地域・一般の方へ
2024.06.12
【ピザを共同開発!】FMヤマトでPR& イオン「大和郡山フェア」で4種類販売します!
大和伝統野菜「大和丸なす」主役ピッツァを共同開発 イオン大和郡山店「大和郡山フェア」で4種類販売! 奈良県内の管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」は、大和の伝統野菜「大和丸なす」を主役にしたピッツァを大和郡山市活性化検討会の依頼のもと、イオンリテール株式会社と共同開発。 「4大学対抗ピザバトル」と銘打ち、イオン大和郡山店「大和郡山フェア」期間中の6月15日(土)・16日(日)に各大学の学生が店頭に立ち、優勝をかけて自分たちが開発したピザをPR販売します。また、奈良県中和エリアをカバーするコミュニティラジオ局である「FMヤマト」に本学の学生が6月13日(木)に出演し、ピザのPR放送をします。 期間中はステージでのプレゼン(15日)と審査会、表彰式(16日)のほか、コロナ前より大人気だった会場での学生ピッツア試食販売(16日)が今年度より解禁されました。 日 時 ① 2024年6月13日(木)14:00~14:54(FMヤマト「民博・健活・昼活トーク」) ② 2024年6月15日(土)・16日(日) (イオン「大和郡山フェア」) ・試食:6月16日(日)11:00~11:30頃、15:00~15:30頃 ・プレゼン:6月15日(土)16:00~ ・表彰式:6月16日(日)17:00~ 場 所 ① 奈良県立民族博物館(大和郡山市矢田町545) ② イオン大和郡山店(大和郡山市下三橋町741) 大和郡山市三橋地区で戦後まもなくから栽培されている大和の伝統野菜「大和丸なす」は、東京、大阪、京都の料亭などでも用いられる高級食材として好評を得ていますが、地元奈良では販売機会が少なく、知名度アップが課題となっています。また、大和郡山市では地産地消促進計画に基づき、地産地消の推進を、奈良県では特定農業振興ゾーンとして「大和丸なす」の生産地である大和郡山市三橋地区が設定され「新たなレシピ開発による個人消費(大和丸なすファン)の拡大」を目指して取り組んでいます。 本企画は、2017年度から、イオンモール大和郡山で開催される大和郡山フェアにおいて、「大和丸なす」のPRと大和郡山産野菜の摂取量増加をめざし、大和の伝統野菜「大和丸なす」や大和郡山市産野菜を使用したピザ開発に取り組んでおり、今回で7回目となります(2020年度はコロナ禍で中止)。 4大学対抗ピザバトルでは、独創的かつ個性的、また食育における地産地消をいかに考慮されているかとして、①彩り・見た目(SNS映え)の「見栄え」、②新しいアイディア・斬新さ・ネーミングの工夫等の「独創性」、③大和丸なすの素材の良さを生かしているかの「大和丸なす」、④実食による味覚の評価の「食味」、⑤ピザのPRの「プレゼン」、⑥販促物の完成度の「販促物」の6点について、審査委員が試食等を行った上で採点を行い、優勝ピザを決定いたします(2023(昨年度)の優勝は本学)。畿央大学からは、以下のピザを商品開発いたしました。 ▼畿央大学ヘルスチーム菜良:「オーロラソース使用、大和丸なすと魚介の彩りピッツァ」 本ピザのコンセプトは「海の幸と大和の味の融合」です。大和丸なすの美味しさと彩りを主役にするため、シーフードをはじめ、彩り鮮やかで個性豊かな食材をオーロラソースで華やかに美味しくまとめました。多彩=栄養バランスが整うという研究結果からも映えるだけでなく、栄養バランスも考えた自信の逸品となっています。「大和丸なす」を初めて食べる学生も多く、その大きさとしっかりとした食感、美味しさに驚いていました。4大学の個性的な4種類のピザ、ぜひ一度学生のプレゼンをお聞きいただき、試食で食べ比べてお好みのピザを見つけてください。 【問い合わせ先】 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 野原 潤子 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: j.nohara@kio.ac.jp
2024.04.11
プレパパ・プレママのための「マタニティクラス」を開催します~看護実践研究センター
畿央大学マタニティクラス「Kioマミfes」は、畿央大学看護実践研究センター(母子包括ケア部門)が主催するプレパパ、プレママのためのお産と育児に関する体験プログラムです。大学でトレーニングを重ねた看護学生と一緒に、大学の豊富な教材を用いて抱っこやおむつ交換、沐浴などを体験してみませんか?助産師でもある大学教員も一緒に参加しています。妊婦さんの疑似体験もできます。 妊婦さんとご家族が、赤ちゃんを迎える準備に、気軽に参加してください。 実施要項 受講対象 妊娠16週以降の妊婦さんとパートナー、ご家族など 開催日 ① 4月28日(日)13:30~15:30 ② 6月30日(日)13:30~15:30 ③ 8月17日(土)13:30~15:30 ④ 10月20日(日)13:30~15:30 ⑤ 12月15日(日)13:30~15:30 ⑥ 2025年2月11日(火・祝)13:30~15:30 各回 定員15組(先着順) 会場 畿央大学K棟1階 看護実習室 申込方法 申込フォームより必要箇所を入力し、お申込みください(申込先着順となります) 申込ページ 参加費 無料 持ち物 水分補給のための飲み物、バスタオル(足元にかけるもの) 服装 足湯をされる方はひざ下を出せる服装 畿央大学マタニティクラスリーフレット お問い合わせ 畿央大学総務部 Tel:0745-54-1602 E-mail:i.oka@kio.ac.jp
2024.02.21
第23回畿央大学公開講座 「妊娠・出産とウィメンズヘルス」/「ロックと映画で見るイギリス」を開催しました。
