画にも携わっておられ、多様な学校内外のリソースを活用した新たな「ビュッフェ型の学び」「学校内外のリソースの活用」「日本の金融資産の状況」「教育投資の増加に向けた幅広い教育の方向性」を具体例と共に分かり易く提示してくださいました。       本学の奥田俊詞教授からは「STEAM教育のいざない」と題して小学校・中学校における「物理現象を解決する教材開発」の提案、横弥直浩教授からは「数学と理科の融合の場面」と題して現場経験を基にした探究活動と生きる力の話題提供、藤井克哉講師からは「数理教育の重要性について−自身の研究領域の視点から−」と題して大学における数学、理科の教科横断的な学習の必要性と教員養成の話題提供がありました。       フロアとの意見交流は途切れなく活発に行われ、日本のデジタル教育やそのシステム投資、STEAM教育実践、児童生徒の関心事にアプローチしていく重要性についての話題が中心となりました。 参加者からは、「STEAM教育は採用試験の勉強の際に知った言葉だが、内容はよく知らなかったため、STEAM教育について深くお話を聞くことができてよかった」「IT技術を利用したSTEAM教育の様々な可能性にとても期待している」「立場の異なる視点からの提案により、教育の多様性を感じることができた」といった感想がありました。     講演、シンポジウム終了後は食堂「カトレア」に会場を移し、第3部として講師やシンポジストも交えた懇親会が開かれました。     オリィさん、柴田様とゆっくりと話ができて嬉しかったという感想の他に、久しぶりに会う本学の教員とゆっくりお話ができたこと、カジュアルな空間が良いこと、軽食としては豪華なこと等の感想がありました。           畿央大学開学20周年における教育学部イベントを通じて、今後もより一層、建学の精神のもと、教育の推進に向けた決意を新たにしました。     【関連リンク】 畿央大学開学20周年特設サイト

2023.12.07

地域の皆様対象イベント 「天体望遠鏡使い方講座」~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル

  畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル(KSCC)は、科学の面白さや自然の素晴らしさを子どもたちに伝えることを目的に活動している学生サークルです。普段から科学おもちゃを作る体験や、星空を眺めたりモバイルプラネタリウムの解説を聞いたりする体験を、地域の子どもたちに提供しています。   「天体望遠鏡があるのだけれど、使い方が難しくてほとんど使っていない」というお話を聞くことがあります。今回は、子どもが自分の手で月を観察できるように、私たち学生が天体望遠鏡を使うコツをお伝えしながらサポートさせていただきます。子どもたちが見事に月をとらえたときの笑顔がとても素敵なので、私たち学生にとっても楽しみな活動です。   また、福森教授による土星の観察や奥田教授による星のお話もありますのでぜひご参加ください。 実施要項 開催日 2023年 12月20日(水) 開催時間 18:00~19:00 場所 畿央大学 食堂テラス 対象者 小学生とそのご家族(必ず保護者の方の引率をお願いいたします。) ご家族ごとに1台の天体望遠鏡を使っていただきます。 募集人数 6家族(先着順6組で締め切らせていただきます) 申し込み s.okuda@kio.ac.jp(奥田) まで、下記内容を記入して送信してください。 小学生のお名前と学年 引率される方(代表者)のお名前と緊急連絡先   ※ 申し込みいただいたメールアドレスに、参加の可否および参加当日の詳細についてメールで連絡させていただきます。 ※ ご提供いただいた個人情報は利用状況の把握・緊急連絡等に使用します。個人情報は厳重に管理し、緊急等の特例の場合を除き同意を得ずに第三者に開示することはありません。 ※ 開催など予定が変更になる場合があります。緊急時にはメール、電話等で連絡させていただきます。 みなさまにお会いできるのを、科学サークルの学生・教員ともに楽しみにしております。 お問い合わせ 畿央大学 現代教育学科 教授 奥田 俊詞 Tel:0745-54-1601 E-mail:s.okuda@kio.ac.jp

