卒業生の方へ
2023.12.20
【開学20周年記念】12/2(土)看護医療学科特別講演会「看護におけるリフレクション」を開催しました。
畿央大学開学20周年記念イベントとして、2023年12月2日(土)13時より、日ごろから臨地実習にご協力をいただいている指導者、卒業生、および元教員を対象に、第1部看護医療学科特別講演会、第2部グループワーク(もしくは卒業生交流)、そして第3部情報交換会を開催しました。 臨地実習指導者研修会はコロナ禍以前には毎年開催していましたが、ここ数年は開催を見合わせていました。今回は臨地実習指導者研修会も兼ねた対面での久しぶりの開催となり、教員一同でおもてなしを尽くしました。 第1部は順天堂大学保健看護学部教授の東めぐみ先生を講師として「看護におけるリフレクション」についてご講演いただきました。 ナイチンゲールの「看護はScienceでありArtである」という言葉で始まった講演では、「看護実践を言葉にする大切さ」についてお話がありました。東先生は看護師が自らの実践を語らない理由の一つとして、看護実践の成果がわかりにくいことを挙げられました。そこで、実践の経験から学ぶために「看護実践を語る会」を持ち、看護実践の語り手と聴き手による「実践経験を振り返り吟味する」リフレクションの機会が大切であることをお話しいただきました。そして、常に自らの実践を振り返り、「それで良かったのか」と探求を続ける看護師は「省察的実践家」であり、このような実践家が今の時代には必要であるとも教えていただきました。 また、フロアから「聴き手のあり方」について質問がありましたが、先生は「語る人の語りを妨げないことを心がけている」と応答されました。当たり前のようですが、先生の温かささえ伝わってくるその応答に会場が大きく同感する様子が伺えました。 第2部はその雰囲気を保ったまま、グループワークを行いました(卒業生は基礎看護学教員との交流会に参加しました)。 指導者と教員から成るグループに分かれ、お茶とお菓子を持ち寄ってテーブルを囲み、自らの看護実践を語り合いました。各グループでは一斉に語りが始まり、それぞれが一心に語り手に耳を傾けました。 時間はあっという間に過ぎ、語り足りない、聴き足りないという参加者は、そのまま第3部の情報交換会へと続き、各テーブルはいつまでも暖かい空気に包まれていました。東先生のご講演によってこのような語りの場が持てたことはとても貴重な経験となりました。 実習学生や新人看護師の聴き手になることが多い中堅看護師やベテラン指導者も、この日ばかりは自身の看護体験を語ることができ、「参加して良かったです」と感想を述べられていました。そして、教員はその語りをありありと情景を掴みながら追体験できたと思います。膝をつき合わせて行うグループワークの良さをようやく取り戻せたようで嬉しく思います。 畿央大学開学20周年の節目となる今回のイベントを通して、看護経験を語ることの大切さを学生に伝え、指導者とコミュニケーションを図りながら臨地における教育目標の方向性を同じくすることに努めていきたいと改めて思いました。 【関連リンク】 畿央大学開学20周年特設サイト
2023.12.15
【開学20周年記念】11/25(土)現代教育学科記念講演&シンポジウム「デジタル社会の教育改革」を開催しました。
2023年11月25日(土)13時より冬木記念ホールにて、畿央大学開学20周年記念イベントとして、第1部の記念講演と第2部のシンポジウムを開催しました。一般参加71名、卒業生16名、在学生17名、教職員30名の134名が出席しました。 現在、教育の現場では、デジタル社会の中で主体的に生きていくことのできる資質・能力の育成をめざした取組が進行中です。畿央大学においても、数理・データサイエンス・AI教育や次世代教育センターの設立などが進められ、教育学部では、2023年度より中高数学教員免許課程が新設されました。 今回の記念講演&シンポジウムは、開学20周年を迎え、これからのデジタル社会における教育についての知見を深める機会として実施しました。 第1部は、オリィ研究所代表取締役所長の吉藤オリィさんによる「教育形態の変化と可能性」をテーマとした記念講演でした。奈良県出身で、分身ロボット「OriHime」や分身ロボットカフェなどで有名なロボット研究者オリィさんが、どのようにロボット研究に歩まれてきたのかを、ユーモアも交えながらお話しいただきました。 「人類の孤独の解消」を研究テーマとするオリィさんのお話の中で、人との出会いがオリィさんの生き方に大きな影響を与えてくれたこと、寝たきりであった方が分身ロボットができたからこそ外に出て人と出会う機会が増えたこと、そして最大のご友人である故・番田雄太さんのビデオメッセージなどから、人と人とのつながりが、これからの社会の中で大切になってくることを強く感じさせていただきました。そして、このことは、本学の今後の歩みに大きなご示唆をいただきました。 参加者からは、「OriHimeの誕生過程を知れただけでなく、オリィさんの哲学から今後の生き方を考えさせられました。オリィさん、滅多にない機会をありがとうございました。」「オリィさんのお話は、とても興味津々に聞かせていただきました。特に、人を癒やすのは人間だ、という言葉が印象に残りました。」「オリィさんのOriHime の活動は、これからの日本を支えていく存在だと思います。」「学びが多く、よいイベントだった。心に響く活動内容に共感しました。」などの感想をいただきました。 第2部は、「数学・理科の融合と学習の多様化の可能性を探る」をテーマとしたシンポジウムでした。 