すべての新着情報一覧
2010.09.03
奈良県立高田高校教育コースの野外活動に参加させていただきました。
本学と高大連携協定を結んでいる奈良県立高田高校の教育コース1年生の人たちが、今年も8月19日(木)・20日(金)に、国立曽爾青少年自然の家で野外活動を行いました。同コースは、小学校教員をはじめ、教員を志す生徒を対象として、平成18年に新設された全国初のコースです。この野外活動に参加し、活動をお手伝いさせていただく取り組みは今年で2年目で、本学からは、2人の教員と7名の教育学部の学生が参加しました。1日目は、教育学部の奥田俊詞講師が、天体観測についての指導を行いました。天候に恵まれ、観測中に流れ星も見ることができ、感動のひとときになりました。2日目は、教育学部の島恒生教授と、本学3回生の井上卓也くんと竹内泰斗くん、2回生の﨑山麻衣子さん、田中亜由美さん、寺田遥香さん、1回生の中川美月さんと藤本奈都美さんの学生7名が、高校生にコミュニケーションゲームの指導を行いました。特に今年は、キャンプ経験の豊かな3回生のリードのもと、2回生を中心に活動の指導を行う展開となりました。というのも、1・2回生は高田高校教育コースの卒業生で、是非とも先輩方の成長を後輩の高校生に見ていただきたいと考えたからです。みんなで7つの活動を分担し合い、アイスブレイク、似顔絵リレーなどを一生懸命に行いました。教員を志望している教育コースの高校生たちだけあって、とても積極的で、和気あいあいの中あっという間の2時間半でした。また、野外活動を得意とする3回生のリードのよさも光りました。高田高校の先生は1・2回生の恩師でもあり、成長をとても喜んでくださいました。高校生みなさんだけでなく、本学の学生たちにとっても、喜びでいっぱいの2日間でした。
2010.09.03
店舗モニターが進化!
人間環境デザイン学科(加藤ゼミ)が実施している葛城地区商工会広域協議会の店舗モニターも今夏で6回目となりました。 7/21(水),7/23(金)と連続して第5回、第6回と行い8月には学生の提案を盛り込んだ報告書を提出することができました。 今回から店舗のモニターだけではなく、企業の商品開発に学生の意見を取り入れるという取り組みが加わり、ますますこの事業の可能性が広がっています。 具体的には5回目にはおからを使ったドーナツの検討、6回目は雪駄(せった・ぞうりの一種)の新しい提案等、学生のさまざまなアイデアが反映されています。
2010.09.02
吉野山でのまちづくり調査が開始されました!!
~三井田プロジェクトゼミ・佐藤プロジェクトゼミ~ 8月19日(金)に、第1回目の吉野山まちづくり調査が行われました。この調査は、吉野山まちづくり協議会という団体からの依頼を受け、三井田先生と佐藤先生、助手の長井先生が中心となって、来年度まで行われるものです。 吉野山は毎年春には桜をみる観光客でにぎわいますが、近年、少子高齢化が問題になり、山の今後の活性化がまちづくりの課題となっています。 今回は一回目ということで、簡単なプレ調査という形になりました。 三井田ゼミでは、建物の外観調査、佐藤ゼミではまちの色調査を行いました。 9月からは、本格的な調査に入ります。 民家の内部の実測調査や、住民へのアンケート・ヒアリング調査も行っていく予定です。 また経過報告しますので、お楽しみに!!
