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すべての新着情報一覧

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2013.07.30

第8回パッククッキング講習会を開催しました。

男の手料理をめざす!?男性参加者が急増しています!   今回で8回目となるパッククッキング講習会(指導教員:健康栄養学科浅野恭代教授、協力学生5名)が2013(平成25)年7月27日、受講者数は過去最多の53名を集めて開催されました。 「パッククッキング」とは、火を使わない真空調理の家庭版で、材料をポリエチレン袋に密封して電気ポットで調理する方法です。 焦がすことなく、煮くずれもしにくく、一人分のお粥やおかずを同時に作ることができ、また介護をしながら、掃除をしながら、他の作業をしながら調理ができます。 そんな便利さもあって53名中8名が男性、10代2名~70代7名、80代2名(2名とも男性)と幅広い年齢層の参加者でふだんから台所に立って調理されているのか包丁さばきが板についている男性の方がたくさんおられました。     作り出す前にパッククッキングする場合の注意事項の説明がありました。 ①ポリエチレン袋(ビニール袋は絶対に使用しない。)を必ず1枚で使用、(2枚にすると間に空気が入る)  ②油脂の使用はなるべく少量で、みりんや酒はあらかじめ煮切っておく。  ③ポットのお湯は容量の3分の1程度とする。  ④ポリ袋は水につけて空気を極力出して(真空状態を作り)根元を結ぶ。  ⑤電気ポットに入れ用途に合わせて時間設定する。注意事項を守らないと事故の元となりますが、逆に基本さえ覚えておけばお家で作るどのよう具材にも応用できることになります。       このパッククッキングでは毎回5~6品を作りますのでレシピ数も年々充実してきています。 今回のメニューは ①しょうがご飯 ②鶏肉のアスパラ包み焼き ③蛸のやわらか煮 ④おからの炒り煮 の4種で、夏らしいさっぱり感いっぱいのメニューです。         受講申込者53名は年齢・性別・住所など異なる任意の9つのグループに分けられ、調理していきますので、まったく知らない方も協同作業を通して親しくなっていきます。なんといっても自分で作ったお料理を食べる、それもみんなで一緒に楽しく食べる、というのがこのパッククッキング講習会の魅力です。 みなさんも次回はぜひこの講習会にご参加ください。お待ちしております。