2023.12.05

小学校教諭74.0%、養護教諭50.0%、公立幼稚園・保育士100%!〜2024年3月卒業生

教員採用試験で137名(実数81名)、公立幼稚園教諭・保育士採用試験で40名(実数33名)が現役合格! 2024年度公立学校教員採用試験が終了しました。教育学部 現代教育学科4回生は、小学校教諭57名、養護教諭5名、特別支援学校教諭9名、中・高教諭(英語)6名が現役合格をはたしました。健康栄養学科からは栄養教諭3名、人間環境デザイン学科からは中・高教諭(家庭科)1名が現役合格を達成しています。 教員採用試験の現役合格者は137名(実数81名)となります。 また公立幼稚園教諭・保育士採用試験でも、40名(実数33名)が現役合格しています。 教員採用試験の結果 公立幼稚園教諭・保育士試験の結果 現役合格者の声を見る   小学校教諭は5年連続で7割以上が現役合格を達成!今年は過去4番目に高い74.0%となりました。   小学校教諭 現役合格率 受験者 合格者 2024卒 74.0% 77 57 2023卒 85.4% 82 70 2022卒 77.8% 90 70 2021卒 71.2% 73 52 2020卒 75.6% 82 62   難関の養護教諭でも50.0%と、毎年安定した現役合格率を維持しています。   養護教諭 現役合格率 受験者 合格者 2024卒 50.0% 10 5 2023卒 64.7% 17 11 2022卒 35.7% 14 5 2021卒 36.4% 22 8 2020卒 46.2% 13 6   また特別支援学校教諭も3年連続全員合格、中・高教諭(英語)でも過去最多となる6名全員が合格し、採用試験を受験した英語教育コース1期生受験者も全員が合格を手にしました。教育学部以外でも健康栄養学科で栄養教諭が30%、人間環境デザイン学科で中・高教諭(家庭科)100%と健闘してくれました。   公立幼稚園教諭・保育士採用試験でも2年連続で全員合格、6年連続で現役合格率9割以上という快挙を達成しています。 公立幼・保 現役合格率 受験者 合格者 2024卒 100% 33 33 2023卒 100% 25 25 2022卒 97.0% 33 32 2021卒 94.6% 37 35 2020卒 100% 27 27 教採・公務員対策室では、学科教員と連携した「ダブル担任制」で学生をサポートしています。一人ひとりの学生に合わせて、情報提供と対策、個別指導を行い、オーダーメイドの支援を実施し伴走してきました。入学時からコロナ禍に突入し、難しい時期も経験しながら走り続けた現4回生の頑張りはもちろん、できる限りの教育と支援を尽くしてくださった先生方にも敬意を表します。 今後は講師等の採用も含め、畿央生を最後の一人まで応援していきます。夢に向かって頑張れ、畿央生! 教採・公務員対策室 公立学校教員採用試験 現役合格率ならびに都道府県・市別の合格者数 公立小学校教諭 74.0% 合格者57名/受験者77名(現代教育学科) ➡5年連続で7割以上の現役合格率をキープ! ※のべ合格者97名(併願合格含む) 都道府県・市 1次受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 奈良県 32 30 - 30 8 大阪府 19 17 1 16 11 大阪市 11 8 - 8 5 堺市 6 6 - 6 6 豊能地区 1 1 - 1 1 京都府 3 2 - 2 2 兵庫県 3 3 - 3 2 神戸市 2 2 - 2 1 和歌山県 3 3 1 2 2 愛知県 13 13 1 12 7 岡山県 10 9 7 2 1 鳥取県 27 24 15 9 6 高知県 63 62 24 38 25 愛媛県 2 2 1 1 1 東京都 1 1 - 1 1 神奈川県 1 1 - 1 1 横浜市 1 1 - 1 1 川崎市 2 2 - 2 1 千葉県 16 16 3 13 12 北九州市 4 4 3 1 1 長崎県 1 1 - 1 1 沖縄県 1 1 - 1 1   公立学校養護教諭 50.0% 合格者5名/受験者10名(現代教育学科) ➡受験者の半数が狭き門を突破! ※のべ合格者8名(併願合格含む) 都道府県・市 受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 奈良県 7 5 - 5 1 大阪府 2 1 - 1 1 三重県 4 1 - 1 1 岡山県 2 1 - 1 1 鳥取県 7 4 - 4 2 高知県 10 6 3 3 2   特別支援学校教諭 100% 合格者9名/受験者9名(現代教育学科) ➡3年連続で全員合格! ※のべ合格者20名(併願合格含む) 都道府県・市 受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 奈良県 4 4 - 4 2 大阪府 3 3 - 3 3 京都府 2 2 - 2 2 滋賀県 3 3 - 3 3 福井県 1 1 - 1 1 広島県 1 1 - 1 1 鳥取県 6 6 1 