2010.09.02
畿央大学後援会だより第5号を発行しました(PDF)
2010.09.02
第2回やまとフォーラムを開催しました。
2010(平成22)年8月29日(日)13時より17時まで、畿央大学冬木記念ホールおよび講義教室において、「第2回やまとフォーラム―教育・文化・健康―」(基調講演を含む全15講座)を開催しました。このフォーラムは、学校法人冬木学園の社会貢献活動の一環として開いているもので、昨年度に続いて2回目となります。まず、冬木智子理事長のご挨拶とお礼、地元広陵町平岡仁町長のご挨拶に続いて、奈良「法徳寺」副住職倍巖良明(ばいがん りょうみょう)師の基調講演が行われました。 正面玄関 ホール受付 冬木智子学長ご挨拶 平岡仁広陵町長ご挨拶 講座の詳細はこちら→ 倍巖良明師の基調講演「喜びと感謝と敬いの心」~私たちは支えられ、生かされている~ 冬木記念ホールには、350人を超える聴講者が集まり、倍巖良明師の説法に聴き入りました。倍巖師は、大学卒業後、薬師寺故高田好胤師に師事し薬師寺伽藍にて法話を担当。現在、奈良市生涯学習財団理事、NPO法人さんが俥座副理事長として活躍中で、ならまち復興と奈良の観光産業の発展に奔走されています。趣味でバンジョーを弾いては歌手の高石ともやさんらと一緒に歌ったり、ならまちにある「テンテンカフェ」(故河島英五氏奥様経営)で2カ月に1度「カフェDE説法」を開催している異色の名物和尚さんです。 五観の偈(食前の言葉)から、人は食物を摂らなければ死に至るが、その食物は多くの人々の労力と家畜や魚など生あるものの犠牲のうえに我々の糧となっているのであるから感謝して食さねばならない。食前にはいただきます(合掌)の感謝の言葉が大事で、日本には茶道、華道など良き文化作法として残ってきているが、それは形を大事に今に伝えてきたからこその結果であり、感謝の心も声に出し表現していくことから始めなければなりません。そして、仏の道においても私たち普通の人でも、毎日続けることによって人格を磨いていくことにつながります。故高田好胤師の当時のエピソードやユーモアを交え、わかりやすい言葉で説法していただきました。 ●公開講座ではカラーセラピー、アロマテラピーの癒し系が人気 一挙14の公開講座を開講しましたが、癒し系の講座が人気でⅠ限目中屋和恵講師による「人類の遺産アロマテラピー入門」では有機物質がもたらす自然療法、芳香としての精油の使い方と効果などについて実演もしていただきました。Ⅱ限目林由恵講師による「人の心をギュッとつかむカラー活用術」では人は最初の6秒間の第一印象で決まるので、パーソナルカラーを知り自分の魅力を引き出す色づかいに心がけることが大事、そして相手の心をつかんでなりたい自分になろう、と力説されました。 アロマテラピー入門(中屋講師) あなたの魅力を引き出す色づかい(林講師) また、自然と向かい合う新井博子講師による「化学マジック&葉っぱと森と炭素のゆくえ」、自然とエコの菜の花バイオマス提唱の高澤正雄講師による「あなたも取り組める地球温暖化防止対策」も好評で、人は自然とともに生きる、共存していることを実感できる講座に多くの方の関心が集まりました。 化学マジック&葉っぱ…(新井講師) 菜の花バイオマス(高澤講師) ●大和伝統野菜の栽培と農家レストラン経営で地産地消、食文化の継承! 地元広陵町は靴下となすびの町、サラダなすや大和伝統野菜に有機農法をとり入れている杉本雅照講師による「農家さんってガンコ!」、そして奈良市高樋町で大和野菜を自農し奈良まちで農家レストランを経営する三浦雅之講師による「大和野菜について学ぶ」の2つの講座には、“大和野菜”に関心がある方、家庭菜園を楽しむ方や専業農家の方など、多くの受講生で賑わいました。 農家さんってガンコ!(杉本講師) 大和野菜について(三浦講師 ●公開講座で根強い人気は考古学や歴史文化です(広陵町は古墳の町) 広陵町のもう一つの顔は、日本で一番古墳の多い町。町文化財保存センター井上義光講師による「巣山古墳の発掘調査」、そして香芝市教育委員会事務局山下隆次講師による「長屋王と葛城北部地域」、また万葉文化館曹咏梅講師による「万葉の歌から北葛城を訪ねてみよう」には、地元の考古学ファンや万葉ファンが教室を埋め尽くしました。 巣山古墳の発掘調査(井上講師) 長屋王と葛城北部地域(山下講師) 万葉の歌から北葛城を…(曹講師) ●畿央大学は「健康」・「教育」に力を入れています! 