2013.07.29

おかめ納豆のタカノフーズから特別講師!「食品設計開発学演習」

健康栄養学科2年次配当「食品設計開発学演習」で、 おかめ納豆で有名なタカノフーズから講師を招いて授業を実施!   2013(H25)年7月5日(金)および6日(土)、健康栄養学科2回生対象「食品設計開発学演習」(担当;岩城、松村、柴田、金)の中で、毎年恒例の「納豆づくり」を実施しました。   講師は、茨城県にあるタカノフーズ株式会社研究所の坂本晋一様と吉葉正志様。遠方よりわざわざお越しいただきました。お二人は納豆の研究開発をされているそうで、日々おいしい納豆作りに励まれています。   ▼タカノフーズ株式会社研究所 坂本様(右)と吉葉様(左)による実演     <納豆づくり作業> ●煮豆を作る 今回の納豆づくりに用いる大豆はとても小さく直径5mmほどですが、一晩水に浸すと水を吸って2倍くらいの大きさに膨れます。その大豆を圧力鍋で蒸して煮豆にします。蒸すことによって殺菌効果も期待できます。大豆を蒸している間に、坂本様に納豆の講義をしていただきました。 納豆の発酵に必要な3要素は、 ①水 ②空気 ③温度 だそうです。   ▼蒸したてほやほやの大豆!             ▼坂本様による納豆の講義、みんな真剣に聞いています。。   ●納豆菌づくり&納豆菌接種 納豆菌は市販の納豆からとります。熱湯消毒した瓶に熱湯を8分目くらいまで入れ、そこに市販の納豆をスプーン1杯くらい入れ、よく撹拌すると納豆菌液の出来上がり!煮豆がまだ熱いうちに納豆菌のシャワーをかけていきます。   ▼納豆菌液作完成                                                                  ▼納豆菌液を煮豆に接種!   納豆菌は熱にとっても強い!80~90℃の熱で他の雑菌は死んでしまいますが、納豆菌の芽胞(がほう)は生き残ります。芽胞はとても強い構造を持っており、環境が悪化して通常の細菌が死滅する状況に陥っても生き残ることができます。しかし芽胞の状態では休眠状態です。生き残った芽胞が、再び納豆菌の増殖に適した環境に置かれると、芽胞は発芽して納豆菌になります。   ●トレー容器に盛り込み 納豆菌を接種した煮豆をトレー容器に入れます。重さの目安は50g、真ん中が盛り上がるように入れるのがコツです。納豆の乾燥を防ぐために市販の納豆にはフィルムがかかっていますが、今回はラップフィルムで代用、通気用の穴を5ヶ所ほど爪楊枝で開けました。   ▼納豆菌を接種した煮豆50gを慎重に量っています。   ▼納豆の乾燥を防ぐためフィルム作成中   ●発酵~熟成まで 発酵の熱源は使い捨てカイロと恒温機(40℃)の2つを使用しました。カイロの方は発泡スチロール箱を使用し、豆が乾燥しないように水を入れた容器も一緒に入れます。約18時間おいてじっくり発酵させました。このとき、納豆菌が窒息しないようにフタにタオルをはさみ密封しないことが大切です。恒温機(40℃)も同様に18時間が目安です。発酵終了の目安としては軽く糸が引いているくらい。冷蔵庫へ移して寝かせることで、うま味がたっぷりとでてきます。じっくり1日寝かせると、納豆の完成です!!   2~3日後に試食、とてもおいしい納豆ができました♪   学生アンケートでは 「レジュメやスライドを用意していただいたので、より詳しく納豆の作り方や栄養価について知ることができた」 「納豆が簡単に作れたことに驚いた」 「納豆作りでは衛生面の管理が重要なこと、温度・酸素・水分が納豆菌生育に大きく関与することを実感できた」 など、貴重な体験を喜ぶ声が多数ありました。 健康栄養学科2回生は納豆大好きな学生が多く、タカノフーズの坂本様、吉葉様にも大変よろこんでいただきました。   タカノフーズの坂本様、吉葉様、特別講義ありがとうございました。   ▼使い捨てカイロで発酵(軽く蓋をします)                                                      ▼恒温機(40℃)で発酵中      ▼おかめ納豆 made in Kio University   ▼今年は、完熟トマトソース風味たれでトマト納豆パスタを作りました。    ご飯以外の食べ方もどんどん広がりそうです♪

2013.07.29

前期最終キャリアガイダンスを開催しました!

7月19日(金)、前期最後のキャリアガイダンスは、女性限定の「第一印象が良くなるメイクとフェイスケア」講座を実施し、就職活動に必要なナチュラルメイクを学びました。   就職活動において第一印象はとても重要です。“清潔感がある”“健康的である”“学生らしい”が好印象のポイントです。   講師は、メイクアップアーティストの岩崎先生です。代表者2名が前に出て、就活メイクを体験しました。手順を確認しながらメイクのポイントを説明していただきました。アイシャドー、チーク、リップの色選び、色の入れ方など細かくご指導いただきました。また、美しい肌のためのスキンケアについても詳しく教えていただきました。         プロの先生による就活用のメイクで好感度がグンとアップするのを感じたようです。今回の講座で「自分流メイク」と「就職活動用メイク」の違いが理解できたと思います。 TPOにふさわしいメイクが出来るよう少しずつ練習していきましょう。   【学生の感想】 ・メイクを少し変えるだけで印象がガラッと変わることが良くわかった。とても感じが良くなっていて驚いた。 ・就活で良い印象を持ってもらえるように練習しようと思った。 ・眉の描き方やチークの入れ方、色の選び方などとても勉強になった。 ・日ごろおろそかにしているスキンケアをちゃんと大切にしていこうと思った。 ・自己流メイクは自分のため、就活メイクは相手のためで社会人のマナーであるとわかった。

