すべての新着情報一覧
2011.03.07
奈良県理学療法士会スポーツ理学療法勉強会が開催されました!
平成 22 年度第3回奈良県理学療法士会スポーツ理学療法勉強会が開催されました! 2 月 27 日(日)に本学を会場にして「奈良県理学療法士会専門領域勉強会スポーツ理学療法勉強会」が開催されました。 奈良県理学療法士会の中でも、専門をスポーツ領域に特化したこの会は、本学理学療法学科の福本貴彦先生が代表を務めておられます。スポーツによる外傷・傷害の理学療法に関する臨床的な実践と研究と教育や情報交換、ネットワークの場として、1年に3度、勉強会が開催されています。 まず、高井悠二先生(田北病院)による「投球障害肩を呈した一症例」についての症例検討が行われました。はじめに講義があり、その後、写真や動画を使いながら、症例について参加者と一緒に考えていくような形式で、ディスカッションも活発に行われました。 また、本学の福本先生から、奈良県高校野球連盟選抜チームのメディカルスタッフとして、昨年12月にタイ遠征に帯同された際の報告も行われました。海外で行われた福本先生のメディカルサポートについて、若手の理学療法士の方々は特に興味深く聞かれていました。 このスポーツ理学療法勉強会は、奈良県を中心に、スポーツに関わるすべての方々が、ケガのないように、そして、ケガをしてもできるだけはやく復帰できるように、いいパフォーマンスが発揮できるように、知識や技術を高め、共有して地域に還元していきたいと考えています。 勉強会は、来年度以降も継続的に開催していく予定ですので、卒業生はもちろん、たくさんの方々のご参加をお待ちしております。
2011.03.03
山本隆先生がテレビ大阪「ムチャミタス」で解説!
身の回りにある疑問を科学の力で解明する番組『かがくdeムチャミタス!』(テレビ大阪毎週土曜日9:30~9:45)で、3月26日に放送される「すっぱいレモンが甘くなる?味のふしぎ大実験!」に、健康栄養学科 山本隆教授が登場! 山本先生は、脳と味覚の研究をされています。今回この番組で、味覚の実験を行うことになり、実験で使う植物「ミラクルフルーツ」と「ギムネマ」について解説をされます。 2月14日、山本先生の研究室で撮影が行われました。 謎の赤い実「ミラクルフルーツ」を食べると、そのあと、すっぱい食べ物を食べても、甘く感じられます。なぜ? 山本先生によると、「ミラクルフルーツ」に含まれるミラクリンという物質は、酸味と結合すると甘みのセンサーを強く刺激するそうです。 反対に、「ギムネマ」の葉に含まれるギムネマ酸には、甘さを感じなくさせる効果があります。 では、味は舌だけでわかるものなのでしょうか。 真水に匂いだけつけると、味はするの? 山本先生によると、味覚は舌を刺激することによってのみ起こるわけではないそうです。人間の脳は、幼少期からの経験により味を学習しています。たいていの人の脳はレモンの香りを酸っぱいと学習していて、匂いだけでも酸っぱいと認識してしまうそうです。 番組では、狐につままれたように次々と「味のふしぎ」が起こりますが、科学的な解説を聞くとなるほど納得できるものです! 匂い・見た目・音などの情報で味覚をあやつることは可能なのでしょうか? 放送予定日は、3月26日(土)9:30~9:45です。ご覧下さい!!
