2025.03.05
令和6年度在外研究報告会を開催しました。
畿央大学では、教育研究水準の向上、国際交流の進展、若手研究者の育成等を目的とした在外研究員制度があります。
コロナ禍もあってしばらく途絶えていましたが5年ぶりにこの制度を利用し、理学療法学科 松本大輔 准教授がフランスのトゥールーズ大学病院にて、令和5年4月~令和6年3月末まで研究活動を行われました。2月27日(木)に在外研究報告会を実施し、約30名の教職員が参加しました。
冒頭、学術振興委員長の東教授からご挨拶として松本准教授の紹介と在外研究の制度についてご説明いただきました。
健康科学部 理学療法学科 准教授 松本 大輔
在外研究期間:令和5年4月1日~令和6年3月31日
研究実施場所;トゥールーズ大学病院、老年科、加齢研究所(Institute of Aging, Gérontôpole, Toulouse University Hospital)
研究課題名
「機能的能力低下における内在的能力と環境要因との関連および相互作用」
松本准教授からは研究の背景や目的の説明があり、渡航先のトゥールーズ大学・指導教員等の紹介がありました。
松本准教授は介護予防や健康増進に関する研究をされています。トゥールーズ大学病院では、老化と加齢関連疾患への生物学的研究に焦点を当てたINSPIRE(INStitute for Prevention healthy agIng and medicine Rejuvenative)という研究プロジェクトに関わられており、多くのセミナー・共同研究・国際学会・研究者交流などに参加され、充実した研究活動が行われていたことをご報告いただきました。
質疑応答のあと、健康科学研究科長の植田教授から講評をいただきました。
フランスでの研究成果が、今後の本学での教育・研究活動に還元されることを期待しています。