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2024.04.13

【学生×実習先インタビュー】実習での症例を基にした卒業研究が国際誌に!vol.1~淡路さん×渕上さん

学外実習先の症例を基に卒業研究として取り組み、国家試験受験前の在学中にその研究成果が国際誌「Cureus」誌に掲載された理学療法学科18期生、森岡周ゼミの淡路彩夏さん。この春からは、学外実習と卒業研究でお世話になった岸和田リハビリテーション病院に就職することになりました。 今回は淡路さんと、岸和田リハビリテーション病院 リハビリテーション部副部長 渕上健さん(本学大学院健康科学研究科客員准教授/健康科学研究科博士後期課程修了生)のお二人にインタビューさせていただきました。     卒業研究を取り組んだきっかけについて教えてください。 淡路さん) 元々運動主体感に興味をもっていて、森岡先生から実習先の病院で研究してみてもいいのではないかと言ってもらいました。また岸和田リハビリテーション病院は研究も積極的な施設でもあり、是非やってみたいなと思っていました。   渕上さん) 森岡先生から淡路さんの卒業研究に対して相談がありましたが、研究が負荷になることもあるので実習の進捗を見ながらの判断でした。私自身もこのような経験は初めてだったのですが、淡路さんの実習はとても順調に進んでいたので研究のことを話してみたら、「是非やってみたいです!」と言ってくれたので取り組むことになりました。 研究計画に関しては、私と緒方さん(本学修士課程)の共同研究でもあったので、院内の手続きもスムーズに進められました。後は取り組みたい内容に沿った患者さんがおられたのも良かったと思います。当院はセラピストが研究に取り組む土壌がありますし、淡路さんが初めての研究で不足する部分を補える環境であったと思います。 実習と並行し、卒業研究に取り組んだことの苦労は? 淡路さん) 実習中は1日6人くらいの患者さんを見させていただいたのですが、それとは別で見ていました。最初はレジュメを書くときにどの患者さんの内容だったのかと混乱することもあったので、それを整理していくことも経験になりました。 総合臨床実習のⅡ期は別の病院だったので、その時期は実習に集中できるよう配慮いただき、データは共有していただきました。実習を終えた8月後半くらいから本格的に研究をまとめていきました。   渕上さん) 実習はしっかりと進めていかないといけないし、そのプラスアルファで取り組むのは大変だったとは思うのですが、そんな様子も見せず淡々と取り組んでいたのではないかなと思います。 実習先で取り組んだ症例が卒業研究として形になりましたが、どうでしたか? 淡路さん) 最初、卒業研究の話をいただいたときは概要を理解することに必死で、実際に卒業研究発表会の壇上に立つ際に一人で発表できるのか、不安が本当に大きかったです。 森岡先生や渕上先生、緒方先生にも助言いただきながら卒業研究の発表に臨み、その後に質問を受けることもありましたが、私の中で一つ自信になった経験だと思います。 新型コロナウイルスによる制約がある中での入学でしたが、4年間を振り返りいかがでしょうか? 淡路さん) 最初はオンライン中心だったので同級生との接点もほとんどなく、みんなどんな感じで勉強しているのかもわからない状態でした。ただ日々の課題をこなしていくだけで自分の中での目標も立てづらく、2回生の前期くらいまで不安がありました。2回生後期から学内での授業もより本格的になり、そこからは友達と勉強の仕方などを話せるようになって、自分なりの勉強方法をつくっていけたと思います。 森岡ゼミでは好きな論文を選んでそれぞれが発表し質問しあう形式の授業だったので、論文の理解を一週間でどれくらい仕上げられるかという部分は鍛えられたと思います。 また森岡先生には発表した論文のことだけでなく、ご自身の研究の話などたくさん聞かせていただき、より深い勉強ができたと思います。 一緒に研究に取り組んだ学生が就職することへの期待はありますか? 渕上さん) 私の中では一つの卒業研究から論文にするその過程は大変だと思っているので、一緒にできたことは大きいです。その過程の中で淡路さんのことをより深く知ることができたので、就職前にできたことはプラスだと思っています。 臨床家は臨床と研究と教育の3つを行う中で、業務に追われて研究が疎かになってしまいがちになることがあります。淡路さんが入職前に研究にちょっと触れて、「これからも続けます」と言ってくれたのは心強いです。 理学療法士の先輩や院の修了生という立場から見た、畿央生の印象はいかがですか? 渕上さん) 畿央大学とは理学療法士3年目の時からのもう15年以上の関わりになるのですが、先生方が最新の論文を読み、その根拠に基づいて授業されているので、現場で新しいことがあっても学生さんはすぐに理解してくれる印象を持っています。当院も根拠に基づく医療を行うことを推して臨床をつくっていっているので、関わりやすいなと思います。 今後の目標について教えてください。 淡路さん) 基本的な検査の技術や知識を定着させていくのは勿論のこと、大学の先生方や実習で関わった指導者の皆さんのように何か自分の専門知識や得意分野を磨いていけたらと思います。     理学療法学科 森岡 周教授コメント 症例報告や症例研究をまとめることは、臨床家にとって思考を整理し、関連する先行研究を調査し、自らが関与したケースと比較する上で重要です。私が臨床実習をしていた30年以上前には、担当した症例についての報告が学術雑誌に受理されるレベルであることが求められました。時代が変わり、学生への過度な負担を避けることが望まれる現在、大学と臨床施設は協力して、学生の学習や研究に対して新たな融合を促進し、向き合うことが重要だと考えています。 淡路さんは岸和田リハビリテーション病院に入職しました。これは新しいキャリア形成の手法と考えられます。このような機会が提供されるのは、畿央大学が現場のセラピストを対象に社会人大学院をいち早く開設し、博士後期課程に至るまでの充実した教育体系を築き、多くの博士を輩出してきた結果だと自負しています。 関連記事 振動を用いた接触タイミング知覚生起が脳卒中後上肢機能に及ぼす影響:症例報告~ニューロリハビリテーション研究センター 【学生×実習先インタビュー】実習での症例を基にした卒業研究が国際誌に!vol.2~岩佐さん×赤口さん