我が国の情報教育現場の最前線にいらっしゃる経済産業省商務・サービスグループサービス政策課教育産業室室長補佐の柴田仁志様(文部科学省から出向)からは、「STEAM教育と教育DX」についてのお話をいただきました。柴田様は、教員の働き方改革、男女共同参画にも携わっておられ、多様な学校内外のリソースを活用した新たな「ビュッフェ型の学び」「学校内外のリソースの活用」「日本の金融資産の状況」「教育投資の増加に向けた幅広い教育の方向性」を具体例と共に分かり易く提示してくださいました。 本学の奥田俊詞教授からは「STEAM教育のいざない」と題して小学校・中学校における「物理現象を解決する教材開発」の提案、横弥直浩教授からは「数学と理科の融合の場面」と題して現場経験を基にした探究活動と生きる力の話題提供、藤井克哉講師からは「数理教育の重要性について−自身の研究領域の視点から−」と題して大学における数学、理科の教科横断的な学習の必要性と教員養成の話題提供がありました。 フロアとの意見交流は途切れなく活発に行われ、日本のデジタル教育やそのシステム投資、STEAM教育実践、児童生徒の関心事にアプローチしていく重要性についての話題が中心となりました。 参加者からは、「STEAM教育は採用試験の勉強の際に知った言葉だが、内容はよく知らなかったため、STEAM教育について深くお話を聞くことができてよかった」「IT技術を利用したSTEAM教育の様々な可能性にとても期待している」「立場の異なる視点からの提案により、教育の多様性を感じることができた」といった感想がありました。 講演、シンポジウム終了後は食堂「カトレア」に会場を移し、第3部として講師やシンポジストも交えた懇親会が開かれました。 オリィさん、柴田様とゆっくりと話ができて嬉しかったという感想の他に、久しぶりに会う本学の教員とゆっくりお話ができたこと、カジュアルな空間が良いこと、軽食としては豪華なこと等の感想がありました。 畿央大学開学20周年における教育学部イベントを通じて、今後もより一層、建学の精神のもと、教育の推進に向けた決意を新たにしました。 【関連リンク】 畿央大学開学20周年特設サイト
2023.11.24
【開学20周年】人間環境デザイン学科 大卒業研究・作品展を開催します。
2023年度の人間環境デザイン学科 「卒業研究・作品展」は、本学の20周年記念と合わせた『大卒業展』と銘打ち、初めて大阪で開催します。会場は国指定重要文化財でもある大阪市中央公会堂です。当日は卒業生による55点の作品が展示されます。あわせて在学生による設計演習での優秀作品や、過去の学長賞のパネル展示も予定しています。 どなたでもご参加いただけます。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。 【参考】昨年度の卒業研究・作品展の様子(2022年度) 開催日 2024年2月29日(木)12:00~21:00 ※17:00~19:00は本学科の教員が必ず滞在しています。2024年3月1日(金)10:00~17:00 会 場 大阪市中央公会堂 3F 中集会室 ※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。 アクセス 参加費 無料 問合せ先 畿央大学20周年記念事業係 電話:0745-54-1601 E-mail:20th@kio.ac.jp 畿央大学開学20周年記念事業のご案内 関連リンク 人間環境デザイン学科「2022年度卒業研究・作品展」を開催しました。 人間環境デザイン学科「2021年度卒業研究・作品展」を開催しました。 令和2年度 卒業研究講評会および学内展示会を開催しました。 人間環境デザイン学科「2018年度卒業研究・作品展」を開催しました。 …コロナ前のイベントレポート 人間環境デザイン学科 作品ギャラリー …過去の卒業作品をまとめた特設サイト
2023.10.25
第18期畿桜会(同窓会)役員会・総会・畿央祭同窓会サロンを開催しました。
2023.10.18
【20周年記念】10/21(土)人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」二次審査開催について
全学生各位 こんにちは、人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」事務局です。 表題の件、今週末に開催される第21回畿央祭において、二次審査の公開コンペを開催することとなりました。以下の場所、時間で1次審査通過者によるプレゼンテーションを公開実施しますので、ぜひご参加下さい。 公開コンペに参加して下さった皆さんには、各回の全てのプレゼンテーション終了後、投票に参加いただくことが可能です。 それでは皆さんのご参加をお待ちしております。 日時 10月21日(土)①10時30分~ ②14時~計2回 (各回の内容は同じものです) 場所 L102講義室 参加できる者 学長、人間環境デザイン学科教員および公開審査に参加した人間環境デザイン学科卒業生、大学教職員、全在学生 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」事務局 【関連リンク】 【20周年記念】人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」
2023.10.16
理学療法学科 松本大輔准教授の研究がWebメディア「Wellulu(ウェルル)」に掲載されました。
2023.09.21
同窓会レポート~「健康支援学生チームTASK 卒業生勉強会」を開催しました!
