2024年のすべての新着情報一覧
2024.07.01
【プロジェクトゼミって何するの?⑦】南都銀行現本館 利活用コンテストに参加!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ
人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて様々な課題に取り組みます。それぞれの課題は、建築、インテリア、アパレルデザインのコースに準じた学びであることはもちろん、地域連携、歴史保存、SDGs等多岐にわたる課題解決にも取り組みます。 このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 前川 歩先生のゼミではインテリアデザインコースの学生が多く在籍し、複数のプロジェクトに同時に取り組んでいます。今回は南都銀行本店(奈良市)利活用についてのアイデアコンペティション参加へ向けての活動をご紹介します。 南都なら未来アイデアコンテスト 参加に向けて 南都銀行本店 は大正15年に建てられた奈良には珍しい本格的な様式主義建築で、国の登録有形文化財です。南都銀行本店が移転することに伴い、現本店建築の利活用について南都銀行がコンペティションを実施しています。このコンペティションに前川ゼミも参加します。 6月7日(金)のプロジェクトゼミでは、前川先生から、2つのチームに分かれてそれぞれ1つずつアイデアを出すよう提案があり、その後、南都銀行の建築的価値やこれまでの増築の経過について簡単なレクチャーがありました。南都銀行本店に関する歴史的な資料の収集、さらに周辺環境についても資料を集め分析するように学生に指示がありました。 翌週の6月14日(金)には実際に現地へ行き、周辺環境のフィールドワークを行いました。コンペ案の提出前なので、詳しい調査内容は内緒ですが、南都銀行を中心に広範囲にわたり、まちに潜む問題や可能性についてゼミ生が担当街区に分かれ、調査を行いました。 各自の調査終了後、再度集合し成果の報告・今後の進め方についてディスカッションを行います。フィールドワーク後はすぐにディスカッションをすることが重要だそうです。それぞれ異なった見方が共有されていきます。 ディスカッション後は、スターバックスでご褒美です。暑い中お疲れ様でした。ここからどんなアイデアが出てくるか楽しみです。 ゼミ生の皆さんは、グループで複数のプロジェクトを進めながら、地域課題の発見と解決への取り組みを通じて実践力を身に付け、忙しくも充実した日々を過ごしています! プロゼミ紹介プロジェクト 【関連記事】 【プロジェクトゼミって何するの?①】明日香村八釣地区「妙法寺」の実測調査Vol.1~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?②】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?③】建物の歴史的価値を活かして保存再生へ~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?④】4大学合同で「奈良きたまち」の地域課題に取り組む!~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑤】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.2 【プロジェクトゼミって何するの?⑥】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.3 学生が竹テント制作で関わった明日香スタンドが「場を生むデザイン賞」最優秀賞に選出!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ ABCテレビ「やすとものいたって真剣です」に本学教員が設計した住宅が登場!~人間環境デザイン学科 地域住民と4大学が参加!「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」を開催します!~人間環境デザイン学科
2024.07.01
【小学生対象】畿央大学×ならコープ「こども寺子屋」を8/23(金)に開催します。
