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2011.12.27
就活レポート~就職活動の現場から~No.119
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第119弾! 人間環境デザイン学科6期生(12年卒) 岡村 若菜さん 安井家具株式会社 勤務 【その会社に決めた理由】 私は就職活動をする上で、お客様に快適なライフスタイルを提案できる会社、空間づくりを通してお客様に喜びを与えられる会社を探していました。また、仕事を通して自分自身のセンスを磨くことができるということも外せない条件でした。この会社では先進国アメリカと国内において集客力の高いお店を何度も視察して店舗開発を行っており、今までの家具卸から脱却し、これからも成長し続けている会社だと直感で感じました。また職種も幅広く経験できるとのことで、この会社は私が望んでいたことが出来る!と思い、入社を決めました。 【就職活動を振り返って】 一言で言うと不安な日々でした。2月頃から多くの企業の説明会に参加し、選考を受けていましたが、自分がここで働きたいという会社に出会えず、どうしたらいいのか分からなくなった時もあります。この就職難でもあり、妥協するしかないのではないか、そんなことも考えたりしました。しかし、やはり今までやりたい仕事を頑張る為に勉強も頑張ったし、自分の努力を無駄にしたくないと思い、どんな時も常に前向きに考えるようにしていました。不安を抱えながらも、動くこと!!立ち止まることは決してしませんでした。就職難だから無理だと決めつけないで諦めないで欲しいです。自分が動いていたら自分に合った自分が望む会社に巡り合えると私は信じています。 【就職活動でPRしたポイント】 私の大学生活で一番力を注ぎ、自分自身を成長させることが出来たのがゼミでの活動だったので、主にその内容をPRしました。インテリアコンペティションに応募したこと、商品開発に携われたこと、実際に店舗計画を行ったこと、すべてこの会社での仕事内容に繋がることだったので、面接もスムーズに進みました。また、バイトでの経験から学んだこともPRし、仕事に対する責任感と熱意を伝えました。 【キャリアセンターについて】 自分自身の軸が揺らぎそうな時、心が折れそうな時、よく相談に行きました。就職活動の話だけでなく、たわいもない話を聞いてもらったりもしました。決断で迷った時も的確なアドバイスをして頂き、自分自身で後悔のない道を選択することが出来ました。感謝しています。 【将来の夢・目標】 これから社会人になる上での目標は「あなたにだから、仕事を任せたい!」と言ってもらえるような信頼のある人になること!!将来の夢はその人その人に合ったインテリア空間を自分自身で提案できる能力を身につけることです。その為に多くの人の考え方や様々な商品に触れ、感性を磨く努力を頑張ります。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 これからの就職活動不安だと思います。しかし「自分には無理だ・・・」や「思っても叶うはずがない・・・」というネガティブな考え方だけはしないでほしいです。皆さん、それぞれの素敵な個性があると思うし、必要とされる場所が必ずあると思います。悩むことは多いと思いますが、最後に決めるのは自分自身です。自分を信じて諦めないで頑張ってください!!努力は自分を裏切らないですよ。皆さんの夢が叶いますように・・・。
2011.12.27
就活レポート~就職活動の現場から~No.120
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第120弾! 人間環境デザイン学科6期生(12年卒) 寺西 祐人さん 株式会社ハウスフリーダム 勤務 【志望理由】 企業選びで大切にしていたことは、 ・夢を実現できる ・『人が良い』社員の方が多い ・自分にあっている企業である の3つです。他のどの企業よりもこの3つを強く実感できたことが志望理由です。 【就職活動を振り返って】 大変だったけど、楽しかったという気持ちの方が強く感じます。他大学の学生さんと友達になったり、初めての場所を訪れたり・・・。嫌々するのではなく、楽しむ気持ちでするのが大切だと思いました。また、自分自身を見つめ直したり、経営者や人事の方の話を聞くことができたので良い経験になりました。そういった経験を経て、少し成長できたかなと思っています。 【就活でPRしたこと】 部活動・サークル活動を通して身についた『チームワーク・協調性』です。部活・サークルでどのような活動をしているか、その中での自分の役割、活動を通してどのように身についたか、そして社会に出てからどう活かしていけるのか、ということを具体的に話しました。また、PRではないですが、夢を熱く!熱く!!熱く!!!語りました(笑) 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターにはお世話になりました。どんな小さいことでも親身になって対応して頂けます。困ったときはすぐに行っていました。他大学ではこんなに充実したキャリアセンターがあるという話はほとんどなかったように思います。畿央大学のキャリアセンターは畿央生の強みの一つだと思っています。 【後輩へのメッセージ】 忙しいと思いますが、就職活動をできるだけ早く始めることをおすすめします。うまくいかないときは、あまり引きずらず気持ちを切り替えて、何がダメだったのかを振り返り次に繋げていくことが大切です。また、就職活動における自分の考えをもっていることも大切です。それをしっかりとした軸にしていると企業選びや選考で困ることが少なくなると思います。 妥協せず諦めずに納得いく就職活動をしてほしいと思います。笑顔で明るく元気に前向きに、そして夢をもって頑張って下さい!!悔いの残らない充実した就職活動になるように願っています。
2011.12.27
畿央生(KIPT)がコーナーの企画・担当をしている「クリスマス2011」を見に行ってきました!
