トピックス
2011.03.23
高島屋大阪店『大学は美味しい!2011』に出展しました。
産学官連携で誕生した畿央大学発の美味しいお菓子が“なにわデビュー”!! 2011(H23)年3月16日(水)から21日(月・祝日)の6日間、大阪難波の高島屋で開催された「大学は美味しい!2011」フェアに出展しました。北は北海道大学から南は鹿児島大学まで全国21大学の教員・学生たちが企業等と連携して創作した新たな味が一堂に集結した小学館主催のイベントで、東京の高島屋新宿店では過去3回開催されていますが、関西では初めての試みとなります。畿央大学は昨年6月の第3回新宿店フェアにも参加しており、今回2度目の出展です。 本学のブースでは、健康栄養学科森友彦教授が開発した“大豆(ソイ)パウンドケーキ”(販売元㈱植嶋)、浅野恭代教授と薗田雅子助手が指導教員となり橿原商工会議所とコラボの「万葉人からの贈り物プロジェクト」で学生たちが創作した“本葛ボーロ 千の香り”(販売元岩出湖月堂)、同じく“大和まなのタルト 月の誕生石”(販売元ココアイ)の3つの商品を販売しました。今回販売の“千の香り”と“月の誕生石”を創作したのはいずれも健康栄養学科4回生でしたが、3月20日管理栄養士国家試験のため、後輩の2回生合計5名が代わって販売にあたりました。地元広陵町のかぐや姫姿でお客様に3つの商品をアピール。お客様に商品を買っていただくのがいかに難しいかが体験してみて初めてわかりました。大阪で「畿央大学」の名前を広報することも大事です。学生たちにとってはいい勉強になったようです。 かぐや姫2人が笑顔でお客様をお出迎え 通路は買い物客でごった返しています 「せんとくん」が応援に来てくれました 橿原市キャラの「こだいちゃん」も登場! 学園広報誌「カトレア」を見て1期生も 学部生もご家族で来てお買い上げ 本学のブースには大学教職員、学部学生はじめ、桜井女子短期大学・畿央大学卒業生OB、保護者ら多くの方々にご来場、そしてお買い上げいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。また、3月11日午後2時46分発生の東北地方太平洋沖大地震で被害を受けられた皆さま方にお見舞い申し上げますとともに、全国からの参加予定大学の中では大船渡市に三陸キャンパスがある北里大学の中止もあり、皆さまの安全と一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。 本学左隣の奈良女子大学は八重桜プロジェクト 右隣は龍谷大学の宇治茶と抹茶シフォン 近畿大学は養殖マグロのイートイン 向かいは、びわ茶(鹿児島大学)とスッポンエキス(大分大学) 紹介しきれないくらい沢山の産学連携商品がずらり並んでいました。それぞれの地方の農畜産物や海産物などの地産地消、研究成果が存分に発表されていました。商品化しているとはいえ地元中小企業との連携であり、お値段は市中商品と違って割高になります。そこには頑張る地方企業の生き残りをかけた姿を垣間見ることができました。畿央大学はこれからも地元の活性化のため産学官連携に積極的に取り組んでまいりますので、ご支援・ご協力よろしくお願いします。 高島屋大阪店「大学は美味しい」チラシ 畿央大学 出展商品説明 奈良新聞で紹介された記事
2011.03.17
平成22年度卒業証書・学位記授与式を行いました。
畿央大学ならびに畿央大学大学院の2010(平成22)年度卒業証書・学位記授与式が3月15日開催され、健康科学部194名、教育学部146名、大学院健康科学研究科22名の合計362名が、学び舎を巣立ちました。今年の卒業式は例年より約1週間早く行われ、一足早く訪れた春の暖かい陽気の中、キャンパスは、振袖はかまやスーツ姿の卒業生たち、保護者の方々で華やぎました。 式典は10時に始まり、学部学科ごとおよび健康科学研究科の卒業生の名前が読み上げられ、それぞれの代表者に卒業証書・学位記が手渡されました。その後、学長表彰が行われました。特に優秀な成績を修めた学生が各学科1名選ばれ表彰状と記念品が手渡されました。続いて、理学療法士協会や栄養士協会など各種団体からの表彰状が手渡されました。 冬木智子学長は式辞で、「これまで両親や家族、恩師からの愛と慈しみを受けて育ってきたことの恩をかえす人生を歩んでほしい」と述べ、「報恩」いう言葉を贈られました。 その後、健康科学部看護医療学科村前莉沙さんが在学生を代表して送辞を、卒業生を代表して教育学部現代教育学科の影林龍哉さんが答辞を述べました。