ならコープと畿央大学の学生が 「子どもの居場所づくり」に取り組みます ならコープと畿央⼤学のコラボで、「こども寺子屋」を開催します!畿央大学の学⽣と一緒に宿題をしたり、レクリエーションをしたりしながら、楽しく交流できるチャンスです。ぜひご参加ください! 実施要項 受講対象 小学生 開催日 2024年8月23日(金) 15:30~18:00 会場 ならコープ真美ケ丘店 2階会議室(香芝市真美ケ丘1丁目14-5) 申込方法 申込フォームは準備中です。 参加費 無料 持ち物 宿題等の勉強できるものと筆記用具 問い合わせ先 ならコープ真美ケ丘店 ※申込フォーム内にてお問い合わせください。
2024.06.30
【小5・6/中学生対象】夏の無料体験講座(ひらめき☆ときめきサイエンス)を開催します。
みなさん、夏休みに私といっしょに絵本の研究をしませんか? みなさんは絵本のかくされた効果を知っていますか?小さい子どもは絵本を読むことで、実はたくさんのことを学んでいます。絵本によって、子どもは文字を覚えたり、感情を豊かにしたり、世の中のルールや価値観や文化を知ることができます。 このプログラムでは、絵本から昔の文化、なかでもジェンダー(男の子らしさ・女の子らしさ)を発見することを目的としています。授業や体験学習から昔の男の子、女の子の文化(ジェンダー)を発見したいと思います。また、保育所や学校の先生をめざす大学生と楽しく交流することもできます。皆さんと会えることをとても楽しみにしています。 実施要項 テーマ 戦時期の絵本をみんなで分析! ー歴史とジェンダー(男の子らしさ、女の子らしさ)ー 日時 2024年8月17日(土)13:20~16:25(受付13:00) 会場 畿央大学 P棟3階 P301講義室 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 ▶アクセス 講師 畿央大学 教育学部 現代教育学科 准教授 森岡 伸枝 対象 小学5・6年生と中学生 *参加者は、保護者の同意が必要 *小学生は、保護者同伴 定員 15名(参加無料) *応募多数の場合は、抽選となります。8月9日(金)までに登録いただいたメールアドレスに連絡します。 持ち物 筆記用具 申込方法・ 期間 8月12日(月)に申込受付を終了いたしました。 問い合わせ先 畿央大学教育推進部 ひらめき☆ときめきサイエンス係 E-mail: info@kio.ac.jp 備考 ※本プログラムは「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」(独立行政法人日本学術復興会)科研費24HT0156の助成を受け実施するものです。 ※申込みをした後で参加できなくなった場合は、必ず(info@kio.ac.jp)に連絡してください。無断キャンセルはしないでください。 ※ご提供いただいた個人情報は、本イベントでのみ使用いたします。 チラシPDF
2024.06.30
第28回 日本ペインリハビリテーション学会 学術大会で大学院生が一般口述演題奨励賞を受賞しました!~健康科学研究科
畿央大学大学院 健康科学研究科 博士後期課程3年の古賀 優之です。2024年6月8日(土)、9日(日)に長崎で開催された第28回 日本ペインリハビリテーション学会 学術大会 において、私たちは「人工膝関節全置換術患者における疼痛/運動恐怖と膝の運動学的データの関連性」というテーマで発表し、一般口述演題奨励賞を受賞しました! 学会発表内容のご紹介 人工膝関節全置換術は、膝の痛みや歩行・階段昇降動作の困難さを改善するのに有効ですが、比較的大きな手術侵襲が伴うことから術後のリハビリテーションにおいて膝周囲に過度な力が入り、膝の曲げ伸ばし運動が不規則な動きになる症例を経験することがあります。そこで私たちは、骨指標にマーカーを貼り付け、ベッド上でシンプルな膝の屈伸運動を撮影した動画データをトラッキングして、その角度変化から運動学的データ(速さ、大きさ、躊躇、円滑さ)を算出しました。運動学的データと痛みや恐怖心の強さとの関連を分析したところ、術後1週の安静時痛が術後2週の円滑さ低下の要因となっていることや、術後1週の運動の小ささが術後2週の安静時痛の要因となっていることが示唆されました。 本研究は、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの森岡 周教授による指導のもと、同大学院研究生の藤井 慎太郎氏、客員研究員/長崎大学生命医科学域(保健学系)西 祐樹氏と共同で進められた研究であり、この場をお借りして心より感謝申し上げます。 