2024.04.12

2024年度 新入学生研修 学科別レポートvol.4~健康栄養学科

テーブルマナーを学び、新入学生の仲も深まる!   2024年4月5日(金)に健康栄養学科による新入学生研修が奈良ロイヤルホテルにて行われました。新入学生99名、研修のサポートを行う在学生スタッフ6名、卒業生スタッフ1名、教員6名の総勢112名が参加しました。   今年度も「充実した学生生活・楽しい大学生活を送るために」を目的に掲げ、4年間の学生生活に向けての研修が行われました。   研修のはじめでは、学科長の栢野先生からの激励があり、続いて永澤先生から管理栄養士国家試験までの流れや、国家試験合格に向けた大学での取り組みが話されました。新入学生は真剣な眼差しで話に聞き入っていました。     その後、クラスごとに分かれて、クラスアワーを行いました。クラスアワーでは在校生スタッフと卒業生スタッフが中心となって進行を行い、新入学生がチームに分かれて自己紹介やクイズ大会、ゲーム等を行いました。とても盛り上がり、時間が足りないくらいでしたが、新入学生同士の交流が活発にでき、クラス全体の仲も深まったように思います。       昼食はテーブルマナーを学びながら洋食のフルコースをいただきました。慣れない雰囲気での食事で緊張している様子でしたが、真剣に話を聞きながらテーブルマナーに取り組んでいました。     食事の後は、岩田先生から「管理栄養士になるための心得」の講話があり、管理栄養士になるために学生生活で気をつけなければならないことや調理現場での注意点が話されました。昼食後ではありましたが、大事なところはメモを取るなどして、集中して話を聞いていました。     岩田先生の話の後は、在学生スタッフによる学生生活についての話がありました。身近な先輩の話を聞いて、より大学生活に対してより前向きになってくれたのではないかと思います。   研修の最後では、「夢をチカラに」をテーマに作文を書きました。今年からコロナが明け、マスク姿でない新入学生と会うのはとても新鮮でしたが、笑顔で楽しむ姿を間近で見ることができました。今回の研修を通して少しでも不安が和らぎ、畿央大学で充実した学生生活を送れることを期待しています。   健康栄養学科 助手 山田 華奈衣