5 5 福岡県 1 1 - 1 1 福岡市 1 1 - 1 1 北海道 1 1 - 1 1   公立中学・高校教諭(英語) 100% 合格者6名/受験者6名(現代教育学科) ➡英語教育コース1期生も全員合格! ※のべ合格者8名(併願合格含む) 都道府県・市 受験者 1次合格者数 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 奈良県 6 5 - 5 4 大阪市 1 1 - 1 1 高知県 4 3 - 3 1 東京都 1 1 - 1 1 宮崎県 1 1 - 1 1   公立学校栄養教諭 30.0% 合格者3名/受験者10名(健康栄養学科) 都道府県・市 受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 3 3 - 3 1 堺市 1 1 - 1 1 北海道 7 7 4 3 1   公立中学・高校教諭(家庭科) 100% 合格者1名/受験者1名(人間環境デザイン学科) 都道府県・市 受験者 1次合格者 (辞退者) 2次受験者 最終合格者 大阪府 1 1 - 1 1   公立幼稚園教諭・保育士採用試験 現役合格率ならびに自治体別の合格者数 公立幼稚園教諭・保育士100% 合格者33名/受験者33名(現代教育学科) ➡2年連続で全員合格!6年連続で90%をこえる現役合格率! ※のべ合格者40名(併願合格含む) 都府県・市(町) 1次受験者 1次合格者 辞退者 最終合格者 奈良県香芝市 15 15 9 4 奈良県奈良市 2 2 0 1 奈良県生駒市 4 3 1 2 奈良県大和郡山市 22 22 1 4 奈良県橿原市 15 14 5 4 奈良県王寺町 4 4 1 2 奈良県天理市 9 7 1 2 奈良県明日香村 2 2 1 1 奈良県大和高田市 2 2 1 1 奈良県河合町 2 2 1 1 大阪府大阪市 8 7 0 7 大阪府吹田市 10 10 5 3 大阪府豊中市 10 10 5 3 大阪府藤井寺市 1 1 0 1 大阪府河南町 3 3 2 1 大阪府岸和田市 1 1 0 1 大阪府寝屋川市 2 2 0 1 兵庫県尼崎市 1 1 0 1   注1.過年度卒業生を含みません(すべて2024年3月卒業見込者)。 注2.2023年12月5日現在の判明者数です。今後変動する場合があります。 注3.一部試験での1次試験免除者を含みます。 現役合格者の声(KIOキャリアナビより) 奈良市/公立幼・保に現役合格!   現代教育学科4回生 山口 紗永さん 大学生活は、授業や実習、ボランティア、部活動とたくさんの経験をすることができ、とても楽しい4年間でした。授業や実習をするうちに、小さい頃からの夢だった保育者に近付いていることを実感できたり、その大変さや楽しさを共有する友達ができたりしました。授業や部活動を通してたくさんの出会いがありましたが、何事にも一生懸命に取り組む尊敬できる人ばかりでした。採用試験で辛いときもありましたが、励まし合いながら一緒に頑張ってくれる周りの人のおかげで乗り越えることができました。畿央大学に来て本当に良かったと感じています。 ➡記事全文を読む(KIOキャリアナビ) 奈良県/養護教諭に現役合格!   現代教育学科4回生 大野 萌さん 私が畿央大学を選んだ理由は、養護教諭の合格率がとても高かったからです。そもそも関西圏で養護教諭の教員免許を取れる大学は少なく、看護学部ではなく教育学部で教員免許を取りたいと考えていたので、その中でも合格率の高い畿央大学を選びました。 とても楽しい学生生活を過ごすことができました。人数が他の大学に比べて少ないこともあり、学生同士だけでなく先生方とも深い関わりがありました。私は部活やサークルなどには属していなかったのですが、それでも同じ授業や教員採用試験の勉強などを通してたくさんの友人ができました。仲間がいたからこそ、いろいろなことに頑張れました。 ➡記事全文を読む(KIOキャリアナビ) 三重県/養護教諭に現役合格!   現代教育学科4回生 竹本 香純さん 新型コロナウイルスの影響で入学してすぐパソコンを使っての遠隔授業だったのが残念でしたが、とても充実した毎日を過ごすことができました。友達にも恵まれ、何より同じ目標に向かって頑張れる仲間に出会えてよかったです。先生方もいつでも相談に乗ってくださり、心強かったです。規模や担任制、アットホームな雰囲気が自分にぴったりの大学で、心から畿央大学でよかったと思っています。 私は、心身の不調や不安、悩みを抱える児童生徒にいち早く気づき、再び明るく笑顔で学校生活を送られるよう支援できる養護教諭になりたいです。また、生涯心身ともに健康に過ごせるように様々な角度から指導・支援できるような養護教諭になるため頑張ります。 ➡記事全文を読む(KIOキャリアナビ   KIOキャリアナビでもっと見る   現役合格者の声はYouTubeでも配信中! 関連リンク 2023年、教育学部がさらに「深化」! 小学校教諭85.4%、養護教諭64.7%、公立幼稚園・保育士100%!〜2023年3月卒業生 

