すべての新着情報一覧
2013.02.19
SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第9回目授業
真美ヶ丘第二小学校科学クラブ児童26人向け「多機能ロゴ・ロボット」完成!! 2013(平成25)年2月18日、真美ケ丘第二小学校科学クラブ(4~6年生児童26人)で*SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」の第9回目授業を行いました。(畿央大学指導教員:現代教育学科奥田俊詞先生、看護医療学科福森貢先生、協力:学部生) *SPP選定事業:独立行政法人科学技術振興機構(JST)では小学生から高校生の科学分野人材育成のための制度として「サイエンスパートナーシッププロジェクト(SPP)」を毎年募集しており、これに畿央大学が応募・選定された事業です。 昨年5月から始まった「ロボットを作ろう!」のSPP授業は実質今回で終了します。8チームそれぞれの課題は違った動きをするロボットたち(①ベルトコンベア、②グランドローバー、③ヒューマノイド、④ロボットアーム、⑤スコーピオン、⑥サウンドロボット、⑦トライポット、⑧インテリジェントカー)で、ロボットアームやセンサーを取り付け、組立が完了したロボットにプログラムをダウンロードすることにより“たましい”が入り、思ったとおりの動きをします。やっとの思いで組み立てたロボットを実際に動かすと、子どもたちは目を輝かせながら「やったぞー!」の歓声をあげていました。 このロボットは壁などの障害物を感知するとバックしてまた動き出すプログラムをインプットしています。まるで「お掃除ロボット」みたいだと子どもたちは手をかざしたり自分の顔を近づけたりして動かしていました。今日は3年生の児童が科学クラブ見学に訪れました。4年生になったらクラブ活動ができるのでいろんなクラブを回っているのです。この3年生の中から新しい科学クラブ員がきっと来てくれるでしょう。 ロボットの組み立てと動作確認は今回の9回目授業で終わり、次回最終回は8チームそれぞれの発表会です。組立で苦労した点、自分たちのロボットがどのような動きをするのか、どういうセンサーが組み込まれているのか、そしてそれはどのような役に立てそうなのか、子どもたちなりに考えてもらいます。 最終回をお楽しみに!! 【関連記事】 真美ケ丘第2小学校科学クラブ向け「レゴ・ロボット」製作活動! https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2-5.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第3回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/spp3.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第4回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/spp4.html 2012年度SPP選定事業『マミポコ・子どもサイエンス「ロボットを作ろう!」』(香芝市内小学生向け)を開講しました。 https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/2012spp.html SPP選定事業「マミポコ・子どもサイエンス ロボットを作ろう!」第8回目授業 https://www.kio.ac.jp/information/2013/01/spp8.html
2013.02.18
学生広報スタッフblog vol.57 ~法隆寺マラソン運営ボランティア
こんにちは! 学生広報スタッフ、看護医療学科1回生のきーさんです。 2月11日(月)、奈良県生駒郡斑鳩町で第42回いかるがの里・法隆寺マラソンが開催されました。畿央大学からは学生支援センターの中西さんと学生有志6名が運営ボランティアとして参加。記録証の発行が主な仕事内容でした。 ●開会式の様子 午前中は快晴!少し肌寒いものの、風も無くマラソン日和でした。 まず始めに第36回斑鳩三塔健康走ろう会が開催されます。 ●マラソンスタート!午後はいよいよ第42回いかるがの里・法隆寺マラソン! ハーフでは、1時間13分台の人が1位でゴールしていました。速いっ! ●記録証発行ボランティア ゴールしたランナーのゼッケンナンバーを入力すると、自動で記録が印刷されます。 休憩時間はストーブ周辺に集合!寒い1日でしたが、その分親睦も深まった(?) 学生有志の何人かは畿央大学ボディメイキングサークル「おしぼり」のメンバーです。 週に2日ほどジョギング等の活動をしていて、きーさんもメンバーの1人。 ボランティアも楽しかったのですが、やはりマラソンランナーとしては走りたい! そこで3月3日(日)に開催される大阪ハーフマラソン大会におしぼりメンバーで参加する事にしました★ 試験勉強でなまった体を鍛えたいと思います! また、今回の法隆寺マラソンでは、社会人のマラソン仲間と偶然会う事が出来ました。更に、おととし奈良県主催の東北復興支援ボランティアに参加したメンバーのうちの2人にも偶然再会!世間は広いようで狭いもんですね♪ ●畿央大学ボランティアメンバー
2013.02.18
学生広報スタッフblog vol.58~ 健康支援センターをご紹介!