健康に関心のある方が多い、その証明となったのが畿央大学理学療法学科助教瓜谷大輔先生による「姿勢を正して、健康なカラダをつくろう!」で、最大230名収容の大教室が満員になりました。姿勢が悪いと肩こり、腰痛、手足のしびれ、頭痛などすべてに影響します。好きな音楽を聴いたり演奏したりすると、血管機能や生理器官、心の安定に効果があると説く現代教育学科准教授坂本暁美先生による「今こそ音楽!」も音楽室が溢れんばかりとなりました。 姿勢を正して…(瓜谷講師) 今こそ音楽!(坂本講師) また、人間環境デザイン学科教授佐藤昌子先生による「水の力、光の力」、健康栄養学科教授森友彦先生の「畿央大学発健康スィーツが全国デビュー」、看護医療学科助教目良宣子先生の「ひきこもる若者の理解と対応」の畿央大学らしい多彩なテーマの講座も人気を博しました。 今回外部講師として講義していただいた9名、畿央大学教員5名の14の公開講座の延べ受講者数は約900名、倍巖師の基調講演を含めると約1,250名以上となります。昨年度第1回目フォーラムの2~3割増の聴講者のみなさんが来校していただき、ありがとうございました。 受講後アンケート結果においては、「共感できる内容で、いつも楽しみに受講しています。」「学生時代にかえったようです。」など、リフレッシュな公開講座として地域のみなさんに受け容れられていることが窺えました。倍巖師の言葉どおり、畿央大学をはじめとする学校法人冬木学園も地域のみなさんに支えられ生きており、これからも志高く発展し続けてまいりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。(合掌) /p
2010.09.01
サマースクールが始まっています。-短期語学留学・異文化体験実習報告3-
短期語学留学・異文化体験実習報告の第3弾が届きました!! 全員元気で、サセックス大学でのサマースクールに参加中です。初日の様子を報告します。 朝9時に集合後、他の国からの参加者と一緒に、オリエンテーションが始まりました。スペインから来た先生たちのグループや、日本の大学のグループ、他にも個人でチェコや中国などからの参加者もいます。 オリエンテーションでは、授業のことはもちろん、安全面や生活上の細々としたことなどを説明されます。情報量が多いうえに多岐にわたっているので、大事なことをメモするだけでも大変です。これから3週間の生活にとって大事なことばかりですから、みんな必死で耳を傾け、メモを取っています。 その後、大学のスタッフにより、大学内を一通り案内してもらいます。サセックス大学は広くて、構内にバス停が何か所もあるくらいです。緑が多く、カモメやリスなどもいる構内は、散歩にも最適です。 大学内の案内が終了した後、いよいよ、サマースクールが始まります。最初は、文法問題と英作文、面接の3種類があるプレイスメント・テストです。このテスト結果によって、クラスが分けられます。試験を前に、みんな、真剣な面持ちに変わりました。 試験が終わると、ランチタイムを挟んでいよいよ授業が始まります。授業は9時から夕方4時頃まで。夜は9時頃まで明るいこの時期は、授業終了後も様々な活動ができます。授業終了後だけでなく、週末などにも、大学が用意したさまざまなソーシャル・プログラムに参加することができ、教室だけでなく、いろいろな場所で英語とイギリス文化などを学びます。 教育学部 竹下幸男
2010.08.31
建築設計製図の講評会が行われました!!
8月5日に建築設計製図の講評会が行われました。建築設計製図は、3回生の建築まちづくりコースの必修科目です。 履修しているほとんどの学生が建築士を目指しています。 今回の課題は、大学の敷地の一部を使った「学生センター」でした。本学でゼミ室や教室が少ないという現状を打開してくれるような案を、ということで出された課題です。 3回生にとってこれが初めての大規模な建築の課題でした。愛着のある大学の施設の一部ということで、気合いの入った作品が多いような印象を受けました。 細長い直方体を組み合わせたようなものや、外はまっすぐの壁に囲まれているのに、中に入るといろいろな立方体のボリュームが組み合わさったようなものや、みなさん使い方のみならず、デザインにこだわり、設計してくれました。 優秀作品は、ブログや学内の掲示により紹介されます。 お楽しみに!!