2024.04.12

ニューロリハビリテーション研究センター開設10周年を終えて~センター長より

  畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターは2013年に設立され、2014年にはハード面であるオープンラボが完成し、それから10年が経過しました。全室ガラス張りの研究室かつ実験室と隣接する施設は、教員、研究者、大学院生、学部生の垣根を越え、その都度ディスカッションやミーティングがはじまるといった空間となりました。       このセンターは、理学療法学科や大学院健康科学研究科の教員を含む7名の研究者と客員研究員で構成されており、研究の発信、研究の指導、web・SNSを通じた情報提供、各種研究会やセミナーの開催、専門職向けリカレント教育、地域住民向け講座の実施、他の研究機関との共同研究会など、多岐にわたる活動を展開してきました。                   2014年度から2023年度にかけての10年間で、センターの研究者が発表した研究成果は、学術論文が合計316編、そのうち査読付きの国際論文が189編、査読付きの国内論文が28編、招待総説が99編にのぼります。近年ではインパクトの高い雑誌だけでなく、専門領域にとっては重要な雑誌への掲載も多くなっています。また、著書は分担執筆を含めると74編に上ります。新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年は落ち込みが見られましたが、国際学会発表は74回、国内学会発表は494回、招待講演(民間企業からの依頼を除く)は344回に及びます。さらに、学会表彰は26件、年次外部研究費の獲得件数は累積にすると93件に上ります。     大学院生の研究成果が神経学領域で最も権威ある雑誌「Brain」に掲載されました 大学院生の半側空間無視に関する原著論文が「iScience」に掲載されました     事業に関しては、初期の活動は、ニューロリハビリテーション関連のセミナーやフォーラムの開催が中心でしたが、最近では主に専門領域の研究会を主催しています。こうした活動には、この10年間で合計5,000名以上の参加者に恵まれ、センター設立以前の活動を含めると約15,000名が参加され、専門職のリカレント教育に大きな役割を果たしてきました。最近では、YouTube動画やSNSを通じた研究内容のわかりやすい発信、地域住民向けの腰痛予防講座、シニア層向けの脳講座、子どもの運動発達に関する定期検査など、社会への貢献も行っています。そして、多くの研究機関(東京大学、明治大学、東海大学、立教大学、東京都立大学、武庫川女子大学、国立障害者リハビリテーションセンター研究所、フランス国立衛生医学研究所、リヨン大学病院、リヨン高等師範学校など)や臨床施設(主に大学院生が属している施設)との共同研究を通じ、多くの研究費を取得するとともに、国内最大規模のCREST獲得にもつながり、国際共同研究の主導的な役割を担うに至りました。     センターの知名度の向上に伴い、毎年、センターやその研究者の活動を知った高校生が本学に進学する例も見受けられます。         今後も研究発信と地域貢献をさらに推進し、「ニューロ」に限らず、より広範なウェルビーイングに関わる研究センターへと成長するとともに、イノベーションを生み出す場所として成長していくことを目指しています。センターのさらなる発展のため、ご協力とご支援を引き続き賜りたいと存じます。     畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター センター長 森岡  周 関連リンク ニューロリハビリテーション研究センターHP 公式Facebook 公式X(Twitter) 公式Instagram 公式YouTube(10分でわかる脳の構造と機能・3分でわかるニューロリハの研究)