2011.03.02
在宅看護論実習 <看護医療学科>
看護医療学科3年生は専門分野の領域実習を終え、統合分野の在宅看護論実習を実施しています。学生は実習を一つ終えるごとに大きく成長しています。 この実習では訪問看護ステーションの看護師に同行し、在宅療養者宅を訪問させて頂きます。学生は実習を一つ終えるごとに確実に大きく成長し、その変化には目を見張ります。 電動自転車にまたがり、さっそうと訪問に同行する姿は頼もしい限りです。 学生はこれまで学んできた知識・経験を統合させ、在宅療養者の個別性に配慮したケア計画を立案し、指導者さんにしっかりと説明しています。病院とはまた異なった視点で、対象のQOLを高めるための看護を一生懸命学んでいます。
2011.03.01
2011年5月22日(日)畿桜会(同窓会)総会のご案内
2011.03.01
「学生向け健康支援プログラム(学生支援GP)最終報告会」を開催しました。
本学の教育テーマは“健康と教育”であり、その一環として学生自身が健康データを管理し、健康の維持と増進を図る「学生向け健康支援プログラム」に取り組んできました。この活動は平成19年度に文部科学省の「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」(学生支援GP)に採択され、本年度で4年目の最終年度を迎えました。 平成23年2月25日(金)14時から、これまでの活動を振り返り今後の展望を開く機会として、本学KB04講義室にて『学生向け健康支援プログラム最終報告会』を開催しました。本学では、学生の健康診断や体力測定のデータを登録、学生自身で生活リズムを入力管理できる健康支援システムを「畿央大学総合支援システムKiTss」の一環として構築し、入学時にはこれに連動した「健康づくりノート」を配布しています。また定期的に「健康意識啓発セミナー」や生活意識アンケートの実施、食生活の指導など、“健康のプロ”を創る「学生向け健康支援プログラム」を実践しています。外部からの大学関係者や本学教職員、本学学生あわせて約70名の方々が参加、発表に熱心に耳を傾けておられました。 まず、冬木智子学長よりGP4年目を迎えるにあたってのご挨拶を学園創設にそそいだ情熱とともにお話いただきました。 引き続き、健康支援プロジェクト委員会の6部会の活動が報告されました。 <情報システム部会>渡辺幸重先生による「健康支援システムの設計と開発」 <健康基本情報部会>上田依子先生による「健康情報の有効活用と健康支援センターの役割」 <身体機能部会>福本貴彦先生による 「身体機能データの内容と活用」 <生活リズム部会>岡本啓子先生による「生活リズムと健康意識に関するデータの活用」 <食生活部会>浅野恭代先生による「食生活と健康に関するデータの内容と実践活動」 <心の健康部会>東山明子先生による「心の健康を測定する」 その後、本学学生と教員による座談会、測定データを活用した先生方の研究報告が行われました。 最後に、内部評価委員の坂田進先生から、学生支援GPに対する評価と期待について述べていただきました。 報告会終了後には、学生食堂で情報交換会を開催し、コーヒーや黒豆茶、本学の教員が開発した大豆パウンドケーキや健康クッキーなどの軽食をつまみながら、学生も交えて和気あいあいと健康に関する話題で盛り上がりました。 学生支援GPは本年度で終了しますが、学生自身が健康データを管理し健康の維持と増進をはかる取り組みは、本学の特徴を生かした取り組みとしてこれからも継続してまいります。
2011.02.28
大阪教育大学附属天王寺小学校を一日見学させていただきました。
2011.02.25
就活レポート~就職活動の現場から~No.97
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第97弾! 健康栄養学科5期生(11年卒) 塚本 麻衣さん こだま保育園 勤務 【就職した業界・職種】 私立保育園 栄養士 【その職に決めた理由】 子どもたちのことを第一に考えられた環境づくりをされていて、食育に力を入れているから。また、調理業務だけでなく、子どもたちとふれあう機会があるから。 【就職活動を振り返って】 面接では、回数を重ねていくことで少しずつでも自身につながりました。就職活動が止まりそうになっても活動し続けることが大切で、続けることで良い結果がでるということを実感できました。就職活動で多くのことを学び、良い経験になりました。 【就職活動でPRしたポイント】 学生生活、アルバイトの中で自分だからできたことなど。 【畿央大学キャリアセンターについて】 ガイダンスがとても充実していました。 メールでまめに情報提供してくれたり、私たちのために熱心になってくれます。 他大学と比較するとそれがよくわかり、キャリアセンターに支えられていると実感しました。 【将来の夢・目標】 子どもたちに食の大切さや楽しさを伝えることができる栄養士を目指したいです。 【後輩へアドバイス・メッセージ】 保育園へ見学に伺った際に、志望理由など面接のような内容を質問されたので、施設などへ見学に伺う際は十分に思いをまとめておくと良いと思います。見学での印象は大切だと思います。 【畿央大学の印象】 熱心な先生が多く、学生との距離が近いアットホームな大学。
2011.02.25
畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー(実践編)を開講しました。