KIPT、吹奏楽サークル、ボランティアサークル(ぽぽんた)の活躍に感動!! 学生支援センター 中西 弘典 12月24日(土)14時30分、レインボー西大和(北葛城郡服部台5-3-1)で開催されていたクリスマス2011をわが娘(小3)と見に行ってきました。このクリスマス2011は昨年より畿央大学のKIPT(Kio Performance Team)が1コーナーを企画・担当しているイベントです。 会場に着くとすでに畿央大学の出演(第1部)はすでに終了していました(残念)。彼らのパフォーマンスをどうしても見たかったので、第2部(16時開始)まで待つことしました。 そして16時ジャストにイベント開始。KIPTの湯藤くん(2E)がサンタ姿でMC。少し緊張気味なのが伝わってくる。 まずは今年の7月に設立された吹奏楽サークルの演奏。吹奏楽サークル代表者の川島さん(1E)が指揮者。7月に設立されたとは思えない息のあった演奏!!(相当に練習を積んでいるだろうことが予想できる。よく頑張りましたね。)次の登場は「DRESSOUP」のギター弾き語り。笹井さんがヴォーカル、岡さんがギター(ともに2E)笹井さんのかわいい声には感動でした。(ちびっ子たちが見に来ていたら、大喜び間違いなしだっただろうに…) すぐに歌声には大ファンになってしまいました。もう一度、聞いてみたいです。 次の登場はボランティアサークル「ぽぽんた」のハンドベル。練習を重ねていて、身に沁みるいい演奏でした。(1曲だけだったのはとても残念でした・・・) パフォーマンス終了後、全員集合。観客より熱い拍手をもらいました。(全員が映っていなくて、ごめんなさい。) わが娘はピアノを習っているけど、彼らのパフォーマンスを見てずっと「すげー!!」の連発でした。何か感じるものがあったようで、今後の彼女に何らかの影響があることは間違いないです。娘にとってすばらしいクリスマスプレゼントとなりました。(ありがとう!!) 「KIPT」、「吹奏楽サークル」、「ぽぽんた」の皆さんは、しっかり練習をして、近隣の方々にたいへん喜んでいただいている姿を見て、畿央大学学生支援センターの一職員として、誇らしく思いました。本当にお疲れ様です。 もっと多くの学生さんにこういう取り組みに参加していただきたいと思います。▼KIPTを始め、上記サークルではメンバーを募集しています。▼KIPTに質問や興味のある方は kipt@kio.ac.jp へメールしてあげてください。 小雪が舞いとっても寒かったけど、心はちょっぴり暖かくなったクリスマスイブでした。 【備考】 KiPTメンバーが企画・レポートを担当した「畿央祭ビデオ」が公開中です。こちらも是非ご覧ください。https://www.kio.ac.jp/admission/movie/index.html
2011.12.26
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.7~「涼伴茄子」
健康栄養養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第7弾は「涼伴なす(なすの酢油かけ)」です。 ******************************************************************************************* なすは焼く、煮る、揚げるなどあらゆる方法で調理され、淡白な味で他の食材とも合わせやすいです。へたは切り落とさずに少し残したほうが見栄えが良くなります。また、白髪ねぎを千切りにして天盛りにすると、いっそう見栄えが良くなります。涼伴茄子の涼伴とは「冷たい和え物」という意味です。ちなみになすが苦手な僕でも食べられました。かけ酢もいい味なのでご飯も進みます。 健康栄養学科1回生 斧川 大志 ******************************************************************************************* <材料>(1人分) なす 75g(1個) *しょうゆ 6g *酢 6g *豆板醤 0.5g *ごま油 1g *にんにく 0.5g *塩 1g *砂糖 0.6g 白髪ねぎ 10g <作り方> ① なすのへたを少し落として、皮をむき、縦に4つほどに切る。 強火の蒸器で10分ほど(箸が通るくらいまで)蒸して冷ましておく。 ② 充分冷めたら皿に盛り、冷蔵庫で冷やしておく。 ③ にんにくをみじん切りにし、他の調味料(*がついているもの)と 混ぜて「かけ酢」をつくる。 ④ ねぎの根元の白い部分を繊維状に千切りにする。 ⑤ ④を②の上に天盛りにし、④をかけて供する。 ******************************************************************************************* ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 38kcal たんぱく質 1.5g 脂質 1.1g 食塩 2.0g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2011.12.25
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.6~「きんぴらごぼう」
健康栄養養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第6弾は「きんぴらごぼう」です。 ****************************************************************************************** 日本の家庭料理の代表の一つでしょう。ごぼうのささがきが上手に薄く細くできたら、食べやすくて美味しいきんぴらごぼうになります。ピリッとした七味唐辛子が味のアクセントになっていて美味しい一品です。 健康栄養学科1回生 大浦 美咲 ******************************************************************************************* ◆材料(1人分) *ごぼう 40g *油 3g *煮出し汁 30g 砂糖 5g 濃口しょうゆ 7g *白ゴマ 1g *七味唐辛子 少々 *人参 15g *糸こんにゃく 20g <作り方> ① ごぼうは包丁の背で皮をこそげ取り、ささがきにし、 水にしばらくさらして水気をきる。 ② 人参はせん切りにし、3㎝ほどに切る。糸こんにゃくも同様に3㎝に切る。 ③ 油を熱して①②を炒め、煮出し汁と調味料を加え、 中火で煮汁がなくなるまで炒め煮し、 炒ったゴマと七味唐辛子を好みでふりかける。 *ささがきの方法* 包丁の刃を自分の反対側に向けて、ごぼうを回しながら細く薄く、 鉛筆を削るように切っていきます。 刃をごぼうから離さずに、小刻みに動かしながら切っていくことがポイントです。 *なぜ、ささがきしたごぼうを水にさらすの?* ごぼうに含まれるオルトカテキンやクロロゲン酸などのポリフェノール系物質が、空気中の酸素により酸化されて、褐変という変化がおこります。褐変とは、色が黒ずんだり茶色くなったりしてしまうことです。この褐変を防ぐために、水にさらして酸素に触れないようにすることが大切です。 <その他> ごぼうは食物繊維が多く含まれていて、胃や腸をきれいに掃除し、悪玉の腸内細菌を防いでくれます。そのため、便秘、大腸がんの予防にもなります。 また、食物繊維の一つであるイヌリンには利尿効果があり、肝臓の機能を高めるほか、血糖値の急激な上昇の抑制作用もあるので、糖尿病にも効果的です。 ****************************************************************************************** ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 92kcal たんぱく質 1.6g 脂質 3.5g 食塩 1.0g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2011.12.21
十津川村の施設を訪問しました。
ボランティアセンターです。 12月16日(金)に、奈良県十津川村にある施設「社会福祉法人こだまの会こだまの里」へ、「歌」と「寄付金」のお届けに行ってきました。 ボランティアセンターでは、「今年の台風12号で被害を受けた地域へ募金をしよう」と、畿央祭ウェルカムキャンパスで募金活動(「復興支援ぞうきん」の販売、ルワンダカフェの実施)を行ってきました。 その一部を今回、大学と交流のある施設へお届けすることになりました。 せっかくの機会なので「歌も!」と、3人の学生が同行してくれました。 十津川村まで片道2時間半、道中は被害の傷跡があちこちに残り、災害の大きさを実感しました。 