影林さんは、「人は「さようなら」を繰り返して成長してゆくのだと、私は思います。新しい環境、新しい出会い、新しい自分を手に入れる合言葉。そして、今までの経験、思い出を忘れないようにするおまじない。それが「さようなら」という言葉なのです。」と門出の想いを語りました。 卒業式後に行われたエントランスホール前での記念撮影では、ふりそそぐ春の日差しのもとで笑顔がはじけていました。 また、午後4時半より会場をスイスホテル南海大阪に移して『卒業記念パーティー』が開かれました。卒業式では振り袖に袴を着ていた女子学生たちも、今度は色鮮やかなドレスに着替えて再登場しました。パーティーでは、卒業生の実行委員会によるクイズで盛り上がり、その後、会場のあちらこちらに恩師を囲む輪が生まれ、和やかな歓談と写真撮影などの光景が絶えず、名残りのつきないものとなりました。 卒業証書・学位記授与 学長賞授与 学長式辞 送 辞 答 辞 卒業記念パーティー
2011.03.15
本学学生を騙るネット上の非人道的書き込みについて
ネット上の掲示板等に、畿央大学の学生を名乗る人物による非人道的な書き込みがあり、お騒がせ、ご心配をおかけしています。この件については、本学も大変な迷惑を被っており調査いたしましたが、本学にはその名前の学生は在学しておりません。本学としては、警察や顧問弁護士とも相談をして厳格に対処する所存です。畿央大学生を騙った人物の書き込みに対し、畿央大学としても大変遺憾に感じていることを改めて申し上げます。 平成23年3月15日
2011.03.14
東北地方太平洋沖地震により被災した新入生、受験生の方へ
3月11日の三陸沖を震源とする強い地震の影響により被災されたみなさまには、心よりお見舞い申しあげます。 今回の地震等で被害を受けられた新入生、受験生の方には、入学や修学にかかわる各種手続きなど、できる限りの支援を検討しています。現在、本学ではみなさまからのご相談を受け付けておりますので、畿央大学入学センターまでご連絡ください。 畿央大学 入学センター0745-54-1603 nyusi@kio.ac.jp
2011.03.14
産学官連携「栄養学生モニター」プロジェクト
畿央大学のある地元広陵町を含む葛城地区商工会広域協議会(以下、略して商工会)と連携して、2008年度から人間環境デザイン学科(指導教員:加藤先生)が「学生店舗モニター」を実施していますが、今回から健康栄養学科(指導教員:北田先生、上地先生、新谷先生)および学生5名による「栄養学生モニター」(レシピ開発)が行われました。 商工会は会員企業に対し経営指導員や中小企業診断士による経営診断や税務相談を実施していますが、学生、大学教員による一般消費者の立場からその店舗の改善を促して行こうとの趣旨で始まったのがこの「学生店舗モニター」です。地元広陵町内の喫茶店ランチメニューの開発は、2月8日に始まり約1ヶ月かけて、本日3月11日に実際にお店の厨房で作り、試食会を行いました。 限られた厨房スペースで手際よく オーブンで焦げ目をつけて出来上がり 前々日3月9日に大学内の調理実習室に商工会関係者とオーナーをお招きし、学生たちが創作したレシピでの試食会を実施しました。そのとき5つの試作品から3つのメニューを絞り、喫茶店の厨房設備で仕上がり具合や作る時間を見るのが目的です。 真中奥:焼きカレー丼器にご飯を盛りカレーをかけ、ブロッコリー、卵、チーズをのせ、オーブンで焼く。 右手前:チーズキーマカレー・トーストキーマカレーを切った食パンに挟み、オーブンで焼く。 左手前:ライスバーガーと焼きポテト丸く形を整えたご飯をフライパンで焼いてレタスと生姜焼きや海苔きんぴらを挟む。 喫茶店では調理してからお客様の前にお出しするまでの時間は10分が限度です。カレーは冷凍したものを必要分量だけ解凍して時間短縮を図りました。このお店にはパンやケーキ類メニューが多くご飯系がなかったので喜んでいただけました。 オーナー(真中)、北田先生(右)らに「どうぞ」 学生たちも美味しくいただきました 奈良新聞社の記者インタビューに答えて 奥の和室で今回の連携事業の締め括り 普段は調理実習で給食メニューづくりをしていますが、お店では原価計算をしたうえで手早く美味しく盛り付ける工夫も必要です。自分たちが開発したメニューがお客様に喜んで食べていただけることを通して地域の活性化につながるのが一番嬉しいのです。畿央大学はこれからも地域と密着した連携活動を続けていきます。 ≪関連記事≫「栄養学生モニター」の開発レシピ試作に挑戦! https://www.kio.ac.jp/information/2011/02/post-349.html産学連携「栄養学生モニター」プロジェクト(レシピ開発) https://www.kio.ac.jp/information/2011/02/post-346.html
