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2011.10.13

学生・教職員有志による東日本大震災支援のための「のびのびキャンプ2011」を実施!

福島の子どものために~「心と体のストレッチ!のびのびキャンプ」を実施! 2011(H23)年8月17日(水)~20日(土)の4日間、福島の原発事故により避難生活を強いられている福島県の子どもたちのための「心と体のストレッチ!のびのびキャンプ2011」を、栃木県の宇都宮冒険センターで実施しました。     本学から教職員有志7名とボランティア学生34名に加え、人間環境デザイン学科の卒業生や他大学の教員・院生など総勢46名が現地へ赴き、被災地からは小学4年生~中学2年生まで計29人が参加しました。 キャンプの発起人は看護医療学科の堀内美由紀先生。福島県二本松市に訪れた際、現地の母親が子どもに「もう1時間経ったから家に入りなさい!」と叫ぶ姿を見て、「放射能の心配をせずに思い切り遊べるところに子どもを連れて行って、母親にもリラックスしてもらいたい」と思ったのがきっかけです。そこに福島の現地NPO「ルワンダの教育を考える会」や本学を含むいろんな支援の手が入り、実現に至りました。助成してくださった日本財団、および畿央大学親睦会KIO会の皆様をはじめ、ご支援頂いた皆様に深く感謝申し上げます。 今回のキャンプの最大の特徴は、「大学生スタッフがマンツーマンで福島の子どもにつくこと」です。キャンプディレクターを務めた現代教育学科助教で臨床心理士でもある良原誠崇先生の立案により、大学生と子どものペアを5グループに分け、各グループに ・グループリーダー(大人スタッフ) ・ペア(学生スタッフ+子ども) ・グループサポーター(学生スタッフ) がいる…という図式で、基本的にグループ単位で行動します。4日間は文字通りお風呂と寝る以外(最後はテントで寝る時も一緒)常に行動を共にしました。 今回のキャンプで「のびのび」してもらいたかったのは、となりのトトロでいう「さつきちゃん」です。映画にはさつきちゃんとめいちゃん、二人の子どもが登場します。妹のめいちゃんは天真爛漫で自由気まま。姉のさつきちゃんは、病気の母親代わりと妹の世話も背負いながら気丈に振る舞うけれども実はいっぱいいっぱいで、本当にどうしようもなくなったときに現れて助けてくれるのが「トトロ」です。 外出もままならず、また半年のうちに4~5回の避難所移転を繰り返すなど、想像もできないような精神的負担を強いられている福島の子どもたち。 様々なことを我慢しながら生活している「さつきちゃん」達が思い切り甘えられる存在として、「自分のためだけ」に一緒にいてくれる大学生スタッフは、キャンプの目的を果たす上で欠かせないものでした。またマンツーマンにしたことにより、通常のキャンプでは受入れが難しいような子どもも参加が可能になりました。 実際の子どもの反応は、実にさまざま。わがまま言いたい放題、いたずら放題、距離を取って拒絶の姿勢…それを受け入れる大学生スタッフにも、多くの葛藤や悩みも生まれました。それでも福島から同行して頂いた方々はみな口を揃えて、 「避難所では無反応、無表情だったのにみんな笑顔でイキイキしている!」 と初日から感動の涙を流されているのが非常に印象的でした。 初日のアイスブレーキングから、野外活動、工作、学生による出し物、キャンドルファイヤー、福島の子どもの発表など、毎朝6時半起床、打ち合わせは夜中12時を過ぎても終わらないという過密スケジュールの中で、日に日に学生と子どもの距離が縮まっていきました。