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2015.06.09

WCPT Congress 2015で、本学理学療法学科教員が日本人初受賞!

2015年5月1日~4日の3日間にわたり、世界各国の106組織、35万人以上の理学療法士が参加するWCPT(世界理学療法連盟/World Confederation for Physical Therapy) の国際学会であるWCPT Congress2015がシンガポールで開催されました。理学療法では世界最大規模となるこの学会で、本学理学療法学科 瓜谷大輔助教が優れたポスター発表をした若手研究者に贈られる“Early Career Researcher Award”を受賞しました。日本人としての受賞は初めての快挙です。     受賞の声 2015年5月1日~4日にシンガポールで開催されたWorld Confederation for Physical Therapy (WCPT) Congress 2015でEarly Career Researcher Awardを受賞しました。この賞は博士の学位取得後5年以内の者を対象に授与される賞で、今回1700近いポスター演題の中から、日本人初受賞という栄誉をいただきました。     対象となった演題は「RELATIONSHIP BETWEEN TOE GRIP STRENGTH AND OSTEOARTHRITIS OF THE KNEE IN JAPANESE WOMEN: A MULTICENTRE STUDY」というタイトルで、足趾握力と変形性膝関節症との関係性について調査した研究で、健常高齢者に対して変形性膝関節症患者では足趾握力が弱いことを報告した発表です。     WCPTは4年に一度開催される世界最大の理学療法学会で、今回は世界114か国から3538名が参加して開催されました。中でも日本からは参加国中最多の434名が参加しました。     ポスターセッションでは欧米諸国をはじめ、韓国やナイジェリアなど様々な国の方々に質問をいただいたり、研究についてのサジェスチョンをいただいたりして、非常に有意義なディスカッションを行うことができました。   受賞者は初日のopening ceremonyで発表され、最終日のclosing ceremonyで表彰されました。 今回の経験を活かして、今後も引き続き学会発表や論文を通して畿央大学の研究成果を世界に発信していきたいと思います。     理学療法学科 助教 瓜谷 大輔

2015.06.03

宇陀市連携「子どもうきうきダンス指導・体力測定事業」園児にダンス指導を始めました。

ダンス指導チーム(教育学部生5名)が園児たちに、元気で楽しく教えました。   畿央大学は宇陀市と2年目の連携となる「うだ子どもうきうきダンス指導・体力測定事業」で、昨年完成したダンスを全8園の園児に覚えてもらう段階に入りました。2015(平成27)年6月1日午前9時前に宇陀市しらゆり保育園に教育学部現代教育学科准教授辰巳智則先生と学部生3回生5名(小幡千鳥、井戸口奈央、石井絢音、上原佳奈、伊岡詩織)が集合しました。       ダンス指導の前に園児体力測定(25m走、テニスボール投げ、立ち幅跳び、両足ジャンプ、足指握力測定)のスケジュールが入っていて、学生らはそのお手伝いをしました。小学校教諭や保育士をめざす教育学部生にとっては児童とふれあう絶好の機会でした。全園体力測定の結果については、本学理学療法学科准教授福本貴彦先生、助教松本大輔先生が分析を行い、今後毎日ダンスレッスンをカリキュラムに取り入れるのでしばらく続けた結果と比較し、「うきうきダンス」の効果判定を行なう予定です。       測定後児童みんながリズム室に集まって、うきうきダンス指導の時間になりました。園の先生には5月30日(土)に宇陀市体育館で辰巳先生から指導を受けていただきましたが、園児たちにとっては初めてです。宇陀市のマスコットキャラクターである「ウッピー」と「八っピー」をみんなで呼ぶところから始める歌詞になっていて、園児たちにとっても親しみのあるイントロですぐに溶け込んだようです。最初はとまどいがちで、どちらの手を出したらよいのか分からず困った顔をしたり、隣のお友だちのことが気になるのか横を向いてしまう子どもいたりしましたが、だんだん慣れてくると集中して、音楽にあわせて身体を思いっきり動かしていました。このダンスを毎日続けることで発達にも役立つ内容が盛り込まれているのが特色で、その効果が楽しみです。         宇陀市内全園へのダンス指導が始まったということで、この日は「ならどっとFM」の取締役編成部長大道ラン氏が取材してくれました。突然のことだったので学生たちもビックリ・ドッキリでした。     【関連記事】 宇陀市連携 子ども元気体操「宇陀うきうきダンス」を宇陀シティマラソンで披露 宇陀市連携事業「子ども元気体操 ~宇陀うきうきダンス~」をDVDに収録! うきうきダンス(宇陀市こども未来課)YouTube

