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2015年のすべての新着情報一覧

2015.11.16

11/29(日) 日本理学療法学生協会「畿央大学主催 関西支部大会」の紹介【申込受付中】

今回のテーマは「予防理学療法~幸せと健康を広げませんか~」   こんにちは!日本理学療法学生協会 畿央大学運営委員広報部 理学療法学科3回生の河村優奈です。   今回は、11月29日(日)に畿央大学冬木記念ホールにて開催される『畿央大学主催 関西支部大会』について紹介いたします。 日本理学療法学生協会は、学生同士の情報交換、視野の拡大、モチベーションの維持・向上などを目的に活動している学生団体です。【詳しくはコチラ】   主な活動として支部大会を全国各地で年に数回開催しています。内容は講師をお呼びしての講演会や学生同士のディスカッション、最後には懇親会といった参加者同士が仲良くなれるような時間も設けています。他大学にたくさんの友達ができ、たて・よこ・ななめのつながりが生まれることも支部大会の醍醐味となっています。   今年度の畿央大学の運営委員は理学療法学科1~3回生の36名で構成されており、それぞれ総務、企画、広報、会計の4つの部署に分かれ、運営に携わっています。     私は広報部に所属し、一人でも多くの理学療法を学ぶ学生さん達に来ていただけるようにするために、SNSやHPを用いて、また他大学へ直接出向き支部大会の宣伝を行っています。 ツイッター:日本理学療法学生協会(@JPTSA) フェイスブック:日本理学療法学生協会   今年の畿央大学主催関西支部大会の要綱です。 【日時】 平成27年11月29日(日)10:00~(受付9:30~) 【場所】 畿央大学 冬木記念ホール 【内容】 講演、ディスカッション、学生発表、懇親会など 【会費】 2,000円(懇親会参加は別途500円)   私たちが目指す理学療法士は、何か障害を患った患者様に対して、理学療法を行うことで、基本的動作能力の回復に貢献しています。 しかし、理学療法を使えるのは障害が起こった後の回復だけでしょうか?健康な状態の維持や、障害の予防に理学療法士が特に専門的に学ぶ知識を生かすことができると考えられます。   今回は次の講師により講演をいただきます。 ① 認知症予防について、国立長寿医療研究センターに所属し認知症予防のためのプログラム作成をされている土井剛彦先生 ② 産業分野における予防については、京都大学大学院に所属し、理学療法士の企業進出など幅広い分野でもご活躍されている福谷直人先生   他にも、他大学・他学年の学生とのアイスブレーキングやディスカッション、最後には懇親会も予定しております。   一人でも多くの理学療法学生に参加していただきたいと思っております! 当日参加も大丈夫です!運営委員一同、たくさんのご参加心からお待ちしております! 詳細と申し込みはコチラから   ▼会議の様子   日本理学療法学生協会 畿央大学運営委員広報部 理学療法学科3回生 河村優奈

2015.11.16

2015年度「マミポコ親子ひろば」7月・10月活動報告!

今回は、普段の活動に加えて行った7月・10月の特別活動を紹介します。   近隣の未就園児の親子を対象に、毎週火曜日の午前10:00~、大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。普段は自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。   今回は、普段の活動に加えて行った7月「七夕祭り」・10月「ハロウィン」の特別活動を紹介します。   【7月特別活動:七夕祭り】 普段の活動に加えて七夕の製作活動を行いました。短冊に願いを書いたり絵を描いたり、手作りの彦星さま織姫さまにシールを貼ったりして、一人一本ずつの笹に思い思いの飾りつけをしました。   一人ひとりの思いが詰まった、世界にひとつだけの笹が出来上がりました。一生懸命シールを貼ったりクレヨンで絵を描いたりしている姿はとても可愛らしかったです。     【10月特別活動:ハロウィン】 普段の活動に加えてハロウィンの製作活動を行いました。おばけの顔や舌がついた大きなマントや、紙コップと画用紙で手作りしたかぼちゃの鞄に子どもたちがシールを張ったり絵を描いたりと思い思いに飾りつけをしました。   一生懸命シールを選んでペタペタと貼り付けたり絵を描いたりしてオリジナルのおばけのマントとかぼちゃおばけの鞄が出来上がりました。   子どもたちはとても喜んでいて早速自分たちで作ったものを身に着けて楽しんでくれました。 おばけになりきってポーズを決めている姿はとても可愛らしかったです(笑)     「マミポコ親子ひろば」は子どもたちの成長を身近に感じることができ、笑顔いっぱいの場所となっています。 次は12月にクリスマス製作などを企画しています。もっともっと子どもたちが喜んでくれるような活動を考えていきたいと思います。これからも学生スタッフ一丸となって、親子ひろばがより良いものになるよう頑張っていきたいです。   マミポコ親子ひろば 現代教育学科3回生 新 奈瑠美