地域の皆さまに生涯教育の機会を提供することを目的として開催している「畿央大学公開講座」。開学以来大変ご好評いただいております。 今年は、2024年2月17日(土)に、理学療法学科と現代教育学科の教員より、畿央大学らしい「健康」と「教育」の2つの分野で開催いたしました。 講座① 「妊娠・出産とウィメンズヘルス~からだの変化とセルフケアを学ぼう~」 講師:健康科学部理学療法学科 梶原 由布 助教 1つ目の講座は午前中に開催され、お子様や男性を含む5組11名の方がご参加いただきました。妊娠・出産にかかわる女性の体の変化とセルフケアについて、正しい姿勢を知り、次に女性の体の構造、そして妊娠・出産することで、なぜ変化して、その影響でどんな症状がおこりやすくなるのかを講義と実技を通して詳しく学びました。 まずは、良い姿勢について。また、良い姿勢で座るためのコツ「足の裏を床につける」や「お尻の後ろ半分にタオルなどを挟む」などを各自で試してみました。普通に座った時と比べ、足の裏を床につけ、お尻の後ろ半分にタオルを挟むと、先生の言う「骨盤を立てる」という感覚がよくわかりました。 次に、女性の骨盤模型を使いながら、女性の骨盤の構造を学びました。出産するために骨盤やその周辺の関節の靭帯を緩めるホルモンが分泌されるそうですが、そのような体の変化と妊娠中の体重の増加による姿勢の変化などが、妊婦に腰痛を起こしやすくすることがわかりました。そのほかにも産前・産後に尿もれになりやすい理由と対処方法や、赤ちゃんを抱っこする時は手のひらではなく腕全体で支えると良いなどの役立つ知識がたくさんありました。 最後にそれぞれマットの上で、首や肩回りなど、育児で下を見ることの多い女性が凝りやすい場所のストレッチや体幹トレーニングなどをリラックスしながら行いました。今後の生活にぜひ加えてもらい、毎日を元気で健康に過ごしていただければと思います。以下に参加者のアンケートを抜粋してご紹介します。 妊娠中の妻の身体の変化や起こりやすいトラブルについて知ることができてよかったです。 模型やストレッチを通じて実体験として学べたため、自分の身体を使って学べて面白かったです。 講座② 「ロックと映画で見るイギリス~多文化社会の明暗から学ぶ~」 講師:教育学部現代教育学科 竹下 幸男 教授 2つ目の講座は、午後から開催され、ご夫婦やお子様もご一緒にご家族での参加など、様々な年代、性別の皆さんが40名ご参加いただきました。よく知っている曲や映画、イギリスの街角で見ることができる公共のオブジェ等をイギリスの歴史、時代背景や事件との関連を深く読み解き、多文化共生と対立から学び考える大変内容の濃い講座となりました。 講義では、最初にローリング・ストーンズの「ブラウンシュガー」という1971年の大ヒット曲が流れました。よく知っているメロディーに少し心が躍りましたが、歌詞に奴隷制や女性差別を思わせる表現があるため2019年を最後に、公演で一度も演奏されていないことが説明されました。知っている曲でも背景や日本語訳などを気にせずにいると、この現状に驚くのではないでしょうか。 続いてイギリス17~18世紀の太平洋奴隷貿易から始まり、1948~1973年代のカリブ地域からやってきたウィンドラッシュ世代と呼ばれる移民の人々、そしてその子ども世代へと続く苦難を、同時代の音楽グループやミュージシャンの言動、歌詞、そして映画や事件などと深く関連づけながら説明させていただきました。また、共に黒人の影響を受けているバンドでありながら、観客層やミュージシャンの言動などが違う「ローリング・ストーンズ」と「スペシャルズ」を比較して説明いただいたことは参加者の方も関心深く聞いているように感じました。 そんなイギリスのレイシズム(人種差別)の流れの中でも、黒人と白人が共に在籍するバンド「スペシャルズ」が、前の世代の同様のバンド「イコールズ」を見て、黒人と白人がうまくやっていけると感じて活動を始めたのと同様に、現代ではスペシャルズを見て同じように感じ、行動する若者が続いています。「このような音楽が触媒となって社会を変えていく働きが世代を超えて受け継がれていることに希望を感じる」と講義を締めくくりました。 ロックをレイシズム(人種差別)という別の角度からの視点で見ることができた本講座はとても興味深い内容であり、イギリスのレイシズム(人種差別)が遠い昔の話ではないことを知ることができました。参加した皆さんも大変熱心に聞き入っていて、深くうなずきながら受講されていたのが印象的でした。以下、参加者のアンケートを抜粋してご紹介します。 イギリスの文化には興味がありますが、今回の講演内容には知らないことばかりで世界が広がりました。 とても、ダイナミックなご講演内容で、なぜイギリスという国を選ばれたのかが、歴史と地政学からよく理解できました。 観光旅行では伺い知れない英国の一面を興味深い側面から講義していただきました。 あまり知識を持ち合わせていない私にも分かりやすく、かつ面白く教えて頂けました。 非常に勉強になりました。実際に音楽を聴き映像を見ての講義はわかりやすく、また政治と社会、芸術の三者の関わりを知ることができて良かったです。テーマについては初心者でしたが、もっと知りたいと知識欲が刺激されました。 両講座共に、大変好評のもと無事に終わることができうれしく思います。畿央大学では、これからも本学の特色を生かした内容で、地域の皆さまに地域連携の形で貢献できるような公開講座を開催していきたいと考えております。今後ともたくさんの方々にご参加いただき、生涯を通して学び続けていただければと願っております。 【関連記事】 第22回畿央大学公開講座「入浴着にできること」を開催しました。 第21回畿央大学公開講座を開催しました。 第20回畿央大学公開講座「コロナ時代におけるこれからの認知症ケア」をオンライン開催しました。 第19回畿央大学公開講座「感染症を知ろう~新型コロナウイルスとこれからの生活~」をオンライン開催しました。 第18回畿央大学公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」を開催いたしました。 第17回畿央大学公開講座「認知症の正しい理解」を開催しました。 第16回畿央大学公開講座を開催しました。 第15回畿央大学公開講座B・C(2日目)を開催しました。 第15回畿央大学公開講座 講座Aを開催しました。 第14回畿央大学公開講座を行いました。 第13回畿央大学公開講座を開催しました。 第12回畿央大学公開講座「健康長寿のための食と運動」を開催しました。
2024.02.19
「令和5年度 畿央大学大学院 教育学研究科研修会」を開催しました。
