すべての新着情報一覧
2011.02.04
人間環境デザイン学科の卒業制作(研究)
2月12日(土)の卒業研究の提出期限を目前にひかえ、人間環境デザイン学科の4回生が奮闘しています。今年の卒業生は58名。そのうち1割が研究論文で、ほとんどの学生は作品制作に取り組んでいます。 昨年の初秋から構想を練り、ここ1ヶ月は連日深夜まで制作に打ち込んでいます。終盤にさしかかり、なかには通学や寝る時間も惜しいからと、実習室や製図室に泊まり込んで励んでいる学生も。世間ではインフルエンザが流行していますが、ここには寄せ付けない厳しい雰囲気があります。 デザイン学科の学生は、ものづくりが大好き。思うようにできなくても、途中で壊れてしまっても、根気よく向きあいます。まだまだ完成作品はなかなか見えてきませんが、疲れていても、作品のことを聞かれると誇らしげに解説してくれます。内容もオリジナリティに富んでいます。 「卒業研究で、ものづくりに対する心構え、厳しさ、楽しさ、充実感などを身につけて社会に出てほしい。ここで真剣に悩むことによって自分で判断する力がつくのです。」と三井田学科長はおっしゃいます。 14日(月)にはL101教室で終日かけて講評会を行い、デザイン学科の教員全員で優秀作品約20点を選出します。今年の採点基準は例年以上に厳しくなりそうです。そして、選ばれた作品については、15日(火)に再度プレゼンを行ってもらいます。 『卒業研究・作品展』は、昨年に引き続き、2月19日(土)、20日(日)に奈良市立ならまちセンターにて学外展示を行います。会場では、展示レイアウトから受付まで、全て学生主体で運営します。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。ご来場心よりお待ち申し上げます。
2011.02.03
住環境設計製図Ⅱ 合評会
1月31日(月)と2月1日(火)2日間かけて、2回生の住環境設計製図Ⅱで2つの課題の合評会が行われました。 自分の作品について、学生が1人ずつ教員や学生の前で発表しました。 2回生の春、はじめて履修したときには、みんなの前でオドオドしてちゃんと説明できなかった学生たちが、今回は大きな声で自分の考えを人に伝えれるようになりました。教員からの厳しい質問にも、自分の言葉で精いっぱい答えていました。 製図の内容も、前期の住環境設計製図Ⅰよりずいぶん難しくなってきたのですが、教員が期待する以上に学生は成果を見せてくれています。 課題は「世代同居住宅」と「児童図書館」です。 特に「児童図書館」の課題は、これまでの住宅の課題とは少し異なった空間を要求する課題なのですが、それをきちんと把握して空間構成をしているのに驚かされました。 連日遅くまで製図室で製図台に向かっていた成果がでてきています。 製図室で1年間作業してくるとやはり自分たちの場所であるという愛着がうまれ、設備もうまく使いこなせているようです。 3回生になるとさらに課題は難しくなるのですが、きっと教員たちの期待に応えてくれるだろうと楽しみにしています。 今回の課題で下級生に見本となるような作品を学内に掲示する予定ですので、ぜひみなさんご覧ください。
2011.01.31
『子どもと楽しむ染め時間!』を出版
私の10年間のフィールドワークをまとめた「子どもと楽しむ染め時間!―つくって四季を感じよう―」という本が完成しました。 ワークショップを始めたころは、幼稚園、保育園での染もの体験を「危ない」「手間がかかりそう」「時間がとれない」などの理由で敬遠されることがありました。そのような中、お願いをしてさせてもらうことが多く、途中で「この活動は意味があるのか?」と気持ちがなえそうになったこともありました。 しかし、子どもにとって非常にわかりやすく、完成した時の喜ぶ姿が忘れられず、子どもや先生にその楽しさを伝えたいという気持ちで続けてきました。 ありがたいことに、畿央大学には時間を作って一緒に活動してくれる学生さんがたくさんいます。 最近では色々なところから依頼をしていただけるようになりましたが、私や学生にも時間の制限があり、お断りすることもあって、心苦しい思いをしていました。 そのような時に、出版社の方と本作りの話になりました。私たちが伺えなくても園で実践できるようなわかりやすい本、しかしハウツー本ではないものにしよう。そして子どもの表情や様子、作品が伝わるように、オールカラーで作りたいという希望も聞いてもらいました。 四季の草木を素材にしてしかも本格的な作品を比較的簡単に作ることができるよう、子どもが制作している様子を手順に従い載せています。そして作品例、先生方のコメントや感想等も入れたものに仕上げました。 編集者、カメラマン、取材協力園、作品提供園等、多くの方々のご協力はもちろんのことですが、活動を共にしてくれた1期から5期の学生さんなしには、生まれなかった本です。 今までお力添えいただいた皆様、ワークショップで出会ったすべての人に心より感謝いたします。 人間環境デザイン学科 准教授 村田浩子