2011.03.01
「学生向け健康支援プログラム(学生支援GP)最終報告会」を開催しました。
本学の教育テーマは“健康と教育”であり、その一環として学生自身が健康データを管理し、健康の維持と増進を図る「学生向け健康支援プログラム」に取り組んできました。この活動は平成19年度に文部科学省の「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」(学生支援GP)に採択され、本年度で4年目の最終年度を迎えました。 平成23年2月25日(金)14時から、これまでの活動を振り返り今後の展望を開く機会として、本学KB04講義室にて『学生向け健康支援プログラム最終報告会』を開催しました。本学では、学生の健康診断や体力測定のデータを登録、学生自身で生活リズムを入力管理できる健康支援システムを「畿央大学総合支援システムKiTss」の一環として構築し、入学時にはこれに連動した「健康づくりノート」を配布しています。また定期的に「健康意識啓発セミナー」や生活意識アンケートの実施、食生活の指導など、“健康のプロ”を創る「学生向け健康支援プログラム」を実践しています。外部からの大学関係者や本学教職員、本学学生あわせて約70名の方々が参加、発表に熱心に耳を傾けておられました。 まず、冬木智子学長よりGP4年目を迎えるにあたってのご挨拶を学園創設にそそいだ情熱とともにお話いただきました。 引き続き、健康支援プロジェクト委員会の6部会の活動が報告されました。 <情報システム部会>渡辺幸重先生による「健康支援システムの設計と開発」 <健康基本情報部会>上田依子先生による「健康情報の有効活用と健康支援センターの役割」 <身体機能部会>福本貴彦先生による 「身体機能データの内容と活用」 <生活リズム部会>岡本啓子先生による「生活リズムと健康意識に関するデータの活用」 <食生活部会>浅野恭代先生による「食生活と健康に関するデータの内容と実践活動」 <心の健康部会>東山明子先生による「心の健康を測定する」 その後、本学学生と教員による座談会、測定データを活用した先生方の研究報告が行われました。 最後に、内部評価委員の坂田進先生から、学生支援GPに対する評価と期待について述べていただきました。 報告会終了後には、学生食堂で情報交換会を開催し、コーヒーや黒豆茶、本学の教員が開発した大豆パウンドケーキや健康クッキーなどの軽食をつまみながら、学生も交えて和気あいあいと健康に関する話題で盛り上がりました。 学生支援GPは本年度で終了しますが、学生自身が健康データを管理し健康の維持と増進をはかる取り組みは、本学の特徴を生かした取り組みとしてこれからも継続してまいります。
2011.02.28
大阪教育大学附属天王寺小学校を一日見学させていただきました。
2011.02.25
畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー(実践編)を開講しました。
2011(平成23)年2月19日(土)、20日(日)の2日間にわたり、「平成23年度畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー -実践編-」が開講されました。今年度から始まりました畿央大学ニューロリハビリテーションセミナーも「基礎編」、「応用編」、「臨床編」に続き、今回の「実践編」で今年度のシリーズとしては最終のセミナーとなりました。 脳の機能解剖にはじまり、脳のシステム機能、脳損傷後の病態とリハビリテーションへの応用を講義形式で情報提供を行い、それらを踏まえ今回は、各種脳機能イメージング機器、研究についての情報提供と、実際に機能的近赤外分光法(fNIRS)装置を使用して、実際の測定方法から実験課題設定など脳機能イメージング研究を自己体験し、さらに理解を深めていただくことを目的といたしました。 今回も全国から約40名の方々に参加していただき、4グループに分かれ、2日間にわたりfNIRS装置を使用し、様々な実験課題を体験していただきました。