2015.11.16

健康栄養学科ヘルスチーム菜良による学食コラボランチ発売のお知らせ!!

健康栄養学科ヘルスチーム菜良※1回生が考えた学食コラボランチが 11月19日(木)11時より学食で限定100食発売! ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成、食育・啓蒙・レシピ開発などに取り組んでいます。   健康栄養学科ヘルスチーム菜良では季節に合わせたメニューを考案し、提供する取り組みを行っています。 今回、1回生チームが考えたメニューのテーマは、秋の大収穫祭! 野菜たっぷりのラタトゥイユをはじめ、秋の黄色をイメージして、コーンを混ぜ込んだご飯、タンドリーチキン、秋野菜のかぼちゃでプリンを作りました。   【献立内容】〇 コーンの甘さ引き立つライス〇 きのこスープ〇 タンドリーチキン ~彩野菜を添えて~ 〇 トマト香る野菜たっぷりのラタトゥイユ 〇 かぼちゃとまろやかな豆乳仕立てのヘルシープリン 4品+デザートまでついて654kcalです!!! メロンパン1つがだいたい330~530kcalということを考えると、たくさん食べられるのに摂取エネルギーは少ないのでとてもヘルシーです☆   11月19日(木)[11:00より】のみにて1食410円で販売します。 限定100食なのでお早めに学生食堂へ!!!    ※クリックで拡大します。 健康栄養学科1回生 垣尾大輔

2015.11.16

奈良県立医科大学口腔外科との共同研究!~健康科学研究科・理学療法学科

奈良県立医科大学口腔外科と本学健康科学研究科および理学療法学科の瓜谷大輔助教が『顎関節症と姿勢の関係について』の共同研究を行っています。その内容について、瓜谷助教に解説をお願いしました。   【研究概要】 不良な姿勢は腰の痛みや頸の痛み、腕の痺れなど健康に様々な影響を及ぼしますことが知られていますが、顎関節症との関連も指摘されています。しかし姿勢の測定方法の精度の問題などからその結果については一致した見解が得られていませんでした。私は奈良県立医科大学口腔外科との共同研究で、女性の顎関節症患者さんには体に対して頭が前方に位置する頭部前方位姿勢(いわゆる猫背様の姿勢)が多いことを超音波3次元動作解析装置という精度の高い機器を用いて明らかにしました。顎関節症は様々な要因が複合して発症するといわれていますが、症状を軽減させるためには姿勢の改善も重要な要因の一つであることが示唆されました。 欧米では顎関節症の治療に理学療法士が関わることも珍しくありませんが、日本ではそのような場面はほとんどありません。顎関節症の治療には可逆的な治療(後戻りできる治療)を第一選択とすることが世界的な標準となっており、今回の研究結果は顎関節症に対して理学療法士の関わりが有用であることを示す結果であるともいえるでしょう。     この研究は、医師たちがつくるオンライン病気事典「MEDLEY」でも紹介されています。 顎関節症の人はどのような姿勢をとっているか? ~日本の研究チームが若年女性を分析   【瓜谷助教 関連記事】 WCPT Congress 2015で、本学理学療法学科教員が日本人初受賞! 理学療法学科教員が衣料品メーカーと商品開発の共同研究! 足趾の機能に関する研究論文が国際学術誌に掲載!~理学療法学科教員