2024.04.11

タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.4~学校での授業実践を通じて

現代教育学科 講師の岡田 良平先生が、2月16日から3月8日にかけて、タイ東北部に位置するコンケン県ムアン郡ドンハン区にあるドンデーン(Don Daeng)村にて農村部における教育についての調査や、コンケン大学でのインターナショナルワークショップなどに参加しました。ブログ第一弾ではドンデーン村の様子、第二弾ではコンケン大学でのワークショップ、第三弾では農村部の教育的課題について、そして最終回となる今回はドンデーン村の子供たちを対象に授業実践を行った様子をレポートします!   今回の調査では、ドンデーン村の学校にて、子どもたちにアンケート等の調査協力をしてもらいました。これは過去の調査と同じ質問をしてその変化を調べるものです。しかし、こうした調査が子どもたちにとっては決して面白いものではありません。調査の準備段階からこちらも「調査結果として面白く、子どもたちも楽しみながらできる授業にならないか」ということを考え続けてきました。そこで思いついたのが、「子どもたちの生活空間」を子どもたちが調べることでした。ヒントは、私が小学2年生の担任をしていた時に、子どもたちと実践した生活科の「まちたんけん」をベースにしました。   まちたんけんの学習では、子どもたちは自分の知っているお店や遊び場などをどの子も楽しそうに語って教えてくれます。そして、その場所での出来事を友達同士で思い出し、知らない子がいれば教えてあげています。単に場所がどこかだけでなく、何がおいしいとか、値段が安いとか、こういうトラブルに巻き込まれたとか、いわゆる社会認識もそこで培っていることがわかります。その姿がどの子たちも楽しくてたまらないのです。聞いている私が楽しくなってくるのです。私は「あの授業をドンデーン村バージョンでやってみよう」と思い立ちました。さあ、私の14年間の教員経験はタイの農村で通用するのでしょうか!?   ▼生活科「まちたんけん」の様子(2022年撮影)     ▼自主的な話し合い活動が授業をおもしろくする(2022年撮影)     実際の授業では子どもたちのつぶやきを引き出すために、子どもたちが行きそうな場所をあらかじめ聞き出し、その場所の写真を撮り、簡単な地図も作り、子どもたちが空間を認識し、共有できるように工夫するのですが、今回はそうもいきません。Google mapで集落の衛星写真を構成し、拡大印刷して大きな地図を作成して持っていくことにしました。ドンデーン村の学校での授業では、担当してくれたボー先生が児童・生徒に授業の流れを説明してくれます。学年ごとに色分けした丸シールに各自の出席番号を10個ずつ書きました。それを子どもたちに渡します。そして、拡大した地図を子どもたちの前に広げました。   もうその時点で「あっ!ここが学校だ」、「お寺だ」、「自分の家だ」と大盛り上がりです。つまり、空間認識を共有できたわけですね。「最近(1ヶ月くらい)、遊びにいったところにシールを貼りましょう」という指示を聞くと、子どもたちは、ああだこうだ言いながら的確に場所を特定してシールを貼って行きます。自分の順番が早く来ないかと待ち遠しい子、情報を交換して大笑いする子、下級生にやり方を教えてあげる子など、その様子は日本の子どもたちと全く変わりません。   ▼拡大印刷した地図に自分が最近行った場所をシールで貼ります     ▼みんなで頭を突き合わせて話し合う姿は日本もタイも同じです     どの子も授業参観で見せていた姿とは違い、携帯電話を触りませんでした。しっかりと授業準備と創意工夫を行い、明確な(わかりやすい)展開と的確な指示を出せば、子どもたちは「主体的で、対話的な」学習ができるのです。そして、子どもたちが貼るシールのひとつひとつに意味や理由がありました。いつも遊ぶ広場も複数あり、子どもたちの中では棲み分けがされていること、釣りの穴場や馴染みの店があること、ゲームで遊ぶためにはWi-fiのあるおうちに集まること、エアコンのあるおうちやお店に涼みに行っていることなど、子どもたちの行動にはそれなりの理由と世界観が見えてきたのです。まさに、それは村の子どもたちの空間と社会認識を示していました。   ▼中学生たちが小学生に教えてくれるので子どもたちもわかりやすい     私は今回の実践を通して、 ドンデーン村の子どもの生活空間や世界観が垣間見えたこと 日本での授業実践・研究授業が途上国でも受け入れられ、そこに子どもたちの主体的で対話的な深い学びに通じるものがあること 大きな地図をみんなで共有し、話し合い、何度もシールを貼ったり、貼り替えたりするアナログ的な授業であるからこそ異学年での学びが促進されたこと がわかりました。 私自身も教員の経験を発揮し、現地の先生方と共同で「授業」を通して子どもたちと一緒に研究成果が残せたことは意義深いのではないかと考えています。本当に素晴らしい体験になりました。   最後にドンデーン村の古い言い伝えの「ヘン・ナムカン、キン・ナムカン」という言葉をご紹介します。「ともに食べ、ともに働く」という意味です。非常に貧しい農村だったドンデーン村の村人たちはその言葉を昔からとても大切にしていました。最初の訪問から約20年を経て、再訪したドンデーン村。その地域をどのように捉え、地域と関わりながら、変化の渦中に身を投じてみてこそわかることがたくさんあります。時代を超えて、国を超えて、「ヘン・ナムカン、キン・ナムカン」の志は、私たちの生活や生き方にも問いかけているのではないでしょうか。   ▼授業後にみんなで記念撮影       現代教育学科 講師 岡田良平   【関連記事】 タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題 タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~22年ぶりの再訪!    

2024.04.11

プレパパ・プレママのための「マタニティクラス」を開催します~看護実践研究センター

畿央大学マタニティクラス「Kioマミfes」は、畿央大学看護実践研究センター(母子包括ケア部門)が主催するプレパパ、プレママのためのお産と育児に関する体験プログラムです。大学でトレーニングを重ねた看護学生と一緒に、大学の豊富な教材を用いて抱っこやおむつ交換、沐浴などを体験してみませんか?助産師でもある大学教員も一緒に参加しています。妊婦さんの疑似体験もできます。 妊婦さんとご家族が、赤ちゃんを迎える準備に、気軽に参加してください。 実施要項 受講対象 妊娠16週以降の妊婦さんとパートナー、ご家族など 開催日 ① 4月28日(日)13:30~15:30 ② 6月30日(日)13:30~15:30 ③ 8月17日(土)13:30~15:30 ④ 10月20日(日)13:30~15:30 ⑤ 12月15日(日)13:30~15:30 ⑥ 2025年2月11日(火・祝)13:30~15:30 各回 定員15組(先着順) 会場 畿央大学K棟1階 看護実習室 申込方法 申込フォームより必要箇所を入力し、お申込みください(申込先着順となります)   申込ページ 参加費 無料 持ち物 水分補給のための飲み物、バスタオル(足元にかけるもの) 服装 足湯をされる方はひざ下を出せる服装   畿央大学マタニティクラスリーフレット お問い合わせ 畿央大学総務部 Tel:0745-54-1602 E-mail:i.oka@kio.ac.jp