この「こだまの里」でも、すぐ横を流れる清流が濁流となり、施設のすぐ下まで水が迫ってきて、怖い思いをしたそうです。 施設長のお話しによると、十津川村の学校は夏休みが終わっても避難解除が行われず、子どもたちはほぼ2カ月間、学校にも行けずに大変だったそうです。 その教訓から現在「児童デイサービス」を立ち上げようと、早速施設の増設工事を行っておられました。 今では仮設住宅も出来上がり、避難所生活からは解放されていますが、2年間しか住居を許されていないとのことで、まだまだ復興の支援の必要性を感じました。 さて、教育学部4回生3人によるユニット「かれーうどん」の演奏と歌では、いつもの楽曲に加え、クリスマスソングやトーンチャイムも今回の施設訪問のために用意して、施設の方々の温かい手拍子のなか、楽しくお披露目することができたようでした。 短い時間の交流でしたが、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。 「こだまの里」のみなさま、本当にありがとうございました。
2011.12.21
就活レポート~就職活動の現場から~No.117
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第117弾! 理学療法学科6期生(12年卒) 上田 和輝さん ポシブル株式会社 勤務 【その病院施設に決めた理由】 新しいことに挑戦し続けているという点、運動療法特化型のリハビリシステムという点がこの会社を選択した主な理由です。また、全国各地に施設を設けているため自分がこれから働きながら大学院への進学を考えるという将来プランに合致したというのも大きな理由です。スタッフさんたちの意欲も非常に高く、自分がこれから成長していく場所としてピッタリだと思いました。 【就職活動を振り返って】 実習が終わってすぐ、実習地でもあった大学病院を受験しましたがご縁がなく、そこから1~2ヶ月は施設見学や他の先生方にお話を聞く時間に費やしました。実習中から就職を視野に入れていろいろ調べていたので、大学病院がだめだったあとも全く焦らずじっくりと考えることができました。 【就職活動でPRしたポイント】 理学療法の学生団体で自分がどのような役割を担い、その活動からどのような成果を得られたのか、また他国の病院・大学などの海外視察の経験を自分の性格と合わせてアピールしました。あとは、野球経験やクラスでのキャンプの企画を率先してやっていたことなどをアピールしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 指定された郵送書類を送ったときに、「足りない資料がある!」と先方から指摘された際に、とても迅速に対応していただけました。大変感謝しております。ありがとうございました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 何でも早めに行動して悪いことなんかありません。気に入った施設は案外すぐに見つかるかもしれませんが、一度じっくり立ち止まって他人の意見も聞き入れながら改めて考えてみるのはどうでしょうか?そしていろいろなところに見学に行ってください。施設見学も学生だからこそ気軽にできる行動だと思います。つらいことも多い時期になるかもしれませんが、みんな同じ経験をしています。友達の力も存分に借りながらみんなでがんばっていってください!!
2011.12.21
段ボールの椅子を製作しました☆~人間環境デザイン学科「建築概論」~
人間環境デザイン学科、建築・まちづくりコース必修の1回生配当の「建築概論」で、段ボールの椅子の製作発表会が行われました。 「段ボール2枚(1800mm×900mm)までの材料」「人間の体重を支えられること」という条件で、学生が自由に制作。演習と違い、本来ならば週に1コマしかない講義授業の時間の中、みんな頑張って最後まで仕上げてくれました!! 12月19日(月)に発表会がありましたので、その様子をお伝えします。 ▼5,6名ごとに出てもらい、発表してもらいました。みんな緊張気味?! ▼自信ありげに自分の作品に座っています。 ▼中には「静かに座ってください」と強度が心配な椅子も・・・。 ▼「椅子は座ってみないとわからない」と、すべての学生の作品に座った科目担当の三井田先生。 ▼助手の奥村先生も学生が制作した椅子に座りました。 ▼興味を持った友人の椅子を試す学生たち。 最後に先生から厳しくも温かい講評がありました。皆さん経験を活かしてこれからの建築課題を頑張ってください!!
