すべての新着情報一覧
2010.08.02
健康栄養学科2回生ヘルスチームが作った22年度"ヘルシー☆プレート"が学食に登場!
ヘルシーで低カロリー、夏バテ予防のお昼のランチが限定50食で学食に1日デビュー!! 奈良県健康増進課の依頼で県下4大学(畿央大学、奈良女子大学、帝塚山大学、近畿大学)で結成する大学ヘルスチームの、本学事業の一つである「学食でのヘルシーメニューの提案」が形となって実現しました。 昨年21年度は今年1月28日に"ヘルシー☆プレート"第1号が学食デビューしており、丁度6か月後の2010(平成22)年7月22日に第2号が夏バージョンでのデビューとなりました。(指導教員:北田学科長、浅野教授) 【関連記事】 下宿生のためのクッキング教室 https://www.kio.ac.jp/information/2010/07/post-284.html 「SATシステムを利用した食事バランス講座」を開催! https://www.kio.ac.jp/information/2010/06/sat.html 平成22年度ヘルスチームの歩み"下宿生説明会" https://www.kio.ac.jp/information/2010/06/post-275.html 昨年21年度"学食ヘルシー☆プレート"発売 https://www.kio.ac.jp/information/2010/01/1-1.html
2010.07.30
関西中央高校応援プロジェクトがすすんでいます
今年度から『関西中央高校応援プロジェクト』が始動しています。このプロジェクトは、本学が同じ冬木学園の関西中央高校のアスリートコースの部活動(野球、ソフトテニス、剣道)に対して、理学療法や栄養、メンタルサポート等を本学の各専門分野が支援しようという試みです。5月に大学の教員と高校のクラブ監督・部長との会議を行い、活動計画を検討し、6月には、テーピングの指導とメンタルサポートをすすめるための心理テストなどを実施しました。 そして、7月9日、関西中央高校のカトレアホールで、健康栄養学科講師の喜多雅子先生による『関西中央高校応援プロジェクト"スポーツ栄養学講座"』が開講されました。関西中央高校の体育部の生徒を始め教員や保護者の方々約150名が熱心に講座に聞き入りました。 今回の講座では、「夏を乗り切るための食事と水分補給」をテーマに、食事の重要性や正しい水分補給についての身近な話を織り交ぜ、生徒にも分かりやすく、興味深いお話をしていただきました。 スポーツにおいて最大限のパフォーマンスをするためには食事がいかに重要か、栄養摂取はどのようなタイミングがいいのかなど専門的な内容から、これから迎える夏を乗り切るための食事の工夫や正しい水分補給についての具体的な実践例まで詳しくお話していただきました。 講座終了後、関西中央高校の生徒たちは「早速今日から実践しよう!!」とはりきって部活動に向かいました。とても分かりやすい喜多先生の講義に生徒や教員、保護者も引き込まれ、今回の関西中央高校応援プロジェクトは好評を博しました。このプロジェクトの成果が、関西中央高校の各部活の今後の発展と高校生自身の成長につながることが楽しみです。
2010.07.29
充実したキャンパスライフを過ごす学生に密着取材!!
今回は、健康栄養学科の2回生カイノシ(ニックネーム)のキャンパスライフを覗いてみました。 火曜日は、3~5限まで食品衛生学実験がありました。実験テーマは「飲料水の水質調査」。学生が各自の自宅から水道水を持ってきて、自分たちが普段飲んでいる水の硬度を測定しました。実験を終えたカイノシは、「各地域で水質が異なり、普段飲んでいる市販の飲料水とも比較できた。実験はいつも新しい発見が多い。」と目を輝かせていました。 また、カイノシは、木曜日に行われているへルスチームのプロジェクト『下宿している新入生の食生活支援』にも参加しています。この日は、新入下宿生のためのクッキング講習会を行いました。そこで、彼女にインタビュー!! Q1:カイノシは、なぜこのプロジェクトに参加したの? A:料理が好きで、みんなと食事することが好きだからです。さらに他学科の学生とコミュニケーションがとれることが楽しそうだったからです。 Q2:今回、このプロジェクトで一番大変だったことは? A:下宿生の栄養バランスを考慮した献立作成です。何度も栄養価計算をやり直し、試作を繰り返しました。 Q3:最後に感想は? A:今回初めて料理をした下宿生が料理が楽しい、また作りたいと言ってくれたので、とても嬉しいです。より一層勉強に励んで、絶対管理栄養士になります!