2011(平成23)年2月19日(土)、20日(日)の2日間にわたり、「平成23年度畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー -実践編-」が開講されました。今年度から始まりました畿央大学ニューロリハビリテーションセミナーも「基礎編」、「応用編」、「臨床編」に続き、今回の「実践編」で今年度のシリーズとしては最終のセミナーとなりました。 脳の機能解剖にはじまり、脳のシステム機能、脳損傷後の病態とリハビリテーションへの応用を講義形式で情報提供を行い、それらを踏まえ今回は、各種脳機能イメージング機器、研究についての情報提供と、実際に機能的近赤外分光法(fNIRS)装置を使用して、実際の測定方法から実験課題設定など脳機能イメージング研究を自己体験し、さらに理解を深めていただくことを目的といたしました。 今回も全国から約40名の方々に参加していただき、4グループに分かれ、2日間にわたりfNIRS装置を使用し、様々な実験課題を体験していただきました。実践編では、本学所有のfNIRS装置2台に加え、(株)島津製作所のご協力により、さらに2台を追加いたしました。そして計4台のfNIRS装置をフル稼働させ、参加者の方々が検者、被験者ともに経験し、測定から脳機能画像のマッピング、さらに測定結果からの考察まで実施し、最後に各グループによるプレゼンテーションまで行いました。グループごとに実験課題や測定部位、実験プロトコールなど一連の実験過程について様々な意見交換があり、非常に活発な2日間となりました。 今年度の畿央大学ニューロリハビリテーションセミナーは終了となりますが、今年度の状況を踏まえ、すでに次年度のセミナーに向けて準備を始めています。次年度のセミナーにつきましては、畿央大学ホームページなどに掲載予定ですので、ご覧ください。 最後に、今回の実践編を開催するにあたり、ご協力いただきました(株)島津製作所の皆様、そして畿央大学大学院健康科学研究科の皆様へ、この場をかりて感謝申し上げます。
2011.02.24
「エイムズの部屋」の完成とお披露目
デザイン学科4回生2人の取り組んでいた卒業制作が、ようやく完成いたしました。2人は、錯覚をもたらす部屋を約3×5×3メートルの大きさで制作しました。 ならまちセンターで行われた卒業制作展に間に合わずに出品できなかったので、ここにおわびとご報告とを申し上げます。 建築家の坂茂さんの紙管を使った作品を参考に外観を制作しようとしたのですが、土台部分や外観の構造を設計・製作するのに手間取りました。金敷ゼミの4回生、3回生、2回生を総動員して、チームで取り組むのにも悪戦苦闘しました。 晴れて完成です。至らない部分も反省点も数え切れないほどあります。ですが、その学びが卒業後もつながっていくと思います。“せっかく大学で勉強してきたのだから、4年間の成果を大きな作品で表現したい”という志と、完成まで持続させた強い意思とに、指導教官として敬意を表します。志や意思は、点数で評価するものではありませんし、できません。 どうか、ゼミ生の未来への糧になりますように。 金敷大之
2011.02.24
就活レポート~就職活動の現場から~No.96
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第96弾! 人間環境デザイン学科5期生(11年卒) 矢部 達哉さん 株式会社トーガシ 勤務 【就職した業界・職種】 ディスプレイ業界、デザイナー 内容:東京ビックサイト、幕張メッセなどで開催される展示会や見本市において、企業が出展するブースをデザインする仕事。 【その会社に決めた理由】 デザインの仕事を志望していて、法律や制約に縛られやすい(と感じた)建築よりもディスプレイの方が魅力的だったから。 勤務地も多くの刺激を受けられそうな東京を志望していたので、最高の条件だった。 【就職活動を振り返って】 12月ごろから本格的にスタート。たまたま当選して東京まで行って受けたTBSの説明会が一番最初だった。そこから現実に戻り、大阪近辺のデザイン系の説明会を受け始める。しかしデザイナーの職種は東京のほうが多かったので、また東京へ行く機会が増える日々。最初は新幹線で行っていたが、費用がかかりすぎて夜行バスに変更。前のおっさんの「座席倒し攻撃」や、横の若造の「携帯画面光らし攻撃」により睡眠不足のまま面接に行ったり、着く時間が早すぎてカフェで3時間くらい時間をつぶしたりした。 「どうしても受かりたい」と思う企業がありすぎて、「営業職でもいいから入れてほしい」という心構えで挑むが、選考が進んだのはなぜかデザイン職だけだった。神様が、僕に「デザイナーになれ」と言っていることを知る。 そして3月下旬、最初に内定を頂いた企業で矢部達哉22歳人生を預けることを決意。 【就職活動でPRしたポイント】 1回生の時に立ちあげたビーチフットボール部のことを全面に押し出した。あと、学園祭でのファッションショーで優勝した話も使える。ちょっぴり話を盛ってビーチフット部のキャプテンで、ファッションショーの総指揮者ということにした(笑) 【畿央大学キャリアセンターについて】 一番苦労するエントリーシートの書き方や、面接時におけるマナー講習には助けられた。就活中は「持ち駒」がなくなってきて精神がぐらついたときに行くと、励ましてもらえる。 【将来の夢・目標】 夢は有名になること。 雑誌や、テレビに取り上げられるような敏腕デザイナーになりたい。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動は一見辛いけど、人生で確実に経験しておくべきことだと思う。今までどんなことをして、何を思って生きてきたか。自分と向き合う最高の機会だ。まず自分のことをしゃべれるようになって、楽しそうに、真面目そうに、ちょっとだけ話を盛って面接に挑んだらいいと思う。 【畿央大学の印象】 畿央大学は無名である。でも知られていないだけに、他の有名大学以上の評価を得るときがある。だから思い切り自分らしく勝負すればいいと思う。