2023.11.24

【開学20周年】人間環境デザイン学科 大卒業研究・作品展を開催します。

2023年度の人間環境デザイン学科 「卒業研究・作品展」は、本学の20周年記念と合わせた『大卒業展』と銘打ち、初めて大阪で開催します。会場は国指定重要文化財でもある大阪市中央公会堂です。当日は卒業生による55点の作品が展示されます。あわせて在学生による設計演習での優秀作品や、過去の学長賞のパネル展示も予定しています。 どなたでもご参加いただけます。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。   【参考】昨年度の卒業研究・作品展の様子(2022年度)     開催日 2024年2月29日(木)12:00~21:00 ※17:00~19:00は本学科の教員が必ず滞在しています。2024年3月1日(金)10:00~17:00 会 場 大阪市中央公会堂 3F 中集会室 ※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。 アクセス 参加費 無料 問合せ先 畿央大学20周年記念事業係 電話:0745-54-1601 E-mail:20th@kio.ac.jp   畿央大学開学20周年記念事業のご案内   関連リンク 人間環境デザイン学科「2022年度卒業研究・作品展」を開催しました。 人間環境デザイン学科「2021年度卒業研究・作品展」を開催しました。 令和2年度 卒業研究講評会および学内展示会を開催しました。 人間環境デザイン学科「2018年度卒業研究・作品展」を開催しました。 …コロナ前のイベントレポート 人間環境デザイン学科 作品ギャラリー …過去の卒業作品をまとめた特設サイト

2023.11.21

第21回 畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。

  4年ぶりに来場制限なしの開催!   2023年10月21日(土)・22日(日)の2日間にわたって、第21回畿央祭・ウェルカムキャンパスを実施しました。2020年は見合わせ、2021年は在学生限定、2022年は来場者数限定での開催でしたが、今年は4年ぶりに各種制限がない開催となりました。準備から当日の運営、片付けまでをカーキのつなぎに袖を通した畿央祭実行委員216名が担当。来場者の笑顔のために試行錯誤を重ねた2日間に、のべ7,000名をこえる方にご来場いただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!   第21回畿央祭テーマ『跳~おどる~』     開会式 初日の9時30分。学長先生、畿央祭実行委員長、畿友会(学生自治会)会長の開会のあいさつに続き、実行委員が色とりどりのバルーンを飛ばして第21回畿央祭がスタート!         ステージ企画 冬木記念ホールと野外ステージでは、2日間にわたりクラブ・サークルや学生有志などが練習の成果を披露しました!21日(土)にはビンゴ大会が開催され、豪華景品をめざして学内外の方が集まり、大盛り上がりでした。                 また22日(日)は、4年ぶりに吉本お笑いライブを開催!モンスターエンジン、チェリー大作戦、フースーヤの3組が野外ステージを盛り上げてくれました。     展示企画 キャンパスにいつもと違う彩りを加えてくれたのは、実行委員制作のキャンパス外周に設置した看板やステンドグラスやエントランスの展示に、書道部の作品展示。畿央祭恒例、地下食堂でのお化け屋敷では、老若男女の叫び声が響き渡りました!         アリーナ企画 小さなお子さんも一緒に楽しめるイベントがたくさんあるアリーナ企画!ボールプール・射的・ストラックアウト・クラフト工作・バルーンアート・中身当てゲームなどの手作りのミニ屋台が家族連れで大盛り上がりでした。             模擬店 今年の模擬店は27店舗。クラス・クラブ・サークル・ゼミ単位など、いろいろなグループが出店しました。長蛇の列になるブースも続出し、早期に完売したり、いったん中断して材料を買いに走る学生の姿も見られました。                 ウェルカムキャンパス 畿央祭と同時開催している「ウェルカムキャンパス」は、畿央大学教員が、地域のみなさまに参加していただき、教員の研究を体験したり、学生の学びを知ってもらえるイベントを企画しています。今年の企画は以下の通りです。   両日開催 ◧ 運動の器用さにチャレンジしてみよう【ニューロリハビリテーションセンター】 ◧ 学びのギャラリー【人間環境デザイン学科】 ◧ 畿央生といっしょ~あつまれ!キッズチャレンジ~         10/21(土)のみ ◧ がんカフェ「きらめき」【看護医療学科】 ◧ 食育サッとシステムで食事バランスチェック【健康栄養学科】 ◧ 子どもたちの遊びと学びの空間へようこそ!【現代教育学科】         10/22(日)のみ ◧ 健康チェックコーナー【理学療法学科】 ◧ KIO認知症カフェ【看護医療学科】 ◧ プログラミングでドローンを飛ばそう!!【現代教育学科】 ◧ 染物体験教室「カラフルに染めてみよう」【人間環境デザイン学科】           畿桜会(同窓会)役員会・総会・同窓会サロン 卒業生とご家族あわせて約300名が母校に帰ってきました!詳しくは、畿桜会HPをご覧ください。   ミニオープンキャンパス in 畿央祭 両日合わせて約150名の方が来場。畿央祭も、畿央祭を楽しむ学生の姿も見ることができるオープンキャンパスとなりました。   ご来場、ご協力いただいた皆さま、どうもありがとうございました。4年ぶりに来場制限が無くなった畿央祭が実行委員のテーマにもある「心が飛び跳ねる、わくわくするような」空間で楽しんでいただけた2日間でありますように! 畿央祭実行委員の皆さんも、事前準備から当日の運営、片付けまでお疲れ様でした。                           【関連記事】 2022畿央祭・ウェルカムキャンパスで、がんカフェ「きらめき」 を3年ぶりに対面実施!~看護医療学科 【プレイバック畿央祭2021】フォトレポートを掲載しました。