また、本学会では客員准教授の生野 公貴先生がポスター演題最優秀賞、修士課程を畿央大学大学院で修了されている田中 創氏が一般口述演題最優秀賞を受賞されている他、各種講演・セミナーの講師や座長、シンポジスト、一般口述・ポスター演題発表など、大学院生や修了生が幅広く活躍されており、ペインリハビリテーション領域における畿央大学の貢献をあらためて感じる機会となりました。 ▶生野 公貴 先生 ポスター演題最優秀賞のブログ記事はこちら 本学会で感じた熱量を次の研究に繋ぎ、ペインリハビリテーションのさらなる発展の一助となれるよう、引き続き研鑽に努めていきたいと思います。 健康科学研究科 博士後期課程3年 古賀 優之 関連記事 チームKIOによる快挙!第28回日本ペインリハビリテーション学会学術大会でポスター演題最優秀賞を受賞!~健康科学研究科 第66回日本老年医学会学術集会で修了生と教員が発表しました!~健康科学研究科 【快挙】大学院生の研究において、脳卒中患者の物体把持の測定における新しいアプローチを開発しました。 OARSI2024(世界関節症会議学術大会)で教員が研究成果を発表しました~理学療法学科 【学生×実習先インタビュー】実習での症例を基にした卒業研究が国際誌に!vol.1~淡路さん×渕上さん 【学生×実習先インタビュー】実習での症例を基にした卒業研究が国際誌に!vol.2~岩佐さん×赤口さん
2024.06.27
令和6年度「大学・高専機能強化支援事業」に本学が採択されました。
2024年6月26日(水)、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構の助成事業「大学・高専機能強化支援事業」の「学部再編等による特定成長分野への転換等に係る支援(支援1)」に採択されました。 「大学・高専機能強化支援事業」は、デジタル・グリーン等の成長分野をけん引する高度専門人材の育成に向けて、意欲ある大学や高等学校が成長分野への学部転換等の改革に予見可能性をもって踏み切れるよう、機動的かつ継続的に行なわれる国による支援です。 心身の健康を支えるアメニティ・オブ・ライフ(Amenity of Life)の実現を目指す「健康工学部」の設置 ~事業概要~ 現代社会における多様なニーズに応え、格差や制約を有する全ての市民が豊かな生活を享受できる社会を構築することで、地域住民におけるAmenity of Life( AOL)の実現を⽬指す「健康工学部」の開設を令和8年度に計画している(入学定員90名、収容定員360名)。 「建築・まちづくり」「室内環境」「衣環境」「ヘルステック」「ウェルネスデザイン」といった幅広い分野にわたる教育課程において、データサイエンスを統合し、心身の健康を支えるAOLを実現するための革新的な知識と技術を持つ人材を育成することを⽬的としている。 健康工学部は、産官学連携拠点「(仮)KIOウェルネスヒル」を併設し、社会における教育研究の成果の実装を⽬指す重要なプロジェクトを推進する。地域住民が豊かな人生をデザインするための支援や、PBL課題解決型学修等を通した連携・協働を積極的に展開する。 なお、7月中旬には新学部紹介ページを公開し、順次情報を更新していく予定です。 ▼クリックでPDFが開きます。 関連リンク 「大学・高専機能強化支援事業」の第2回公募選定結果(文部科学省) 令和6年度選定分 | 助成事業 | 独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構
2024.06.25
ホスピス見学実習に行きました!~看護医療学科「終末期ケア論」 vol.2
終末期ケア論は、看護医療学科3年次前期に必修科目として開講しています。 授業では、多死社会を迎える現在「死にゆく対象の理解」を深め、適切な援助技術を理解することをめざしています。また、自らの死生観について問いながら、人生の終末にその人らしさを支える看護師の役割について考える授業を展開しています。 ▶今年度の「終末期ケア論」についての記事はこちら 今回は履修している学生のうち希望者を募って、磯城郡田原本町にある国保中央病院緩和ケアホーム「飛鳥」 の見学実習に行ってきました。 3回生は後期に領域実習を控えており、前期の授業では各論の専門科目を履修しています。演習や課題提出が多く時間管理をすることが大変な時期ですが、ホスピスでの看護ケアに関心のあるメンバーが、この日を楽しみに参加してくれました。 ▼ホスピス病棟の牧野師長からの講義を真剣に聴く学生 国保中央病院緩和ケアホーム飛鳥は、20年前に奈良県初のホスピスとして設立されました。