2015.06.02

宇陀市連携「子どもうきうきダンス指導・体力測定事業」全園の先生対象にダンス指導を行いました。

宇陀市内幼稚園・保育所8園の先生方約60名に「うだ子どもうきうきダンス」のレッスンを実施!   2014年度は畿央大学健康科学部理学療法学科(福本貴彦先生、松本大輔先生)、健康栄養学科(柴田満先生)、教育学部現代教育学科(辰巳智則先生)、非常勤講師(吉田はるみ先生)と学生たちが力を合わせて、宇陀市内幼稚園・保育所全8園の園児体力測定の結果にもとづき、子どもたちの発育・成長に役立つ体操『うきうきダンス』をつくりました。   2015年度は『うきうきダンス』を全園児たちに覚えてもらい、踊ってもらうことでみんな元気に健やかに育ってもらいたいとの思いから、畿央大学と宇陀市連携2年目の事業がスタートしました。 2015(平成27)年5月30日(土)午前中は大宇陀こども園において体力測定を実施。そして午後3時からは近くの大宇陀体育館に宇陀市内全8園の約60名の先生方に集まっていただき、畿央大学現代教育学科准教授 辰巳智則先生から『うきうきダンス』のポイントについての講義を行いました。     そのあと、昨年度につくったDVDの動画と音源に合わせて、まずは先生方に踊っていただきました。昨年ダンスづくりに携わった教育学部の学生は4回生となり教員採用試験で忙しいため、今年度新たに3回生5名でダンス指導のチームを結成しました。この日は授業のない小幡千鳥さん1人の参加となりましたが、うきうきダンス見本披露で前に立って指導してもらいました。         ダンスを踊りながら幼稚園・保育所の先生方も「うきうき」して下さったようで笑顔がいっぱい。それぞれの幼稚園・保育所に帰って、園児たちと一緒に「うきうきダンス」を楽しんでください!    【関連記事】宇陀市連携 子ども元気体操「宇陀うきうきダンス」を宇陀シティマラソンで披露宇陀市連携事業「子ども元気体操 ~宇陀うきうきダンス~」をDVDに収録! うきうきダンス(宇陀市こども未来課)YouTube