2013.07.29

奈良県中央卸売市場連携 給食経営管理論実習前期最終授業『奈良県産食材を使ったヘルシーレシピ発表会』を開催しました。

大和の食材がこんなに豊富にあるって、ご存知でしたか?   平成25年度4月から始まった給食経営管理論実習Ⅱ(指導教員:上地加容子准教授、金一玲助手、小西佳奈助手、健康栄養学科3回生76名)の授業を通して実施してきた、奈良県中央卸売市場との連携『奈良県産食材を使ったヘルシーレシピ開発』の前期締め括りとしての発表会が、2013(平成25)年7月25日に行われました。   奈良県中央卸売市場は全国に先駆けた県営の卸売市場として1977(昭和52)年に開場してから36年が経過し、大手スーパーや相次ぐ大規模産地直売所開設などにより流通チャネルの時代による変化から拠点としての存在が問われてきており新たな改善策の模索を目的に、今年5月畿央大学と包括連携協定を締結しました。その連携事業の一つとして『奈良県産食材を使ったヘルシーレシピ開発事業』に取り組んできたものです。     7月25日(木)12時より、奈良県中央卸売市場桜井場長、水産物卸協同組合吉田理事長、青果卸協同組合西川理事長(代理で小島事務局長)、関連卸協同組合川西理事長、松本水産㈱坂本会長、㈱ならにっか内海氏らの市場関係者、および畿央大学冬木副学長、金子健康科学部長らに、レシピ創作意図の学生プレゼンと実食による審査をしていただきました。 健康栄養学科3回生は8つの班に分かれ、2品ずつ合計16品のレシピについてプロジェクターを使ってプレゼンテーションを行い、見た目(5点)・味(5点)・ボーナスポイント(3点)の13点満点で評価していただきました。     そして13時過ぎ全員が審査結果発表会場に移動し、エントリーした全16レシピから「奈良県中央卸売市場場長賞」・「水産卸組合長賞」・「関連卸組合長賞」・「青果卸組合長賞」の4賞の発表が行われました。いずれも甲乙付け難い逸品ぞろいで審査は難航、その結果以下の作品が受賞しました。   【奈良県中央卸売市場場長賞】 3N2 4班  大和のおかず(肉味噌)   【水産卸組合長賞】 3N1 3班  つみれスープwith大和れんこん     【関連卸組合長賞】 3N1 4班  カレーなすバーガー    【青果卸組合長賞】 3N2 1班  れんこんのかりんとう    【その他エントリーレシピ】  ●大和茶せんべい (3N1 1班)     ●マナパスタ (3N1 1班)   ●ごぼうのかりんとう (3N2 1班)  ●大和丸ナスのドリア (3N1 2班)  ●宇陀金ごぼうのブラウニー(3N2 2班)  ●ごぼうのスイーツ春巻き (3N1 3班)  ●キャベツと花ミョウガの甘酢漬け(3N2 3班)   ●大和丸ナスの浅漬け (3N2 3班)   ●みそ*なすライスバーガー (3N1 4班)  ●大和なすのマリネ (3N1 4班)  ●れんこんジェラート (3N1 4班)  ●大和のおかず(ひもとうがらし等野菜入り)(3N2 4班)     表彰式後は、北田健康栄養学科長、冬木副学長からは「学生のみなさんには貴重な経験になったはずです。地域社会との連携を深めるため、自分を磨いていくためにも今後とも積極的に取り組んでください。」との締め括りの言葉をいただきました。 【発表会までのブログ】 第8回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第8弾 第7回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第7弾 第6回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第6弾 第5回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第5弾 第4回メニュー:大和野菜の丸ナスをふんだんに使った“special YAMATO lunch”に舌鼓! 第3回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第3弾 第2回目メニュー:奈良県中央卸売市場連携 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第2弾 第1回目メニュー:奈良県中央卸売市場連携 給食管理論実習で奈良県産食材を使ったレシピを作っています!