2011.12.20
学生広報スタッフblog vol.7~柳本晶一先生講演会レポート
学生から見た畿央大学をもっと知ってもらいたい!と、畿央生と畿央大学企画部とがコラボした「学生広報スタッフblog」。第7弾は、柳本晶一先生の特別講演会でボランティアをしてくれたスタッフから! こんにちは!広報スタッフ看護医療学科2回生の清水恵里です。宜しくお願いします。 12月17日(土)、畿央大学冬木記念ホールで柳本晶一氏による「人生、負け勝ち」の特別記念講演が開催されました。 たくさんの方に御参加して頂き、ありがとうございました!地域の方、遠方の方、高校生の方、教職員、学生と色々な方が参加してくださいました。講演に当たって、聴講希望学生のうち私を含む9名が準備・受付後・片付けのボランティアに参加しましたので、当日の様子をレポートします。 ボランティア学生にはお昼御飯が支給されます!会議室でワイワイ、とてもおいしかったです。他の学生の皆さんもお昼御飯がつくので、次回は是非参加してください! 受付担当の学生です。色々な方のお名前を探すのが大変でした。アイウエオ順とはいえども、どこにあるのか分からない時、一般の方は親切に「ここ」と教えてくださり、とても助かりました(笑) 他にはホールの中を回って案内・誘導する役、冷たい風の中、正門・北門で会場案内をする役がありました。 ~柳本晶一先生の講演をスタッフが聞いて~ スタッフには一等席を企画部が配置してくださっていました。先生の話を間近で聴けて、嬉しかったです。なぜ監督を引き受けたか、どうすれば名人級になるのかというテーマでしたが、内容は実名が登場するのでここだけの話…ということでした。最後には「吉本ちゃいます。柳本です。」とジョークで〆て、とてもおもしろかったです。 ▼講演終了時に女子バレー部に所属するボランティア学生から花束を贈呈! また次回、FEP(冬木学園教育推進プロジェクト)ホール企画への御参加をお待ちしています! ▼学生ボランティアと企画部の皆さんで記念撮影
2011.12.19
元全日本女子バレーボール監督「柳本晶一先生特別講演会」を開催しました。
低迷していた全日本女子チームが2度のオリンピック出場を果たした秘話や人心掌握術を披露! 2011(平成23)年12月17日に、今回で5回目となる冬木学園教育推進プロジェクト(略称FEP)ホール企画として、全日本女子バレーボールの2004年アテネ、2008年北京オリンピック監督の柳本晶一先生をお招きして『人生、負け勝ち』と題して講演していただきました。 寒波到来との天気予報に反して少し暖かな日差しの中、講演開始30分前に開場すると、続々と約350名の方にご来場いただきました。受付・会場内整理・門前誘導にはFEP企画に賛同する畿央大学ボランィア学生たちが活躍してくれました。 柳本氏自身は「俺についてこい」の根性論で男子チームでは何度も日本一を経験しているが、初めて東洋紡で女子チームを率いることになった翌年、シーズン開幕前には24人のうち20人が辞めてしまい、女子チームの指導の難しさを痛感したこと。それ以来、女子の機微に触れた指導方法を体得、メンバーを信頼しても信用せず大胆な選手起用をしたり、オリンピックでは150%の実力発揮が必要だが元々選抜で勝ち残った選手の能力を120%まで引き上げ、あとの30%は人間力で勝負するという持論を展開。2000年シドニーオリンピックでは最終予選に残れず出場できず失敗した後を受け監督就任、2004年アテネで5位、2008年北京でも5位入賞を果たし、「復活請負人」とも言われた柳本氏。選手時代から対戦相手のチーム・選手の長所短所を記録した大学ノートはダンボール箱25個分にもなったといい、監督になってからこれらのデータが生きたそうです。4年に1度しかないオリンピックでは勝つチームづくりが難しいこと、選手の成長の瞬間を見逃さずその時に褒めて指導すること、4年後の目標をしっかり立て夢が現実のものとなるよう情熱を燃やすこと、負けを教訓に勝ちを呼び込む信念を持つことなど、全日本女子バレーボール復活の秘話を熱く語っていただきました。 柳本氏は2008年全日本女子チーム監督6期をもって勇退後、後輩アスリートの指導やテレビ等での試合の解説、また2010年には関西を拠点にオリンピック出場経験者らで「アスリートネットワーク」団体を立ちあげ次世代にスポーツの魅力を伝えていく活動を開始。終了後冬木智子学長は今後のご活躍をお祈りしていますと話かけられ学長と記念撮影後すぐ、被災地福島へと向かわれました。 講演後の受講者アンケートでは、「指導者の心構えがわかった」「自分が変われば周りが変わるというのがよくわかった」「心に響く講演でした」など、良かったというたくさんのご感想をいただきました。 冬木学園・畿央大学では地域社会貢献活動の一環として、毎年春・冬の2回、冬木記念ホールを使って多彩なイベントを行なっています。これからもお楽しみに。 【過去のホールイベントの様子はこちらから】 第1回「ガイアシンフォニー第1章」映画上映会第2回「桂文我―おやこ寄席―」落語上演会第3回「ノーベル賞学者小柴昌俊先生特別講演会」第4回「♪オーケストラがやってくる♪~ファミリーコンサートin畿央大」