2015.06.02

宇陀市連携「子どもうきうきダンス指導・体力測定事業」で体力測定を実施しました。

大宇陀こども園保護者参観日に合わせて足指握力などの体力測定会を行いました。   健幸都市“ウェルネスシティ宇陀市”とは、市民の誰もが健康で幸せと思えるまちを表し、人々が身体の健康だけでなく、生きがいを感じ、安心して豊かな生活を送れるまちづくりをめざす考え方です。また、奈良県においても「子どもを夢中にさせる運動遊び推進事業~からだは幼児期からの取組!~」を推奨しており、健康づくりは高齢者ばかりでなく子どもからというのが大切です。そこで畿央大学は、2014年6月に宇陀市と包括連携協定を締結し、園児向け「うだ子どもうきうきダンス」を制作しました。   2015(平成27)年5月30日(土)午前9時から宇陀市立大宇陀こども園の保護者参観日に合わせて、3歳児から5歳児まで131名の体力測定を実施しました。本プロジェクトに関わっているのは、畿央大学健康科学部 理学療法学科准教授福本貴彦、同学科助教松本大輔、健康栄養学科助教柴田満、教育学部現代教育学科准教授辰巳智則の各先生方です。この日の体力測定では福本先生と松本先生が中心になって足指握力測定を実施、また畿央大学TASK(Think,Action,Support for Health by Kio University、健康支援チーム)メンバー10名が各種測定メニューの補助にあたりました。 ※TASKはThink, Action, Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。   ↓宇陀こども未来課のみなさんと    約130名の園児と両親などで4~500人規模になるため2チームに分かれて、体力測定チームは大宇陀こども園のすぐ近くの全天候型「ふれあい交流ドーム」の人工芝の上で、25m走、テニスボール投げ、足指握力測定を実施しました。    こども園の中のリズム室では子どもたちと保護者が一緒になって「こども体操教室」が開かれました。親子のふれあいがメインで、子どもたちを飽きさせない体操メニューがふんだんに取り入れられていました。約1時間交代で体力測定と体操教室が入れ替わり、11時30分までに終了、時間があっという間に過ぎました。TASKチームは、このような体力測定や地域の運動サポートなどのイベントに積極的に関わっていて、現在約100名を超す学生がメンバーとして登録しています。   教員・教育学部学生ダンス指導メンバーは6月中に宇陀市内にあるすべての園(8園)をまわって体力測定、ダンス指導を行う予定です。     【関連記事】 宇陀市と包括連携協定を締結しました。宇陀市連携「子ども元気体操づくり・子ども体力測定」プロジェクトがスタートしました! うきうきダンス(宇陀市こども未来課)YouTube

2015.05.28

町制施行60周年記念事業「広陵町チャレンジデー」に協力しました。

広陵町内で15分間以上の運動やスポーツをした住民の参加率を競いました!     広陵町は町制施行60周年記念事業として、5月27日(水)全国一斉に開催される『チャレンジデー2015 』に参加し、同規模自治体同士が15分以上運動した住民の参加率を競い合いました。広陵町と連携協定を結んでいる畿央大学は地元ということもあり、その勝利のために学生や教職員が参加・協力しました。     ※チャレンジデーとは、公益財団法人笹川スポーツ財団が主催元となって全国の自治体に呼びかけ行なうもので、対戦相手自治体(今回は長野県東御市(とうみし))に負けるとその市旗を庁舎メイン ポールに1週間掲げることになります。         広陵町全住民参加型スポーツイベント(チャレンジデー)のメイン会場である中央体育館では朝7時から夜9時まで時間を空けずに何らかの運動やスポーツが行なわれました。畿央大学健康科学部理学療法学科准教授 高取 克彦先生が担当されたのは朝9時から10時までの「シルバーリハビリ体操」です。広陵町介護予防リーダー養成講座(主指導者高取先生)を卒業して町内施設で元気高齢者リーダーとして虚弱高齢者のための運動を支えている“KEEP”メンバー約20名が中心になって、4つのグループに分かれ約40名の 参加者に体操を指導しました。         たくさんの運動機器がある中央体育館トレーニング教室が無料開放されたり、プロバスケットボール のバンビシャス奈良が小学生低学年相手に体験教室を開いてくれたりなど、住民が自由に無料で参加できるスポーツイベントが行なわれました。         畿央大学アリーナでは体育実習でバトミントンが行なわれていました。体育科指導法の授業や放課後の運動クラブ活動もカウントの対象になります。授業を終えた先生方も事務局に設置された用紙に記入し投函していただきました。         2015(平成27)年5月27日午後9時をもって報告が締め切られ集計されました。   その結果が発表されました。   「チャレンジデー」実施状況(最終結果)  広陵町長野県東御市 人口 34,823人 30,925人 参加人数 9,526人 16,682人 参加率 27.4% 53.9% [広陵町ホームページより]   残念ながら広陵町は長野県東御市に負けてしまいましたが、今回のチャレンジデーをきっかけに健康づくりが習慣となるようにしたいものです。畿央大学のヘルスプロモーションセンターでは、地域の健康づくり活動に協力してさまざまな要請にお応えしています。何かあればご相談ください。 お問い合わせは、ヘルスプロモーションセンター事務局(電話0745-54-1601)まで。