2010.08.31
畿央大学協力による「第11回えほん展なら」が開催されました。
財団法人奈良県教職員互助組合主催、奈良新聞社企画運営による「えほん展なら」は、今回で11回目を数えます。奈良県北和地域で先行して開催される「絵本ギャラリー」に続いて、中南和地域で開催する奈良県内では最大級の絵本展示イベントとして定着しています。 第11回えほん展ならは、2010(平成22)年8月27日(金)~29日(日)の3日間10時~17時まで、畿央大学食堂棟すべてを使用して、昔懐かしの絵本から話題の新刊本まで約2,000冊の絵本が常時展示されました。初日の27日は主催者である奈良県教職員互助組合和田清鷹常務理事の挨拶、近くの真美ヶ丘第二小学校付属幼稚園児らによる、くす玉割りのオープニングセレモニーの後、待ち望んでいた幼児と保護者らが一斉に入場し、「展示コーナー」「読み聞かせコーナー」「手づくりコーナー」など、猛暑にかかわらず広い各コーナーも満員の盛況でした。 幼稚園児らによるオープニングセレモニー おはなし劇場は満員です 今年は平城遷都1300年祭が奈良市の平城宮跡を主会場に開催されている記念の年であり、本展でも新企画として「1300年後に残したい絵本」を新設展示。(出版社・書店・絵本愛好家による「1300年後に残したい絵本50冊」アンケート結果による絵本コーナー。) 好きな絵本を自由に手にとって 自分だけの1冊の絵本づくり 会場外の入口にも大きな手作り看板がおいでおいでしてます。 畿央大学生ボランティア(受付) (会場内の案内や読み聞かせ) 毎年開催される「えほん展なら」では、連日10数名の畿央大学の学生ボランティアがお手伝いしています。子どもが大好きで将来幼稚園や小学校の先生をめざす教育学部の女子学生が多数参加するのも、このイベントの特徴で畿央大学の学生にとってもいい体験になっています。 (お知らせ)健康栄養学科教授金内雅夫先生の奥様、金内規巳子さんが絵本作家デビューされ、「カブーのちいさなあおいほし」(文:かなうち きみこ 絵:すずき じゅんこ)を出版されました。“第11回えほん展なら”にも展示。シャープの産業医として勤務する傍ら、頑張って働くおとうさんを応援する意味をこめて、親と子のための物語として書かれています。みなさんも一度手にとって読んでみてくださいね。
2010.08.31
第5回パッククッキング講習会(家庭版真空調理)を実施しました。
パッククッキングとは、ポリエチレン袋の中に切り分けた具材と調味料を入れ密封し、これを電気ポットの中のお湯に短時間入れておくだけで調理できるという、誰にでもできる簡単調理方法です。畿央大学では、健康栄養学科教授浅野恭代先生が講師となって毎年夏と冬に行っているもので、今回は平成22年8月28日10時~13時まで、30代から70代の幅広い年齢層の受講生19名が参加して開講しました。 最初にパッククッキングの要領説明 料理が苦手、調理する時間がない、一人暮らしや夫婦だけでは少量調理が面倒、あるいは専門介護員やケアマネージャーとして活躍している方が生活支援される一つの教材としても、とても重宝する調理方法です。今回の献立は、中華がゆ、夏野菜の酢豚、海老チリサラダ、酸辡湯(中華スープ)の4品で、猛暑が続く夏バテ防止メニューです。ご家庭で料理慣れた方々ばかりですので、みなさん手際がよく時間内に完成できました。毎回そのときどきに合ったメニューを紹介していますので、今回で5日目となり手持ちのメニューレシピも豊富になってきています。受講生のみなさんは知らない方同士でもすぐにお友達になられ、和気合いあいと料理とともにお話もはずんでいたようです。 浅野先生が班ごとに指導 学生スタッフも付いて レシピどおりに作ります こんなにおいそうに、できました!
2010.08.30
住環境設計製図の講評会が行われました!!
8月6日に住環境設計製図の講評会が行われました。住環境設計製図は、2回生の建築まちづくりコース、及びインテリアデザインコースの必修科目です。 履修しているほとんどの学生が建築士とインテリアプランナーを目指しています。 今回の課題は、週末住宅(別荘)と一戸建て住宅でした。 一人一人、自分の図面と模型をならべ、5分程度のプレゼンテーションを行った後、先生方から批評を受けます。 2回生にとっては、初めての建築設計の授業での講評会だったため、緊張しながらプレゼンテーションをしていました。 優秀作品は、ブログや学内の掲示により紹介されます。 お楽しみに!!