2011.01.28
第4回理学療法特別講演会・理学療法学科同窓会
平成23年1月22日(土) 第4回理学療法学科特別講演会を開催しました。今回は、姫路獨協大学の泉唯史先生をお招きして、「心疾患を合併した患者に対するリハビリの注意点」という題目で、教科書的な内容から応用まで幅広く、わかりやすく講演していただきました。 その後、学食において、理学療法学科同窓会(懇親会)を開催しました。過去3回は学外で実施していたものを、今回は学食での懇親会としました。1期生から4期生まで約40名の卒業生と4名の先生方に参加していただきました。 庄本先生の乾杯から始まり、母校での会は学生時代に戻ったような気分で楽しめました。また、同期同士だけでなく先輩・後輩ともたくさんお酒をかわしました。学生時代の思い出話で盛り上がり、たくさん笑いました。先生方とも気軽に話せ、日頃の臨床場面での悩みも打ち明けることができました。 畿央大学の特徴の一つでもある、アットホームな雰囲気は変わらず、安心感を与えてくれました。毎年リカレント教育を兼ねて実施している理学療法部会ですが、大変有意義だと好評をいただいていますので、もっともっと多くの卒業生の皆様に参加していただき同窓会を盛り上げていきたいと思います。 同窓会長 唄大輔(理学療法学科2期生)
2011.01.27
教採受験体験者から学ぶ会Part 1
平成23年1月21日(金) 第3限~ L103講義室 今年も、「教採受験体験者から学ぶ会」を行いました。多くの3回生が参加し、真剣に、耳を傾け、メモをとり、質問を投げ掛けていました。 大阪府小学校教諭採用 「志を絶やさない!」 高森 桂君 筆記、面接、実技、模擬授業をバランスよく取り組んでください。一人で勉強するのは辛いものです。共に、支え合い、刺激し合い、高め合うことができる仲間は周りにいます。最後まで「志し」を絶やすことなく努力すれば、一歩一歩ではありますが確実に前に進みます。日々の成長を感じ、楽しむぐらいの気持ちの余裕をもって、採用試験を仲間と乗り越えてください。 大阪府小学校教諭採用 「コツコツは勝つコツ!!」 藤原 愛子さん モチベーションの持続、勉強が計画通りに進まない、復習が追い付かない、面接で笑顔が出せないなど、悩みや苦労が常にありました。しかし、「不安な気持ちを打ち消すにはとにかくやるしかない!!」と割り切っていたので、先生や友達に渇を入れてもらいながら、自分自身に負けないように強い気持ちを持って取り組み続けました。 教職は闘いであると同時に、自分を見つめ直す機会でもあります。自分は何のために大学に来たのか。今までの活動・経験から得たものを子どもたちにどのように返していくのか。そして自分はどんな教師になりたいのかをじっくり考えることができ、私にとってこの期間はとても充実した、有意義な時間になりました。 大阪市小学校教諭採用 「自分に合った勉強法を見つける」 松本 理沙さん 自分に合った勉強のリズムや環境を見つけるとよいと思います。やる時は集中して、休む時は休んでとメリハリをつけました。 講座は休まず参加し、わからないことは、先生や友達にすぐ質問したほうがよいと思います。また、対策講座には、予習をして行きましょう。 私は、自分の意見を整理したりするために、面接ノートを作りました。それを見直すことで、自信につながりました。 奈良県小学校教諭採用 「教員採用試験とは、山登り」 山本 里美さん 3回生の今日から、やっておいたらいいでしょう。例えば、教採の試験内容で自分が苦手と感じるもの、ピアノの練習、マット運動、黒板にきれいな字を書く練習、小論文を書く、面接ノート作りなど。 また、教職の魅力とは? 自分がつくりたい学級とは?など、面接の想定をしてみるのもよいでしょう。 奈良県小学校教諭採用 「量は質を保証する。」 北口 克也君、伊勢 斗馬君 教採ノートを作る。模試の解説会を開く。受験する府県の教育情報をチェックする。図書館をフル活用するなどがおすすめです。さらに、朝早く起きることも、重要でした。 「自分で考えた方法が最も自分に合っている」の精神のもと、アレンジを加えて改良してください。信念をもって、時間をかければ、必ず成果はあがります。 「頑張れ! 畿央生!!」 自分を信じて、闘い抜いてください。近い将来、「○○先生、久しぶりですね。」などと笑いながら、同じ小学校の同僚として共に働けることを心より願っています。 体験談を話してくれた4回生の皆さん 発表後の質問タイム
2011.01.25