2015.05.27

畿央大学現代教育研究所主催「学びを結ぶワークショップⅢ」開催のご案内

教育現場における教育力向上の一助となることをねらいに、畿央大学現代教育研究所が主催するワークショップの第3回です。今回はより多くの皆様に参加して頂きやすいよう「大阪府教育センター 平成27年度大阪府教職員自主研修支援事業 大学・専修学校等オープン講座」に参画させて頂いての実施です。   今年のワークショップは、 「子供が『なぜ?』を探求する社会科の授業づくり」(小・中学校教諭・教職員対象) 「発達障害のある子供の身体性から支援のあり方を探る」(全校園養護教諭・教職員対象) 「子供たちの多様性に応える『特別でない』支援教育について考える」(全校園教諭・教職員対象) の3つです。   テーマ「学びを結ぶ」は、子供の未来のために、私たち大学教員とご参加いただく現職の教育関係者の皆様がワークショップで育む学びで結ばれることを願って設定したものです。夏季休業中の研修として利用していただけるよう、教育にかかわる多くの皆様のご参加をお待ちしております。   畿央大学現代教育研究所主催 『学びを結ぶワークショップⅢ』 9時30分~9時50分 受付 (P棟2階) 【1限目】 10時~12時 ワークショップ①  社会科教育 子供が「なぜ?」を探求する社会科の授業づくり   P 棟2階 P203 講義室 ワークショップ② 養護実践 発達障害のある子供の身体性から支援のあり方を探る   P 棟2階 P204 講義室 ワークショップ③ 特別支援教育 子供たちの多様性に応える『特別でない』支援教育について考える P 棟3 階 P301教室 12時10分~13時20分 昼食交流会 (R棟1階食堂) 本学食堂にて、簡単な食事を準備させていただきます。≪無料≫昼食をとりながら、日頃の教育に関する思いや悩み、希望などを話し合い、交流しましょう。 【2限目】 13時30分~15時30分 ワークショップ①  社会科教育 子供が「なぜ?」を探求する社会科の授業づくり   P 棟2階 P203 講義室 ワークショップ② 養護実践 発達障害のある子供の身体性から支援のあり方を探る   P 棟2階 P204 講義室 ワークショップ③ 特別支援教育 子供たちの多様性に応える『特別でない』支援教育について考える P 棟3 階 P301教室   【申込方法】 申し込み票に、必要事項をご記入の上、E-mail または FAXにて送信してください。   【送付先】 〒635-0832 奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2  畿央大学総務部 畿央大学現代教育研究所ワークショップ係 宛 FAX:0745-54-1600  E-mail:rime@kio.ac.jp   【問い合わせ先】TEL:0745-54-1602 畿央大学総務部      ▼詳細はPDFをご覧下さい(クリックで開きます)。    