2023.11.02

次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催します。

Excelの活用において、知っておくととりわけ便利な「参照」(相対参照、絶対参照、複合参照)や基本的な関数(AVERAGE、SUM、COUNT、IFなど)の使い方を短期間でマスターしていきます。これらは将来、どのような業種に就職しても求められるスキルであるものの、実際には知らなかったり苦手としていたりする学生も少なくありません。 特に、一般企業への就職を希望している場合は、周りと差をつける大きな要素となり得るだけでなく、入社後の働き方をもスムーズにしてくれるものとなります。 さらに、本講座受講後の次のステップとして「MOS(Excel)資格対策講座」も受講することによって、さらなるスキルの獲得が期待できます。 プログラム 講座名 Excelスキルアップ講座~基本編~ 対象 本学学生(2回生以上) 開催日 2023年11月25日(土)13:00~16:10(3~4限) 会場 畿央大学 L203講義室 参加費 無料 申込方法 事前申込制です。申込フォームに必要事項を記入の上、お申し込みください。   申込フォーム 申込締切 2023年11月17日(金) 問合せ先 畿央大学 次世代教育センター E-mail:jisedai@kio.ac.jp 次世代教育センターHPはこちら

2023.11.01

【次世代教育センター】12/25(月)~「近未来テクノロジーの生かし方」を開催します。

つい最近まで、ひとの代わりにロボットが学校で授業を受けたり、カフェやオフィスで仕事をしたりすることは夢と思われてきましたが、現実になってきました。また、無人運転のタクシーなども実用化に向けてテストが行われています。そのようなロボットが活躍する近未来における「ひと」の役割(仕事)とは何でしょうか。無くなるであろう役割、無くならないであろう役割、そして、新たに生まれるであろう役割について考えながら、近未来テクノロジーの上手な生かし方を皆さんと見つけていきたいと思います。 プログラム 講座名 近未来テクノロジーの生かし方 対象 本学学生(全学生) 動画配信期間 2023年12月25日(月)から2024年1月9日(火) 会場 オンデマンド形式による配信 参加費 無料 申込方法 事前申込制です。申込フォームに必要事項を記入の上、お申し込みください。※12/4~受付開始します 申込フォーム 申込締切 2023年12月20日(水) 問合せ先 畿央大学 次世代教育センター E-mail:jisedai@kio.ac.jp 次世代教育センターHPはこちら

2023.10.25

第18期畿桜会(同窓会)役員会・総会・畿央祭同窓会サロンを開催しました。

2023.10.16

発達性協調運動障害における行為と結果の規則性の知覚感度~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター

発達性協調運動障害(DCD)は、脳の適応的な運動制御・運動学習システムである内部モデルの働きの先天的・発達的問題として生じるとされています。一方で、定型発達(TD)乳児は生後の発達早期に、自己の運動とその結果の繋がり、すなわち行為と結果の規則的な関係性を知覚できるとされており、この行為と結果の規則性の知覚学習は、運動の多様性や内部モデルの発達に貢献すると考えられます。したがって、DCD児においては、行為と結果の規則性の知覚にも問題が生じている可能性がありますが、DCD児における行為と結果の規則性の知覚感度を調べた研究は皆無でした。そこで、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの信迫 悟志 准教授らは、温 文(Wen Wen) 准教授(立教大学)、中井 昭夫 教授(武庫川女子大学)らと共同で、DCD児における行為-結果の規則性の知覚感度について調査しました。この研究成果は、Journal of Autism and Developmental Disorders(Action-outcome Regularity Perceptual Sensitivity in Children with Developmental Coordination Disorder)に掲載されています。 研究概要 DCDとは、協調運動技能の獲得や遂行に著しい低下がみられる神経発達障害の一類型であり、その症状は、字が綺麗に書けない、靴紐が結べないといった微細運動困難から、歩行中に物や人にぶつかる、縄跳びができない、自転車に乗れないといった粗大運動困難、片脚立ちができない、平均台の上を歩けないといったバランス障害まで多岐に渡ります。DCDの頻度は学童期小児の5-6%と非常に多く、自閉症スペクトラム障害、注意欠如多動性障害、限局性学習障害などの他の神経発達障害とも頻繁に併存することが報告されており、近年では脳性麻痺ともリスクファクターを共有する連続体である可能性も指摘されています。またDCDと診断された児の過半数が青年期・成人期にも協調運動困難が残存するとされており、DCDの病態理解と有効なハビリテーション技術の開発は、ニューロリハビリテーション研究における喫緊の課題の一つとされています。 自分の行為と外部刺激との間の規則的な関係性を検出する能力のことを、行為と結果の規則性の知覚と呼びます。この行為と結果の規則性の知覚は、コンパレータモデル以外の運動主体感(Sense of Agency: SoA)を生成する重要な情報源として注目されており、また適応的運動学習パフォーマンスにも関与することが示されています。行為と結果の規則性の知覚は、まだ内部モデルにおける正確な順・逆モデルを持ち合わせていない生後2カ月児にも存在することが明らかとなっており、子どもは行為と結果の規則的な関係性を知覚学習することにより、運動の多様性を獲得している可能性が示唆されています。また最近の研究で、この行為と結果の規則性の知覚感度は、6~15歳と年齢が増加するのに伴い発達向上すること、そして手先の器用さが低下した児では、行為-結果の規則性の知覚感度が低下していることが明らかになっていました。したがって、発達早期からの運動の不器用さを主な特性とするDCD児においては、行為と結果の規則性の知覚にも問題が生じている可能性がありますが、それを調べた研究はありませんでした。そこで畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの信迫悟志 准教授らは、DCD児における行為-結果の規則性の知覚感度を調べました。その結果、DCD児では、年齢と性別が一致したTD児と比較して、行為と結果の規則性の知覚感度が低下していることが明らかになりました。 本研究のポイント ■ DCD児の行為-結果規則性の知覚感度は低下しており、特に低年齢(6~10歳)DCD児で知覚感度が著しく低下していた。 ■ DCD児とTD児の両グループにおいて、年齢の増加に伴い行為-結果規則性の知覚感度は発達向上していた。 ■ DCD児における行為-結果規則性の知覚感度の低下は、いくつかの協調運動技能の低下と相関関係にあった。 ■ DCD児では発達早期の段階で行為-結果規則性の知覚感度が低下しており、そのことが運動の多様化や内部モデルの発達を阻害し、結果として協調運動技能の低下に陥っている可能性が示唆された。 研究内容 6~15歳までのDCD児20名と年齢と性別を揃えたTD児20名は、行為-結果規則性検出課題(図1)を完了しました。この課題において、子どもたちはタッチパッド上で10秒間自由に指を動かし、モニターに表示された3つのドットのうち、自分がコントロールすることができる/自分の指の動きを最も反映していると感じられたドット(検出目標ドット)を検出することが求められました。1つの検出目標ドットには、子どもが制御できる/指の動きを反映する割合に応じて、7制御条件(0、 20、 40、 50、 60、 80、 100%)が設定され、それぞれ6試行、合計で42試行ありました。他の2つのドットは0%制御のディストラクタードットになっていました。この課題の成績から、規則性検出閾値(Regularity Detection Threshold: RDT)を算出し、行為-結果の規則性の知覚感度の定量指標としました。   図1:行為-結果規則性検出課題   その結果、DCD児のRDTは、TD児と比較して高値を示し、DCD児では行為-結果の規則性の知覚感度が低下していることが明らかになりました(図2)。またDCD児とTD児の両グループにおいて、RDTの低下と年齢の増加との間には有意な相関関係が示され、DCD児においてもTD児においても、年齢の増加に伴い行為-結果の規則性の知覚感度は発達向上することが示されました。そこで、年齢を細分化して検討した結果、低年齢(6~10歳)のDCD児のRDTは、低年齢(6~10歳)および高年齢(11~15歳)のTD児と比較して、有意に高値であることが示され、特に低年齢のDCD児の行為-結果の規則性の知覚感度が低下していることが明らかになりました(図3)。またDCD児においては、RDTといくつかの協調運動技能との間に有意な相関関係が示され、行為と結果の規則性の知覚感度の低下とボールスキルなどの協調運動技能の低下との間に関連性があることが示されました。   図2:両グループにおける規則性の知覚感度度   図3:年齢を細分化した規則性の知覚感度の比較結果 本研究の臨床的意義および今後の展開 本研究は、DCD児における行為-結果の規則性の知覚感度が低下していることを初めて明らかにし、特にDCD児では低年齢の段階で規則性の知覚感度が著しく低下していることを示しました。このことは、DCD児では低年齢の段階で行為-結果の規則性の知覚感度が低下しており、そのことが運動の多様化や内部モデルの発達を阻害し、結果的に協調運動技能の低下に至っている可能性を示唆しました。今後、本研究で使用した行為-結果規則性検出課題と運動の多様性や内部モデルの働きを定量化する課題を併用し、縦断的に調査することで、この可能性を検証していく必要があります。 論文情報 Nobusako S, Wen W, Osumi M, Nakai A, Morioka S. Action-outcome Regularity Perceptual Sensitivity in Children with Developmental Coordination Disorder. J Autism Dev Disord. 2023 問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学 大学院 健康科学研究科 准教授 信迫 悟志 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.nobusako@kio.ac.jp