2024年2月12日(月・休)に、教育学研究科研修会「『生徒指導提要』(改訂版)を読み解く ~これからの生徒指導のあり方と進め方~」を開催しました。当日は、学校関係や福祉分野などから約50名の方々にご参加いただきました。 教育学研究科では、現代的教育課題の中から「生徒指導」「特別支援教育」「ICT」の3分野に焦点を当て、教育実践力の育成と教育課題の解決に向けたプロジェクト研究に取り組んでいます。本年度の研修会は、「生徒指導」グループの企画によるものです。 今回は、『生徒指導提要(2022年12月)』が12年ぶりに改訂されたことを受け、改訂のポイントを知り、生徒指導の基本的な考え方や取組の方向性について理解することを目的としました。講師は、七條正典先生(香川大学名誉教授、日本生徒指導学会副会長)です。 講演では、改訂のキーワードとなる「発達支持的生徒指導」について、子どもの成長発達を支えること、つまり子どもと「向き合う」から子どもの視点に立った「寄り添う」を大事に、「マイナスブレーキ」ではなく「プラスアクセル」によって子どもが自分の力を自分で育てていく成長促進型の生徒指導のお話をしてくださいました。 そして、子どもたちが一人の人間として大切にされているという「自己存在感」をもち、自他の個性を尊重し、相手を思いやる「共感的な人間関係」の中で、自分の考えを述べたり、選択したりするなどの「自己決定の場」を広げていく生徒指導の3機能が働く場を、子どもにとって「安全・安心な風土の醸成」によって作ることの大切さを強調されました。 七條先生のお人柄あふれる、熱いご講演に、日頃の忙しさや時間のなさから一面的な見方や一方的な決めつけをしがちな姿勢を反省し、子どものエネルギーを信じ、子ども理解を大切に寄り添い、子どもの成長を支援する生徒指導の原点を再確認する貴重な研修となりました。 参加者の方からは、不登校や多様な子どもの支援の在り方について質問があり、「抱え込み」から「開かれた連携」によるチーム支援について経験を交えてご教示いただき、充実した研修会となりました。参加者アンケートの80%の方からも「満足」の回答をいただきました。 ご講演いただいた七條先生、ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様に改めて感謝を申し上げます。 【関連記事】 3/11(土)教育学研究科シンポジウムー「憐れみ」で終わらせない障害理解教育ーを開催しました。
2023.12.28
2/10(土)講演会「高齢者看護・ケアに活かすホリスティック・ナーシング」を開催します~看護実践研究センター
畿央大学看護実践研究センター認知症ケア部門では、「高齢者看護・ケアに活かすホリスティック・ナーシング」をテーマに講演会を開催いたします。渡米30年、米国で活動するDPN(Doctor of Nursing Practice 高度実践看護師)であり、米国上級ホリスティックナースの資格を有する安井豊子先生をお招きし、アメリカでの看護実践を聴講するとともに、日本の現場で活動する看護師の実践報告から、私たちの看護・ケアのあり方はもちろん、自らをケアすることの大切さを考える機会をもちませんか?超高齢化社会の中でこれからの生活を前向きに捉えるきっかけとなれば幸いです。どうぞお気軽にご参加下さい。 実施要項 受講対象 看護職・介護職・教職員・学生ほか 開催日 2024(令和6)年2月10日(土)14:00~16:30 会 場 畿央大学P棟3階 P301講義室 定 員 50名(先着順) 参加費 無料 申込締切 2024(令和6)年2月2日(金) 申込方法 申込フォームより必要箇所を入力し、お申込みください(申込先着順となります) 申込ページ ※当日、会場でアロマを焚く時間を予定しています。香りや刺激が苦手な方は、あらかじめ下記連絡先にお問い合わせください。 ▼クリックすると、チラシPDFが開きます。 お問い合わせ 畿央大学看護医療学科 室谷(むろや) Tel:0745-54-1601(代表) 内線:5129 Fax:0745-54-1600 E-mail:m.muroya@kio.ac.jp
2023.12.25
2月17日(土)第23回畿央大学公開講座を開催します。
本学では、地域の皆さまに生涯教育の場を提供し、地域社会に貢献することを目的とした「畿央大学公開講座」を毎年開催しています。理学療法学科と現代教育学科の教員から、それぞれの研究テーマに関する講座をお届けします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。 申込フォーム 第23回畿央大学公開講座(2/17) 講座① 妊娠・出産とウィメンズヘルス~からだの変化とセルフケアを学ぼう~ 【日時】2024年2月17日(土)10:00-11:00 【講師】健康科学部 理学療法学科 梶原 由布 助教 妊娠すると、女性の身体には様々な変化が起こります。その変化は時に心身の不調をきたすことも…。妊娠・出産を中心に女性の身体のしくみを知り、健やかに過ごすコツや簡単なセルフケアを学びませんか?現在妊娠中、子育て中の方だけでなくこれから妊娠を考えている方、パートナーのために知識を身に付けたい男性も大歓迎です! 講座② ロックと映画で見るイギリス~多文化社会の明暗から学ぶ~ 【日時】2024年2月17日(土)13:00-14:30 【講師】教育学部 現代教育学科 竹下 幸男 教授 ポピュラー音楽や映画を手掛かりにしてイギリスの異なる側面を一緒に見てみましょう。イギリスといえば、紅茶や王室といったイメージをいだきがちですが、多文化共生と対立という実績もあり、これらには深い関係があります。またこれらを巡る過去50年ほどのイギリスの葛藤は、これから日本が経験するかもしれないことです。本講座を通して、日本のこれからに一考を投じてみましょう。 講義で取り上げる予定の音楽・映画:ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、スペシャルズ、クラッシュ、シネイド・オコナー、『白い暴動』、『バビロン』、『カセットテープ・ダイアリーズ』などなど(時間の都合などで全てを取り上げることができないこともあります)。 概要と申込方法について 会 場 畿央大学において対面で開催 受講料 無料 定 員 講座① 20組(ご夫婦、お子様連れでも参加可) 講座② 100名 ※すべて申込先着順となります。 申込 方法 2024年1月4日(木)より申込を開始します。 下記【申込フォーム】より必要事項を入力のうえお申し込みください。 申込フォーム なお、E-mailでもお申込みいただけます。件名を「公開講座参加希望」として、下記5点を明記のうえinfo@kio.ac.jpに送信をお願いします。 ①氏名 ②年齢 ③住所(市町村まで) ④電話番号 ⑤参加希望講座番号 問合せ 畿央大学 教育推進部 公開講座係 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2 【E-mail】info@kio.ac.jp 【Tel】0745-54-1601 ▶チラシPDF(クリックで開きます) 【関連記事】 第22回畿央大学公開講座「入浴着にできること」を開催しました。 第21回畿央大学公開講座「うま味とコクの新常識/古都奈良と近代建築」を開催しました。 第20回畿央大学公開講座「コロナ時代におけるこれからの認知症ケア」をオンライン開催しました。 第19回畿央大学公開講座「感染症を知ろう~新型コロナウイルスとこれからの生活~」をオンライン開催しました。 第18回畿央大学公開講座「当事者とともに創る認知症ケア」を開催いたしました。 第17回畿央大学公開講座「認知症の正しい理解」を開催しました。 第16回畿央大学公開講座を開催しました。 第15回畿央大学公開講座B・C(2日目)を開催しました。 第15回畿央大学公開講座 講座Aを開催しました。 第14回畿央大学公開講座を行いました。 第13回畿央大学公開講座を開催しました。 第12回畿央大学公開講座「健康長寿のための食と運動」を開催しました。
2023.12.20
【開学20周年記念】12/2(土)看護医療学科特別講演会「看護におけるリフレクション」を開催しました。
畿央大学開学20周年記念イベントとして、2023年12月2日(土)13時より、日ごろから臨地実習にご協力をいただいている指導者、卒業生、および元教員を対象に、第1部看護医療学科特別講演会、第2部グループワーク(もしくは卒業生交流)、そして第3部情報交換会を開催しました。 臨地実習指導者研修会はコロナ禍以前には毎年開催していましたが、ここ数年は開催を見合わせていました。今回は臨地実習指導者研修会も兼ねた対面での久しぶりの開催となり、教員一同でおもてなしを尽くしました。 第1部は順天堂大学保健看護学部教授の東めぐみ先生を講師として「看護におけるリフレクション」についてご講演いただきました。 ナイチンゲールの「看護はScienceでありArtである」という言葉で始まった講演では、「看護実践を言葉にする大切さ」についてお話がありました。東先生は看護師が自らの実践を語らない理由の一つとして、看護実践の成果がわかりにくいことを挙げられました。そこで、実践の経験から学ぶために「看護実践を語る会」を持ち、看護実践の語り手と聴き手による「実践経験を振り返り吟味する」リフレクションの機会が大切であることをお話しいただきました。そして、常に自らの実践を振り返り、「それで良かったのか」と探求を続ける看護師は「省察的実践家」であり、このような実践家が今の時代には必要であるとも教えていただきました。 また、フロアから「聴き手のあり方」について質問がありましたが、先生は「語る人の語りを妨げないことを心がけている」と応答されました。当たり前のようですが、先生の温かささえ伝わってくるその応答に会場が大きく同感する様子が伺えました。 第2部はその雰囲気を保ったまま、グループワークを行いました(卒業生は基礎看護学教員との交流会に参加しました)。 指導者と教員から成るグループに分かれ、お茶とお菓子を持ち寄ってテーブルを囲み、自らの看護実践を語り合いました。各グループでは一斉に語りが始まり、それぞれが一心に語り手に耳を傾けました。 時間はあっという間に過ぎ、語り足りない、聴き足りないという参加者は、そのまま第3部の情報交換会へと続き、各テーブルはいつまでも暖かい空気に包まれていました。東先生のご講演によってこのような語りの場が持てたことはとても貴重な経験となりました。 実習学生や新人看護師の聴き手になることが多い中堅看護師やベテラン指導者も、この日ばかりは自身の看護体験を語ることができ、「参加して良かったです」と感想を述べられていました。そして、教員はその語りをありありと情景を掴みながら追体験できたと思います。膝をつき合わせて行うグループワークの良さをようやく取り戻せたようで嬉しく思います。 畿央大学開学20周年の節目となる今回のイベントを通して、看護経験を語ることの大切さを学生に伝え、指導者とコミュニケーションを図りながら臨地における教育目標の方向性を同じくすることに努めていきたいと改めて思いました。 【関連リンク】 畿央大学開学20周年特設サイト
2023.12.15
【開学20周年記念】11/25(土)現代教育学科記念講演&シンポジウム「デジタル社会の教育改革」を開催しました。
2023年11月25日(土)13時より冬木記念ホールにて、畿央大学開学20周年記念イベントとして、第1部の記念講演と第2部のシンポジウムを開催しました。一般参加71名、卒業生16名、在学生17名、教職員30名の134名が出席しました。 現在、教育の現場では、デジタル社会の中で主体的に生きていくことのできる資質・能力の育成をめざした取組が進行中です。畿央大学においても、数理・データサイエンス・AI教育や次世代教育センターの設立などが進められ、教育学部では、2023年度より中高数学教員免許課程が新設されました。 今回の記念講演&シンポジウムは、開学20周年を迎え、これからのデジタル社会における教育についての知見を深める機会として実施しました。 第1部は、オリィ研究所代表取締役所長の吉藤オリィさんによる「教育形態の変化と可能性」をテーマとした記念講演でした。奈良県出身で、分身ロボット「OriHime」や分身ロボットカフェなどで有名なロボット研究者オリィさんが、どのようにロボット研究に歩まれてきたのかを、ユーモアも交えながらお話しいただきました。 「人類の孤独の解消」を研究テーマとするオリィさんのお話の中で、人との出会いがオリィさんの生き方に大きな影響を与えてくれたこと、寝たきりであった方が分身ロボットができたからこそ外に出て人と出会う機会が増えたこと、そして最大のご友人である故・番田雄太さんのビデオメッセージなどから、人と人とのつながりが、これからの社会の中で大切になってくることを強く感じさせていただきました。そして、このことは、本学の今後の歩みに大きなご示唆をいただきました。 参加者からは、「OriHimeの誕生過程を知れただけでなく、オリィさんの哲学から今後の生き方を考えさせられました。オリィさん、滅多にない機会をありがとうございました。」