2015.05.20

平成27年度畿桜会(同窓会)役員会・総会・懇親会を開催しました。

過去最高となる131名の卒業生、教職員らが集まりました!   畿桜会(きおうかい)は、畿央大学、畿央大学短期大学部、桜井女子短期大学の卒業生約1万人のための同窓会組織です。 2015(平成27)年5月17日(日)、晴天に恵まれた同窓会日和のなか、総会および懇親会に過去最高の131名のご参加をいただきました。     総会開催の前に、午前10時から役員会が行なわれ、参加役員23名により、事業報告等の総会議案の確認と今後の畿桜会の発展のための意見が交わされました。     総会は定刻11時より食堂棟地階で、唄大輔会長の議事進行のもと行なわれました。冬木智子学長先生のご挨拶では「古巣に帰って来られ、またお会いできた喜びはひとしおです。これからも大学の発展にお力をお願いします。」とのお言葉をいただきました。   平成23年度から始まった同窓会の部会開催の補助金については、昨年度から適用基準を大幅に緩和したことで利用が伸びました。総会決議により補助金の枠を決めていますが、平成27年度はさらなる活発化を期待して120万円に増額することになりました。(HP参照) また、同窓会費の徴収について、畿桜会会則第8条(会費)の項を下記のように改めることが承認されました。   『正会員は所定の修業年数に応じ、終身会費として1年につき4,000円16,000円を納入しなければならない。但し、準会員として納付した金額は終身会費の全部または一部に充当することができる。 2 準会員は授業料と同時に、4年を限度に各年度の会費として4,000円を納付しなければならない。』   この改定によって、他学から助産学専攻科に進学し畿桜会に入会する会員については16,000円を徴収することになります。   その後、平成26年度決算・事業結果報告、平成27年度予算・事業計画が承認され、最後に新役員紹介があり、今後みんなで畿央大学および畿桜会の発展を誓いあいました。     正午からは、新食堂R棟1階に会場を移して、冬木正彦理事長のご挨拶、白石裕大学院教育学研究科長の乾杯の音頭で懇親会を行いました。卒業後数年が経って先生や旧友に会えた喜びを抑えきれない様子や今の職場のことなどの話が飛び交い、みんな笑顔で語り合っていたのが印象的でした。昨年新築したR棟は明るくて広々としており、ほとんどの卒業生にとっては初めて見る光景だったと思います。     ビンゴゲームの司会は、恒例により新任代表幹事さん5名の方に務めていただきました。今年の1等は「ペア温泉宿泊など選べるカタログギフト3.3万円相当分」、2等「フットマッサージ器」、3等「ドライヤー」、4等「ウェアラブル活動量計」、5等「音波振動エステブラシ」6~20等「ワイン」or「クオカード」まで、豪華景品が当たりました。 見事ゲットされた皆さま、おめでとうございました。     なお、来年、平成28年度の総会は、2016(平成28)年6月19日(日)と決定しました。多数のご参加お待ちしています。  

2015.05.19

教職員のための夏の公開講座のご案内

 教職員のための公開講座のご案内(参加無料)   校内研修では経験できないような「教育」や「健康科学」について、大学の教員による講義を開催し、教職員の方々に、日々の教育実践に役立つ研修の機会を提供します。    番号日時内容講師 A 平成27年 8月20日(木) 10時30分~12時 (受付10時~)   会場:E棟1階 E101講義室   定員:先着100名   【これからの道徳教育と道徳の時間  ~道徳の教科化に、どう対応するか~】  平成27年3月27日、道徳の教科化をはじめとする道徳教育の改善に向けて、学習指導要領が改正され、今年度から移行期間に入りました。何が変わり、何が変わらないのか。教育現場では、どのような対応をしていけばよいのか。 これからの道徳教育と道徳の時間について、実践的に考えましょう。 教育学部 現代教育学科    教授  島 恒生 B 平成27年 8月20日(木) 13時30分~15時 (受付13時~)   会場:R棟2階講義室 3階デザイン実習室   定員:先着30名 【布は糸から、糸は繊維から  ~綿花、繭を素材にした糸つくり体験~】 ゼミの学生達は、地域の方と連携し綿を育て蚕の飼育をしています。 そしてその綿、繭から糸をつくり染織し作品を制作します。 本講座では、かつて奈良県内で盛んであった綿栽培や、養蚕そしてその素材のお話をしますがより実感していただくために、糸車をまわして綿花から糸紡ぎと、座繰り機を使って繭から生糸を引く体験もしていただきます。  健康科学部  人間環境デザイン学科   准教授 村田 浩子    申込方法 ① 講座番号、②氏名(フリガナ)、③連絡先電話番号、④所属学校名を明記のうえ、ハガキ、ファックス、もしくはメールで、8月14日(金)までにお申込みください。先着順で受付ます。    申込先 〒635-0832  奈良県北葛城郡広陵町馬見中4-2-2         畿央大学企画部 「教職員のための夏の公開講座」係あて          FAX:0745-54-1600 / E-mail:kikaku@kio.ac.jp    お問い合わせ  畿央大学企画部 水野、伊藤、増田、松田  Tel:0745-54-1601   ※個人情報については、本イベントの受付整理以外には使用いたしません。 当日午前7時現在で奈良県内のいずれかの地域で警報が発令されている場合、講座は中止します。  