2015.11.13

就活レポート~就職活動の現場から~No.317

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第317弾! 看護医療学科4回生 伊藤 美咲さん 病院 内定        【その病院に決めた理由】  児童思春期精神に興味があり、入院治療で関わることができるという自分のやりたいことができる病院を探したら、この病院でにたどり着きました。また、インターンシップに参加し、実際に「こどものこころとからだを大切にする医療」という理念どおりにこどものために作られている病院の環境や、こどもが好きなスタッフの雰囲気を感じて、ここで働きたいと思いました。    【就職活動を振り返って】 志望動機や履歴書、面接シートの記入は思ったより時間がかかりました。また、卒業生が誰も受けたことのない病院だったので、自分で情報をたくさん集めたり、都庁まで過去問を見に行ったりしました。  実家から遠いところなので悩やんでいたのですが、友達や家族、担任や小児・精神の先生に相談して考えました。そのため、第一回就職試験を受けそこね、第二回の地方試験で受験しました。   【就職活動でPRしたポイント】  小児病院だったので常に「笑顔」を心がけました。また、この病院でなければならない理由・この病院でどんなことがしたいのかしっかりとしたビジョンを持って面接に望みました。さらに、学生時代におこなった思春期ピアカウンセラーや小学校・中学校ボランティアの経験も小児への気持ちの強さのアピールができたと思います。   【キャリアセンターと就職サポートについて】  辻谷さんには、履歴書や面接シートの記入、面接練習で本当に親身になって相談に乗ってくださいました。面接は辻谷さんの質問してくださった内容が出たり、姿勢や声のボリュームなどたくさんのアドバイスをいただきました。   【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動を始める3回生の夏は、ちょうど領域実習も始まり忙しくなる時期なので計画的に説明会やインターンシップに参加しないと、日程が合わなかったり、募集が終わっていたりするので、計画的に就職活動をしたほうがいいです。3回の春休みの実習が終わりかけたころにインターンシップがあるので、逃さないように!説明会だけでは、本当の仕事現場がわからないし、私自身実際行ってみて「あれ?ちがうな~」と感じて希望からはずした病院もあるので、インターンシップや見学会に必ず参加してみてください。

2015.11.13

第13回畿央祭実行委員Blog vol.26~模擬部署長からのメッセージ

こんにちは! 畿央祭模擬部署長の伊藤諒です! 畿央祭が終わり、早くも1か月が経とうとしています。 模擬部署の仕事は今年の4月から始まり、約半年のあいだ常に作業に追われていました。 「ようやく忙しい日々から解放される!」と喜んでいたのですが、やはり少し物足りなさを感じるこの頃です。時間が経つにつれ、苦労した思い出も充実感へと昇華されつつあり、本当に貴重な経験ができたと思います。   ▼当日の様子   主な仕事は模擬店実施に向けての準備でした。 それに伴い、出店希望調査・出し物決定・必要機材の確認・保存方法の確認・レンタル機材の発注・ガスの使用有無・電力計算・配電など様々な作業が必要となりました。 他にもゴミの処理や保健所への書類提出、防火訓練など、何度も何度も大学関係者や業者の方、模擬店代表者との会議や打ち合わせを繰り返してきました。 業者の方々とのやりとり、大学側とのやりとり、模擬店代表者とのやりとり、保健所とのやりとりなど、様々な人たちと出会うことができ、社会で働く方々とのやりとりは自分を大きく成長させてくれたのではないかと思います。   ▼たくさんの模擬店が出店されました!   畿央祭期間中はとにかく走り回っていた思い出しかありません…。 そんな中でも2日間を通して、食中毒・火災など大きな事故はまったく起きず、それどころか模擬店にかかわる事故は1つもありませんでした。当初の自分の目標である、「安心で安全な文化祭」を達成できたかなと思います。 もちろんこれは自分1人の力ではなく、業者の方・事務局の方・模擬店営業者、畿央祭実行委員、全員の協力があってこそだと思っています。特に模擬部署のメンバーや幹部のメンバーには感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとうございました!!   ▼幹部メンバー   ▼模擬部署メンバー   第13回畿央祭実行委員 模擬部署長 現代教育学科2回生 伊藤 諒 【関連リンク】 畿央祭(学園祭)実行委員Blog 畿央祭~瞬(またたき~)~イベントページ