2010.07.29
畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー(基礎編)を開催しました。
2010(平成22)年7月24日(土)、25日(日)、「平成22年度 畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー 基礎編」が開催されました。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を中心として、全国から約200名もの多くの方々に参加していただき、改めて脳科学(Brain Science)とそれを基盤にしたリハビリテーション介入であるニューロリハビリテーション(Neurorehabilitation)への関心の高さを反映していると考えます。 今回は「基礎編」であり、ニューロリハビリテーションの基礎となる脳の構造や機能について、知識を深めることが目的でありました。開催時には、各講座の担当講師によって作成された全180ページにわたる資料を参加者に配布し、それをもとに講座が進められました。1日目は、脳の発生、脳幹、皮質下および辺縁系について、そして2日目は、大脳基底核と小脳、後頭葉・側頭葉、頭頂葉、前頭葉について説明がありました。その後の質疑応答については、今回一般的な形式はとらず、代わりに各開催日の最後にテーブル討議の時間が設けられました。講師および畿央大学大学院生が教室全体を巡回し、討議および質問に答えるという形式を採用し、積極的な討議、質問を頂きました。 1日目の講座終了後は、学生食堂にて懇親会が開催され、約100名の方がセミナーに引き続き参加されました。懇親会においても、和やかな雰囲気の中、活発な意見・情報交換が行われ、参加者間の関係も深めることができました。本年度より、「基礎編」、「応用編」、「臨床編」、「実践編」と複数回にわたってセミナーを開催いたします。その内容は、基礎から実践まで系統的に学べるプログラムを構成しており、セラピストとしての知識・技術の向上を目的とするとともに、セラピスト教育に携わっている教育研究者に対し情報提供することにより、その内容を教育に活用していただくことも目的としております。そしてこれらのセミナーを通じ、多くの方々に参加していただき、脳科学の知識に基づいたニューロリハビリテーションを様々な場所で展開して頂きたいと考えます。そして、一つのチームとして協力して発展していけるように、私どもも日々研鑚し、畿央大学から情報提供を続けていきたいと考えております。
2010.07.28
クラブ活動などにおける応急手当の講習会を実施しました。
7月23日(金)18時~、E棟3階多目的室にて、クラブの代表者40名を対象に、「RICE処置・三角巾の使い方・体位保持法・熱中症について」と「AEDを用いた応急手当の行う講習会」を開催し、健康支援センターの上田依子先生から講習を受けました。 速やかな通報・救急体制は、傷病者の生命を救うためにも大切なこと、スポーツクラブ中一番多い怪我の捻挫・靭帯損傷時のRICE処置・三角巾の使い方についてお話ししていただきました。学生たちは、上田先生からの質問に答えながら、三角巾の使い方などを学び、つづいて、心肺蘇生・AEDについても実習しました。 多くの学生たちに応急処置や心肺蘇生法を学ぶ機会を提供することで、クラブ活動などでの対応だけでなく、家庭や地域の安全性の向上にも貢献できると思います。今後も計画的に開催していく予定です。
2010.07.27
Kids(幼児教育研究クラブ)復活!
昨年はすこし休憩気味だったKids(幼児教育研究クラブ)。今春卒業した1期生の先輩達の精力的な活動を受け継ぐことが少し荷が重かったのか・・・。「やろう!」という気持ちはありながら活動に移すことができない1年を過ごしてきたようです。 今年からは、計画を見直し、自分達のできることから少しずつ取り組みを始め、活動が波にのってきています。 4月からの壁面制作は4点目になり、現在、8月号が完成しました!↓ 他にも学外からの依頼を受け、ペープサートをつくったり、移動式のペープサートの舞台をつくって公開の準備をしたりしています。活動日は木曜日の5時間目で、日によってはなかなか部員が集まることができず、苦労することもありますが、地道に少しづつ実践力を身に付ける活動を続けていきたいと考えています。 関心のある人は、美術実習室をのぞきに来て下さいね♪
2010.07.26
ベッドサイドで起きている倫理的問題を考えました≪看護医療学科≫