2013.07.29

第7回冬木学園教育推進プロジェクト(FEP)ホール企画『ソン・ソルナム フルート演奏会』を開催しました。

日本と韓国、そして世界で活躍中のフルート奏者ソン・ソルナムさんの繊細な音色に感動!   2013(平成25)年7月27日畿央大学冬木記念ホールにおいて、韓国のフルート演奏の第一人者であり、「イ・サン」、「トンイ」、「ホ・ジュン」などの韓流ドラマのテーマ曲や挿入歌を演奏されたソン・ソルナムさんをお招きしてフルート演奏会を開催しました。この日参加していただいた地域の方々は約500名で、会場ホール定員500名を超す希望者があり7月初旬には満員御礼となりました。   ソン・ソルナムさんは、アメリカのカーネギーホール、リンカーンセンターでの演奏を経験、2011年3月の東日本大震災以降、東北の被災地の避難場所や仮設住宅で70回以上のボランティアコンサートを開催されています。また、2012年日本国際飢餓対策機構の親善大使になられ精力的な演奏活動を展開されています。       冬木記念ホール受付では、開場13時30分にはすでに長蛇の列ができ、受付整理券、座席指定券をお渡しして入場していただきました。2003年NHK韓国ドラマ「冬のソナタ」が火を付けた韓流ブームは10年経った今も変わらない人気の現れです。 畿央大学も今年で開学10周年の節目を迎え、その記念事業の一環、地域社会貢献イベントとしての開催となりました。          ソン・ソルナムさんは小さい頃に韓国からアメリカに渡って奨学生となるほどの才能を見出され、一流のフルート奏者への道を歩まれました。流暢な英語を話されますが日本語は片言であるため、グレース宣教会香芝チャペルの金牧師に通訳をしていただきました。演奏の合間のトークではソンさんの幼い頃、奨学生時代の頃、韓国に戻られてからの演奏活動や東日本大震災時に多くの外国人が日本を離れ自国に戻っていったにも拘らず何度も何度も福島でチャリティーコンサートを続け、現地の方々に心の復興支援をしていただいたことなどを語っていただき、感銘を受けました。         この日ソン・ソルナムさんが演奏してくださった曲は 1. ネッラ・ファンタジア 映画「ミッション」の挿入曲 2. ホームタウン 3. 約束「韓国ドラマ『イ・サン』挿入曲 4. 故郷 5. 蓮の花の愛 6. フォローミー 7. 松の木 アンコール曲 クリスマスソング ですが、曲に応じて、また同じ曲の中でも場面に応じて 7本の笛を吹き分けて、情緒豊な音色を披露していただき ました。その技術は一流、さすが世界的な奏者といわれると感心させられましたが、なによりも曲そのものにソンさんの魂、情熱がほとばしっていましたのがひしひしと感じられました。         最後に本イベントのボランティアスタッフとして参加してくれた看護医療学科3回生池田実璃さんから感謝の気持ちを込めて花束を贈呈していただきました。         公演後のサイン会でも長蛇の列、人だかりが絶えず、握手と写真撮影に気軽に応じていただきました。 ソンさんは日本国際飢餓対策機構の親善大使を務められていることから、香芝チャペル金牧師はじめ同機構より音響・照明関係の多くのスタッフの方々にもご協力していただきました。心から感謝申し上げます。   ▼最後に、ソンさんと学生ボランティアスタッフで記念撮影!  

2013.07.26

国際姿勢歩行学会で、本学の客員研究員が受賞!