「オリィさんのお話は、とても興味津々に聞かせていただきました。特に、人を癒やすのは人間だ、という言葉が印象に残りました。」「オリィさんのOriHime の活動は、これからの日本を支えていく存在だと思います。」「学びが多く、よいイベントだった。心に響く活動内容に共感しました。」などの感想をいただきました。 第2部は、「数学・理科の融合と学習の多様化の可能性を探る」をテーマとしたシンポジウムでした。 我が国の情報教育現場の最前線にいらっしゃる経済産業省商務・サービスグループサービス政策課教育産業室室長補佐の柴田仁志様(文部科学省から出向)からは、「STEAM教育と教育DX」についてのお話をいただきました。柴田様は、教員の働き方改革、男女共同参画にも携わっておられ、多様な学校内外のリソースを活用した新たな「ビュッフェ型の学び」「学校内外のリソースの活用」「日本の金融資産の状況」「教育投資の増加に向けた幅広い教育の方向性」を具体例と共に分かり易く提示してくださいました。 本学の奥田俊詞教授からは「STEAM教育のいざない」と題して小学校・中学校における「物理現象を解決する教材開発」の提案、横弥直浩教授からは「数学と理科の融合の場面」と題して現場経験を基にした探究活動と生きる力の話題提供、藤井克哉講師からは「数理教育の重要性について−自身の研究領域の視点から−」と題して大学における数学、理科の教科横断的な学習の必要性と教員養成の話題提供がありました。 フロアとの意見交流は途切れなく活発に行われ、日本のデジタル教育やそのシステム投資、STEAM教育実践、児童生徒の関心事にアプローチしていく重要性についての話題が中心となりました。 参加者からは、「STEAM教育は採用試験の勉強の際に知った言葉だが、内容はよく知らなかったため、STEAM教育について深くお話を聞くことができてよかった」「IT技術を利用したSTEAM教育の様々な可能性にとても期待している」「立場の異なる視点からの提案により、教育の多様性を感じることができた」といった感想がありました。 講演、シンポジウム終了後は食堂「カトレア」に会場を移し、第3部として講師やシンポジストも交えた懇親会が開かれました。 オリィさん、柴田様とゆっくりと話ができて嬉しかったという感想の他に、久しぶりに会う本学の教員とゆっくりお話ができたこと、カジュアルな空間が良いこと、軽食としては豪華なこと等の感想がありました。 畿央大学開学20周年における教育学部イベントを通じて、今後もより一層、建学の精神のもと、教育の推進に向けた決意を新たにしました。 【関連リンク】 畿央大学開学20周年特設サイト
2023.12.07
地域の皆様対象イベント 「天体望遠鏡使い方講座」~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル
畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル(KSCC)は、科学の面白さや自然の素晴らしさを子どもたちに伝えることを目的に活動している学生サークルです。普段から科学おもちゃを作る体験や、星空を眺めたりモバイルプラネタリウムの解説を聞いたりする体験を、地域の子どもたちに提供しています。 「天体望遠鏡があるのだけれど、使い方が難しくてほとんど使っていない」というお話を聞くことがあります。今回は、子どもが自分の手で月を観察できるように、私たち学生が天体望遠鏡を使うコツをお伝えしながらサポートさせていただきます。子どもたちが見事に月をとらえたときの笑顔がとても素敵なので、私たち学生にとっても楽しみな活動です。 また、福森教授による土星の観察や奥田教授による星のお話もありますのでぜひご参加ください。 実施要項 開催日 2023年 12月20日(水) 開催時間 18:00~19:00 場所 畿央大学 食堂テラス 対象者 小学生とそのご家族(必ず保護者の方の引率をお願いいたします。) ご家族ごとに1台の天体望遠鏡を使っていただきます。 募集人数 6家族(先着順6組で締め切らせていただきます) 申し込み s.okuda@kio.ac.jp(奥田) まで、下記内容を記入して送信してください。 小学生のお名前と学年 引率される方(代表者)のお名前と緊急連絡先 ※ 申し込みいただいたメールアドレスに、参加の可否および参加当日の詳細についてメールで連絡させていただきます。 ※ ご提供いただいた個人情報は利用状況の把握・緊急連絡等に使用します。個人情報は厳重に管理し、緊急等の特例の場合を除き同意を得ずに第三者に開示することはありません。 ※ 開催など予定が変更になる場合があります。緊急時にはメール、電話等で連絡させていただきます。 みなさまにお会いできるのを、科学サークルの学生・教員ともに楽しみにしております。 お問い合わせ 畿央大学 現代教育学科 教授 奥田 俊詞 Tel:0745-54-1601 E-mail:s.okuda@kio.ac.jp
2023.11.24
【開学20周年】人間環境デザイン学科 大卒業研究・作品展を開催します。
2023年度の人間環境デザイン学科 「卒業研究・作品展」は、本学の20周年記念と合わせた『大卒業展』と銘打ち、初めて大阪で開催します。会場は国指定重要文化財でもある大阪市中央公会堂です。当日は卒業生による55点の作品が展示されます。あわせて在学生による設計演習での優秀作品や、過去の学長賞のパネル展示も予定しています。 どなたでもご参加いただけます。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。 【参考】昨年度の卒業研究・作品展の様子(2022年度) 開催日 2024年2月29日(木)12:00~21:00 ※17:00~19:00は本学科の教員が必ず滞在しています。2024年3月1日(金)10:00~17:00 会 場 大阪市中央公会堂 3F 中集会室 ※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。 アクセス 参加費 無料 問合せ先 畿央大学20周年記念事業係 電話:0745-54-1601 E-mail:20th@kio.ac.jp 畿央大学開学20周年記念事業のご案内 関連リンク 人間環境デザイン学科「2022年度卒業研究・作品展」を開催しました。 人間環境デザイン学科「2021年度卒業研究・作品展」を開催しました。 令和2年度 卒業研究講評会および学内展示会を開催しました。 人間環境デザイン学科「2018年度卒業研究・作品展」を開催しました。 …コロナ前のイベントレポート 人間環境デザイン学科 作品ギャラリー …過去の卒業作品をまとめた特設サイト