皆さん、こんにちは! 看護医療学科1回生の学生広報スタッフ、きーさんです。 後期試験も終了し、ホッと一息☆ 今回は、健康支援センターを紹介します。 試験勉強で乱れた生活習慣を立て直し、健康な体を取り戻しましょう♪ ▼健康支援センターの外観。テニスコートのすぐ西側に位置しています。 ▼これらの機器で身長、体重、体脂肪、血圧等を測定できます。 右側の写真は骨密度計。きーさんも昨年8月に測ってみました。 すると・・・なんと、平均より低い数値が!! そこで、養護教諭の資格もお持ちの上田先生(センターに常駐されています)に食事や運動等について、いろいろご指導を頂きました。カルシウムの多い食事、ビタミンDを摂り日光に当たる、運動を継続するetc... それらを実践し、1月に再度計測してみると・・・同年齢平均値に到達!! (昨年8月)星印は同年齢平均を表す (今年1月)星印は曲線上に!平均値に到達 曲線のずっと下にあります 他にも、健康支援センターには握力計があったり体調が悪い時に休憩出来るベッドもあります。 まさに大学の保健室のような施設! ただ、「保健室」というと、体調が悪くなった時に行くというイメージを持ちがちです。 しかしここは「健康支援センター」★ もっと健康に関心を持ったり、より健康になるためのサポートをしてくれるという特徴があります。しんどくなった時だけでなく、自分自身の身体機能を測定したりして、健康状態をより良好に保つ事をめざすという意識を持って、頻繁に利用するのがオススメです。 学生はもちろん、教職員や大学周辺住民の皆様に対するサポートも実施し、健康を保つ、あるいはより健康に過ごしてもらう事業を行っている健康支援センター。 まだ利用した事のない人は是非、行ってみてはいかがでしょうか。活用しないと損ですよ(笑)
2013.02.16
リカレント教育「理学療法特別講演会」を行いました。
乳幼児から高齢者までを対象に、地域に根差したリハビリテーション活動の実践! 2013(平成25)年2月9日(土)14時から16時までの2時間、畿央大学KB04講義室において大阪府大東市保健医療部/理学療法士の逢坂伸子先生を講師にお招きして、『第6回理学療法特別講演会』を実施しました。この講演会は畿桜会(畿央大学同窓会:会長唄大輔)が卒業生のためのリカレント教育の一つとして毎年開催しているもので、この日も多くの卒業生が聴講しました。 逢坂先生は行政機関に勤める理学療法士として地域保健事業に携わっておられ、大阪府大東市では1960年代から理学療法士が地域リハビリテーションに関わりはじめ、以降半世紀にわたって乳幼児から高齢者までを対象に地域に根差したリハビリテーション活動を実践しています。行政で働く常勤セラピストの市町村配置率はまだまだ低く、高齢化率が高くなりつつあるなか業務が広範囲にわたっているのが現状です。めざすリハビリテーションとは何か、機能マヒの回復だけでなく、全人間的復権をはかる=やりたいことがやれるようあらゆる面でサポートしていくのが地域リハビリテーションではないか、と熱く語っていただきました。 また、講演会後の質疑応答では新卒理学療法士がいきなり訪問リハ部門に配属されたときの困惑や患者さんへの接し方、あるいは地域包括ケアシステムと大学との関わりなどについての質問にお答えいただきました。 ★第6回理学療法学科同窓会(懇親会) 特別講演会の後は、駅前の居酒屋(風神 五位堂駅前店)に会場を移して、毎年恒例の懇親会を行いました。今回は、卒業生と先生方合わせて13名で懇親会を行いました。 少ない人数だからこその、アットホームな懇親会!先生方、先輩、後輩の枠を超えて、あんな事やこんな事、総合して楽しい楽しいトークが盛沢山でした!なので、あっという間の2時間半でした! もちろん真面目な話も含まれています。現場での悩み事、人生の悩み事、一人の大人として、人として、そして理学療法士としてこれからの自分について真剣に話合いました。来年度行われる、10周年の特別事業でも、そのような内容についてシンポジウムが行われる予定です。ぜひ参加してください! 卒業生の皆さん!社会に出て、なかなか先生方や卒業生との交流の機会が減っていると思います。1年に1度の同窓会を利用して、近況報告や、日頃の悩みを話しあいませんか?畿央大学卒業生だからこその、楽しい場にぜひ来てくださいね!