2023.09.19
【開学20周年記念】9/9(土)健康栄養学科卒業生交流会を開催しました。
コロナ禍以来初となる交流会に約130名が集合! 2023年9月9日(土)13時から、畿央大学開学20周年記念イベントとして「健康栄養学科卒業生交流会」を開催しました。全卒業生を対象とした交流会としては2017年の第1回、2018年の第2回に続いて約5年ぶりの開催となります。今回は「健康栄養学科の20年~栄養の未来を考える~」をテーマに、特別講演とデザートビュッフェ付きの情報交換会を行いました。 2007年に卒業した1期生から今年卒業した17期生とそのご家族、退職教員と現教職員をあわせて約130名が一堂に会しました。 まず第一部では、村木悦子教授の司会進行のもと、健康栄養学科の前学科長の北田善三名誉教授と健康栄養学科の松村洋子教授による「健康栄養学科が歩んだ20年」をテーマにした記念講演からスタートしました。 小さいお子さんもいる中で、「避けては通れない話題」と新型コロナウイルスの話から講演がスタート。感染症の仕組みや歴史などをわかりやすく、北田先生らしい軽妙な語り口で説明いただきました。近くのお子さんにも「難しい話でごめんね」と配慮するなど和やかな雰囲気のなか、卒業生にとっては学生に戻って久しぶりに講義を受けているような時間になりました。 もともと健康生活学科健康栄養専攻だったところから健康栄養学科になり、入学定員も増えて3コース制になり…というこれまでの歴史を振り返ったところで、講師を松村先生にバトンタッチ。卒業アルバムなど懐かしい写真と思い出を語りながら、これまでの20年を卒業生・教職員とともに振り返りました。開学1年目から在籍し健康栄養学科のすべてを見てきた松村先生ならではのトークでした。 講演後は学生食堂カトレアに会場を移して、学科主任の永澤健教授のあいさつ、冬木啓子教授の乾杯の発声から「卒業生交流会」がスタートしました。食べるのが大好きな健康栄養学科らしくデザートビュッフェが用意され、テーブルを囲んで旧交を温めました。回数を重ねるにつれて卒業生も大人になり、お子さま連れでの参加も増えてきました。卒業しても気軽に母校に戻ってこられる関係性やアットホームさは、畿央大学の魅力の一つではないでしょうか? 病院、行政、委託給食、大学教員、食品メーカー、卸、フィットネス、ドラッグストア、施設、保育園、自営業など、さまざまな業界で活躍している1期生から17期生あわせて70名をこえる卒業生が集まり、枠をこえて交流を深める機会になりました。 参加者からは 「コロナ禍でなかなか同期でも集まる機会がなかったのでありがたい」 「卒業ぶりに大学に帰ってきた」 「先生にも久しぶりに会えて良かった」 など、喜びの声が多く聞かれました。 お開きの時間になってもなかなかおしゃべりは止まらず、夕方にさしかかったキャンパスに子どもたちの嬌声が響いていました。 開学20年を迎えましたが、畿央大学ならびに健康栄養学科はこれまでの卒業生との絆を変わらずに大切にしながら、卒後教育や同窓会活動を企画していく予定です。 なお、10月21日(土)、22日(日)の第21回畿央祭には事前申込不要、入退場自由でご参加いただけます。お子さま向けの企画もありますので、今回の交流会に参加できなかった方は母校に戻ってくる機会としてご利用ください。22日(日)には畿桜会(同窓会)総会・同窓会サロンも開催いたします。 ご参加いただいた卒業生、教職員、卒業生の皆さま、ありがとうございました。 関連リンク 2023年、畿央大学は開学20周年を迎えます。 10/21(土)・22(日) 第21回畿央祭「跳~ODORU~」を開催します。
2023.09.13
10/21(土)・22(日) 第21回畿央祭「跳~ODORU~」を開催します。
地域最大のお祭り、畿央祭が完全復活! 今年の畿央祭は、4年ぶりに制限なしで開催!事前予約不要、入退場自由で参加できます。コロナ禍で見合わせていた模擬店やよしもとお笑いライブも復活!大人気のこども向け企画やお化け屋敷、ライブパフォーマンスはもちろん、健康チェックコーナーから染物体験まで、家族連れからお年寄りまで誰でも楽しめる企画をたくさんご用意して、皆様のご来場をお待ちしています! イベント 第21回畿央祭 「跳~ODORU~」 開催日時 2023年10月21日(土) 10:00~17:00 2023年10月22日(日) 10:00~16:00 会 場 畿央大学 アクセス方法 ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。 