そして最終日の別れのセッションでは、子どもも学生も教職員も、涙で顔をくしゃくしゃにしてメッセージを交換。     セッションの最後にはアーチを作って、歌を歌いながら子どもたちをお見送り。     はじめは挨拶さえ照れくさそうにしていた子どもたちも、乗り込んだバスの窓に張り付いて泣いていたり、窓を開けて叫びながら手を振っていたり、学生たちとの別れを惜しんでいました。     学生、子どもたちの笑顔と涙は感動的で、あらゆる苦労が吹っ飛びました。 被災地の「支援」に行ったつもりが、大きな「元気」を頂いたような気がします。 個人的には「誰かを笑顔にすることが、自分の幸せである」という当たり前のことを改めて見つめ直す機会を頂き、感謝しております。 畿央祭の2日目、10月23日(日)には講演や写真展示を含めたのびのびキャンプの報告会を実施します。興味がある方は是非、ご参加下さい!   平成23年10月23日(日) 東日本大震災被災地支援プロジェクト報告 ―福島の子どもたちと畿央生が出会った― 14時~15時 学生による「のびのびキャンプ」活動報告 15時~16時 カンベンガ・マリールイズ氏講演会「I love you all」           (NPO法人「ルワンダの教育を考える会」代表) [ルワンダカフェ]  10~14時・16~17時 ▽マリールイズ氏からご提供いただくルワンダのコーヒー豆で淹れるコーヒー。 [復興支援ぞうきんの販売]10~16時 ▽余剰タオルで「ぞうきん」を作って販売します(1枚50円以上)。 ※カフェ、ぞうきんの収益は東日本大震災および台風被害を受けた 奈良県への支援に役立てます。 <その他、震災復興関連活動> 10~16時 パネル・作品展示   ▽「のびのびキャンプ2011」写真に加えて、 畿央大学ボランティアセンターとしての展示を行います。   【のびのびキャンプ2011フォトレポート】   奈良から来た大学生と福島から来た子どもたちが、いよいよ初対面。趣向を凝らしたゲームでアイスブレイクした後に、グループとペアを紹介!   大自然の中で思う存分、「のびのび」。山の中でひときわ輝く、子どもたちの笑顔!   高い壁をみんなで協力してよじ登る!大学生も子どもも、登った達成感で笑顔に!   キャンプ中の料理は、関東からのボランティアの皆さんが炊き出しのために現地に。中には店を閉めてわざわざキャンプに来て頂いた方も…本格的な絶品料理に舌鼓!   キャンプでの体験を全員の前で発表する「のびのびフェスティバル」に向けて、大学生と一緒に工作活動に励む子どもたち。   のびのびフェスティバル当日。子どもの発表が終了した後は、雨天のためキャンプファイヤーの代わりに室内での「キャンドルファイヤー」に切り替え、キャンプ地での最後の夜を惜しみました。   最終日、メッセージを書いて背中に貼りつける「メッセージタイム」。帰りのバスが刻々と迫る中、急いでペンを走らせるキャンプメンバー。   NPO「ルワンダの教育を考える会」代表、カンベンガ・マリールイズさんは涙を流しながら感謝の意を述べられると共に、この経験を自分のものだけに終わらせるのではなく、「誰かに話し、伝えていくこと」の大切さを訴えていました。   ちぎれるほど手を振って別れを惜しむ、キャンプメンバー。   福島に戻った子どもたちが、記念撮影。大学生が子どもたちにプレゼントした、白と薄いブルーの「のびのびキャンプTシャツ」とともに。   このキャンプが福島の子どもにとって、幼き日の「美しき良き思い出」として心に残ることを祈念して。 のびのびキャンプ2011実行委員会 文責:畿央大学 企画部 伊藤 誠