2015.05.18

近鉄連携「香芝サービスエリアカフェメニュー開発」第1回勉強会を開催しました。

健康栄養学科の食品開発に興味のある学生約60名がプレゼンテーション!   平成27年4月から畿央大学は株式会社近鉄リテーリングと連携して西名阪道香芝サービスエリア(以下、SA)で提供する「カフェメニュー開発に取り組んでいます。昨年の平成26年度は同SA上下線レストランメニューを開発し現在人気メニュー(大和芋のとろろ風オムライス、大和肉鶏とりちり丼の2種)として販売されています。2015(平成27)年5月15日畿央大学健康栄養学科(指導教員:岩城啓子教授、餅田尚子助教)の食品開発に興味のある学生16組58名が参加して第1回目勉強会が開催されました。       課題は「パフェ(スイーツ)またはドリンクメニュー」で通年販売できるもの、そして調理時間が短く、テイクアウト可能、販売価格900円未満、原価率50 %以下、アルコール使用不可、などの厳しい条件をクリアする必要があります。今回の勉強会では、市場調査・情報収集を行なうことにより、今日本で、世界で売れているスイーツのトレンドはどうなのか、奈良や大阪南部の地元特産品に注目して食材の調達環境を知ることによる通年販売の可能性などを中心に、16組に分かれてプレゼンテーションしました。       ㈱近鉄リテーリングからは取締役SA事業部長岩崎雅浩氏、香芝SA支配人山中久次氏、同副支配人羽田誠氏らが傍聴し、学生プレゼンに対するコメント・評価を述べていただきました。岩崎氏は『日本で、また世界で多くのスイーツが作られ売れていることを発表するだけでなく、今回のカフェメニューに取り入れるとすればどのような形でアレンジしたいのかという一歩踏み込んだ発表をしてくれた班の得点が高い。』と評していただきました。また、すべてのプレゼン終了後、近鉄に対しての個別質問コーナーが設けられ、今自分たちが考えているメニューや容器がクライアントに受け入れてもらえるかどうかの打診、ヒントを得てよりよい商品づくりに活かそうという積極的なグループから多くの質疑が飛び交いました。今後のスケジュールとして、7月6日レシピ提出締切、7月10日レシピ検討会、そして7月25日にコンテストを実施し、グランプリ賞・準グランプリ賞・特別賞などが決定される予定です。   【関連記事】 今年も近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトが始動しました。

2015.05.18

橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー開発」第1回勉強会開催

プロの料理家から「しょうが」の特性を学びました!   2009年から始まった畿央大学と橿原市・橿原商工会議所連携事業は今年で7年目で、橿原市が力を入れている「しょうが」に焦点をあてたレシピ開発は3回目になります。2013年「しょうがを使ったレシピ」、2014年「しょうがを使った給食献立」、2015年は「しょうがを使った飲食店メニュー」です。2015(平成27)年5月14日、授業が終わった16時30分から健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、冨岡華代助手)学生約30名が調理実習室に集まり、外部講師松田弘子氏(クッキングスタジオ ヴァンビ主宰、フードコーディネーター)より食材としてクセのある「しょうが」の特性について学びました。       松田弘子先生は3年前の連携事業「しょうがを使ったレシピ」開発からずっと講師をしていただいており、先生の助言もあって、この時7つの商品が誕生し、橿原市内の商店等で販売されています。今回は飲食店向けメニューということで、メニュープランニングが大切、またストーリーのないメニューは売れない、原価や作るスピードも忘れてはならない、と説明していただきました。 あらかじめ作っておいたしょうがの基本味を紙コップに分け、自分の舌で確かめてもらうことから始めました。     ミキサーとジューサーの違い、時間のかけ方、しょうがの切り方による味の違いについて講義していただいた後、基本メニューとして「温奴のしょうがあんかけ」を教授してもらいました。しょうがの切り方については、おろし・みじん切り・千切り・色紙切りなどで食感や風合いが大きく異なり、作る料理によって切り方を変えることが大切であること。切り方によってどのように変わるかをみんなで確かめました。     最後に、橿原商工会議所担当者(馬場さん)から今回の開発メニューをお客様に提供してもいいという7事業所の説明がありました。7月4日(土)14時から品評会を行いますが、もちろん事業者が納得しマッチングすることが大前提です。学生たちはそれぞれの事業所の既存メニュー、客層、コンセプト、希望商品に照準を合わせて飲食店向けメニューを開発していくことになります。   畿央大学健康栄養学科ではこのようなメニュー開発を年間2~3件の依頼を受けて、学生の自由な発想を重視する希望学生による課外授業を行なっています。これも地域貢献をめざす畿央大学の学風のひとつといえます。   【関連記事】橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー」開発事業がスタート! 【トピックス】 橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産しょうが飲食店メニュー」が2015年10月1日から販売されます。