近隣の商業施設等への駐車はご遠慮ください。 同時開催 ウェルカムキャンパス(10/21、10/22) ミニオープンキャンパス(10/21、10/22) 同窓会総会・同窓会サロン(10/22) 最新情報 実行委員のSNSやブログをご覧ください! インスタグラム KIO Smile Blog 吉本お笑いLIVE 10月22日(日)10:40~11:10 モンスターエンジン、フースーヤ、チェリー大作戦の3組が畿央大学に! ※都合により変更になる可能性があります。 模擬店 27団体による模擬店が、2日間キャンパスを彩ります! 出店予定 射的、スーパーボールすくい、バルーン、油そば、たこ焼き、たません、はちみつレモンソーダ&クッキー、ワッフル、餃子、オリジナルグッズ販売、チーズボール、ドーナツ、フランクフルト、チキンナゲット、ホットドッグ、スムージー、フルーツスティック、果物サイダー、ポップコーン、揚げパン&牛乳、チュロス、わたがし、ポテト、チャーハン、化学ジュース等 ※都合により変更になる可能性があります。 模擬店企画マップを見る(PDF) こども向け企画 小さいお子さんでも参加したり楽しめる企画が多いのも、畿央祭の魅力の一つ。 アリーナ(体育館)では小さいお子さまでも楽しめるこども向け企画を、すぐ横にある小体育館ではクラブ・サークル有志による「あつまれ!キッズチャレンジ」を開催!さらに小中学生の方はニューロリハ研究センター主催「運動の器用さにチャレンジしてみよう!」に参加すると、手先の器用さを測定できます。10月21日(土)にはいろんなおもちゃや積み木などに触れられる「子どもたちの遊びと学びの空間へようこそ!」、10月22日(日)には「プログラミングでドローンを飛ばそう」も開催されますので、お見逃しなく! ステージ企画 今年は「中庭野外ステージ」と「冬木記念ホール」の2ステージで、各種団体がパフォーマンスをします。なお、野外ステージでは10月21日(土)限定で誰でも参加できる「ビンゴ大会」も開催されます! タイムテーブルを見る(PDF) 他にも楽しい企画がもりだくさん! 畿央祭名物となりつつある食堂を使った「お化け屋敷」や、キャンパスをめぐって楽しめる「クイズラリー」や「人探しビンゴ」なども予定しています! 地域・一般の方向け「ウェルカムキャンパス」も開催! こども向け企画以外にも健康・栄養チェックコーナーや染色体験、がんや認知症に理解を深めるカフェなどバラエティ豊かな企画を準備しました!畿央祭とあわせてお楽しみください。 ▼画像クリックでPDFが開きます 実行委員長からのメッセージ/テーマに込められた想い 今年度はコロナ禍前の本来の畿央祭のような形で開催できたこと心から嬉しく思います。テーマの「跳る~おどる~」では、新型コロナウイルスにより発揮できなかった自分に秘められているパワーをぶつけ畿央祭を通してひとりひとりが心おどるような挑戦をしてほしいという思いを込めました。 模擬店の出店やゲストなどは、昨年度にはなく、私たち実行委員にとって新しい挑戦であり、来場者の方々、地域の方々にとって心おどるような畿央祭となるよう試行錯誤してきました。 心が飛び跳ねる、わくわくするような第21回畿央祭をぜひお楽しみください! 2023年度畿央祭実行委員長 松山咲新 ご来場の皆さまへ(注意事項) 酒類の持ち込みは禁止します 畿央祭期間中は年齢ならびに学生・来場客を問わず、大学構内での飲酒および 酒類の持ち込み・販売を禁止しております。 ※酒類を所持している方を発見した場合、畿央祭スタッフがお声掛けをする場合がございます。 完全禁煙をお願いします 畿央大学ではキャンパス内および大学周辺道路、住宅地内などでの喫煙、歩きタバコ、吸い殻のポイ捨て等を禁止しています。ご来場の皆様におかれましても、キャンパス内および大学周辺での喫煙をご遠慮いただきますようお願いします。 ごみの分別をお願いします ごみは分別してごみ箱にお捨て下さい。なお、ご家庭からのごみの持ち込みは一切禁止とさせていただきます。
2023.08.21
8/19(土)第17期 第2回畿桜会役員会を開催しました。
2023.08.18
【開学20周年記念】11/25(土)現代教育学科記念講演&シンポジウム「デジタル社会の教育改革」を開催します。