実践編では、本学所有のfNIRS装置2台に加え、(株)島津製作所のご協力により、さらに2台を追加いたしました。そして計4台のfNIRS装置をフル稼働させ、参加者の方々が検者、被験者ともに経験し、測定から脳機能画像のマッピング、さらに測定結果からの考察まで実施し、最後に各グループによるプレゼンテーションまで行いました。グループごとに実験課題や測定部位、実験プロトコールなど一連の実験過程について様々な意見交換があり、非常に活発な2日間となりました。 今年度の畿央大学ニューロリハビリテーションセミナーは終了となりますが、今年度の状況を踏まえ、すでに次年度のセミナーに向けて準備を始めています。次年度のセミナーにつきましては、畿央大学ホームページなどに掲載予定ですので、ご覧ください。 最後に、今回の実践編を開催するにあたり、ご協力いただきました(株)島津製作所の皆様、そして畿央大学大学院健康科学研究科の皆様へ、この場をかりて感謝申し上げます。
2011.02.21
2010年度人間環境デザイン学科卒業研究・作品展を開催しました。
2011(平成23)年2月19日(土)、20日(日)の2日間にわたり、昨年と同じ奈良市「ならまちセンター」において、「2010年度人間環境デザイン学科卒業研究・作品展」を開催しました。ならまちセンターは近鉄奈良駅から徒歩約7~8分、興福寺五重塔、猿沢池畔の近くで、旧奈良市役所跡地に図書館、市民ホール、企画展示ギャラリーとして建設された憩いのスペースです。また「ならまち」の名称のとおり、付近一帯が古民家風まちなみが保存され観光客で賑わう界隈にあり、たくさんの方々に見ていただけます。 猿沢池、興福寺五重塔を見ながら南へ 旧奈良市役所跡地の市民憩いの場所 ご来場者の受付風景 人間環境デザイン学科の教員、4回生らは、この日のために何か月もかけて自らの創作を温め“カタチ”にしてきた、いわば4年間の学びの集大成です。1階受付すぐ右に24作品、3階ギャラリーには22作品、合計46作品、共同制作もあり約60名の力作が展示されました。ご来場者には学生たちが輪番で説明にあたっています。以下、作品の一部をご覧ください。
2011.02.21
産学官連携「下市町商工会木工新製品開発プロジェクト」を支援しています。
合格割箸(勝箸=かつばし)を下市中学3年生の受験生に! 下市町商工会では古くから吉野杉を活用した木製品づくりが盛んですが、三宝や割箸製造技術を応用した新しい感覚での商品・デザイン化について人間環境デザイン学科に連携依頼があり、加藤信喜准教授とそのゼミ生が約半年前から取り組みました。コンセプト・キャッチコピーは“五感であじわう吉野杉”として、創作された新製品は「下市ORIGINAL COLLECTION」の統一ブランドで売り出される予定です。その新製品の数々は2月1日~4日、東京ビックサイトで開催された「インターナショナル・ギフトショー2011」に出品され好評を博しました。 その新製品の中でもこの時節にマッチしたアイデア商品「合格割箸(ごうかく かつばし)」(割箸を割るとその断面が五角(合格)形になるように工夫。天に向かって真直ぐ育つ吉野杉のように、目標に向かって真直ぐ進んでほしいとの思いが込められています。)を、高校受験まっただ中の地元下市中学校3年生への贈呈式が2011(平成23)年2月17日に行われ、加藤先生が出席されました。 この事業は、平成23年度「地域資源全国展開プロジェクト」として2月の東京ギフトショー2011に焦点をあてて進められた関係から今年度の販売時期に合わせています。地元下市中学校の生徒会代表らは全国で一番早く合格割箸を使えると喜んでいました。 (開発された新木工製品の一部と「下市ブランドマーク」) 畿央大学は産学官連携事業を積極的に進めています。下市町のお隣りの大淀町では特産の中増番茶を使ったレシピ開発と番茶成分分析で健康栄養学科が連携し、また吉野町では人間環境デザイン学科がまちづくり協議会に参加しています。これらの山村地区から畿央大学までは車で1~2時間の距離で、畿央大学がもっとも近い総合大学ということで連携の輪が広がっています。畿央大学はこれからも地域社会のために貢献していきます! 【関連記事】 2011東京ギフトショー https://www.kio.ac.jp/information/2011/02/post-343.html
2011.02.15
産学官連携「大学ヘルスチーム菜良」がサークルKサンクスから新商品発売!