2015.11.13

脳機能イメージング研究体験セミナーを開催します。

今年度のニューロリハビリテーションセミナー「機能編A」「機能編B」では、セミナー前日を利用して、「オープンラボ企画」を開催しており、ニューロリハビリテーション研究センターで脳機能イメージング実験の体験をして頂いておりますが、参加して頂いた方々からのご要望もありましたことから、この度は「脳機能イメージング研究体験セミナー」と題した企画を別途開催する運びとなりました。       当日は、島津製作所スタッフのご協力を頂きながら、脳機能イメージング実験課題の作成・計測・解析を実際に体験して頂こうと考えております。実際にこのような体験をすることによって、自分で考案した課題中の脳活動を検証できるだけでなく、ニューロリハビリテーションセミナーで紹介された学術論文の理解も深まります。さらには、体験セミナーで得られたデータに関するディスカッションをすることによって、リハビリテーションアプローチの改良、あるいは思考の洗練化に繋がる機会になると思います。 この機会に是非とも参加して頂きたいと思います。宜しくお願い致します。    日 時 2016(平成28)年3月19日(土)  10:00~17:00 会 場 畿央大学 P棟1階 ニューロリハビリテーション研究センター 講 師 森岡周、松尾篤、冷水誠、岡田洋平、前岡浩、信迫悟志、大住倫弘、島津製作所スタッフ  定 員 30名  参加費 3000円(当日受付でお支払いください。) スケジュール 10:00~ fNIRSについての説明・グループでのタスク決め・計測 12:00~ 昼休憩 13:00~ 計測 17:00~ グループ間での結果報告   申込方法  申込フォームに必要事項を記入の上、お申し込みください。   →脳機能イメージング体験セミナー 申込フォーム 問い合わせ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター事務局(畿央大学 総務部) TEL 0745-54-1602 E-MAIL soumu@kio.ac.jp