2013年6月22~26日の5日間にわたり、秋田にて国際姿勢歩行学会(2nd Joint World Congress of ISPGR and Gait and Mental Function)が開催されました。   今学会のテーマは、「最先端の姿勢歩行研究」でした。そのテーマの通り、プログラムには姿勢歩行研究の基礎ならびに臨床分野のエキスパートによる様々な講演が組まれていました.   基調講演では、Alain Berthoz教授(Collège de France, France)が歩行の認知神経制御と発達に関する研究について、Keir Pearson教授(University of Alberta, Canada)が歩行時の障害物回避に対するワーキングメモリに関する研究について、Marianne Dieterich教授(Ludwig-Maximilians-University of Munich, Germany)がリハビリテーションにおける前庭障害の脳機能イメージングに関する研究について、Stephen Robinovitch教授(Simon Fraser University, Canada)が転倒時の損傷回避に対する高齢者の防御反応に関する研究について、Jeff Hausdorff教授(Tel-Aviv Sourasky Medical Center, Israel)がパーキンソン病患者の歩行制御に関する研究についてお話されました。   どの講演も非常に興味深い内容であり、その中でもStephen Robinovitch教授の講演で紹介された、ある地域に216のビデオカメラを設置し、そのビデオカメラで撮影された高齢者の転倒時の映像から、高齢者の転倒パターンの特徴を明らかにするというユニークな研究が特に印象に残りました。   一般演題では、口述発表が72演題、ポスター発表が302演題あり、基礎から臨床まで多岐にわたる領域からの発表がありました。その中から今回、私が発表した「Effect of plantar perceptual learning task on walking stability in the elderly: a randomized controlled trial」がAftab Patla Research Innovation Awards in Clinical Scienceに選出されました。   この研究は私が本学大学院博士課程で行った研究であり、足底知覚学習課題が高齢者の歩行時の姿勢バランスに与える効果について無作為化比較試験を用いて検証したものです。私の演題が国際姿勢歩行学会にてこのような素晴らしい賞に選出していただき身に余る光栄です。この場を借りて、この研究を御指導してくださった森岡周教授ならびに本学神経リハビリテーション学研究室のメンバーに心から感謝いたします。     次回の2014 ISPGR World CongressはMark Carpenter教授(University of British Columbia, Canada)とBradford McFadyen教授(Laval University, Canada)のもと、2014年6月29日~7月3日にVancouver, Canadaにて開催されます。姿勢歩行に関する研究をされている方、姿勢歩行研究に興味ある方はぜひエントリーしてください!   畿央大学大学院健康科学研究科 客員研究員 日本学術振興会 特別研究員 中野 英樹

2013.07.26

被災地支援「のびのびキャンプ2013」開催を、学長にご報告。

こんにちは!教育学部3回生・のびのびキャンプ2013代表、森本敦です。 今年の8月に開催する学生・教職員有志による被災地支援「のびのびキャンプ2013」のご紹介をさせていただくため、7月26日(金)に学長先生に面談のお時間をいただきましたのでご報告させていただきます。     福島県の子どもたちが大自然のなかで、おもいきりキャンプを楽しみながら、こころとからだのリラックスをしてもらいたいという思いで、東日本大震災が発生した2011年からスタートした被災地支援「畿央大学のびのびプロジェクト」。3回目の今年度は、学生が運営主体となり、福島県で開催します。    今回、初めて学長先生とお話しする機会をいただき、とても緊張してしまい、なかなか上手に趣旨・目的を伝えることができなかったのですが、学長先生は熱心に聞いてくださり、そのなかで畿央大学の建学の精神のひとつでもある、「徳をのばす」というお言葉をいただきました。人の痛みに気付くことができて、その痛みを分かち合うということが、被災地支援に関わらず、人と人がともに生きていく社会において必要であるということ。   「のびのびキャンプ」に携わり、福島県の人たちのさまざまなお話を聞く機会がありました。避難所での生活、満足に外で遊ぶことのできないこどもたちと、そのお母さんの悩み。さまざまな人たちが辛い思いを、あの日から持ち続けています。建物の復興は進んでいても、心の復興にはもっともっと時間がかかるかもしれません。私たちはこの「のびのびキャンプ」を通じて、その辛い気持ちが少しでも軽くなるよう、努力していかなければならないと先生のお話を聞いて改めて実感し、また代表という立場から学生一人ひとりがこの「徳」の気持ちを持てるよう呼びかけていくことが大切だと思いました。     今回、学長先生にお会いし、キャンプに向けて一層、気持ちが強くなりました。こどもたちのこと、福島のことを一番に考え、あたたかい気持ち、たくさんの笑顔がいっぱい生まれるキャンプを作っていきたいと思います。そして、またよいご報告が学長先生にできるよう、参加学生一同、努力していく所存です。 今回はお忙しい中、貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました!     今後もKIO Smile Blogやfacebookにて「のびのびキャンプ2013」の経過、報告を随時行っていきます。発信していくことも私たちの使命。被災地のことを思う気持ちが、みなさんの心にずっと残るように・・・ぜひ、ご覧になってください!