2011.10.13

御所市にある旧郵便局の実測調査をしてきました!!

人間環境デザイン学科では、2回生・3回生の後期に「プロジェクトゼミ」という、教員それぞれが指導するゼミに分かれて授業を行う科目があります。そのうちの一つ、三井田先生の指導するゼミは、今年は奈良県御所市の名柄に位置する旧郵便局リノベーション提案を予定しています。先日は現地で実測調査を行ってきました。 ▼これが、調査中の郵便局です。木造の比較的規模の小さな建物です。 ▼外だけでなく、内装も細かなところまで実測します。 ▼中には、電柱に登ってまで図らなくてはいけないところも!! (さらに…)

2011.10.13

軟式野球部 秋季リーグ優勝、西日本学生軟式野球大会出場決定!!

軟式野球部が、春季リーグに引き続いて秋季リーグでも優勝! <畿央大学軟式野球部 平成23年秋季リーグ戦 結果報告> 9月18日(日)  対 芦屋大学  7対0 〇 (7回コールド) 9月25日(日)  対 奈良県立大学  1対1 ― 10月2日(日)  対 芦屋大学  4対2 〇 10月2日(日)  対 奈良県立大学  1対7 × <優勝決定戦> 10月9日(日)  対 奈良県立大学  6対1 〇(延長13回;プレーオフ) 2勝1敗1分けで奈良県立大学と同率首位となったため、優勝決定戦を戦った末に春季リーグ戦・秋季リーグ戦ともに優勝することができ、また西日本学生軟式野球大会に出場することができました。 【優勝めざして】西日本大会では、全国大会で叶わなかった優勝を目指し、目の前の一戦一戦を全力で戦いたいと思います。畿央大学軟式野球部は西日本大会で優勝できるチームであることを確信していますし、さらに強くなれると思っています。西日本大会までわずか1か月ですが、今できることを一生懸命頑張りたいと思っています。本大会で3回生は引退となりますが、支援してくださる大学や近隣の皆様、OBの方々に感謝申し上げます。今後とも畿央大学軟式野球部をよろしくお願い致します。 軟式野球部代表者 理学療法学科3回生 中北智士

2011.10.12

平成23年度冬木智子特別奨励賞授与式を行いました。

2011(H23)年10月6日(木)に、平成23年度冬木智子特別奨励賞授与式をC棟エントランスホールで行いました。 この冬木智子特別奨励賞は、冬木智子理事長が私財を寄付し設立した「冬木智子特別奨励基金」の果実により、学業成績・人物が優秀な学生や、諸活動で優秀な成績を上げた学生に表彰状の授与および奨励金の給付を行うものです。 今年度は、各学科長より推薦され、理事長に選ばれた18名が授賞。学部長、学科長はじめ担任教員や、職員、学生たちの祝福を受けながら、理事長よりひとりひとり表彰状と奨励金が手渡されました。 (さらに…)

2011.10.11

2011年12月11日(日)「なら講座」で本学教員が、吉野山での町並み景観保全への取り組みについて、講演を行います。

2011.10.11

産学官連携 橿原「夢の森フェスティバル」(大和物産展)に出展しました。

人間環境デザイン学科の学生が創作した橿原のおみやげものが商品化!    2011(H23)年10月8日から9日の両日、橿原青年会議所主催で橿原神宮森林遊苑一帯を会場にして開催された「第10回夢の森フェスティバル」の中の商業部門コーナー「大和物産展」で、人間環境デザイン学科の学生たちがデザイン考案し有限会社巽繊維工業所が商品化したおみやげものグッズが販売されました。 今年4月から橿原商工会議所と畿央大学(人間環境デザイン学科、健康栄養学科)が連携し、橿原市内見学や数回の勉強会、試作相談会を重ね、工芸部門と食部門の学内コンペで入賞した作品を商品化する『橿原みやげものプロジェクト』の成果発表でもあります。同フェスティバルでは巽繊維工業所が物産展に参加し販売デビューを飾ることができました。 巽繊維工業所は安全安心をモットーに品質管理を徹底し、値段・品質ともに海外メーカーに負けない靴下の国内生産を手がけています。昨年は平城京遷都1300年を記念してヒット商品となったせんとくんのペットボトルカバーを考案・販売。靴下の織り編み技術を応用した新商品開発のため『橿原みやげものプロジェクト』に参加。森下橿原市長、植田橿原副市長にお持ちいただいている“こだいちゃんペットボトルカバー”(左)、“こだいちゃんポケットティッシュカバー”(右)がデビュー商品です。  (さらに…)