2015.11.12

就活レポート~就職活動の現場から~No.316

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第316弾! 現代教育学科4回生 足立 祐紀さん 滋賀県・小学校教諭 合格       【教師を目指そうと思ったきっかけ】  友達を大切にすること、学校が楽しい場所であることを教えてくれた小学校1.2年生の時の担任の先生への憧れが教師を目指そうと思ったきっかけです。先生が大好きで、学校が大好きで、ずっと教師になりたいと思っていました。  大学入学後は、地域の小学生と遊ぶ活動のボランティアや、学校インターンシップ、不登校児童生徒支援のボランティアなどに積極的に参加しました。そこで、たくさんの子どもたちと出会い、多くの経験を重ねることでより一層、「教師になりたい!」という思いが強くなりました。   【学校インターンシップ・教育実習を体験して】  学校インターンシップは、自らの課題に気づき、多くの学びがある経験となりました。様々な特徴のある子どもたちに出会い、一人一人のよさを見つけながらよりよい関わり方を考えたり、どのような声かけをしたら学習が楽しく意欲的にできるか先生方に相談したりしながら、日々試行錯誤を重ねながら学ぶことができました。  教育実習では、2年生を担当させていただきました。学校インターンシップでの経験を生かし、「子どもたちの名前と特徴はすぐに覚える。」「先生方の指導に感謝し、多くの学びからスキルアップをする。」ことを目標に臨みました。授業をすること、わかりやすく楽しい授業を展開する指導案づくりの難しさを実感し、教師は責任がある職業であると再認識しました。教育実習最終日に子どもたちから「先生、だいすき。」「私たちの先生になって。」と笑顔で言われた時にはとてもうれしく、絶対教師になると強く思えた瞬間でした。   【畿央大学での大学生活について】  規模が小さいからこそ、たくさんの友達ができました。そして、友達一人一人の意識が高く、勉強も部活動・サークル活動もボランティアも「共に本気になれる仲間」ができたと思います。みんなが様々な分野でがんばっている話を聞いたり姿を見たり、一緒に挑戦していると勇気がもらえ、「まだまだ頑張らないと!」と思うことができます。悩んだとき、困ったときは相談に乗ってくれたり、気晴らしに食事など付き合ってくれたりしてくれます。畿央大学の大学生活で、家族のような存在で大切な仲間たちに出会うことができたと思います。   【畿央大学の教員採用試験対策について】  「畿央だからこそ合格できた!」といっても過言ではないくらい試験対策は充実していました。  筆記の対策講座は、わかりやすい解説付きのワークシートを使い、反復で解くことにより知識を定着させ、自主学習で復習することでその知識を確かなものにしてきました。苦手な科目や疑問も教採・公務員対策室に行けば、いつでも丁寧にわかりやすく解説してくださり、とことん学生に付き合ってくださいました。  面接、模擬授業の対策講座は、教採・公務員対策室の先生方をはじめ、教育学部の先生方にもご指導いただきました。先生方の専門的な視点や経験談を聞くことで、面接では自分の軸を定め、熱意、夢や希望について自信を持って話すことができるようになりました。模擬授業では教師になってからもわかりやすく楽しい授業を展開できるようなスキルを磨くことができました。  また、対策講座だけではなく精神面からのサポートも影響が大きいです。辛い時期は優しく励まし、少し気を抜きそうなときは喝を入れてくださいました。優しさと厳しさは学生に対する先生方の愛情があるからこそだと思います。タフな教員採用試験を乗り切れたのは精神面のサポートのおかげです。   【理想の先生像】  私が教員を目指したきっかけとなった小学校1.2年生の時の担任の先生のように、人を思いやる大切さを伝えていけるような教員になることが理想です。そのためには、「子どもを信じ、子どもから信じられる教員」であることが必要だと思います。子どもたちの可能性を信じて、愛情をもって接し、小さな変化に気付くことができる教員になり「思いやりの心」を伝えたいです。  また、「元気のよい挨拶ができる子どもたち」を育てたいです。人と人とのコミュニケーションの第一歩は挨拶だと思います。剣道で培った礼儀正しさを生かし、元気よく「おはようございます。」「いただきます。」と言えるような子どもたちを育て、「元気のよい挨拶でいっぱいの学級」を作っていきたいです。   【後輩へのメッセージ】  勉強はやってもやっても決して終わるものではありません。終わりがないからこそ辛く、苦しい思いもします。でもそんな時、ふと周りを見てみると、共に「教員になる!」という目標を持ってがんばる仲間がいるはずです。そんな仲間と励まし合い、高め合いながら教員採用試験に立ち向かっていけば、試験が終わったころには「みんなと本気になれて案外楽しい期間だったかな。」と思えるかもしれません。私はそう思えた一人でした。  教員採用試験は、「先生になる切符」と「高い志を持った最高の仲間」を手に入れるチャンスです。手を抜いて後悔するより、本気になって笑顔になれる方がきっと得られるものが多いはずです。  みなさんと同業者になって語り合えるときを楽しみにしています!