治癒が見込めない終末期がん患者のために、心身の苦痛を軽減し穏やかに時間を過ごすための症状緩和をすることが、ホスピスにおける医療の中心です。 学生はホスピス病棟師長の牧野看護師から、ホスピス病棟での終末期ケアについて講義を受けました。その中で、これまで授業で学んだ「悲嘆のケア」や「家族のケア」、「全人的苦痛を抱える対象への緩和ケア」についてうかがい、学修した内容を今一度振り返る貴重な時間となりました。 講義のあと、ホスピス病棟の構造・機能を理解するために病棟見学をさせていただきました。 ▼病棟のリビングには、季節を感じさせる笹飾りがおかれていました 緩和ケアホーム飛鳥は、国保中央病院本館と渡り廊下を経た場所に位置する院内独立型ホスピスです。病棟内は静かで、病院であることを感じさせない佇まいでした。学生は、花の名前が表示された病室や笹飾りがあしらわれたリビングルーム、テラスガーデンや看取りが近い患者の家族が宿泊できる家族室などを見学しました。 ▼病室には、すべて花の名前が付けられています。 案内してくださった師長さんから、家族室を使用された時の患者・家族のエピソードなどを聞いて、終末期の患者・家族への奥深いケアについて考える機会を持ったようです。 また見学中には、症状緩和を目的に入院してきた対象が、自宅で過ごすことを希望され、家族が自宅で介護をすることを決定し、緊急で退院する事例への対応がありました。患者・家族の決定を支え、退院の準備をする医師・看護師の働きを目にした学生は「普段学んでいる患者さん中心の医療や意思決定支援について、ホスピスでは特に大切なこと」と感じていました。 ▼見学のあと、師長さんにたくさんの質問に答えていただきました 講義や見学、遺族会の様子を画像で見せていただいたあとは、牧野師長さんに学生からの質問に答えていただきました。入院の手順や実際のケアについて、チーム医療についてなどの質問に加えて「死という場面にいつも緊張感をもって仕事をする看護師さんたちの、ストレスマネジメント」についての質問も出ていました。 後期からの領域実習で学生たちは、予後不良の対象や人生の終わりが近い対象のケアを経験することもあると思います。この見学実習で得た学びが、そのとき役立つことを願っています。また、4回生になるとホスピス実習の機会もあります。ホスピスケアに関心を持ち続けて次年度の実習にもチャレンジしてくれることを願っています。 お忙しいなか、見学実習に協力いただきました国保中央病院のみなさまに感謝いたします。 ▼玄関前で牧野師長さんと記念撮影 健康科学部看護医療学科 准教授 對中 百合 大友 絵利香 【関連記事】 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」 フレンドリーをめざす「認知症ケア論」のご紹介!~看護医療学科 外部講師による講義「若年性認知症の理解とその支援の実際」~看護医療学科「認知症ケア論」vol.2 外部講師による講義『食べたい!』を支えるケア ~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」vol.1 『実習に活かす高齢者看護技術』高齢者の個別性に合わせた援助を考える~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」Vol.2 「どこでもシート」の魔力~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」vol.3
2024.06.21
学生が竹テント制作で関わった明日香スタンドが「場を生むデザイン賞」最優秀賞に選出!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ
人間環境デザイン学科の陳ゼミでは、2・3回生対象の「プロジェクトゼミ」として、2023年9月19日~21日までの3日間、明日香村にて竹テントワークショップ活動を行いました。本活動は、明日香村商工会、商工会青年部が中心となり、使われなくなった古民家を修復し新たな活動拠点の創造を目的とする「明日香スタンド(旧岡本邸プロジェクト)」の一環として行われたものです。この度、「明日香スタンド」が一般社団法人奈良県建築士会主催「場を生むデザイン賞2023」最優秀賞(知事賞)を受賞しました。「明日香スタンド」に関わり、人々のつながりと居場所づくりをめざして竹テント制作に携わった陳先生と代表学生2名より喜びのコメントが届きました。 ▶竹テント制作の記事はこちら(準備編、1日目、2日目、3日目、完成編) ▶明日香スタンド Instagram: asukastand (本学学生が制作した竹テントと竹ベンチをご紹介いただいています) 私たちも制作に携わった明日香スタンドをこのように評価していただき、大変嬉しく感じています。去年制作した竹テントも商工会の方々や林業家の方など、色んな人の力があり完成した作品なので、たくさんの方の居場所となり愛される休憩場所になれば幸いです。 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 4回生 川端 ひより 作業は数日間でしたが、たくさんの思い出があります。汗だくになりながら作業をしたり、雨の影響で地盤が緩み新しい問題が起こったりもしました。ですが、みんなで試行錯誤を繰り返しながら無事組み立てることができて良かったです。現在も様々な方々に利用していただいていますが、これからも地域の皆さんの居場所であり続けてほしいと思います。学生時代に貴重な経験をすることができてとても良かったです。ありがとうございました! 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 4回生 吉田 香葉 去年の竹テントワークショップは、明日香スタンドの一環として行われ、「結び」のテーマで、竹とロープの結びだけではなく、人々の繋がり及び居場所の形成を目指しています。学生は竹テントの設計段階から関わり、試作および現地制作・設置を実践しました。これまで、竹テントは明日香スタンドの休憩場所や屋外飲食スペースとして使われており、今後、明日香村に訪ねる皆さん及び地域住民の方々が気軽に利用できる交流場所になるように期待しております。 人間環境デザイン学科 准教授 陳 建中 学生自身が意見を出し合い計画を立て、自分たちの手を動かして制作した竹テントが、地域住民の方々の居場所となり、そのように学生が関わった「明日香スタンド」が場を生むデザイン賞を受賞されたことは大変喜ばしいことですね。今後もフィールドワークや学生相互の話し合い、地域の方々との関わりにより、地域の具体的な課題を発見し解決策を考えることで、新たな学びや経験を重ねてほしいと思います。 人間環境デザイン学科 陳ゼミ 【関連記事】 2023年明日香村竹テントワークショップvol.5 【完成編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.4【最終日】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.3【2日目】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.2【1日目】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.1【準備編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?④】4大学合同で「奈良きたまち」の地域課題に取り組む!~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?①】明日香村八釣地区「妙法寺」の実測調査Vol.1~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?②】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?③】建物の歴史的価値を活かして保存再生へ~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.5~最終日を迎えました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.4~活性化案を発表しました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.3~現地調査や意見交換を進めました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.2~課題への取組がスタート! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.1~台湾から大学生・教員が到着!