2023.10.16
理学療法学科 松本大輔准教授の研究がWebメディア「Wellulu(ウェルル)」に掲載されました。
2023.09.21
第9回畿央⼤学看護実践研究センター研修会「地域共⽣社会の実現に向けて∼外国⼈介護職受け⼊れの現状と課題」を開催します。
畿央大学看護実践研究センター地域包括ケア部門では、地域共⽣社会の実現をテーマに研修会を開催します。現在、介護をはじめ多くの分野で在留外国⼈の増加が⾒込まれています。そのため、外国⼈住⺠を地域社会の⼀員として受け⼊れ共⽣することが期待され、地域共⽣社会の構築が求められています。外国⼈介護職の受け⼊れ施設における⽀援の実際を理解するとともに、地域共⽣社会についてみんなで考えてみませんか? 実施要項 テーマ 地域共⽣社会の実現に向けて∼外国⼈介護職受け⼊れの現状と課題 開催日時 2023年11⽉25⽇(⼟)13:30∼15:00 会場 畿央大学P棟3階 P301講義室 ※現地開催およびオンライン開催を併⽤するハイブリッド開催です。オンライン開催ページのログイン⽅法は参加登録済みの⽅にご連絡します。 申込方法 11⽉18⽇(土)までに、申込フォームまたはFAX参加申込用紙よりお申込みください。 申込フォーム FAX参加申し込み用紙 参加費 無料 パネリスト 地域密着型特別養護⽼⼈ホームきいと所⻑ ⾼⼝ 誠⽒ 地域密着型特別養護⽼⼈ホームきいと ⼩菅 知⼦⽒ 特別養護⽼⼈ホーム万寿の家所⻑ ⽶⽥ 知弘⽒ NPO法⼈ガルーダ・ジャパンコミュニティ代表理事 ⻄⼝ 和寿⽒ 司会:畿央⼤学健康科学部看護医療学科 准教授 前⽥ 則⼦ 備考 ⼤学駐⾞場は使⽤できませんので、近隣駐⾞場または公共交通機関をご利⽤ください。 お問い合わせ 畿央⼤学看護実践研究センター地域包括ケア部⾨ 前⽥ 則⼦、松本 泉美、田中 陽子 Tel:0745-54-1601(代表)(平⽇9:00-17:00) FAX:0745-54-1600 E-mail:n.maeda@kio.ac.jp
2023.09.13
10/21(土)・22(日) 第21回畿央祭「跳~ODORU~」を開催します。
地域最大のお祭り、畿央祭が完全復活! 今年の畿央祭は、4年ぶりに制限なしで開催!事前予約不要、入退場自由で参加できます。コロナ禍で見合わせていた模擬店やよしもとお笑いライブも復活!大人気のこども向け企画やお化け屋敷、ライブパフォーマンスはもちろん、健康チェックコーナーから染物体験まで、家族連れからお年寄りまで誰でも楽しめる企画をたくさんご用意して、皆様のご来場をお待ちしています! イベント 第21回畿央祭 「跳~ODORU~」 開催日時 2023年10月21日(土) 10:00~17:00 2023年10月22日(日) 10:00~16:00 会 場 畿央大学 アクセス方法 ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。 近隣の商業施設等への駐車はご遠慮ください。 同時開催 ウェルカムキャンパス(10/21、10/22) ミニオープンキャンパス(10/21、10/22) 同窓会総会・同窓会サロン(10/22) 最新情報 実行委員のSNSやブログをご覧ください! インスタグラム KIO Smile Blog 吉本お笑いLIVE 10月22日(日)10:40~11:10 モンスターエンジン、フースーヤ、チェリー大作戦の3組が畿央大学に! ※都合により変更になる可能性があります。 模擬店 27団体による模擬店が、2日間キャンパスを彩ります! 出店予定 射的、スーパーボールすくい、バルーン、油そば、たこ焼き、たません、はちみつレモンソーダ&クッキー、ワッフル、餃子、オリジナルグッズ販売、チーズボール、ドーナツ、フランクフルト、チキンナゲット、ホットドッグ、スムージー、フルーツスティック、果物サイダー、ポップコーン、揚げパン&牛乳、チュロス、わたがし、ポテト、チャーハン、化学ジュース等 ※都合により変更になる可能性があります。 模擬店企画マップを見る(PDF) こども向け企画 小さいお子さんでも参加したり楽しめる企画が多いのも、畿央祭の魅力の一つ。 アリーナ(体育館)では小さいお子さまでも楽しめるこども向け企画を、すぐ横にある小体育館ではクラブ・サークル有志による「あつまれ!キッズチャレンジ」を開催!さらに小中学生の方はニューロリハ研究センター主催「運動の器用さにチャレンジしてみよう!」に参加すると、手先の器用さを測定できます。10月21日(土)にはいろんなおもちゃや積み木などに触れられる「子どもたちの遊びと学びの空間へようこそ!」、10月22日(日)には「プログラミングでドローンを飛ばそう」も開催されますので、お見逃しなく! ステージ企画 今年は「中庭野外ステージ」と「冬木記念ホール」の2ステージで、各種団体がパフォーマンスをします。なお、野外ステージでは10月21日(土)限定で誰でも参加できる「ビンゴ大会」も開催されます! タイムテーブルを見る(PDF) 他にも楽しい企画がもりだくさん! 畿央祭名物となりつつある食堂を使った「お化け屋敷」や、キャンパスをめぐって楽しめる「クイズラリー」や「人探しビンゴ」なども予定しています! 地域・一般の方向け「ウェルカムキャンパス」も開催! こども向け企画以外にも健康・栄養チェックコーナーや染色体験、がんや認知症に理解を深めるカフェなどバラエティ豊かな企画を準備しました!畿央祭とあわせてお楽しみください。 ▼画像クリックでPDFが開きます 実行委員長からのメッセージ/テーマに込められた想い 今年度はコロナ禍前の本来の畿央祭のような形で開催できたこと心から嬉しく思います。テーマの「跳る~おどる~」では、新型コロナウイルスにより発揮できなかった自分に秘められているパワーをぶつけ畿央祭を通してひとりひとりが心おどるような挑戦をしてほしいという思いを込めました。 模擬店の出店やゲストなどは、昨年度にはなく、私たち実行委員にとって新しい挑戦であり、来場者の方々、地域の方々にとって心おどるような畿央祭となるよう試行錯誤してきました。 心が飛び跳ねる、わくわくするような第21回畿央祭をぜひお楽しみください! 2023年度畿央祭実行委員長 松山咲新 ご来場の皆さまへ(注意事項) 酒類の持ち込みは禁止します 畿央祭期間中は年齢ならびに学生・来場客を問わず、大学構内での飲酒および 酒類の持ち込み・販売を禁止しております。 ※酒類を所持している方を発見した場合、畿央祭スタッフがお声掛けをする場合がございます。 完全禁煙をお願いします 畿央大学ではキャンパス内および大学周辺道路、住宅地内などでの喫煙、歩きタバコ、吸い殻のポイ捨て等を禁止しています。ご来場の皆様におかれましても、キャンパス内および大学周辺での喫煙をご遠慮いただきますようお願いします。 ごみの分別をお願いします ごみは分別してごみ箱にお捨て下さい。なお、ご家庭からのごみの持ち込みは一切禁止とさせていただきます。