2011年2月25日(金)学生向け健康支援プログラム(学生支援GP)最終報告会のご案内
ご案内 学校法人 冬木学園 畿央大学健康支援プロジェクト委員会 畿央大学は“健康と教育”をテーマに大学教育を推進しており、その一環として学生自身が健康データを管理し、健康の維持と増進を図る「学生向け健康支援プログラム」に取り組んできました。この活動は平成19年度に文部科学省の「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」(学生支援GP)に採択され、本年度が4年目の最終年度を迎えることとなりました。活動は本学の特色を生かした取り組みとして今後も継続されますが、これまでの活動を振り返り、今後の展望を開く機会として最終報告会を開催したします。ぜひ、ご参加いただきましてご意見ご指導を賜りますよう、ご案内申し上げます。 「学生向け健康支援プログラムの活用と展開 ~畿央大学・学生支援GP最終報告会~」 日時 平成23年年2月25日(金)14:00~17:30(13:30開場) 場所 畿央大学冬木記念ホール 内容 1.学長挨拶 2.健康支援プロジェクト委員会各部会からの活動報告 1)「健康支援システムの設計と開発」(情報システム部会) 2)「健康情報の有効活用と健康支援センターの役割」(健康基本情報部会) 3)「身体機能データの内容と活用」(身体機能部会) 4)「健康支援システムにおける健康意識チェック結果の分析と影響要因の検討」(生活リズム部会) 5)「食生活と健康に関するデータの内容と実践活動」(食生活部会) 6)「心の健康を測定する」(心の健康部会) 3.学生・教員座談会「学生による健康支援プログラムの活用報告と今後の可能性」 4.健康支援データを利用した研究報告 1)「畿央大学生の身体機能」(本学健康科学部理学療法学科・瓜谷大輔) 2)「運動負荷直後の唾液アミラーゼ活性と血中乳酸濃度との相関について」(本学健康科学部健康栄養学科・花岡智子) 3)「栄養学から見た健康支援活動」(本学健康科学部健康栄養学科・浅野恭代) 5.「学生向け健康支援プログラムに対する評価と期待」 「情報交換会」 報告会終了後 会場 学内(本学が開発した大豆スイーツや健康クッキーの試食もしていただけます。) ※ティーパーティ形式で行いますので、お気軽にご参加ください。 ●報告会・情報交換会とも参加無料です。●参加ご希望の場合は、最終報告会・情報交換会それぞれの参加人数および「学校・団体(部署)名」「参加者氏名(代表)」「連絡先(住所・電話番号・メールアドレス等)」を2月11日(金)までにFAXまたは電子メールでお知らせください。 お問い合わせ・申込先 畿央大学 総務部〒635-0832奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2Tel:0745-54-1601 Fax:0745-54-1600E-mail: soumu@kio.ac.jp 「畿央大学・学生支援GP最終報告会」案内・申し込み用紙(PDF)は、コチラ 「畿央大学・学生支援GP最終報告会」案内・申し込み用紙(PDF)は、コチラ アクセスはこちら
2011.01.25
就活レポート~就職活動の現場から~No.88
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第88弾! 教育学部現代教育学科2回生(11年卒) 今 貴昭さん 社会福祉法人広島光明学園 勤務 【就職した業界】 私立保育園 【目指した理由、目指す保育】 私が幼児教育の道を目指そうと思ったのは、大きなきっかけがあったわけではありません。近所の小さい子どもの世話を昔からやっていて、それがとても楽しく、これを仕事にできたら楽しいだろうなあと思って幼児教育の道を目指しました。 目指す保育としては、優しいだけではなく、愛情を持って厳しく接することができる、そんな保育を実践していきたいです。 【就職活動を振り返って】 私の場合、近畿周辺ではなかったので自分で求人を探すところから始め、試験の詳細なども問い合わせて確認しました。また、随時試験を受け付けている園だったので、準備期間は1週間ちょっとしかありませんでした。だからといって急に準備を始めたわけではなく、課題曲の練習、作文の練習を数日間しただけでした。普段から保育につながるようなことをしていたので、それが就活に役立ちました。具体的には、幼稚園や保育園でのアルバイトです。現場での経験は一番の武器になるし、最大のアピールポイントになりました。 【後輩へ】 さあ就活だ!といってスタートさせるのではなく、普段から現場に出てみたり、自分にしかできないような特技を習得してみたり、コツコツやっていれば急に焦ることもないので、とりあえず何かを始めてみたらいいと思います。特に男性の場合、女性と同じでは負けてしまうので、男性であることの強みを十分に活かし、私を採用すればこんなメリットがありますよ!というセールスポイントを自覚することが大切です。ちなみに私の特技は、長い風船を飲み込むマジックです。これは子どもうけがすごいですよ。