現在、教育の現場では、デジタル社会の中で主体的に生きていくことのできる資質・能力の育成をめざした取組が進行中です。畿央大学においても、数理・データサイエンス・AI教育や次世代教育センターの設立などが進められています。なかでも、本学教育学部においては、2023年度より中高数学教員免許課程が新設されました。 そこで、教育学部では、これからのデジタル社会における教育について知見を深める機会として、開学20周年記念事業を実施します。 前半は、記念講演「教育形態の変化と可能性」を、オリィ研究所代表取締役所長の吉藤オリィ氏に行っていただきます。吉藤氏は、地元の奈良県出身で、分身ロボット「OriHime」の開発者であり、日本を代表するロボット研究者として有名な方で、2021年にはグッドデザイン大賞も受賞されています。 後半は、シンポジウム「デジタル社会の教育改革 -数学・理科の融合と学習の多様化の可能性を探る-」を実施します。登壇者は、経済産業省教育産業室室長補佐の柴田 仁志 氏と本学教員です。特に、柴田氏は、新しい学習指導要領のもとで1人1台端末と様々なEdTech(エドテック)を活用した新しい学び方を実証する経済産業省の「未来の教室」実証事業の担当者です。 教職に就いている卒業生をはじめ、在学生、教育学部教員、さらには、奈良県や大阪府内の先生方の多数の方の参加を心よりお待ちしております。 なお、シンポジウムの終了後に、懇親会も企画しています。是非ご参加ください。 プログラム 開催日 2023年11月25日(土)13:00~17:45(受付12:00~) 第一部 13:00-14:00 記念講演「教育形態の変化と可能性」 【講師】オリィ研究所 代表取締役所長 吉藤 オリィ氏 第二部 14:10~16:00 シンポジウム「数学・理科の融合と学習の多様化の可能性を探る」 【登壇者】 経済産業省教育産業室室長補佐 柴田 仁志氏 畿央大学 教育学部 奥田 俊詞(専門:理科教育) 畿央大学 教育学部 横 弥直浩(専門:数学教育) 畿央大学 教育学部 藤井 克哉(専門:応用数学・統計学) 【コーディネーター】 畿央大学 教育学部 椎名 美穂子(専門:算数・数学教育) 第三部 16:15-17:45 懇親会 卒業生、教育関係者、一般参加者と教職員による懇談を行います。軽食をご用意しますので、お気軽にご参加ください。 会 場 畿央大学 冬木記念ホール R棟1F食堂 畿央カフェ「カトレア」 ※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。 本学へのアクセス 参加費 無料 申込方法 事前予約は締め切りましたが、当日参加も可能です。直接受付にお越しください。 問合せ先 畿央大学20周年事業係 電話:0745-54-1601 E-mail:20th@kio.ac.jp 畿央大学開学20周年記念事業のご案内
2023.08.10
【開学20周年記念】7/23(日)「野村忠宏氏特別講演会」を開催しました。
2023年7月23日(日)13:00より冬木記念ホールにて、オリンピック3連覇を達成した柔道家の野村 忠宏さんをお招きした「特別講演会」を開催しました。野村さんは畿央大学のある広陵町の名誉町民でもあることから、開学20周年を記念した今回の講演が実現する運びとなりました。快晴の夏空にも恵まれ、近隣住民の皆さまを中心に約400名の方にご来場いただきました。また、当日は学生ボランティア15名が受付や場内誘導などに参加協力し、イベントを盛り上げてくれました。 司会は東京オリンピック・パラリンピックで「TOKYO2020MEDスタッフ」としてアスリートを支援した理学療法学科 福本 貴彦准教授(写真右)が務めました。 まず冬木 正彦学長から参加いただいた皆さまに開学20周年を迎えられたことの感謝や、学歌に込められた想いなどが述べられました。 これまでの野村さんの軌跡をまとめたVTR上映のあとは、いよいよ講演がスタート。決して順調ではなかったオリンピック金メダルまでの道のりや目標達成に対するプロセス、努力についてのご自身のお考えを、恩師から受けた影響や経験なども踏まえながらお話しいただきました。 「金メダルを獲得したときの瞬間の喜びと感動は言葉にできない。どんな困難な状況が立ちはだかったとしても、4年後に金メダル獲得をめざしたい」と当時の心境も語っていただき、会場の方々は熱心に耳を傾けていました。時には会場には笑いがあふれ、終始和やかな雰囲気で講演会は進み、最後には「夢中になれるものを探すことで人生に張りが出る。健康に気を付けて、生きがいのある人生を歩んでください」と呼び掛けていただきました。 講演会終了後には、学生ボランティアの代表から野村 忠宏さんへ花束が贈呈されました。 野村 忠宏さん、ご来場いただいた皆さま、当日運営をサポートしてくれた学生ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。 地域に開かれた大学として、今後も地域の皆さま向けに公開講座やイベントを開催していく予定です。畿央祭(学園祭)も入場制限などの制約を外して10月21日(土)・22日(日)に開催予定ですので、ぜひご参加ください。 【関連リンク】 畿央大学開学20周年特設サイト