2024.04.11

台湾の国立成功大学・国立高雄大学と大学間連携(MOU)を締結しました。

2024年3月23日(土)、奈良ホテルにて台湾にある国立高雄大学 National University of Kaohsijng ならびに国立成功大学 National Cheng Kung Univerisityと、大学間提携(MOU/Memorandum of Understanding)を締結しました。     人間環境デザイン学科では、2019年度に「海外インターンシップ」の一環として「明日香村国際ワークショップ」を開催し、国立高雄大学の学生12名と本学の学生22名が空き家の利活用提案やまちなみ調査などを行いました。コロナ禍で一時中断を余儀なくされましたが、2023年8月には本学の学生25名と教員6名が台湾に渡り、国立成功大学とサマーワークショップを実施。現地の空き地に休憩所や小屋などを設計して実際につくり上げました。 そして今年の3月には再び明日香村で国際ワークショップ2024を開催し、国立高雄大学・国立成功大学あわせて39名の学生と教員8名、本学の学生29名と教員6名あわせて83名が一堂に会し、明日香村の地域課題の発見と解決、それを通した地域活性化案を協働しながら企画提案しました。人間環境デザイン学科には地域課題の発見と解決に取り組む2・3回生合同「プロジェクトゼミ」があり、これまでの知見と経験をいかして、国や文化、大学、地域や言語の壁をこえたワークショップを開催することができました。     今後も発展的に継続しながら交流を深めていくためMOUを締結する運びとなりました。両大学とも世界的にレベルが高い大学で、学びの充実はもちろん、さらなる学生・教員交流にも期待ができます。 今回のMOU提携が畿央大学ならびに人間環境デザイン学科の発展につながるよう、さらなる連携を深めていく予定です。   【関連記事】 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.7~人間環境デザイン学科 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.9~最終日、無事に帰国しました! 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.5~最終日を迎えました! 中国医薬大学と大学間提携(MOU)を締結しました~理学療法学科

2024.04.10

タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.3~タイ農村部の教育的課題って?

現代教育学科 講師の岡田 良平先生が、2月16日から3月8日にかけて、タイ東北部に位置するコンケン県ムアン郡ドンハン区にあるドンデーン(Don Daeng)村にて農村部における教育についての調査や、コンケン大学でのインターナショナルワークショップなどに参加しました。ブログ第一弾ではドンデーン村の様子、第二弾ではコンケン大学でのワークショップ、そして今回はドンデーン村の学校を調査する中でわかった教育的課題についてです! ドンデーン村の学校では、幼稚園(3年)、小学校(6年)、中学校(3年)の9年の教育を受けることができます。さて、今回の調査で約20年ぶりに村の学校を調査し、授業の様子も含めてゆっくり見て回ることができました。今回はタイの農村社会の学校の様子をお伝えします。     まず、最初に子どもたちの笑顔と人懐っこさには心底、感動を覚えます。特にドンデーン村は60年の研究史のおかげもあって、日本人にとても好意的です。特に子どもたちは、「どこに行くの」、「日本語でこれは何ていうの」といつも聞いてきてくれますし、「給食を一緒に食べよう」と誘ってくれます。それは20年前に「オーカダー」と呼ばれ、炎天下の中、汗びっしょりになってサッカーを子どもたちとしていた頃と何も変わりません。   しかし、ドンデーン村の学校にも明らかに都市化の波は押し寄せています。自慢だった美しい木造校舎は取り壊され、コンクリート校舎になっていました。当時、薄暗いだけで黒板と机しかなかった教室には、モニターがありwi-fiも通っています。各先生には1人一台のパソコンとプリンターが配備されています。ランチタイムに金銭的な余裕がなく、欠食する子や家に食べに帰る子もなくなり、全員が給食を美味しそうに食べていました。   ▼伝統的な建築様式のドンデーン村小学校木造校舎(1981年撮影)     ▼1981年のドンデーン村の子どもたち(1981年撮影)     ▼アンケート調査に回答する児童(1983年撮影)     ▼授業の様子(2004年撮影)     ▼美しい伝統的なタイの木造校舎(2004年撮影)     ▼当時の給食は全校児童に行き渡っていませんでした(2004年撮影)     ▼ドンデーン村の学校の新築校舎     ▼現在の給食の様子       そうした学校施設のハードやインフラ面は目に見えて変化していました。しかし、20年前には無かった光景もありました。それはソフト面、いわゆる教育の質的な面です。中学生はみんな授業中にスマホを触っています。しかも、平気でゲームをし、音楽を聴き、動画を見ています。それを先生が注意することもありません。何度もそのような光景を目にし、それは「荒れている」というよりも日常の風景なのでしょう。なぜなら、私がカメラを向けるとスマホを隠し、授業に集中したフリをします。「悪いこと」とはわかっているようです。   小学校の教室では子どもがスマホを触っている率は減りますが、それ以上に気になることに気づきました。ほとんどの先生が黒板を書いていないことです。滞在時に複数回、小中学校ともに授業見学に行きましたが、黒板が数日間そのままのものもあれば、書いた形跡がないものもあります。授業参観をしていて、気づいたことは教科書を読むだけ、教科書にあるワークをしているだけという場面がほとんどだったということです。それは、14年間、小学校と中学校で教員をしてきた私にとって、経験値からくる「授業として成立していない」という事実とタイの農村社会の課題を最も突きつけられた瞬間でした。   ▼スマホで遊びながら授業を受ける子ども     ▼授業として成立していない状況が散見される     ▼モニターの問題を読むだけの授業になっている     ▼机の上にはスマホがあり、授業とは関係ない利用が目立つ     そして、その光景そのものがドンデーン村の学校の最大の課題でもありました。村の世帯数が増加し、家屋数も大幅に上昇しているのに、児童生徒数が極端に少ないことが明らかになりました。20年前の3分の1にまで減っています。タイでは日本のように学区外への進学に規制を設けていないため、教育にお金をかけられる家庭や村の学校の状況に危機感を感じる家庭は、コンケン市内の学校へ進学しているのです。コンケン市の都市化が拡大し、都市近郊農村に変貌したドンデーン村では、都市部へのアクセスの良さが仇となり、村人からさえも「選ばれない学校」へと舵を切っています。ドンデーン村の学校は「高学歴」「質の高い教育」という「都市化」の最前線に晒され、無惨にもその選択肢から除外されつつあるのです。   20年前、村のごく一部の裕福な家庭だけが、コンケン市内の学校に通っていました。しかし、現在では、学校側は校区内に住む就学年齢の子どもがいったい何人、村の学校に通っていないのかさえ把握できていない状況にあります。それほどまでに、「村の学校への進学拒否が一般化」していると言えるでしょう。20年前、私は都市化によって都市部への進学はより強まるだろうと予測しました。それは教育の質そのものがボトムアップされることを前提とした予測でした。しかし、実際には教育の質が二極化され、進学先も都市部と村とに二極化するという結果をもたらしていました。   60年前、水野浩一博士(元・京都大学東南アジア研究所 教授)が東北タイの貧村として紹介したドンデーン村は、経済的な豊かさと都市化の波の中で全く違う姿を見せ、子どもたちを翻弄していると言えるでしょう。   現代教育学科 講師 岡田良平   【関連記事】 タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加! タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~22年ぶりの再訪!  