2013.02.15
教職員対象の人権教育推進委員会研修会が開催されました。
いじめ問題について学び、考えを深めました! 2013年2月14日(木)、畿央大学KB03講義室において、人権教育推進委員会主催の研修会が行われました。講師に和歌山大学教育学部教授で、大津いじめ問題第三者委員会委員をされている松浦善満先生をお招きし、「いじめの構造と本質-大津いじめ事件から考える-」というテーマで講演していただきました。 1994年11月、愛知県西尾市で中2男子の大河内清輝君がいじめを苦に自殺するという事件がありました。死後遺書が見つかり、その悲惨ないじめの事実が社会に衝撃を与えたのを覚えておられるでしょうか。 彼の遺書の全文を資料として講演は進みました。数名の本学教職員が順に読み上げていき、いじめの始まりから、複数回、数万円ずつのお金を取り上げられたこと、川へ連れていかれ、溺れさせられて死の恐怖を感じたこと、友達として家に遊びにきてお金をとったり、母親のネックレスを盗んでいたことなどが書かれていました。こんなにひどい事をされているのに、友達は悪くない、お金を素直に渡してしまう自分が悪いのだと彼は遺書に残していました。いじめのだんだんエスカレートする様子がよくわかります。これを読んでいた教職員の中には、涙ぐむ姿も見られました。多くの人が衝撃を受けました。 日本のいじめの特徴としては、①一見仲良しグループに見えても、その中でいじめが発生し、ふざけかいじめかわかりにくい。②いじめの加害者・被害者だけでなく、観衆(直接手は出さないがはやし立てる)、傍観者(見て見ぬふり)、仲裁者(いじめをやめさせようとする)がいること。③被害者に烙印がつけられる。(バイキン・グズなどのマイナスイメージのあだ名)④加害者と被害者との逆転が見られる。(加害者も過去にはいじめられていた経験者だったりする)⑤いじめの仲裁力が消失し、加害行為がエスカレートする。⑥いじめの犯罪化。⑦サイバーいじめの増加。(匿名でネットでの中傷など)⑧保護者の学校批判と和解が困難となる。と教えていただきました。 欧米でのいじめ対策指導は、日本の教師主導と違って、子ども主導だそうです。松浦先生の取り組みもご紹介いただきました。「ピア・サポート(仲間を助けるの意)授業」を和歌山大学の学生さんと作って、実際の中学校で授業を行っておられます。その授業では、生徒に良い話の聴き方、悪い話の聴き方を体験させ、どう聴いたら相手に気持ち良く話してもらえるのかを生徒自ら気づかせ、聴く力を伸ばすということに取り組んでおられました。 相手の話を聴くというのは、人間関係を築くための基礎となるものです。聴く力を伸ばせば、その相手に悩み相談もしやすくなります。いろいろ話ができるということは、人間関係も深くなります。いじめが発生しても、深い人間関係の中で生まれた仲裁能力が上手く働き、早期の段階でいじめの芽を摘み取ることにつながるのではないでしょうか。まさに子ども主導の解決方法です。教師だけの力では限界があります。教師、生徒同士が一緒になって、いじめ問題に取り組んでいくことが大切だと感じる研修会でした。
2013.02.12
さらに発展・エコマミ提案★人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ
エコマミ北館1階セントラルコートで開催されていたアート展「マミのおもちゃ箱」は好評のうちに終了しました。たくさんの人に喜んでいただき、一生懸命作った甲斐がありました。2月1日(金)にその撤収のためエコマミに行きましたが、この日は他3班(珈琲館様提案班、マツヤ様提案班、ウィンドウディスプレイ班)が最終的に提案をする日でもありました。 まずエコマミ会議室で店舗提案班は、各オーナー様、エコマミマネージャー様、エコマミ担当者を前にしてプレゼンテーションをさせていただきました。 学生たちは初め緊張気味でしたが、途中から手ごたえを感じたのか自信をもって発表をしていました。オーナー様から店舗改装にどれくらいの費用がかかるかと現実的な質問されるほど完成度の高い計画ができたと思います。 プレゼン終了後、今度は南館2階マクドナルド横のウィンドウディスプレイ作業です。飾り付けをするのに夕方までかかってしまいました。テーマは「マミの虹色メロディ」。アート班のように評判になれば嬉しいです。5/7まで設置されますので、皆さん見にきてくださーい。
2013.02.12
学生広報スタッフblog vol.56~理学療法学科3回生、病院実習へ!