2023.08.10
7/29(土)ニューロリハビリテーション研究センター主催「リハビリテーショントークセッション」を開催しました。
2023.06.30
【開学20周年】6/25(日)橿原市吹奏楽団ファミリーコンサート in 畿央大学を開催しました。
2023年6月25日(日)、畿央大学冬木記念ホールにおいて橿原市吹奏楽団を招いて畿央大学開学20周年記念イベント「橿原市吹奏楽団ファミリーコンサート in 畿央大学」を開催しました。 橿原市吹奏楽団は、1973年に橿原市内の吹奏楽愛好家たちによって立ち上げられた50年の歴史がある由緒ある楽団です。団員は10代の高校生、働き盛りの40~50代、リタイアされた方まで幅広い年代の方々で構成されています。6月初旬に募集を開始してから1週間足らずで満員御礼となり、当日は広陵町内や近隣地域から500名近い来場をいただきました。 また当日は在学生ボランティア16名が受付や場内誘導などに運営協力し、イベントに華を添えてくれました。 開催に先駆けて冬木正彦学長から、開学20周年を迎えられたことの感謝や、生の演奏を肌で感じることの大切さが述べられ、「大きくなったら畿央大学に来てくださいね」という言葉には会場からは笑いがあふれるなど、ファミリーコンサートにふさわしいスタートとなりました。 前半の部は橿原市吹奏楽団による単独公演で、「宇宙戦艦ヤマト」「白雪姫セレクション」など小さいお子様から高齢者の方まで様々な年齢層に合わせた楽曲を演奏いただきました。 休憩をはさみ、後半の部では本学の吹奏楽サークル(Piu a poco)と吹奏楽団とのコラボレーション演奏が実現しました。 コロナ禍の影響で実は吹奏楽サークルとしては初めての活動がこの大舞台となりましたが、練習を積み重ね、MCにも挑戦して会場を大いに盛り上げました。 「ダンスホール(Mrs. GREEN APPLE)」や「ジャンボリミッキー」、「鬼滅の刃メドレー」など最近話題になった楽曲やアニメソングが選曲され、馴染みのある音楽が流れると、会場のあちこちで子どもたちの元気いっぱいの掛け声や音楽にあわせて踊る姿がたくさん見られました。 鳴りやまない拍手にこたえる形でのアンコールは、吹奏楽の定番曲「宝島」と「翼をください」の2曲。最後の「翼をください」では、吹奏楽の演奏に合わせて来場者全員で合唱し、音楽を通して会場内が一つになる瞬間が感じられました。 演奏終了後には、吹奏楽サークルの代表から橿原市吹奏楽団へ花束が贈呈されました。 橿原市吹奏楽団のみなさま、吹奏楽サークルのみなさん、当日運営をサポートしてくれた学生ボランティアのみなさん、ありがとうございました。 ファミリーコンサートに引き続き、開学20周年記念イベントとして、7月23日(日)に柔道史上初、また全競技を通じてアジア人初となるオリンピック3連覇を達成した野村忠宏氏をお招きした特別講演(参加費無料、7/5事前予約受付開始)を開催しますので、ぜひご参加ください。 ▼橿原市吹奏楽団、吹奏楽サークル、ボランティア学生と冬木学長で最後に記念撮影! 【関連リンク】 畿央大学開学20周年特設サイト 【申込ページはこちら】広陵町名誉町民 野村忠弘氏特別講演会「折れない心」
2023.06.22
【20周年記念】人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」