管理栄養士資格取得課程をもつ、奈良県下の4つの大学(畿央大学、近大農学部、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成する、「大学ヘルスチーム菜良(なら)」というプロジェクトに参加しています。これは奈良県健康福祉部健康づくり推進課が主催している活動で、平成21年度を初年度として2年目を迎え、今年度は①学食ヘルシーメニューの創作、②下宿生のためのクッキング教室、③健康づくり啓発運動、④コンビニのサークルKサンクスと連携してヘルシー・地産地消をめざした新商品開発の4つのセクションがあります。畿央大学健康栄養学科の学生約50名が参加し、④の「コンビニ新商品開発」には17名が携わりました。(指導教員浅野恭代教授)2011(平成23)年2月10日奈良県庁6階会議室に4大学の学生代表ら20名(本学4名)が集まり、サークルKサンクスおよび奈良県庁関係者との最終商品確認と広告ポップ用写真撮影会が行われました。 畿央大チーム開発商品「ハニーパンプキンパイ」と「パイシュー」を持って 奈良の食材をアピールする、健康に配慮した商品という2つのコンセプトで、畿央大はデザートパン部門、奈良女子大はおにぎり部門、帝塚山大と近大はお弁当部門での挑戦。昨年夏からみんなで大手製パン工場を見学し、実習食堂室で企画原案を練り改良を重ね、温めてきたものがいよいよ商品として発売されます。関西地区サークルKサンクスの約900店舗で4月15日(金)~5月12日(木)の4週間、期間限定での販売となります。また、これに先立ち、4月14日(木)には奈良県庁において県およびサークルKサンクス、そして大学ヘルスチーム菜良の学生代表によるプレス発表が行われる予定です。値段設定もお安いコンビニ価格(ハニーパンプキンパイ137円、パイシュー126円の予定)ですので、みなさんお買い求めください。 ポーズをとった写真が合成されてポスターになりコンビニ店頭に貼られます。お楽しみに! 最後に4大学代表の学生20名で記念写真を撮りました! 前回までの連携活動の様子 産学官連携ヘルスチーム"菜良"がサークルKサンクスと連携 vol.3 https://www.kio.ac.jp/information/2010/11/kvol3.html 産学官連携ヘルスチーム"菜良"がサークルKサンクスと連携 vol.2https://www.kio.ac.jp/information/2010/09/k-1.html 産学官連携ヘルスチーム"菜良"がサークルKサンクスと連携して製作開始!https://www.kio.ac.jp/information/2010/08/k.html
2011.02.08
産学連携「大淀町番茶事業活性化支援」の最終成果報告会が行われました。
大淀町は桜で有名な吉野山の麓に位置し、かつては商業も盛んでしたが過疎化とともに衰退傾向にあります。特産品として20世紀梨、お茶、こんにゃくなどがありますが、生かし切れていないのが現状で、大淀町商工会をはじめとする町おこしメンバーが主となり、昨年6月から特産品の「番茶」、とくに中増地区の天日干し番茶を中心素材にした色々な加工食品を試作しており、畿央大学健康栄養学科の先生方が協力しています。そのプロジェクト事業の最終成果報告会および試食会が、2011(平成23)年2月7日大淀町ましが丘ふれあい交流館で行われ、本学から喜多先生、金先生、吉居先生が出席しました。(岩城先生は業務多忙で欠席) ふれあい交流館の会場の様子 開発されたレシピ商品の展示 畿央大学では昨年秋の畿央祭で来場者のみなさんに商工会青年部創作の「番茶ミルクリゾット」の試食・アンケートを実施し、これなら商品化できるという手ごたえを感じ、今後はご当地看板メニューとして幅広く展開し、B級グルメ・B1グランプリをめざす方向で検討中です。 だし汁に番茶を使って寄せ鍋風にアレンジした「番茶鍋」。具材にもこだわって地元野菜たっぷり、番茶風味ピリ辛薬味で味をひきしめています。地元割烹三笠さんが創作。 おこげと番茶の香ばしさを活かしたこだわりの逸品に仕上げた「おこげの番茶あんかけ」。 おこげとあんかけの絶妙なバランスで、和食の楽しさを満喫してもらえる夜の一品メニューとして、創作者鮨亀さんのお店で提供予定です。 このほか、「番茶せいろ蒸し」、「番茶焼きおにぎり」、「番茶に漬けた魚の一夜干し」、「くみ上げ湯葉の番茶ゼリーかけ」、「番茶ソフトクリーム」、「番茶だんご」、「蒸し番茶まんじゅう」、「葛番茶・葛桜セット」、「番茶マカロン」、「番茶パン」など、番茶を使って地元食材をふんだんにアレンジしたレシピがたくさん紹介されました。 畿央大学健康栄養学科は、開発レシピの相談とともに、番茶の成分分析に力を注いでいます。煎茶や抹茶に劣るとされる番茶の良さを成分や香りで裏付けできないかを模索しているところです。吉野では古くから番茶粥(おかゆ)が食べられてきました。おかゆは質素、素朴ではあるけれども現代では健康的なレシピであることに違いなく、今後見直されるかもしれません。 大淀町の経済復興の起爆剤になってほしいと願う岡下町長に番茶の良さを説明する喜多先生。 これら創作レシピは今年3月1日から「道の駅」や創作してくれたレストランやお寿司屋さん、割烹店などで実際に販売されます。まさに町をあげて“番茶レシピ”が全国へ情報発信されます。 これからがほんとうの始まりなのです!