2024.04.09

タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.2~コンケン大学でワークショップに参加!

現代教育学科 講師の岡田 良平先生が、2月16日から3月8日にかけて、タイ東北部に位置するコンケン県ムアン郡ドンハン区にあるドンデーン(Don Daeng)村にて農村部における教育についての調査や、コンケン大学でのインターナショナルワークショップなどに参加しました。村の様子をレポートした前回に続いて、コンケン大学でのワークショップの様子をお届けします! 2月24日にコンケン大学教育学部にて、インターナショナルワークショップが開催されました。第3次のドンデーン村調査の際にお世話になったコンケン大学元教育学部長のスマリー・チャイチャロン先生(元コンケン大学教育学部学部長付き顧問)のご厚意もあって、「日本・タイ・中国の教育問題と現状」と題して、参加者から活発な議論が行われました。   今回のワークショップの参加者には、日本、タイ、中国の研究者だけでなく、タイの国立・私立小学校の校長先生、修士課程の学生、リカレントで在学している現職教員など合計24名の出席者がありました。今回の調査で通訳も務めていただいた鈴木 秀明氏(タイで日系企業のアテンドや通訳・翻訳業務を支援しているHotaru Japan Service Co.,Ltdの代表取締役)には、シンポジウムのオーガナイザーとして活躍していただきました。大学側との事前の準備(紹介状の作成や送付)や複数回の交渉はもちろん、日本語をタイ社会に合った細かなタイ語の表現やニュアンスに変換して伝えることで、現場レベルの意見を吸い上げながら3カ国の研究者と現場の教員が共通認識を深めることができたことで、予想以上の活発なディスカッションとなり、非常に有意義なシンポジウムになりました。   ▼土曜の休日にも関わらずたくさんの方が参加してくれました。     ▼日本・タイ・中国の教育問題について話し合いました。     ▼タイの学校現場の課題について意見交換。     今回は私が主賓ということもあり、基調講演を行い、それを軸に各国の共通課題や問題点の認識を共有しました。私のテーマはズバリ!「日本の教員のハードワークとなり手不足問題」です。録画していた日本の教員の1日を追った特集番組を、詳細部分はタイ語の解説を入れてもらいながら視聴し、現在、日本の小学校では、こうした課題の解決に向けて教科担任制やチーム担任制を導入する機運が高まっていることも講演しました。   VTRが非常に好評で、単に「国によって制度や文化が違う」という単純な結論に結びつくのではなく、「教員不足は我が国も同じだ」、「ランチタイムやトイレ休憩さえも取りにくい日本の教員の忙しさは異常ではないか」といった驚嘆の声が上がる一方、「子どもの成長を願う思いは同じだ」という温かい意見もありました。   その一方で、「日本の小学校教員は担任が全教科を教えることで負担が増えるという見解もあるが、全教科教えることができる質的な保証があるとも言えるのではないか」、「タイも中国も小学校教員は日本の中学校のように教科の専門性がある。規模のある程度ある学校では、全教科の教員が配置されており、教員の専門性を生かした学習が可能だが、農村部の規模の小さい学校では、教員の配置が少ないため、一度も教えたことのない教科を教えることになり、教育の質が都市部と農村部で格差を生む状況にある。日本の教科担任制導入はやめた方が良いのではないか」という意見もありました。その他にも都市部と農村部の教育格差に関する話題が出ていました。出席された校長先生たちは農村部の教育の質の向上に危機感を覚えおり、特に教員の「アクティブ・ラーニング」に関する意識改革が課題であると認識していました。私自身、「へー、そうなんだ」、「日本も似たようなもんですよ」と軽く反応していたのですが、この話題が後々の調査で大きな意味を持つことになりました。   ▼日本の教員不足や志願者の減少について解説しました。     ▼現場の教員、交換留学生など幅広い方々からお話を聞くことができました。     私が最も印象的だったことは、農村部で全校児童60人程度の小学校の校長をしている先生から「日本についての疑問だが、なぜあんなに清潔なのか、学校教育でどういった指導をしているのか」、「礼儀正しさや真面目さをどのような教科で教えているのか」といった素朴な疑問をいただきました。実は私はこの質問に良い答えが出せませんでした。確かに教科としては道徳や特別活動を通した学習があります。そして、掃除、給食指導、お道具箱の整理整頓などいくらでもその要因はあるように感じました。そもそも学校教育だけが担っているものでもありませんよね。こういった視点は、日本人の日常生活に溶け込みすぎており、気づきにくい点です。皆さんならどう答えますか?   ▼タイの文化なのでしょうか?集合写真では謎のポーズを必ず求められます。     現代教育学科 講師 岡田良平   【関連記事】 タイ ドンデーン村での教育調査レポートvol.1~22年ぶりの再訪!  