2023.09.27

大阪府立桜和高等学校との高大連携協定を締結しました。

  9月20日(水)に、本学と大阪府立桜和高等学校との間で、高大連携協定の調印式が行われました。本学の高大連携協定は11校目となります。また大阪府内の公立高校とは初めての連携協定となりました。本学からは冬木正彦学長、前平泰志教育学部長、柴浩司教育顧問、小野巧大学事務局長の4名、桜和高校からは川口伊佐夫校長、福原泰一教頭の2名の立会のもと調印がかわされ、今後お互いの持つ特色を有効に活用し、それぞれが実施する教育活動への相互支援や、教員、学生、生徒の交流を深めていくことになりました。   ▼川口校長(左)と冬木学長(右)による調印   同高校は、大阪府内で初の教育文理学科を設置する高校として、高い志を持ち、様々な立場で教育に取組む人材の育成、「チーム学校」を支える教育コミュニティの醸成を理念とし令和4年4月に開校された学校です。多くの優秀な教員を輩出したいという想いは、本学と一致し、今後、様々な連携を進めることで、多くの成果が期待されます。     【関連リンク】 大阪府立桜和高等学校 (osaka-c.ed.jp) 自治体との協定 | 畿央大学 (kio.ac.jp)  

2023.09.21

第9回畿央⼤学看護実践研究センター研修会「地域共⽣社会の実現に向けて∼外国⼈介護職受け⼊れの現状と課題」を開催します。

  畿央大学看護実践研究センター地域包括ケア部門では、地域共⽣社会の実現をテーマに研修会を開催します。現在、介護をはじめ多くの分野で在留外国⼈の増加が⾒込まれています。そのため、外国⼈住⺠を地域社会の⼀員として受け⼊れ共⽣することが期待され、地域共⽣社会の構築が求められています。外国⼈介護職の受け⼊れ施設における⽀援の実際を理解するとともに、地域共⽣社会についてみんなで考えてみませんか? 実施要項 テーマ 地域共⽣社会の実現に向けて∼外国⼈介護職受け⼊れの現状と課題 開催日時 2023年11⽉25⽇(⼟)13:30∼15:00 会場 畿央大学P棟3階 P301講義室 ※現地開催およびオンライン開催を併⽤するハイブリッド開催です。オンライン開催ページのログイン⽅法は参加登録済みの⽅にご連絡します。 申込方法 11⽉18⽇(土)までに、申込フォームまたはFAX参加申込用紙よりお申込みください。   申込フォーム   FAX参加申し込み用紙 参加費 無料 パネリスト 地域密着型特別養護⽼⼈ホームきいと所⻑ ⾼⼝ 誠⽒ 地域密着型特別養護⽼⼈ホームきいと ⼩菅 知⼦⽒ 特別養護⽼⼈ホーム万寿の家所⻑ ⽶⽥ 知弘⽒ NPO法⼈ガルーダ・ジャパンコミュニティ代表理事 ⻄⼝ 和寿⽒ 司会:畿央⼤学健康科学部看護医療学科 准教授 前⽥ 則⼦ 備考 ⼤学駐⾞場は使⽤できませんので、近隣駐⾞場または公共交通機関をご利⽤ください。   お問い合わせ 畿央⼤学看護実践研究センター地域包括ケア部⾨ 前⽥ 則⼦、松本 泉美、田中 陽子 Tel:0745-54-1601(代表)(平⽇9:00-17:00) FAX:0745-54-1600 E-mail:n.maeda@kio.ac.jp

2023.09.21

同窓会レポート~「健康支援学生チームTASK 卒業生勉強会」を開催しました!

2023.09.04

令和5年度「教職員のための夏の公開講座」を開催しました。

2023年(令和5年)8月18日(金)、令和5年度「教職員のための夏の公開講座」を開催しました。この講座は奈良県立教育研究所の依頼に基づき、夏休みの間に現場の先生方に知識を深めていただき、得意分野についてはさらに伸ばしていただくことを目的に受講していただく講座です。   今年度は、コロナ以前のように対面で23名の先生方に参加いただき、ちょっとしたワークなども交えながら実施いたしました。今回は畿央大学 教育学部 現代教育学科 小山内 秀和准教授による「子どもが世界を理解し、世界に発信する力の謎に心理学はどう応えるか」と題した講座を開催しました。     1.子どもが世界を理解するメカニズム、2.言語の発達と世界の表現、3.文章で世界を表す、4.読み書きと思考という目次に沿って、ヒトの営みとしてのコミュニケーションのあり方を理解するところから始まり、子どもが成長に伴い世界をどのように理解するのか、言葉の発達を通した周りの世界の理解、文章を理解するということ、読み書きと言語能力の発達の関係を学びました。     受講者アンケートでは、「難しい内容でしたが、論理的に考えるということや発達を通した客観的な思考獲得についてよくわかりました」や「状況モデルという考え方が非常に新鮮だったので、今後に生かしていきたいです」、「説明もレジュメも非常に簡潔で明解でした」などのご意見・ご感想をいただきました。     講座の後半セクションでは、ワークが5つほどあり、講座の理解が深まるとともに、参加者同士のコミュニケーションも積極的に交わされました。質疑応答も積極的に行われ、講座終了後も講師に質問をする参加者の方々を見ることができました。     残暑厳しい中、ご参加いただきました皆様には心より感謝申し上げます。今回のアンケートを参考に、今後とも皆様のお役に立てる講座設定に努めて参ります。   【教職員のための夏の公開講座 開催レポート】 2021年度 2019年度 2018年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度 2009年度 2008年度