2011.01.24
産学官連携「第17回姉妹都市橿原と宮崎の物産展」に参加しました。
「頑張ろう宮崎!」、畿央大学も応援しています!! 農畜産物と観光が主産業の宮崎県は、2010(平成22)年4月口蹄疫発生から同年8月の東国原知事の終息宣言までに約30万頭の牛殺処分を余儀なくされ大打撃を被りました。そして宮崎県では「頑張ろう宮崎!」を合言葉に県をあげての復興への取組みが行われています。そんな中、昭和41年から姉妹都市の盟約を結び、第17回目を数える「橿原と宮崎の物産展」が宮崎市の老舗「宮崎山形屋百貨店」において、2011(平成23)年1月6日から10日の5日間開催され、畿央大学も応援参加しました。 宮崎市繁華街橘通りの「宮崎山形屋百貨店」前の巨大ショーウィンドウ 2010(平成22)年度、橿原商工会議所とのコラボ 「万葉人からの贈り物プロジェクト」(橿原市の新しい食の土産物)で製作した本葛ボーロ“千の香り”が初めて宮崎物産展で販売されることになり、健康栄養学科(指導教員浅野恭代教授)の学生4名が応援にかけつけました。橿原からは21事業所、宮崎からは26事業所、合計47事業所が地元最大の百貨店である宮崎山形屋5階催し会場に集う新年早々の大イベントです。 宮崎では当日朝7時、NHKテレビや宮崎テレビのニュースのトップで事前に取り上げられ、また10時開店時には宮崎テレビが売場の模様を長時間実況中継するなどメディアをあげての取組みには驚かされました。また、私たちの本葛ボーロ製造出店者岩出湖月堂ブースには宮崎市の戸敷正市長が真っ先に来ていただき、お買い上げ第1号となっていただきました。 宮崎テレビ放送の実況中継 お買い上げ第1号は戸敷正宮崎市長さん 「頑張ろう宮崎!」を合言葉に ボーロの湖月堂岩出さんと橿原物産協会吉廣会長 橿原には毎回この宮崎物産展に参加している元気な企業がたくさんあります。その会場の様子を写真で紹介します。 「橿原と宮崎の物産展」開催の前夜1月5日には、主催者と出展者を集めて交流会が開催されました。橿原市からは、岡崎企画調整部長、竹田市議会議長、森本商工会議所会頭、吉廣物産協会長、宮崎市からは金丸副市長、山田企画部長、戸高市議会議長、米良商工会議所会頭、岡崎物産協会長、佐多宮崎山形屋社長はじめ橿原市出展者など約100名が出席して盛り上がりました。 左から吉廣橿原物産協会長、浅野教授、学生4名、岡崎宮崎物産協会長
2011.01.22
2011(平成23)年度理学療法特別講演会を行いました。
2011(平成23)年1月22日(土)に第4回『畿央大学理学療法特別講演会』が、畿桜会(畿央大学同窓会)主催により冬木記念ホールにおいて開催されました。この講演会は卒業生向けのリカレント教育(大学卒業後も幅広い知識、最新の理学療法情報を得とくしていただく)を目的に毎年行っているものです。 受付風景 会場内の様子 泉唯史先生 わかり易く説明していただきました 今回は、心臓および呼吸循環器系疾患に関するリハビリテーションがご専門で、現在姫路独協大学医療保健学部理学療法学科教授の泉唯史先生をお招きして講演していただきました。高齢化するにつれ心疾患が多くなり、また働き盛りの人でも動脈硬化や急性心不全に陥ることがあります。酸素消費量と血流の仕組みを知ることにより、予防と効果的なリハビリテーションが望まれます。畿央大学理学療法学科の卒業生は現在4期輩出していますが、リカレント教育のために多くの方々が参加してくれました。また、地域の病院に勤務される理学療法士の方のご参加もあり、約100名の聴講者がホールに集いました。
2011.01.12
「頑張ろう宮崎!」、畿央大学も応援しています!!