2011.10.10

同窓会レポート~健康栄養学科5期生

私たち健康栄養学科5期生が卒業してから、早くも半年が経ちました。少しでも早く一人前の社会人になれるように日々努力を重ねているこのごろです。徐々に仕事に慣れてくるにつれ悩み事も増えてきました。そこで、お互いの情報交換やリフレッシュを兼ねて2011(H23)年9月3日(土)に、同窓会を開催することにしました。    同窓会当日は、台風が接近していたにも関わらず、5期生20名・先生1名が集まってくれ、不参加の先生方からは、たくさんのメッセージをいただきました。 同窓会が始まると、仕事の話や大学生活の思い出話で盛り上がっていました。先生にも、日頃の相談をたくさん聞いていただきました。みんなの様子を見ていると、笑顔が絶えず学生の気分に戻ったようでした。普段、管理栄養士1人という環境で仕事をしている私ですが、“心強い先生や仲間がいる”ということを実感することができました。これからも初心を忘れることなく、頑張っていこうと改めて思いました。  今後も定期的に同窓会を開催し、情報交換やリフレッシュできる場を設けていきたいと思います。参加していただいた皆様、ありがとうございました! 健康栄養学科5期生 西浦 智香

2011.10.06

2011年11月5日・6日『ものづくりメッセ2011』に出展します。

2011(平成23)年11月5日(土)・6日(日)の2日間、JR高田駅、近鉄大阪線大和高田駅に近い奈良県産業会館において、大和高田商工会議所・橿原商工会議所主催による『ものづくりメッセ2011』が開催されます。今年で4年連続出展となる畿央大学は、日ごろから行政・産業界・地域NPOなどと連携して取り組んできた成果を発表します。フードピア、地場企業ブース、体験コーナーも充実し、「見て・食べて・やってみて」みなさまに楽しんでいただく工夫が満載されていますので、お近くの方はぜひご来場ください。     ⇒詳細はこちら

2011.10.03

北アルプス劔岳に登頂!~「遠足サークル」夏季登山合宿

「遠足サークル」は夏季登山合宿として北アルプス山系の名峰、劔岳(つるぎだけ)に挑みました! 劔岳は「日本地図最後の空白地点」「岩と雪の殿堂」とも呼ばれ、切り立った急峻な山容は見る者を圧倒します。日本百名山の中でも格別に人気があり、多くの登山者を魅了してやまないのが劔岳です。 ▼劔岳山頂(標高2999m)で ▼キャンプサイトから劔岳を望んだ1枚 遠足サークルでは、これまでに日本百名山である富士山、大峰山、大台ヶ原、阿蘇山などに登頂してきましたが、今回は初めてテントを背負って登り、テントで連泊するという本格登山でした。 北アルプスには愛らしいライチョウ、可憐な高山植物を間近に見ることができます。また、山を真っ赤に染め沈む夕日、別世界のような雲海など、日常では得難い体験、言葉では表せないような雄大な景色があります。 ▼最大の難所「カニのタテバイ」50mほどある垂直の岩壁をクサリと足場だけを頼りに登っていきます。 ▼なんと!真夏でも雪が解けずに残っています! ▼夏毛なのでわかりにくいですが、ライチョウです。人をこわがりません。 しかし山が見せる姿は美しいものばかりでなく、厳しい姿もあります。たとえば晴れている30分後には強い雨が降っている場合もあります。天候の急変、岩場など危険な場所は時に人を傷つけ、命をもうばうこともあるのです。当然ながら外灯はなく、夜は真っ暗です。便利なコンビニもありません。登るのが嫌になっても途中で引き返すにも簡単には帰れません。私たちが当たり前のように享受しているものが、当たり前でない環境。このとき「自然の前で生身の人間は本当に無力である、人間は自然に生かされている」と痛感するのです。当たり前すぎて私たちが忘れていたようなことを山は教えてくれます。 メンバーの多くは来春から小学校や高校の教師になります。これからもライフワークとして登山をつづけ、多くの感動や体験を得て、若者や社会に還元できたら・・・と思います。

2011.10.03

高島屋東京新宿店『大学は美味しい!フェア」に出展しました。

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