2024.06.20
第66回日本老年医学会学術集会で修了生と教員が発表しました!~健康科学研究科
2024年6月13日(木)~15日(土)にかけて第66回 日本老年医学会学術集会が愛知県名古屋市(ウィンクあいち)で開催されました。畿央大学 大学院健康科学研究科 地域リハビリテーション研究室からは一般演題として、高取 克彦教授と私 中北 智士(客員研究員/紀の川市役所・貴志川リハビリテーション病院)が口述発表を行いました。 学会発表内容のご紹介 高取 克彦教授:「運動を中心とした地域在住高齢者の『通いの場』における参加者の状態像から見た類型化の試み」 地域リハビリテーション活動支援事業で関わっている奈良県生駒市の運動主体の通いの場の新たな類型化を試みたもので、同じような体操を実施している運動拠点間でも、比較的年齢が若く元気なグループから参加者全員が高齢で心身機能の危険性が高いグループまで、状態像が異なることを明らかにしたものです。 これまでの通い場に対する支援は、体操指導や体力測定など画一的なプログラムであることが多く、本研究はリハビリテーション専門職種の強みを生かし、各運動拠点に応じた支援の必要性を示唆しました。 中北 智士:「COVID-19パンデミック前後における地域在住高齢者のフレイルステータスの変化:過疎・非過疎地域での比較」 和歌山県紀の川市におけるCOVID-19パンデミックの影響を、同一自治体内の過疎地域と非過疎地域で調査したもので、過疎地域でよりパンデミックの影響を受けていることが明らかとなりました。フレイル対策推進のためには、このような地域内格差を把握し、地域特性に応じた介入の重要性を示唆しました。 第66回日本老年医学会学術集会は「4つの愛(I :Integration, Innovation, Interdisciplinarity, Artificial Intelligence)で拓く老年医学の展望」というテーマで開催されました。日本の大きな課題の一つである認知症関連や自動車運転、ICT活用など時代を反映した発表が増えている印象でした。また、大規模データを活用した研究発表が多い一方で、地域課題の解決につながる研究や研究成果の社会実装の重要性を感じました。 老年医学会は多職種の方々が参加されているため、様々な視点から意見交換がなされています。これからも偏った知識とならないよう、新たな知見に触れ、地域社会に還元できるように取り組んでいきたいと思います。 畿央大学 大学院健康科学研究科 修士課程修了生 客員研究員 紀の川市役所/貴志川リハビリテーション病院 中北 智士 【参考記事】 チームKIOによる快挙!第28回日本ペインリハビリテーション学会学術大会でポスター演題最優秀賞を受賞!~健康科学研究科 【快挙】大学院生の研究において、脳卒中患者の物体把持の測定における新しいアプローチを開発しました。 OARSI2024(世界関節症会議学術大会)で教員が研究成果を発表しました~理学療法学科 【学生×実習先インタビュー】実習での症例を基にした卒業研究が国際誌に!vol.1~淡路さん×渕上さん 【学生×実習先インタビュー】実習での症例を基にした卒業研究が国際誌に!vol.2~岩佐さん×赤口さん
2024.06.19
【プロジェクトゼミって何するの?④】4大学合同で「奈良きたまち」の地域課題に取り組む!~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ
人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて活動を行う科目「プロジェクトゼミ」があります。「プロジェクトゼミ」では、建築、インテリア、アパレルのコースに準じた様々な地域課題の発見と解決に取り組んでいます。このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 建築・まちづくりコースの学生が多く在籍する三井田ゼミでは、2024年8月9日(金)開催の「インターカレッジフォーラム2024 in奈良きたまち 」に向けて準備を進めています。 奈良市の旧市街地である「奈良町」の北側、近鉄奈良駅より北の「きたまち」を対象に、畿央大学、同志社女子大学、奈良学園大学、奈良県立大学の学生や教員、地元まちづくり団体や地域住民、行政が関わりながら、まち歩きを実施し、地域に入って調査を行い、地域課題に取り組む課題解決型のプログラムです。 ▶インターカレッジフォーラム2024 in奈良きたまち 過去ブログはこちら 三井田ゼミからは下記の2チームが参加します。 Aチーム:奈良きたまちの歴史資産の魅力再発見~きたまちの文化財の魅力をみんなで味わうためにできることは!? Bチーム:路地裏の魅力~路地裏の隠れた魅力を物語にして知ってもらおう! 5月24日(金)のゼミでは学生も教員も一緒になって企画の検討を行いました。ゼミ生が注目したのは「奈良きたまちエリアの路地」。きたまちには細い小道や吉城川の静かな流れ等の魅力的なスポットがたくさんあります。