農畜産物と観光が主産業の宮崎県は、2010(平成22)年4月口蹄疫発生から同年8月の東国原知事の終息宣言までに約30万頭の牛殺処分を余儀なくされ大打撃を被りました。そして宮崎県では「頑張ろう宮崎!」を合言葉に県をあげての復興への取組みが行われています。 そんな中、昭和41年から姉妹都市の盟約を結び、第17回目を数える「橿原と宮崎の物産展」が宮崎市の老舗「宮崎山形屋百貨店」において、2011(平成23)年1月6日から10日の5日間開催され、畿央大学も応援参加しました。 宮崎市繁華街橘通りの「宮崎山形屋百貨店」前の巨大ショーウィンドウ 2010(平成22)年度、橿原商工会議所とのコラボ 「万葉人からの贈り物プロジェクト」(橿原市の新しい食の土産物)で製作した本葛ボーロ“千の香り”が初めて宮崎物産展で販売されることになり、健康栄養学科(指導教員浅野恭代教授)の学生4名が応援にかけつけました。橿原からは21事業所、宮崎からは26事業所、合計47事業所が地元最大の百貨店である宮崎山形屋5階催し会場に集う新年早々の大イベントです。 宮崎テレビ放送の実況中継 お買い上げ第1号は戸敷正宮崎市長さん 「頑張ろう宮崎!」を合言葉に ボーロの湖月堂岩出さんと橿原物産協会吉廣会長 橿原には毎回この宮崎物産展に参加している元気な企業がたくさんあります。その会場の様子を写真で紹介します。 「橿原と宮崎の物産展」開催の前夜1月5日には、主催者と出展者を集めて交流会が開催されました。 橿原市からは、岡崎企画調整部長、竹田市議会議長、森本商工会議所会頭、吉廣物産協会長、宮崎市からは金丸副市長、山田企画部長、戸高市議会議長、米良商工会議所会頭、岡崎物産協会長、佐多宮崎山形屋社長はじめ橿原市出展者など約100名が出席して盛り上がりました。 左から吉廣橿原物産協会長、浅野教授、学生4名、岡崎宮崎物産協会長
2011.01.06
2011(平成23)年1月4日冬木記念ホールにて「仕事始め式」を行いました。
寒さが少し緩んだ穏やかな初出勤の日となった2011(平成23)年1月4日午前11時より、畿央大学、関西中央高校、畿央大学付属幼稚園の冬木学園教職員合同の仕事始め式が冬木記念ホールで行われました。 冬木智子理事長はご挨拶の中で、「人はひとりでは生きてはいけません。そして同じくこの学園も教職員みなさん方それぞれが持てる力を発揮し、発展させていっていただきたい。新年を迎えましたが学園の年度は3月に子どもたちを卒業させた時、新入生を迎える時が教育者としての新しい年であり、それまで気を抜かず努力を怠ることなく建学の精神を遵守して邁進していただきたい。」と話されました。続いて、金子章道健康科学部学部長、白石教育学部学部長、西川関西中央高校校長、宮本付属幼稚園副園長からそれぞれの学部・各校の抱負を述べていただきました。 その後、3校の連携を深め情報を共有するために、各校の教育活動を紹介するビデオ上映を行いました。畿央大学付属幼稚園は昨年の開園30周年記念ビデオ、関西中央高校は特色ある授業を紹介するビデオ、畿央大学はオープンキャンパス紹介のビデオを上映し、幼大連携、幼高連携、高大連携を推進していくことが学園全体の今後の発展にとって重要であると再認識しました。 このあと、場所を食堂地階ラウンジに移して、3校の教職員全員の親交を深めるため、冬木美智子事務局長のご挨拶、白石教育学部長の乾杯のご発声で懇親会を開催しました。昨年各種団体から表彰を受けられたり、博士号を取得されたり、「冬木学園スポットライト2010」として顕著な活動をされた方々を紹介するコーナーや、各テーブルの教職員名を引き当てる変則ビンゴゲームなどを挟んで、賑やかな懇親会となりました。
2011.01.04
公立小学校教員採用試験合格率は60.0%に!~2011年3月卒業生