2024.04.09

次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催!

2024年度の次世代教育センタープログラムが始まりました。 そのスタートとなる今回は、「Excelスキルアップ講座~基本編~」を2024年4月5日(金)に開催しました(対象:2回生以上)。本講座はこれまで2年間開催しており、すでに60名を超える学生さんが受講してくれています。 ※次世代教育センターは2021年4月、次世代社会のニーズに応えられる幅広い教養を身につけた人材の育成を目的として開設されました。毎年度、様々なテーマを取り上げた講座を実施しています。   1回生必修科目「情報処理演習Ⅰ・Ⅱ」を担当している福森貢教授(次世代教育センター長)から「知っておくと便利なExcelの活用」について学びました。   「Excelを上手に活用できるようになるために」「就職したときのために」等、それぞれの思いのもと、2回生6名、3回生2名、4回生1名の合計9名の学生さんが参加してくれました。   ▼レジュメを参考にして、Excelの基本的な関数の使い方を思い出していきました。自分のペースで焦らず取り組めます。   ▼気になることはその場で質問し、解決。短時間でもスキルアップを実感できるのが本講座の良さです。     本講座では、MOS(Microsoft Office Specialist)資格試験で出題される中でも、特に苦手意識が強い分野を集中的に解説していきました。本講座の受講後は、「MOS資格対策講座」や「Excelスキルアップ講座~応用編~」にチャレンジする等、さらにスキルを高め伸ばしていくための講座を準備しています。次世代教育センターが展開する複数の講座を組み合わせ、継続的に学んでいくことで、自分の強みを増やしていけることを期待しています。   次世代教育センターでは、社会から求められているスキルを在学中から磨き、卒業後も社会で活躍していくことができるよう畿央生の皆さんを応援しています。今後も多くの皆さんからの参加をお待ちしています!今回参加いただいた皆さん、ありがとうございました!   【2024年度 次世代教育センタープログラム】   畿央大学 次世代教育センター   次世代教育センター 関連記事 次世代教育センター主催「近未来テクノロジーの生かし方」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催! 次世代教育センター主催「文章読解・作成能力検定講座」を開催しました! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催!(今年度3回目) 次世代教育センター主催「プレゼンテーション力養成講座~PowerPointの活用~」を開催! 次世代教育センター主催「コミュニケーション力養成講座~相手に伝わる発信力強化~」を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」(2023年度2回目)を開催! 次世代教育センター主催「Excelスキルアップ講座~基本編~」を開催! 次世代教育センター主催 「ひとの生活を支える近未来テクノロジー」を開催! 次世代教育センター主催「モバイルプラネタリウム上映会」を開催!!~協力:畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル 次世代教育センター主催 「Excel集中講座」を開催!(今年度2回目) 次世代教育センター主催「Excel集中講座」を開催! 次世代教育センター主催「コミュニケーション力養成講座~プレゼンテーション」を開催! イベントプログラム「これからも『ひと』と『ロボット』は共存できるのか」を開催!~畿央大学次世代教育センター 次世代型情報教養プログラム「ロボットとプログラミング」を開催しました~次世代教育センター      