2013.07.25

健康科学部1回生「ベーシックセミナー発表会」が行われました!

    大学での自律的な学びのスタイルと学修スキルを身に付けるために、健康科学部1回生の必修科目「ベーシックセミナー」の発表会が、7月18日(木)と7月22日(月)に行われました。   理学療法学科、看護医療学科、健康栄養学科、人間環境デザイン学科の学生が、学科を超えて少人数のゼミに配属され、自分たちで決めた健康に関わるテーマについて教員の指導を受けながら調査・考察した内容を発表しました。   学生たちはパワーポイントのスライドを用いて、時には動画や音楽を組み込むなどを8分という時間制限のある中で工夫を凝らして発表しました。 学生は自分たちの発表を行うだけではなく、他のゼミの発表を見て「発表内容」「プレゼンテーションのスキル」の観点から、良かった点や今後の改善点などの互いに評価も行いました。   ※※各ゼミの発表テーマは次の通りです※※   7月18日(木) 冨島ゼミ 「健康と楽しさのバランス」 中山ゼミ 「色が人に与える影響」 前岡ゼミ 「Four Seasons and Health」 峯松ゼミ 「手軽にひきしめダイエット」 南部ゼミ 「健康の秘訣-これからも楽しく生きていこうSP-」 瓜谷ゼミ 「No Music No Life?」 高野ゼミ 「太陽と健康の関わりについて」 永澤ゼミ 「入浴について~最も健康的な入浴方法とは~」 松本ゼミ 「韓国と美容」 松尾ゼミ 「健康2013 -emotion ’n’ health-」 鷲尾ゼミ 「鷲尾旬くんの1日~Healthy-Daily Life~」 高取ゼミ 「あなたも知っている代替医療」 舩瀬ゼミ 「災害医療」 冬木ゼミ 「ジブリに見る感動形成のメカニズム」       7月22日(月) 高野ゼミ 「理想の1日」 冨島ゼミ 「割り箸ってこんなもの~パキッと割ってエコロジー~」 福本ゼミ 「筋トレを科学する」 對中ゼミ 「夢と私たちの精神状態」 冷水ゼミ 「お茶について」 林田ゼミ 「健康について~食・睡眠・ストレスから考える~」 冬木ゼミ 「嘘」 寺田ゼミ 「柔軟体操を続けて身体の柔らかさを知る」 金敷ゼミ 「夢の不思議」 堀江ゼミ 「安楽死について」 八木ゼミ 「現代の日本の給食-過去と世界を比較して-」 石川ゼミ 「代理母出産について」 岡田ゼミ 「睡眠と食事の関係性」      発表終了後は、健康科学部長の金子先生、教育学部長の白石先生より講評を頂きました。 「アカデミックな学修とは何か、自主的な態度で今後も臨んで欲しい」 「調べたことをうのみにせず批評的に観る姿勢を大切に」 「各ゼミで身につけた学修スキルに今後も磨きをかけていってほしい」 との激励のことばを頂きました。       次週ベーシックセミナーの最終授業として、学部長からいただいた講評と他学生からの評価(コメント)を参考にし、今までの「振り返り・まとめ」をすることになります。

2013.07.25

公務員ガイダンスを実施しました!