教員採用試験速報 公立学校の教員採用試験が終了しました。教育学部現代教育学科の第2期生は実人数で75名が小学校の採用試験に臨み、1月4日判明分で45名が合格をはたしています(合格率60.0%)。また養護教諭についても10名がチャレンジして5名が合格(合格率50%)するなど、全体として昨年を上回る結果をあげてくれました。 一方、公立の幼稚園教諭、保育士の採用試験も好調が続いています。1月4日判明分で20名中18名が合格をはたしています(合格率90.0%)。また私立幼稚園や保育士の希望者も順調で、すでにほぼ全員が内定をはたしています。学生諸君の頑張りに敬意を表したいと思います。教職支援センターでは、所期の目的を達成した学生が即戦力として現場で活躍できるように全力で応援しています。 畿央大学教職支援センター 公立学校教員採用試験 都道府県別の合格者数(2011年1月4日現在) 公立小学校教諭 都道府県市受験者数1次合格者2次合格者 大阪府 41 31(6名辞退) 20 大阪市 3 2 2 堺市 1 1 1 兵庫県 5 3 1※ 京都府 6 3 2 奈良県 20 11(1名辞退) 10 滋賀県 2 2 2 岡山県 1 1 1 広島県 2 2 1 愛知県 13 9(4名辞退) 4 東京都 2 1 1 神奈川県 25 23(3名辞退) 10 埼玉県 1 1 1 合計(のべ) 122 90(14名辞退) 56 合計(実人数) 75 55 45 ※補欠合格 公立学校養護教諭 都道府県市受験者数1次合格者2次合格者 大阪府 4 4(1名辞退) 3 京都市 1 1 1 奈良県 2 1 0 滋賀県 1 1 1 三重県 3 1 0 合計(のべ) 11 8(1名辞退) 5 合計(実人数) 10 7 5 公立幼稚園教諭・公立保育所保育士 市町村別の合格者数(2010年12月24日現在) 市町村種別受験者数1次合格者最終合格者 三重県・四日市市 保 1 1 1 三重県・津市 保 1 1 1 三重県・伊賀市 保 4 2(1名辞退) 1 三重県・志摩市 幼保 1 1 1 滋賀県・大津市 幼 5 3 0 滋賀県・大津市 保 5 2(1名辞退) 1 京都府・京都市 保 8 6(1名辞退) 4 京都府・木津川市 幼保 3 2 1 京都府・精華町 保 1 1 1 京都府・和束町 保 2 2(1名辞退) 1 大阪府・岸和田市 幼 1 1 0 大阪府・富田林市 保 1 1 1 大阪府・豊中市 幼保 1 1 0 大阪府・羽曳野市 幼 1 1 1 大阪府・羽曳野市 保 1 1 1 大阪府・島本町 保 1 1 1 兵庫県・神戸市 保 20 13(1名辞退) 7 兵庫県・尼崎市 幼 1 1 0 兵庫県・尼崎市 保 1 1 1 兵庫県・伊丹市 幼 1 1 0 兵庫県・明石市 幼 1 1 0 兵庫県・姫路市 保 1 1(1名辞退) 0 奈良県・奈良市 保 1 1 奈良県・橿原市 保 3 3 2 奈良県・香芝市 幼 1 1(1名辞退) 0 奈良県・香芝市 保 2 1 1 福井県・坂井市 保 1 1 1 愛知県・名古屋市 保 2 1 1 愛知県・岡崎市 保 1 1 1 岡山県・倉敷市 保 1 1 1 広島県・広島市 保 1 1 0 広島県・尾道市 幼保 1 1 0 香川県・高松市 保 1 1 1 香川県・三豊市 幼保 1 1 1 合計(のべ) 78 59(7名辞退) 33 合計(実人数) 20 19 18 ・過年度卒業生を含みません(すべて2011年3月卒業見込者)。 ・アミカケ部分はまだ発表されていません。
2010.12.27
「学習キャンプ2010冬 ~心から~」を実施しました。
仲間の"こころ"を知る学習キャンプ「学習キャンプ2010冬 〜心から〜」 ボランティアセンターです。教職を目指す学生や教育に関心のある学生たちが自ら企画する1泊2日のキャンプを、12月18日(土)・19日(日)、本学において開催しました。 今回のキャンプでは、ボランティア活動や将来の学校行事等での企画・運営に関する力量を高め、地域の子どもたちを対象とした企画や理科教育の指導力向上を目標に、レクリエーションやクラフト、天体観測などを実施しました。18日(土)は香芝市の冬の祭典『冬彩』が行われており、大学前の公園で打ち上げられた花火をみんなで見ることが出来ました。毎回お世話になっている奈良県立野外活動センターにも企画・運営面でお力添えをいただき、47人の学生が活動を通してお互いに高め合うことのできるものとなったようでした。