2023.09.04
令和5年度「教職員のための夏の公開講座」を開催しました。
2023年(令和5年)8月18日(金)、令和5年度「教職員のための夏の公開講座」を開催しました。この講座は奈良県立教育研究所の依頼に基づき、夏休みの間に現場の先生方に知識を深めていただき、得意分野についてはさらに伸ばしていただくことを目的に受講していただく講座です。 今年度は、コロナ以前のように対面で23名の先生方に参加いただき、ちょっとしたワークなども交えながら実施いたしました。今回は畿央大学 教育学部 現代教育学科 小山内 秀和准教授による「子どもが世界を理解し、世界に発信する力の謎に心理学はどう応えるか」と題した講座を開催しました。 1.子どもが世界を理解するメカニズム、2.言語の発達と世界の表現、3.文章で世界を表す、4.読み書きと思考という目次に沿って、ヒトの営みとしてのコミュニケーションのあり方を理解するところから始まり、子どもが成長に伴い世界をどのように理解するのか、言葉の発達を通した周りの世界の理解、文章を理解するということ、読み書きと言語能力の発達の関係を学びました。 受講者アンケートでは、「難しい内容でしたが、論理的に考えるということや発達を通した客観的な思考獲得についてよくわかりました」や「状況モデルという考え方が非常に新鮮だったので、今後に生かしていきたいです」、「説明もレジュメも非常に簡潔で明解でした」などのご意見・ご感想をいただきました。 講座の後半セクションでは、ワークが5つほどあり、講座の理解が深まるとともに、参加者同士のコミュニケーションも積極的に交わされました。質疑応答も積極的に行われ、講座終了後も講師に質問をする参加者の方々を見ることができました。 残暑厳しい中、ご参加いただきました皆様には心より感謝申し上げます。今回のアンケートを参考に、今後とも皆様のお役に立てる講座設定に努めて参ります。 【教職員のための夏の公開講座 開催レポート】 2021年度 2019年度 2018年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度 2009年度 2008年度
2023.08.18
畿央大学現代教育研究所主催「学びを結ぶワークショップⅪ」を開催しました。
畿央大学現代教育研究所では、学校現場における教育力向上の一助になる活動の一環として、2013年から研究所研究員による解説と実践を交えたワークショップを実施しています。今年度のテーマは「小学校理科 こんなのどうでしょう?~観察・実験で役立てていただけそうな教材や展開~」とし、理科教育の課題の一つである実験の困難さを少しでも解消できる実験器具や方法とその指導を紹介することを企画し、2023年8月8日(火)に開催いたしました。また、今回は2020年から3年間のオンラインセミナーの経験を活かし、対面とオンラインのハイブリッドでの実施にいたしました。対面では4名、オンラインでは8名の参加を頂きました。 「小学校理科 こんなのどうでしょう?~観察・実験で役立てていただけそうな教材や展開~」 講師:奥田 俊詞(畿央大学教育学部 教授/教育学研究科 教授) 今回のワークショップでは、具体的な教材紹介を中心に、学習の動機づけを意識した単元展開、空間認識の課題を考慮した天体学習について実践を交えて解説しました。 午前中は、第5学年「電流がつくる磁力」の単元を、イライラ棒のゲームを柱に単元構成することで、自己決定理論における3大欲求(自律性、有能性、関係性)を満たす授業を提案しました。特に、学習指導要領で示されているこの単元の内容「ア(ア)電流の流れているコイルは、鉄心を磁化する働きがあり、電流の向きが変わると、電磁石の極も変わること」のうち「鉄芯が磁化される考え」が理解されにくいことの解決策として、ストローに差し込んだ鉄くぎをコイル中に入れたり出したりする実験を紹介しました。この実験は、電流が流れているコイルから鉄芯が出てしまうと鉄芯の性質が変化する現象を通じて、コイル中の鉄芯の変化に注目をさせることを目的とするものです。 午後は、第6学年「月と太陽」の単元について、太陽や月の動きを空間的に理解することの重要性について解説し、その対応策として教室の左、前、右の壁面に天体を映して移動させる方法を紹介しました。 また、児童が日常で見る月の画像を撮影して見せるために、デジタルビデオカメラで撮影することを提案しました。光学ズームを使うことで天体望遠鏡に相当するような月の姿を撮影できること、デジタルビデオカメラのパススルー機能によってコンピュータに直接動画データが記録されることなどの利点をもとに、教材作成に活用する有効性を示しました。 当日紹介した教材を以下にあげます。 ・イライラ棒一式(ボビンコイル、鉄くぎ、アルミ線、ラップの芯) ・月と太陽投影用簡易プロジェクター(LEDライト、ラップの芯、虫眼鏡) ・簡易スクリーン(物干し竿、防災シート) ・コンデンサーカー(ミニ四駆、ダイオード、コンデンサー) ・空気の対流観察装置(段ボール箱、透明ビニルシート、白熱電灯、スモークマシーン) このサイトをご覧になり、教材に関心をもたれた方は、soumu@kio.ac.jpまでお問い合わせ下さい。 ワークショップに参加いただいた皆様の声(アンケート) ●内容について やや、期待外れのご指摘もありましたが、概ね満足いただけたようです。 ●今後に期待する内容 ・プログラミング教育など教育方法に関して ・特別支援教育に関して ・教科教育に関して ・様々な理科実験をより簡素に安くできる教材教具について ・図画工作において系統立てた「鑑賞」の教材やその扱い方 絶対数が少ないですが、ここ数年は「特別支援教育の充実」、「教育の情報化」、「教科教育の教材や授業」を順に実施しております。