2015.11.12

広陵町連携 介護予防リーダー養成講座の取り組みが「奈良介護大賞2015」に選ばれました。

11月8日(日)に奈良介護大賞の授賞式がなら100年会館で行われ,本学が実施した「介護予防リーダー養成講座」から生まれた住民ボランティアグループ「KEEP※」が、奈良介護大賞に輝きました。この賞は、県が「奈良県内で、オリジナリティあふれる介護の工夫や、地域の人たちに介護のことを知ってもらったり、協力し合うことなどで、介護する側も介護される側もともに幸せに生活しているような活動を行っている個人の方や団体」を募集し、優れた活動に対して表彰するものです。 ※ KEEP…広陵町介護予防リーダーの愛称で、Koryo Elderly Encouragement Projectの略。     介護予防リーダー養成講座は2015年1月~3月に本学が広陵町福祉課地域包括支援センターと連携して行ったものです。市町村単独でのリーダー養成ではなく、シルバー大学のスタイルを導入して大学教員が中心となって養成を行うこと、また実際の現場へ実習に行くカリキュラムを取り入れた実習型の養成がこの講座の大きな特徴であり、全国的に見ても数少ない取組みです。定員10名に対して30名以上の応募があり、合計11回のプログラムを30代から70代まで37名の方々が修了されました。その後も月1回のフォローアップ研修を開催し、KEEPメンバーによるサロンの立ち上げやミニ運動教室の開催など活躍の場が広がっています。また今年度からは健康に強いまちづくりと地域密着型研究を進める広陵町との連携事業「KAGUYAプロジェクト」がスタートし、KEEPの活躍の場は今後も広がっていきます。2016年に第2回介護予防リーダー養成講座の実施も決まっていますので、興味のある方は広報誌をご確認ください。   ▼受賞式の様子   ▼奈良県副知事から表彰状の授与   養成講座を担当している高取先生と、同賞に推薦された松田晴子氏よりコメントをいただきました。 理学療法学科 高取克彦准教授のコメント 今年度は20件の応募があり,そのうち2件が「大賞」に選ばれました。受賞された取り組みはどれも素晴らしいものばかりで,地域づくりに懸命に活動する方々の熱意に深く感銘を受け、これからのヘルスプロモーションには健康づくりの担い手となる住民リーダーの育成と「地域で支え合う」街づくり、高齢者の生きがいづくり、出番づくりが重要だと再認識しました。 広陵町と本学の連携事業「KAGUYAプロジェクト」の一部でもあるKEEPは、まさにその重要な役割を果たす存在であり,多くの自治体から注目されています。大学がそのリーダーさん達の養成の場である事,また養成後の活動にも多く関わらせて頂き,その取り組みが今回、介護大賞という形で認められたことは本当に嬉しい限りです。今後は介護予防だけでなく、高齢者の生きがい・出番づくり、世代間交流など、益々活動の場が広がるKEEPを理学療法士の目線からこれからも応援していきたいと思います。   ▼修了式の様子(山村広陵町長を囲んで)   KEEPについて:松田晴子さん(理学療法士:介護予防リーダー養成講座の講師を担当) 広陵町介護予防リーダーの皆さんは、行政主導による介護予防の「サポーター:手伝い」ではなく「リーダー:自ら率先していく」としての自覚を持っておられます。またKEEPの皆さんが提供する運動や認知症予防レクリエーションなどは既存のプログラムの紹介ではなく、オリジナリティーあふれる項目を自ら立案しているものです。これらの実践スキルを持っておられることは全国的にも珍しく、対象者だけでなくリーダー自身の健康増進にもつながっています。また養成講座受講後もフォローアップ講座を設け、住民による主体性のある地域づくりや、閉じこもりがちな高齢者を引き出すためにできることについて話し合いをし、運動スキルを高めるための実技講習などを重ねています。より高いスキルアップを目指しリーダー自身の主体性を高めていることも全国的に見ても少ないと思います。 KEEPは現在6グループに分かれて活動しています。運動教室では基本的なストレッチや筋力強化、バランス強化などの運動の他に、班ごとにメニューが違います。A班のメンバーは70代後半の方が多く、利用者さんと同世代のため共感し笑いの絶えない雰囲気です。B班は尺八の奏者がおられ、運動の後に演奏を披露してくれます。C班はアロマをたいてリラックスさせる場を作り、自分たちで作成した運動用具(新聞を丸めた作った棒など)をうまく利用しています。D班には元音楽教師がおられ歌に合わせたダンスやレクリエーションが得意です。E班は歯科衛生士がおり、口腔ケア歯の健康に力を入れています。F班はボールを使ったゲーム形式でのレクチャーがとても好評です。それぞれの特技や趣味を活かしており、利用者さんが元気になるだけでなくリーダー自身の生きがいにもつながっています。さらに、リーダーが運動や教室運営などで生じる疑問点の解消や意見交換または交流のためにKEEPメンバーとリハビリテーション専門職、地域包括支援センター保健師でメーリングリストを作成し、専門職といつでも相談できるように全員が「つながって」います。 広陵町総合保健会館では毎月2回KEEPの運動教室か開催されていますが、参加者の延べ人数は400名をこえています。また地区公民館へ出向いての体操やレクリエーション、広陵町全住民参加型イベント(チャレンジデー)でもの体操指導、町内4か所で実施されている一次予防運動教室などこれまでの活動実績をみると、のべ約600名の高齢者がKEEPの活動に参加しています。わずか半年で広陵町の高齢者人口約6,000名の10%がKEEPの活動に何らかの形で参加していることになります。 「KEEPに入るまでは私自身が閉じこもりだった」とメンバーの一人の方がおっしゃっていました。養成講座や運動教室を通じKEEPメンバー同士の絆が深まり、活動がリーダー自身の生きがいになっていると実感しています。 一人のリーダーは、住んでいる地域の自治会館にてサロンを立ち上げました。このサロンはストレッチや筋力強化だけの運動だけでなく懐かしい歌謡曲を歌い、お茶を出しておしゃべりをして過ごします。一人暮らしの高齢者も多く閉じこもりがちなのでサロンへ来てもらい顔なじみになって交流できる場所を作り、みんなが安心して暮らせる街にしたいと毎月のサロン開催を楽しんでいます。加えて11月からは町内4カ所での運動サロンを立ち上がる予定で、今後ますますの活躍が期待されます。     【関連リンク】 TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.18~ロコモ予防 in シニアキャンパス! 「広陵町介護予防リーダー養成講座」修了式を行いました。 「広陵町介護予防リーダー養成講座」第2回フォローアップ研修を開催しました。 広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」の記者会見を行いました。