建築家のルイス・カーンは、学校について次のような言葉を残している。 「1本の樹の下で語り始めた人の、話を聞きに人が集まる―それが学校の起源である」 そこには建築はなく、話し手と聞き手が集う場所、空間があるのみである。しかし、1本の樹は人々の活動を促し、そしてその活動を包み込むような空間を確実につくりだしている。対話や教育は、そんな素朴であるが快い場所から始まる。 今回のデザインコンペでは、開学20周年を迎えた畿央大学において、あらためて学びの空間を考えてほしい。普段の学生生活においてあたりまえの様に享受しているキャンパス空間を見つめ直し、そこに潜む問題や可能性をまずは発見する。そしてそこから、様々な活動やコミュニケーション、対話、教育、安らぎを生み出すような、新たな学びの空間を創出してほしい。 さらにそうした空間を、学生自らの手でつくることを前提に提案してほしい。与えられた空間ではなく、自ら必要な空間を考え、自らその空間をつくり出す、これを実践してほしい。セルフビルドの利点を活かすならば、維持管理や改造を将来の学生たちが自ら行うことを視野に入れることも可能であろう。これにより、大学空間はより学生のための場所として、すなわち「みんなの学び舎」として持続し成長していくだろう。 畿央大学の次の時代を見据え、大学での学びを豊かにするような学び舎を提案してほしい。 素朴であるが革新的なアイデアを期待している。 学内コンペ募集要項 応募者情報資料 質疑応答 【関連リンク】 10/21(土)人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」二次審査開催について
2023.06.13
6/11(日)畿央大学開学20周年・畿央大学付属広陵こども園開園記念式典・シンポジウムを開催しました。
2023(令和5)年6月11日(日)、冬木記念ホールにおいて、13時から「畿央大学開学20周年・畿央大学付属広陵こども園開園記念式典」、14時から「畿央大学開学20周年・畿央大学付属広陵こども園開園記念シンポジウム」を行い、総勢300名弱の方にご参加いただきました。 「記念式典」には、本学教職員・学園関係者・学生・卒業生の他、来賓として行政関係、大学、高等学校、関連企業の方々のご出席を賜りました。 冒頭の畿央大学アカペラ部「ADVANCE#」による学歌斉唱に引き続き、冬木智子名誉学園長の動画で建学の精神「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」を振り返りました。 冬木正彦学長の式辞では、原点に立ち返り、自身の経験と建学の精神に触れられ、畿央大学付属広陵こども園と共に将来の展開と皆さまへの感謝の気持ちが述べられました。 引き続き、健康科学部長の植田政嗣、教育学部長であり畿央大学付属広陵こども園園長の前平泰志が挨拶をしました。 ご来賓を代表して山村吉由広陵町長から、広陵町における就学前教育の整備とさらなる包括連携の強化を期待しています、とのご祝辞をいただきました。 その後は、本学職員(人間環境デザイン学科4期生)による「大学開学20年のあゆみ(スライドショー)」と、畿央大学付属広陵こども園副園長による「畿央大学付属広陵こども園紹介(動画)」で、式典は閉会となりました。 14時からは、幼児教育施設や子育てに関心のある一般の方も加わり、「子どもの世界から見えてくるもの」と題して「記念シンポジウム」が行われました。 本シンポジウムでは、幼児教育にさまざまな方面で活躍している4名を登壇者としてお招きしました。前半はご自身の活動についてお話いただきました。 齋藤美和氏(しぜんの国保育園 園長) しぜんの国保育園は東京都町田市にある社会福祉法人東香会が運営する認可保育園であり、にぎやかな街並みから少し離れた場所にある当園は、「small village」という愛称があります。 園の特色として「すべてが子ども中心」という理念から始まっており、子どものやりたいことを優先してその日のスケジュールを決め、子どもたちの「今」を尊重した保育を実践しているとお話しいただきました。 岡本麻友子氏(森のようちえんウィズ・ナチュラ 代表) 森のようちえんウィズ・ナチュラは天理市内のキャンプ場にて、年間を通して野外での保育を実践しています。 雨の日でもカッパを着て外で活動を行って雨の日しかできない遊びを行うことで自然の中での体験活動を大切にしています。また、季節の行事やイベントを大切にし、誕生日であれば、誕生月の子を想いながら採ったものを木でできたケーキに飾り、その時だけの特別なケーキを作っています。 「自然保育はやり方ではなく在り方」であり、それを考えることが大事であるとお話しいただきました。 阪田隼也氏(リーベ式運動遊び) 「こどもがこどもを満喫できる環境づくり」を大事にしており、跳び箱やマット運動などの技術練習を並んで順番を待ち、一人ずつ行う指導スタイルではなく、とにかく動き続けることがリーベ式運動あそびの特徴の一つであり、子どもたちが不安や緊張を感じることなく自然と動き出せることを重要視しています。 