今後の計画の参考にいたします。 ●その他、自由記述 ・いろんな情報を知ることができたので参考になる部分もありました。ありがとうございました。 ・アクティブな研修をオンラインでも開催していただき、ありがとうございました。また、機会がありましたらその時は是非宜しくお願い致します。 ・今日参加してとてもよかったです。特に、午後の「月と太陽」の単元は、観察時間の制約や空間認知、天体に関する感覚などが児童にとって難しいと感じていました。紹介していただいた教具や教室の三壁面を使って位置関係を捉えさせること、実際に見ることから順に指導を展開していくことなど、これから取り入れていけることを聞くことができてとてもよかったです。電磁石の芯に鉄釘とストローを継いだものを使う工夫もなるほどと思いました。今少しずつ出回っている紙や竹のストローでもやってみようと思います。すぐに取り入れられることを聞くことができ、とても有意義な時間になりました。(実験の中継の仕方も参考になりました。やはり数人必要です。教室でオンライン授業の場合、担任1人なので・・・)どうもありがとうございました。 おわりに 畿央大学現代教育研究所では、今後もワークショップを継続していきます。現職教員の皆様の充実した研修の場を提供できるよう努力いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。 【関連記事】 「学びを結ぶオンラインセミナー(2022年度)」開催報告 「学びを結ぶオンラインセミナー(2021年度)」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅦ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅥ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅤ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅣ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅢ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅡ」開催報告 「学びを結ぶワークショップⅠ」開催報告
2023.08.10
【開学20周年記念】7/23(日)「野村忠宏氏特別講演会」を開催しました。
2023年7月23日(日)13:00より冬木記念ホールにて、オリンピック3連覇を達成した柔道家の野村 忠宏さんをお招きした「特別講演会」を開催しました。野村さんは畿央大学のある広陵町の名誉町民でもあることから、開学20周年を記念した今回の講演が実現する運びとなりました。快晴の夏空にも恵まれ、近隣住民の皆さまを中心に約400名の方にご来場いただきました。また、当日は学生ボランティア15名が受付や場内誘導などに参加協力し、イベントを盛り上げてくれました。 司会は東京オリンピック・パラリンピックで「TOKYO2020MEDスタッフ」としてアスリートを支援した理学療法学科 福本 貴彦准教授(写真右)が務めました。 まず冬木 正彦学長から参加いただいた皆さまに開学20周年を迎えられたことの感謝や、学歌に込められた想いなどが述べられました。 これまでの野村さんの軌跡をまとめたVTR上映のあとは、いよいよ講演がスタート。決して順調ではなかったオリンピック金メダルまでの道のりや目標達成に対するプロセス、努力についてのご自身のお考えを、恩師から受けた影響や経験なども踏まえながらお話しいただきました。 「金メダルを獲得したときの瞬間の喜びと感動は言葉にできない。どんな困難な状況が立ちはだかったとしても、4年後に金メダル獲得をめざしたい」と当時の心境も語っていただき、会場の方々は熱心に耳を傾けていました。時には会場には笑いがあふれ、終始和やかな雰囲気で講演会は進み、最後には「夢中になれるものを探すことで人生に張りが出る。健康に気を付けて、生きがいのある人生を歩んでください」と呼び掛けていただきました。 講演会終了後には、学生ボランティアの代表から野村 忠宏さんへ花束が贈呈されました。 野村 忠宏さん、ご来場いただいた皆さま、当日運営をサポートしてくれた学生ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。 地域に開かれた大学として、今後も地域の皆さま向けに公開講座やイベントを開催していく予定です。畿央祭(学園祭)も入場制限などの制約を外して10月21日(土)・22日(日)に開催予定ですので、ぜひご参加ください。 【関連リンク】 畿央大学開学20周年特設サイト
2023.08.10
7/29(土)ニューロリハビリテーション研究センター主催「リハビリテーショントークセッション」を開催しました。
2023.08.08
プレパパ・プレママのための「マタニティクラス」を開催します~看護実践研究センター
畿央大学マタニティクラス「Kioマミfes」は、畿央大学看護実践研究センター(母子包括ケア部門)が主催するプレパパ、プレママのためのお産と育児に関する体験プログラムです。大学でトレーニングを重ねた看護学生と一緒に、大学の豊富な教材を用いて抱っこやおむつ交換、沐浴などを体験してみませんか?助産師でもある大学教員も一緒に参加しています。妊婦さんの疑似体験もできます。 妊婦さんとご家族が、赤ちゃんを迎える準備に、気軽に参加してください。 実施要項 受講対象 妊娠16週以降の妊婦さんとパートナー、ご家族など 開催日 ① 9/30(土)13:30~15:30 ② 11/4(土)13:30~15:30 ③ 12/3(日)13:30~15:30 各回 定員15組(先着順) 会場 畿央大学K棟1階 看護実習室 申込方法 申込フォームより必要箇所を入力し、お申込みください(申込先着順となります) 申込ページ 参加費 無料 持ち物 水分補給のための飲み物、バスタオル(足元にかけるもの) 服装 足湯をされる方はひざ下を出せる服装 畿央大学マタニティクラスリーフレット お問い合わせ 畿央大学総務部 Tel:0745-54-1602 E-mail:i.oka@kio.ac.jp