2015.11.12

高田商業高等学校の生徒49名が人間環境デザイン学科村田浩子准教授の綿繰り体験授業を受講しました。

大和高田市や本学地元広陵町は昔は綿の一大産地!   畿央大学の地元広陵町や大和高田市は古くは綿花栽培が盛んで、特に大和高田駅前には大日本紡績(現ユニチカ)高田工場があり3,000人以上の女工さんが働き、商店街も活気が溢れていたそうです。しかし中国をはじめとする東南アジアの廉価な綿製品輸入の増加により衰退した歴史があります。現在、大和高田市では休耕田を利用した綿花栽培が一部復活し、大和高田市立高田商業高等学校では校内で生徒たちも栽培しています。 本学の健康科学部人間環境デザイン学科 村田浩子准教授のゼミでも3年程前から、大和高田市で綿を栽培し、その綿を素材にした衣類の縫製までの工程を一貫してされているブランド〈さくらコットン〉とお付き合いしている関係より、今回2015(平成27)年11月11日、同高校生49名が高校で自家栽培した綿を持参して村田准教授指導による特別体験授業を受講することとなりました。       まず49名全員でR202教室で日本および大和高田市における綿花産業の歴史、綿花の種類、糸の紡ぎ方などをプロジェクターによる約30分の講義を受けた後、R202教室とデザイン実習室に分かれて、種とり・駒(スピンドル)を使った撚糸(長繊維化)・糸繰機の扱い方などの工程を全員で交代しながら学びました。冒頭、お手伝いしてくれる村田ゼミの4回生、卒業生4名の紹介がありましたが、この日のために他にも約10名の学生が別室で準備作業を行い4~5名ずつ12班に分かれた高田商業高校生をアシストしてくれました。     高校生に糸紡ぎ体験していただいたこの講座は、大和高田商工会議所が推進している「わったーらんど」運動(休耕田を活用してオーガニックコットンを栽培し、大和高田ブランドの製品を広める)の一環として行なわれました。自分たちが栽培した綿花が糸になり織り機にかけられて製品化なるまでを学ぶという授業に、高校生たちも目を輝かせていました。今日お手伝いしてくれた村田ゼミの4回生は卒業研究テーマとして1着のスーツを作るために綿花を相当な量栽培しているそうです。今回のような企画を通じて、畿央大学も「わったーらんど」運動に協力していきたいと考えています。     【関連記事】ジェイアール京都伊勢丹にて〈さくらコットン〉糸紡ぎ体験会を開催!~人間環境デザイン学科 村田ゼミ

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