看護医療学科3年生必修科目「看護倫理」は、看護実践において、患者中心の看護が倫理的配慮のもとに行われているか否かを判断できる能力を養うことを目的としています。 学生は、身近に経験した倫理的問題(基礎看護実習、アルバイト先の先輩後輩の関係、友達関係等)について、プレーンストーミング、KJ法、ロールプレイング等を重ねながら検討し、その結果を発表することによって、他者が経験した倫理的ジレンマを共有しました。 7月22日(木)の最終回の授業では、済生会中和病院看護副部長の渡邉フサ子先生にご講義いただき、看護倫理を学ぶ意義、看護師が経験する倫理的ジレンマ、現場での倫理問題のサポートシステムについてお話しをいただき、現実としてベッドサイドで発生する倫理問題を考える機会となりました。例えば「おじいちゃん、どこに行くんですか?」という看護師の声かけや、「○○さん、産婦人科診察室にお入りください」と放送するなど、その方の人権、人間としての尊厳が擁護されていないことについて、先生ご自身の手書きイラストで問いかけてくださり、絵から伝わるやさしさが印象に残りました。 生命、家族、人間などの価値観が多様化する現実を踏まえ、医療は、病者の悩みに応えるべく社会から信託された責務であることを認識して、9月から始まる臨地実習では倫理的感性をさらに磨いて欲しいと思います。 看護医療学科 伊藤明子
2010.07.24
下市商工会 新製品開発プロジェクト
人間環境デザイン学科ではさまざまな産学連携事業に取り組んでおります。 先日、奈良県吉野郡の下市商工会から新製品開発のプロジェクトへの参加依頼があり、加藤研究室を中心に動き出しました。下市町の特産品は三宝と割り箸です。古く南北朝時代(1336~1392)から続いている伝統産業です。まずは卒業ゼミ生5名とともに、7/16(金)下市町にある三宝製作所と割り箸製作所の2か所を見学してきました。 社長自ら三宝台座に切り込みを入れています。 三宝の台座部分の接合は桜の樹皮を巻いて取り付けます。 彌栄さんがやってみましたが簡単にはいきません。 ←三宝の組み立て作業。 すべて手作業のため時間がかかります。 ←割り箸をカンナ掛けして仕上げ作業中 我々の握り具合に合わせてMy箸を作っていただきました。 今後、卒ゼミ生にもアイデアを出してもらい新製品につなげていきたいと思います。今後の下市プロジェクトに期待して下さい。
2010.07.23
2010年8月27日(金)~29日(日)畿央大学協力による、「第11回えほん展なら」が開催されます。
財団法人奈良県教職員互助組合が主催する『第11回えほん展なら』が、2010(平成22)年8月27日(金)~29日(日)の3日間(朝10時~午後5時まで)、畿央大学食堂棟において開催されます。畿央大学は子どもたちの情操教育に協力しています。 以下、えほん展の内容をご紹介します。【展示絵本コーナー】お父さんやお母さんたちが子どものころに読んだ懐かしの絵本から話題の新刊本まで、約2,000冊の絵本を常時展示。 【えほんの読み聞かせ】スタッフのお姉さん、お兄さんが読み聞かせをしてくれます。 【手づくりコーナー】10:30-12:00 13:00-16:00世界でたった一つしかない、自分だけのオリジナル作品づくりを体験できます。 【おはなしげきじょう】11:30-12:00 15:00-15:30ひょうしぎが鳴ったら紙芝居や手あそびの始まりです。 【えほん展クイズ】絵本をたくさん読んで、クイズに答えよう! 詳しくは、奈良新聞社ホームページ内「第11回えほん展なら」をご覧ください。
2010.07.23
アメリカにおける障害児教育についての特別講義が行われました。
7月14日に教育学部の授業「臨床心理学概論」内での公開授業として、カリフォルニアのシリコンバレーに在住し、スペクトラムビジョンズ社のCEOである久保由美さんによる特別講義が行われました。 1989年に渡米した久保さんは、その後生まれた息子である渡君が1歳の時に重度の自閉症と診断された後、様々な療育を行ってきました。 その経験を活かして、2008年をスペクトラムビジョンズを起業、専門家と共同して開発されたiPhoneアプリ「Voice 4 U」は自閉症児の会話補助用具として世界中(7月現在でなんと21カ国!)の方々に利用されています。 特別講義では、渡君やアメリカの大学で舞台芸術を学んでいるお姉さんの香穂さんも登場。 渡君による日本語と英語のスピーチが披露されました(診断された当初は話すことは期待できないと医師に言われていたそうです)。 久保さんからは「アメリカにおける障害児教育の例」と題して、実際の学校の様子を収めたビデオを見ながら、最近日本でも普及しつつあるIEP(個別指導計画)の実践例や子どもの成長を数量的に評価する手法などを紹介されました。渡君の場合は、担任やスピーチセラピストだけでなく、保護者、さらには掃除のスタッフまで、彼に関わる全ての人が実際に評価者として関わり、その成長を支えてきたのだそうです。また教える側の都合をただ押しつけるのではなく、子どもの特性やニーズに沿ってプログラムを組み立てていくことの大事さも伝わる授業でした。 (さらに…)