2015.05.15

奈良県認知症ケア専門会総会 第2回研修会のご案内(5/17)

2015.05.13

斑鳩町連携「中学生のための体力向上特別授業」を行いました。

斑鳩南中学校、斑鳩中学校の1年生全員に特別授業を実施   畿央大学は斑鳩町と2013(平成25)年11月に包括連携協定を締結し、主に住民の健康増進に関する取組みを行なってきました。斑鳩町の中学校生徒の体力が劣ってきているということで、今年27年度連携事業として『畿央大学大学院准教授による中学生のための体力向上特別授業』を実施することになりました。 2015(平成27)年5月8日8時55分、学年合同体育の時間を設定、斑鳩南中学校講堂に1年生100数名に集まってもらい大学の先生(畿央大学理学療法学科 福本貴彦准教授、兼大学院准教授)から直接授業を受けました。主なテーマは「足指握力」・「準備運動」・「頭を鍛える」大切さについて学んでいただきました。ほとんどの生徒は何らかの部活動をしており、スポーツクラブに所属する生徒にとっては大いにプラスになる講義になったと思います。     次に福本先生に斑鳩中学校に移動して頂いて、その武道場にて同じく1年生の約130名に対し、午前10時55分から講義を行いました。斑鳩中学校もクラブ活動が盛んで、生徒たちは熱心に受講していました。    この斑鳩町と畿央大学との連携事業では、今後体力測定時に足指の握力を実際に測定したり、参観日などに保護者も参加しての体験指導を行う予定です。みんなで体力向上に向けた取組みを行なっていくことで、より機能的・効果的な運動について理解を深め、そして何より運動習慣の大切さを知ってもらうことをめざします。

2015.05.08

管理栄養士国家試験、昨年に続いて合格率100%を達成!~2015年3月卒業生

2015年3月に実施された管理栄養士国家試験の結果が5月8日に発表されました。本学健康科学部健康栄養学科では68名が挑戦し、2年連続で全員合格をはたしました。全国平均の合格率(新卒のみ)は95.4%となっており、畿央生の日頃の頑張りが見事に花を開きました。   畿央大学健康栄養学科の第9期生は建学の精神である「知をみがく」を大いに実践し、受験者全員が合格をはたしました。学生諸君の努力の結果であり、心から拍手を贈りたいと思います。卒業生たちが今後、食と健康に関するあらゆる場面で活躍してくれる ことを願っています。 健康栄養学科 学科長 小西 洋太郎

2015.05.07

平城宮跡で開催された天平祭天平行列に参加しました。

畿央大学教職員・学生20数名が煌びやかな天平衣装に身を包んで行進!   2015(平成27)年5月3日(日・祝日)晴れ渡った青空に緑の草木が映える平城宮跡を舞台に、今年も天平祭・天平行列に協力および参加しました。紫の衣をまとった光仁天皇役には畿央大学付属幼稚園宮本忠史副園長が扮し、その後ろを女官長(大学職員 西畑、増田)、そして畿央大学学生グループ22名の女官が列をなして続きます。朝早くから奈良市役所に集合し独特の化粧と髪結いを施され、すっかり役者気分になって平城宮跡朝堂南側園路から第一次大極殿まで練り歩く様は壮大です。2010(平成22)年平城京遷都1300年祭以降、「天平祭」と名称を替え行なわれ、畿央大学では教職員・学生あげて毎年このイベントを応援・参加しています。         現在、橿原市にある藤原京から平城京への遷都は西暦708年(和銅元年)に第43代元明天皇の詔によって実施され、平城京は794年まで日本の都として栄えました。その後京都に都は移されましたが、「右京・左京・一条大路から九条大路」などの地名が今も残っています。元明、元正、孝謙、称徳の女性天皇、聖武、淳仁、光仁の男性天皇ら合計7人の天皇が治めた奈良時代最後の天皇・女官役に扮した畿央大学の面々は、まるで1300年をタイムスリップして登場したかのようでした。     (関連ブログ記事) 平城京天平祭初日5月3日、畿央大学茶道部が「さくら茶会」を催しました。