こんにちは!理学療法学科3回生の学生広報スタッフ、佐伯、山根、山野、横山、吉川です。 2月2日(土)に3回生は最後の定期試験が終わりました! 先生方の愛ある「ガチ」のテストにみんなヘロヘロ… ですが、これはその後の解放感たっぷりの写真です★ 試験が終わってほっとしたのもつかの間、2月11日(月)から3週間の「評価実習」が始まります!関西だけでなく地方の実習地もあり、1人または2人で実習へ臨みます。 また、その実習が終わって4回生になっても、4月~7月末まで「臨床実習」の1期・2期が待っています。 初めての長期実習という新しい環境や一人暮らしにドキドキ、不安いっぱいですが、私たちが3年間勉強した成果を発揮する場です。今まで学んできたことを実践し、一人の患者さんを担当することができる最初で最後のチャンスでもあります。 そして何よりも、いつも私達を応援してくれる先生、先輩、後輩がいます。3年間共に学んできた8期生みんながいます。 ☆各々のゼミでは、国家試験前の忙しい中、先輩方が「実習頑張ってきてね会」を開いてくれました!(写真は松尾ゼミです。) 場所はみんなバラバラですが、8期生みんな、成長した姿で8月に大学へ帰ってこられるように、一生懸命!元気に!がんばりたいと思います。 その間、私たち5人はブログ書くことが出来ませんが、後輩が頑張ってくれると思います! また帰ってきたら実習ブログを更新する予定なので、お楽しみに★ では、行ってきます!
2013.02.06
書評『リハビリテーションのための神経生物学入門』
畿央大学大学院健康科学研究科 森岡周教授による本書『リハビリテーションのための神経生物学入門』は、前著「リハビリテーションのための脳・神経科学入門」、「リハビリテーションのための認知神経科学入門」に続く第3弾の書となっています。これら全てのタイトルは「リハビリテーションのための〜」となっており、リハビリテーションに関与する専門家に向けて書かれた本であります。しかしながら、この第3弾である「リハビリテーションのための神経生物学入門」は、これまでの2冊とは異なるメッセージが込められているように思います。 リハビリテーションの定義は全人間的復権であり、単純な疾患・障害の治療だけではなく、その真の意は対象となる患者(ヒト)が今後どのように生き、どのように暮らし、何を求めて、何を感じて生きていくかを全面的・包括的に、そして科学的な態度で支え続けていくことである。その真髄は、すなわち「人間の理解」であろうかと思います。本書の目次を見ると、各章のタイトルには「私(私たち)は〜」とあります。病気、疾患、病理、障害などに関する脳・神経機構の解説に主軸を置いて述べられているわけではなく、「私」という1人称、あるいは人間のレベルに焦点をあてて内容が構成されているのです。この「人間の理解」の背景には、最良のリハビリテーションを実践していくために、患者の理解を深めることに役立てるという意味だけではなく、私たちリハビリテーション専門家自身の思考や意志決定、チームワークや行動を理解するという意味も含まれているように思われます。 リハビリテーションは医療者と患者・家族間で行われる双方向性のコミュニケーションであり、医療者が一方的にリハビリテーションを提供するだけではその成功はない。その基本・原点に立ち返り、科学的視点を持ちながらも、単にそれらの情報や知識を当てはめるのではなく、「私」と「あなた」を感じながら共存することがリハビリテーションの成功の第一歩となるのです。おそらく著者である森岡先生はそんな想いを抱きながら、今を生きる患者、そして今を見つめ、未来を創造するセラピストに向けてこの書を執筆されたのだと思います。 理学療法学科 准教授 松尾 篤
2013.02.04
真美ヶ丘第二小学校2年生児童18名が大学"探検"に来てくれました!