2023.08.21

8/19(土)第17期 第2回畿桜会役員会を開催しました。

2023.08.18

公立学校教員採用試験(1次試験)速報〜2024年3月卒業予定者

  2024年度公立学校教員採用試験はピークをむかえ、各都道府県や市で実施された1次試験の結果が続々と発表されています。過去最高の現役合格率を記録した昨年同様に、今年も多くの学生が1次試験を突破しました。教採・公務員対策室では現在、学生が実際に受験する都道府県や市に対応した2次試験対策講座を実施しています。1人でも多くの学生が所期の目標を達成できることを祈りつつ、これからも様々な支援を行っていく予定です。 一人ひとりの夢がかなうように、大学一丸となって最後まで応援していきます。ゴールは近い。頑張れ、畿央生! 教採・公務員対策室 ▶2023年3月卒業生の実績(小学校教諭85.4%、養護教諭64.7%、公立幼稚園・保育士100%)     公立学校教員採用試験 都道府県・市別の合格者数 公立小学校教諭ー現代教育学科 都道府県・市 受験者数  1次合格者数 1次合格率 奈良県 32 30 93.8% 大阪府 19 17 89.5% 大阪市 11 8 72.7% 堺市 6 6 100% 豊能地区 1 1 100% 京都府 3 2 66.7% 兵庫県 3 3 100% 神戸市 2 2 100% 和歌山県 3 3 100% 滋賀県 12 8 66.7% 三重県 3 3 100% 山梨県 1 1 100% 愛知県 13 13 100% 岡山県 10 9 90% 長野県 2 2 100% 広島県 2 2 100% 鳥取県 27 24 88.9% 島根県 1 1 100% 徳島県 1 1 100% 高知県 63 62 98.4% 愛媛県 2 2 100% 香川県 3 1 33.3% 東京都 1 1 100% 茨城県 1 1 100% 神奈川県 1 1 100% 横浜市 1 1 100% 川崎市 2 2 100% 千葉県 16 16 100% 福岡市 2 2 100% 北九州市 4 4 100% 長崎県 1 1 100% 沖縄県 1 1 100% 札幌市 1 1 100%   公立中学・高校(英語)教諭ー現代教育学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 6 5 83.3% 大阪市 1 1 100% 三重県 2 2 100% 岡山県 1 1 100% 鳥取県 2 1 50% 徳島県 1 1 100% 高知県 4 3 75% 愛媛県 1 1 100% 東京都 1 1 100% 宮崎県 1 1 100%   公立学校養護教諭ー現代教育学科・看護医療学科 都道府県・市 受験者数  1次合格者数 1次合格率 奈良県 7 5 71.4% 大阪府 2 1 50% 滋賀県 5 1 20% 三重県 4 1 25% 富山県 1 1 100% 福井県 1 1 100% 岡山県 2 1 50% 広島県 1 1 100% 島根県 1 1 100% 鳥取県 7 4 57.1% 高知県 10 6 60% 北海道 1 1 100%     特別支援学校教諭ー現代教育学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 4 4 100% 大阪府 3 3 100% 京都府 2 2 100% 和歌山県 1 1 100% 滋賀県 3 3 100% 三重県 1 1 100% 福井県 1 1 100% 愛知県 2 1 50% 広島県 1 1 100% 高知県 7 7 100% 愛媛県 1 1 100% 鳥取県 6 6 100% 茨城県 2 2 100% 福岡県 1 1 100% 福岡市 1 1 100% 北九州市 4 4 100% 北海道 1 1 100%     栄養教諭ー健康栄養学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 奈良県 2 2 100% 大阪府 3 3 100% 大阪市 2 1 50% 堺市 1 1 100% 和歌山県 1 1 100% 静岡県 3 1 33.3% 福岡県 2 1 50% 鹿児島県 1 1 100% 北海道 7 7 100%   家庭科教諭ー人間環境デザイン学科 都道府県・市 受験者数 1次合格者数 1次合格率 大阪府 1 1 100%   注1. 過年度卒業生を含みません(すべて2024年3月卒業見込者)。 注2. 2023年8月18日現在の判明者数です。今後変動する場合があります。 注3. 一部試験での1次試験免除者を含みます。