7月23日(火)6限、L103教室において公務員ガイダンスを実施しました。対象は警察官・消防官、保健師、管理栄養士・栄養士、建築職等を進路の1つとして考えている全学科の2・3回生。当日は、看護医療学科2回生と健康栄養学科2・3回生で合わせて27名が出席しました。         前半はキャリアセンターから、公務員試験の種類、スケジュール、内容、勉強の仕方について説明を行いました。公務員試験は自治体ごとに日程や試験内容が異なります。しかし、多くの自治体の1次試験では教養試験として一般知能分野と一般知識分野、そして専門試験が課されています。まずは一般知能分野に早く着手して速く解けるように問題を解いていくこと、満遍なく一般知識分野に取り組んでいくことが必要です。   後半は実際に一般知能分野の問題を解くという演習形式でした。初めて見る特殊なパターンの問題に戸惑う学生もいたようです。スタディサポートセンターの岡村先生にそれぞれの問題を解説していただき、解き方のポイントを確認しました。     本学では、勉強していてわからない問題があればスタディサポートセンターで個別に指導を受けることができますし、一般知能分野については対策講座も開講しています。また公務員模試を校内受験できますので積極的に活用してください。模試については教職支援センターが窓口です。その他公務員全般についての相談はキャリアセンターで受け付けます。サポート体制を利用して、しっかり学習を進めていきましょう!

2013.07.24

奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第8弾

最終回となる給食実習調理8回目は『さばの味噌煮込み定食』です!   奈良県中央卸売市場と連携事業「奈良県中央卸売市場から仕入れた県産食材を使用したレシピ創作」の第8弾。 4月にはじまった上地先生の給食経営管理論実習も最終回を迎えました。この授業の到達目標は、「安全でかつ栄養を充足し、喫食者にとって満足度の高い給食を提供できる。」そして授業内容の概要は、「実際に大量調理を体験し、給食の計画、実施、評価、改善に自主的かつ積極的に取り組むことで、給食運営に関する方法、技術をより多く習得するとともに、新たな課題を見出し、より良い給食運営管理を身につける。」と、シラバスには書かれていてまさに実践してきました。   連携先の奈良県中央卸売市場から大和野菜、大和肉鶏・ポーク、魚介類を仕入れ、食材の特徴を活かした、満足していただけるメニューを提供してきました。上地先生にお聞きすると、奈良県中央卸売市場から仕入れる食材は今まで近くのスーパーから購入するものと比べて新鮮さがまったくと言っていいほど違うそうです。家庭用の3~4人前の分量と異なり給食実習では約100人分の食材を必要としますが、卸売市場業者からみればまだまだ引き合いません。連携を結んでいるということでロットや配送の面ではご無理をおかけしました。   2013(平成25)年7月18日の給食経営管理論実習(学生78名、指導教員:健康栄養学科上地加容子准教授、金助手、小西助手)のメニューは、 ①さばの味噌煮、 ②大和野菜の揚げ浸し、 ③野菜の酢の物、 ④ミルクわらびもち の4品です。     夏の魚といえば鯖、合わせ味噌でしつこくない味付けです。 ひもとうがらしと薄きりかぼちゃと大和丸なすの揚げ浸しも夏らしさを出しています。 わかめときゅうり、じゃこ、そしてトマトの酢の物も大和野菜がふんだんに使わています。 何といってもデザートのミルク仕立ての抹茶わらびは絶品でした。 学生たちが何度も何度も試作してやっとこの味、このメニューに辿りつけた痕跡が十二分に窺えます。       毎週木曜日の給食実習でのメニューを楽しみにしているのは実習食堂で食べる教職員や学生たちだけではなく、学長先生と副学長先生も同じです。 健康栄養学科の学生たちがどのように大和の食材の良さを活かし工夫したのかを尋ね、人の生きる源の栄養について一言講義を毎回実践していただいています。      次回7月25日はいよいよ「奈良県産食材を使ったレシピ発表会」です。奈良県中央卸売市場の協力のもと、半年間培ってきた畿央大学健康栄養学科学生たちのパワーが炸裂します。ご期待ください!!   【前回までのブログ】 第7回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第7弾 第6回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第6弾 第5回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第5弾 第4回メニュー:大和野菜の丸ナスをふんだんに使った“special YAMATO lunch”に舌鼓! 第3回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第3弾 第2回目メニュー:奈良県中央卸売市場連携 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第2弾 第1回目メニュー:奈良県中央卸売市場連携 給食管理論実習で奈良県産食材を使ったレシピを作っています!

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