教育学部ボランティア学生8名が案内役でアチコチを探索! 畿央大学からもっとも近い広陵町立真美ケ丘第二小学校2年生は生活科の校外学習として、2009(平成21)年から毎年、畿央大学の見学に訪れています。 今年度は2013(平成25)年1月30日午前11時から12時の1時間、引率の先生に連れられて元気な2年生18名が歩いて来てくれました。教育学部学生のボランティア8名が出迎え4つのグループに分かれて大学構内を案内しました。 教育学部の学生は普段、マミポコキッズや実習、学校インターンシップなどで児童に触れる機会が多いのですぐに慣れてリーダーシップを発揮していました。子どもたちからは予期せぬ質問攻めにあうこともしばしばあり、「お兄ちゃんたちはどうして大学に来てるの?」「大学を出たら何になるの?」「大学の先生ってどんな研究をしてるの?」「学校の階段は全部で何段あるの?」など、難しい?質問にもてきぱきと答えていました。 みんな大学の近くに住んでいる子どもたちで、秋の大学祭に来たことがあるようですが、授業中の教室や図書館、営業中の学生食堂はほとんど知りません。 子ども達は、実際の授業の見学は少し遠慮気味でしたが、みんな目を丸くして興味津々。そっと勉強中の学生の机をのぞきこんだり、引率の学生にわからないことをすぐに訊ねたりしていました。そして首から吊り下げた記入ボードにメモします。メモ欄が足りなくて裏面を使って気付いたことを熱心に書き綴る児童の姿も見られました。 L101の空き教室を見学した時、広さに驚き、自分の体を使って、「僕の25人分や!!」と広さを測ったり、机の数を仲間と競争しながら数えてみたり・・・その後の気付きメモも忘れません。 食堂を訪れた時は、小学校で食べる給食はみんな同じものを食べるけれど、大学の学食は自分で好きなものを選んで食べられるということに気付いたようです。メニューや実際に出された食事に「どれか一つ食べさせて~」なんていう言葉もどこからか聞こえてきました。 また、ヤマザキの大型トラックが学内に入ってきた時、「でっかい!!」と子どもたちが目を輝かせていました。駐輪場のバイクにも興味を持ったようで、大人にとっては何気ないことでも、子どもたちの心をワクワクさせるものがたくさんあるということに改めて気付かされました。 あっという間に1時間が経ってしまいました。大きくなったら畿央大学に入学してくださいね。
2013.02.04
第9回KSM(卒業生の理学療法勉強会)を開催しました!
畿央大学理学療法学科、4期生の佐藤達也です。 1月27日(日)に第9回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました。 KSMとは4期生が中心になって行っている「理学療法勉強会」です。普段様々な現場で理学療法士として働いているメンバーが月に一度集まり、講義・ディスカッションをしています。様々なテーマの勉強ができ、毎回大変刺激になっています。今回は畿央大学が入試のため、9名で中田家での開催となりました。 今回は、熊本君が「失行症について」、桜井君が「肩関節の機能解剖」、中谷さんが「急性期呼吸理学療法において、セラピストとして知っておくべきこと」について講義し、ディスカッションを実施しました。 失行症については基本的な知識から運動イメージとの関連について触れ、各自注意していること、どの様に評価、介入を行っているか話し合いました。失行症状を実際にみることが少ない者もおり、様々な観点を共有できました。 肩関節の機能解剖に関しては肩複合体の知識全般の整理と、類似する靱帯の特性の違い、後関節包を中心とした制限因子の評価、介入方法などについてディスカッションしました。桜井君は臨床で多くの肩関節疾患患者様を担当しており、その多様な評価・アプローチ方法は大変参考になりました。 呼吸理学療法については肺の状態把握について、酸素化、ガス交換の病態理解を、症例を基に皆で検討し、リスク管理の重要性を再認識しました。理学療法士として何ができるのか、何が分かっていないのか、様々なデータから知識を整理し、共有することができました。 メンバーの多くは今春から、理学療法士4年目へと突入します。3年間の各自のフィールドから生まれた疑問、得意分野をこのような場で共有し、自分たちの担当患者様へ還元していけるよう努力することは、とても有意義なことであると感じています。悪い意味で、慣れや、その病院の固定観念にとらわれがちな時期でもあると感じます。皆と勉強をし、新たな発見をする度、己の未熟さを認識し、身が引き締まる思いです。 3月には他の勉強会グループと共同し、脳卒中リハビリテーションに関して、テーマをいくつか決め、ディスカッションを企画しています。メンバーの役割も決まり、一歩一歩、発展を感じることができる会となりつつあります。このようなメンバーに出逢うことができた大学生活に感謝し、今後も皆で理学療法の発展に努めていきます! 【過去の勉強会の様子】 ▼第1回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-502.html ▼第2回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2ksm.html ▼第3回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/3ksm.html ▼第4回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/4ksm.html ▼第5回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/4ksm-1.html ▼第6回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/10/6ksm.html ▼第7回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/11/7ksm.html ▼第8回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/12/8ksm.html