近年、観光スポットとして取り上げられるようになった「きたまちエリア」ですが、地域住民の高齢化や生活必需品を取り扱う商店の不足等の課題を抱えています。Bチームの学生からは路地でのスタンプラリーなどの活用が挙がっています。 学生「提灯を吊り下げてSNS映えを狙う」 学生「スタンプラリーは?路地の景色をスタンプにして設置するとか…」 学生「地図に(スタンプを)押してもらって…最後に景品と交換!」 三井田先生「スタンプは誰が管理する?君たちの力でできることを考えなあかん」 学生「・・・」 和気あいあいとした雰囲気の中で学生は自由に意見交換しています。 一方のAチームではもっときたまちエリアの魅力を知ってもらおうと、歴史ある場所や建築文化財を絵本や紙芝居で紹介する案を考えています。 続く6月7日(金)のゼミでは、翌日に行われる中間発表会のプレゼンの準備の最中でした。三井田ゼミから参加する2チームはそれぞれチームに分かれて意見を出し合い、最終的な成果発表を見据えての準備を進めていました。 途中、三井田先生からの提案で気分転換もかねて場所を移動しました。移動先は着々と作業が進められている「みんなで考える学び舎:階段状のスペース」です。 ▶みんなで考える学び舎についての過去ブログ ①企画紹介編 ②応募編 ③審査編 ④表彰編 ⑤制作開始編 すでに枠組みができ、これから補強作業に入る段階のようですが、フロア全体に木材の良い香りが広がっています。 まだ作業途中ですが、柱や横架材の傾き対策や、人が歩いても床がたわまないように、各所に補強を入れる工夫が施されており、丁寧に作られていることが分かります。各フロアでは、座ったり寝転んだりできるので自由なアイデアが浮かんできそうな空間です。 今回は、プレゼン準備の様子をご紹介しました。終始和やかな雰囲気で進んでいるようでしたが、中間発表前日の焦りも入り混じった真剣な空気がありました。先生から指導を受けながらも、自分たちで案を出し合い作成したパワーポイントや紙芝居など、中間発表の手ごたえはどうだったのでしょうか。 参加学生の感想 ●他のチームの中間発表を聞いて、自分たちとは違う考え方や視点をもっていたので、良い刺激になりました。最終発表での仕上がりが楽しみです。(3回生 松尾 紅葉) ●提案方針を決めて地域の方にインタビューをした後に、改めてきたまちを歩くとまた視点が違って、より魅力的に感じました。中間発表でアドバイスや質疑応答を経て、必ず良いものを提案したいと強く思いました。(3回生 後藤 克) 次回は、中間発表を終え成果発表に向けて動き出しているところをご紹介します。 プロゼミ紹介プロジェクト 【関連記事】 【プロジェクトゼミって何するの?①】明日香村八釣地区「妙法寺」の実測調査Vol.1~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?②】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?③】建物の歴史的価値を活かして保存再生へ~人間環境デザイン学科 前川ゼミ ABCテレビ「やすとものいたって真剣です」に本学教員が設計した住宅が登場!~人間環境デザイン学科 【20周年記念】人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.1~応募が完了! 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.2~全審査が終了! 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.3~表彰式を実施!| 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.4~製作開始! 地域住民と4大学が参加!「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」を開催します!~人間環境デザイン学科
2024.06.19
【次世代教育センター】12/25(水)~「AIのその先へ」を開催します。
AI(人工知能)の進化により、今では人間が作るような文や声や絵をつくるAIも登場しています。これからも車の運転や医療診断など、AIがひとの代わりにできることがどんどん増えていきます。それでも保健室の先生や球技の選手など、AIでは代わりができないだろう仕事も多くあります。 どれだけAIが進化しても、ひとでないとできないことや、AIと役割分担した方が良いことなどを、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 プログラム 講座名 AIのその先へ 対象 本学学生(全学生) 開催日 12月25日(水)から1月10日(金) 会場 オンデマンド形式による配信 参加費 無料 申込方法 事前申込制です。申込フォームに必要事項を記入の上、お申し込みください。 申込フォームはこちら 申込締切 2024年12月20日(金) 問合せ先 畿央大学 次世代教育センター E-mail:jisedai@kio.ac.jp 次世代教育センターHPはこちら