2011.01.24
産学官連携「第17回姉妹都市橿原と宮崎の物産展」に参加しました。
「頑張ろう宮崎!」、畿央大学も応援しています!! 農畜産物と観光が主産業の宮崎県は、2010(平成22)年4月口蹄疫発生から同年8月の東国原知事の終息宣言までに約30万頭の牛殺処分を余儀なくされ大打撃を被りました。そして宮崎県では「頑張ろう宮崎!」を合言葉に県をあげての復興への取組みが行われています。そんな中、昭和41年から姉妹都市の盟約を結び、第17回目を数える「橿原と宮崎の物産展」が宮崎市の老舗「宮崎山形屋百貨店」において、2011(平成23)年1月6日から10日の5日間開催され、畿央大学も応援参加しました。 宮崎市繁華街橘通りの「宮崎山形屋百貨店」前の巨大ショーウィンドウ 2010(平成22)年度、橿原商工会議所とのコラボ 「万葉人からの贈り物プロジェクト」(橿原市の新しい食の土産物)で製作した本葛ボーロ“千の香り”が初めて宮崎物産展で販売されることになり、健康栄養学科(指導教員浅野恭代教授)の学生4名が応援にかけつけました。橿原からは21事業所、宮崎からは26事業所、合計47事業所が地元最大の百貨店である宮崎山形屋5階催し会場に集う新年早々の大イベントです。 宮崎では当日朝7時、NHKテレビや宮崎テレビのニュースのトップで事前に取り上げられ、また10時開店時には宮崎テレビが売場の模様を長時間実況中継するなどメディアをあげての取組みには驚かされました。また、私たちの本葛ボーロ製造出店者岩出湖月堂ブースには宮崎市の戸敷正市長が真っ先に来ていただき、お買い上げ第1号となっていただきました。 宮崎テレビ放送の実況中継 お買い上げ第1号は戸敷正宮崎市長さん 「頑張ろう宮崎!」を合言葉に ボーロの湖月堂岩出さんと橿原物産協会吉廣会長 橿原には毎回この宮崎物産展に参加している元気な企業がたくさんあります。その会場の様子を写真で紹介します。 「橿原と宮崎の物産展」開催の前夜1月5日には、主催者と出展者を集めて交流会が開催されました。橿原市からは、岡崎企画調整部長、竹田市議会議長、森本商工会議所会頭、吉廣物産協会長、宮崎市からは金丸副市長、山田企画部長、戸高市議会議長、米良商工会議所会頭、岡崎物産協会長、佐多宮崎山形屋社長はじめ橿原市出展者など約100名が出席して盛り上がりました。 左から吉廣橿原物産協会長、浅野教授、学生4名、岡崎宮崎物産協会長
2011.01.22
2011(平成23)年度理学療法特別講演会を行いました。
2011(平成23)年1月22日(土)に第4回『畿央大学理学療法特別講演会』が、畿桜会(畿央大学同窓会)主催により冬木記念ホールにおいて開催されました。この講演会は卒業生向けのリカレント教育(大学卒業後も幅広い知識、最新の理学療法情報を得とくしていただく)を目的に毎年行っているものです。 受付風景 会場内の様子 泉唯史先生 わかり易く説明していただきました 今回は、心臓および呼吸循環器系疾患に関するリハビリテーションがご専門で、現在姫路独協大学医療保健学部理学療法学科教授の泉唯史先生をお招きして講演していただきました。高齢化するにつれ心疾患が多くなり、また働き盛りの人でも動脈硬化や急性心不全に陥ることがあります。酸素消費量と血流の仕組みを知ることにより、予防と効果的なリハビリテーションが望まれます。畿央大学理学療法学科の卒業生は現在4期輩出していますが、リカレント教育のために多くの方々が参加してくれました。また、地域の病院に勤務される理学療法士の方のご参加もあり、約100名の聴講者がホールに集いました。
2011.01.22
後期最後の「給食経営管理論実習」(健康栄養学科2回生)
1月18日に、健康栄養学科2回生による給食実習が行われました。 この日が、後期最後の実習だったので、みんなとても張り切っていました。 メニューは寒い季節にぴったりな鮭のチャンチャン焼き♪ 献立を考える栄養士班、調理をする調理師班、そして笑顔で対応してくれるサービス班の学生達がもてなしてくれました。身体も心も温まる料理、とてもおいしくいただきました。 この日は特別に、学長先生にも給食を召し上がっていただきました。 「さつまいもご飯の色合いがとてもよく、チャンチャン焼きの味付けも大変よく出来ていました。 料理は作った人の心が表現されるものだと思います。素直でやさしい思いが感じられました。 今後は一層経験を重ねてください。」と貴重なお言葉をいただきました。