「楽しい先にこそ育ちがある」と考え、今できることを大人も一緒に楽しんでほしいとお話しいただきました。 小泉昭男氏(造園家) 「答えより問いを探して」との考え方から、草木や虫、鳥などの自然環境を子どもたちが楽しく学んでいけるように、子どもの視線や感覚にもとづいて、園庭づくりをされています。 園庭を通して季節を感じ、生き物に出会うこと。五感を研ぎ澄まし、そこから得た経験が、その後の育ちや学び重要であること。子どもたちにとって、管理された環境よりも、多様性のある自然が保証された遊びの場こそが子どもの心や体を豊かに育んでいくとお話しいただきました。 後半は、会場からの質疑応答・ディスカッションが行われ、子どもに対しての大人のあり方について、意見が交わされました。 外から見ると参加していないように見えても、他の子どもが遊ぶ様子を見て自分も参加している気持ちをもっており、「楽しい」という気持ちがそこには存在するとの意見がありました。 子どもは未熟であるために、大人主導の保育となりがちですが、子どものペースを知ると、子どもがよく見えるので、子ども主体の保育が必要であると結びました。 子どもの世界を考える貴重な機会になり、大変有意義なシンポジウムとなりました。 16時からは、会場を食堂棟に移して「情報交換会」を行い、シンポジストを含む全ての参加者の方に交流していただきました。 途中、本学の発展にご尽力いただきました冬木学園の理事や同窓会長、栄誉教授・名誉教授から、開学に至る経緯や学園への思いや激励の言葉等をいただき、教職員は建学の精神のもと一丸となって次の10年に向かって教育を進めていく決意を新たにしました。 2003年の開学当初、1学部2学科200名の入学生でスタートした畿央大学ですが、現在は2学部5学科2研究科1専攻科1別科にまで成長し、7,000名以上の卒業生が社会で活躍しています。 そして、今年4月には、畿央大学付属広陵こども園を開設し、212名の園児を迎えることができました。 これもひとえに、皆さまのご支援とご厚情の賜と深く感謝し、今後とも畿央大学および畿央大学付属広陵こども園に、さらなる温かいご支援とご協力をお願いいたします。 畿央大学開学20周年特設サイト 畿央大学付属広陵こども園ホームページ
2023.05.23
【開学20周年記念】9/9(土)健康栄養学科卒業生交流会「健康栄養学科の20年〜栄養の未来を考える〜」を開催します。
健康栄養学科全卒業生のためのイベントを開催! 開学20周年を記念して、健康栄養学科のすべての卒業生を対象とする記念講演会と交流会を開催します。健康学科が歩んだ20年を一緒に振り返るとともに、健康栄養についての情報交換を活発に行い、栄養の未来について考えます。4年間を過ごした母校で旧交を温め、新たな出会いを創出できる機会としても活用いただければ幸いです。退職された先生も含めて多数の教員が参加する予定です。卒業生の皆様、ぜひご参加ください。 開催日 2023年9月9日(土)13:00~16:00 内容 第1部:13:00〜14:00記念講演「健康栄養学科が歩んだ20年」 【演者】北田 善三氏(畿央大学名誉教授、健康栄養学科元学科長)松村 羊子 (畿央大学健康栄養学科教授) 【進行】栢野 新市 (畿央大学健康栄養学科教授 学科長) 第2部:14:30〜16:00 情報交換会・懇親会「栄養の未来を考える」 デザートビュッフェを用意しています。お子様の参加も歓迎します。 会場 記念講演:KB04講義室(予定) 情報交換会・懇親会:畿央カフェ「カトレア」 ※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。 参加費 無料 参加予定教員 栢野先生、北田先生、小西洋太郎先生、永澤先生、上地先生、金内先生、前原先生、冬木先生、松村先生、山本先生、熊本先生、中谷先生、宮前先生、村木先生、森先生、米田先生、玉井先生、野原先生、柴田先生、足立先生、上西先生、大谷先生、小西佳奈先生、島田先生、杉本先生、隅蔵先生、中村先生、水田先生、峰松先生、山田先生、横瀬先生ほか 申込方法 申込フォームに必要事項を記入の上、お申し込みください。 申込フォーム 問合せ先 畿央大学20周年事業係 電話:0745-54-1601 E-mail:20th@kio.ac.jp 畿央大学開学20周年記念事業のご案内
2023.05.22
7/29(土)ニューロリハビリテーション研究センター主催「リハビリテーショントークセッション」を開催します。