2024.04.08

2024年度 新入学生研修 学科別レポートvol.3~看護医療学科

「心のふれあい」をテーマに理想の看護師像を探求!   看護医療学科17期生に106名の新入学生をお迎えし、2024年4月5日(金)に、新入学生研修を橿原市商工経済会館で実施しました。2回生の支援学生にサポートしてもらいながら無事に研修を終えることができました。 この研修では、「心のふれあい」をテーマとし、仲間と協力して作業を行なうことを通して、自分を大切にし、他者に感謝する体験が得られることを目的としています。   まずはセッションⅠ。支援学生さんたちによるアイスブレイクで緊張がほぐれ、メンバーと互いの共通点を探すゲームを行いました。     次のセッションⅡでは、7年ぶりに4月に桜が満開となったまさにその日に、橿原神宮へ散策に行き、各グループで工夫を凝らして写真や動画を撮影しました。   そして、その写真などを使って「自分たちを表現する」ための動画作成に取り組みました。できあがった動画の上映が行なわれ、お弁当を食べながらみんなで鑑賞しました。どの動画も個性あふれる内容で、大いに盛り上がりました。     昼からのセッションⅢでは、1期生と12期生の卒業生を迎え、そして2回生の二人も加わって、先輩の語りを聞きました。 春に看護師2年目を迎えた12期生の古川七羽さんからは学生時代のことや新人看護師としてのこの1年を振り返った内容を話していただきました。 クリティカルケア認定看護師として活躍中の1期生の中根啓貴さんは、今に至るまでのキャリアパスについて語ってくれました。 また、2回生の先輩は現在の学修や大学生活について語ってくれました。4人の先輩方へこれからの大学生活について気になっていることを質問し、丁寧な回答をいただきました。新入学生から「実際に卒業して現場に出ている先輩方の話を聞き、夢の実現に向けて頑張ろうと思いました。」と感想が寄せられました。         そして、最後のセッションⅣでは、先輩の語りもふまえて、「心のふれあい」についてグループでディスカッションを行いました。これからの自分たちがめざす看護師像について、そして、看護の対象となる方々との心のふれあいとは何かについて、奈良県産のおいしいイチゴを頬張りながら語り合いました。       その後、ディスカッションのまとめをすべてのグループが発表しました。新入学生でありながら、高い志が感じられる発表内容に教員一同が期待を寄せるひとときとなりました。 ランチタイムで鑑賞した動画の中から、投票により優秀動画が選ばれました。グループの代表に河野学科長からお祝いの言葉と景品が送られました。       今回も支援学生さんのおかげで楽しい研修になりました。       そして、最後に河野学科長から、この研修会を通して、新入学生同士の横のつながりと先輩との縦のつながりがより深まったこと、人との心のふれあいで求められるコミュニケーションにはまず人に関心を寄せることが大切であるとの話しをいただきました。   担任から一言ずつ新入学生へのメッセージを添えさせていただきます。     みなさん、ご入学おめでとうございます。 みなさんは看護の対象となる方々へ支援をする専門職をめざしますが、そのためのこれからの道のりではたくさんの人から支援を受けて成長していくと思います。支援してくれる方への感謝を忘れずに、学びを深めてください。 1組担任 林田 麗   新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。 立派な対人援助職になるために、この4年間の学修は根気と努力を要します。ただ、一人で学修するわけではありません。今日から仲間になった同級生や上級生、教員とともに支えあって、学び、乗り越えていけます。仲間と、互いにした親切に感謝して、これからの4年間を充実させてほしいです。 2組担任 紅林 佑介   ご入学おめでとうございます。 これからの大学生活、様々な出会いや出来事があり、そのすべての経験がみなさんの成長に繋がっていくと思います。大きく成長できるよう、いろいろなことに興味をもちチャレンジしてほしいです。応援しています。 3組担任 松川 真葵   新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。 看護のことはもちろんですが、自分のことだけではなく、周囲に対する思いやりを忘れずに、一人の人間として、いろいろな経験を重ね、充実した学生生活を送っていただきたいと思います。何か困ったことがあれば、いつでもお声掛けください。一緒に頑張りましょう。どうぞよろしくお願いします。 4組担任 室谷 牧子

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