2015.05.07

平城京天平祭初日5月3日、畿央大学茶道部が「さくら茶会」を催しました。

第一次大極殿の広い前庭に入る門前に設えられた野点セットで恒例の“お・も・て・な・し”   2015(平成27)年5月3日(日、祝日)から5日(火、祝日)まで奈良市平城宮跡で開かれる「平城京天平祭」の天平行列とともに、畿央大学茶道部(指導教員:健康栄養学科冬木啓子教授、部員約20名)は第一次大極殿に入る門前の野点セットで開かれる「さくら茶会」に参加しました。畿央大学茶道部担当の日は、初日の5月3日(日)10時30分から16時までで、天平文化を確立した聖武天皇が愛した八重桜を広め、奈良の伝統工芸の茶筅や茶杓などを後世に伝えることが「さくら茶会」の趣旨といわれています。     10月の畿央祭(学園祭)とともに、平城京天平祭「さくら茶会」は茶道部員が日ごろの御点前の練習の成果を多くの人の前で発揮する経験の場として、そしてご来場される方々とのふれあいの場としても貴重なものとして位置づけています。     この日は11時から、畿央大学は天平時代最後の天皇となった光仁天皇役(畿央大学付属幼稚園宮本副園長)に続く女官たち20数名の職員および学生らが煌びやかな天平衣装をまとって練り歩く「天平行列」が行なわれました。   (関連記事) 平城宮跡で開催された天平祭天平行列に参加しました。

2015.04.20

橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー」開発事業がスタート!

橿原市・橿原商工会議所との産学官連携は今年で7年目! 学生に人気の定番プロジェクトになりました!   畿央大学と橿原市および橿原商工会議所との産官学連携事業は、2009(平成21)年から始まり今年で7年目を迎えます。   <これまでの取り組み> 2009年 『古代弁当製作プロジェクト』 2010年 『万葉人からの贈り物プロジェクト』 2011年 『橿原おみやげもの開発プロジェクト』 2012年 『かしはらスイーツレシピ開発プロジェクト』 2013年 『橿原産しょうがを使ったレシピ開発プロジェクト』 2014年 『橿原産しょうがを使った給食献立開発プロジェクト』   完成したレシピ集(2012~2014年) ▲クリックすると”畿央大学開発レシピ集”へリンクします。    今年は、2年前より取り組んでいる食材テーマ“しょうが”を踏襲しながら、「橿原産しょうがを使った飲食店メニュー」開発プロジェクトを実施することになりました。 昨年は、保育給食メニューの開発ということで、子供たちの食べる喜びと笑顔のために、プロジェクトを実施しました。今年は、古代歴史ロマンを感じさせる創作「しょうが」メニューで人と地域を元気にわくわくさせる飲食店メニューの商品化をめざしたプロジェクトを実施します。地元企業と学生の連携により新しい発想が出てくることが期待されています。 2015(平成27)年4月16日午後、参加希望学生のための事業内容説明会が、橿原市市民文化部産業振興課中川課長や橿原商工会議所岡田理事らによって実施されました。この日までにエントリーしている健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授、冨岡華代助手)学生31名が集まり、事業趣旨、橿原市の農産物・文化・産業・名所旧跡について学びました。                     健康栄養学科では管理栄養士の国家資格取得をめざしています。学生にとって、このような産官学連携事業は自由参加型の課外授業として、また学外の実務経験豊富な講師を招いて奥の深い貴重な学び体験ができる、人気のプロジェクトです。       <今後の事業スケジュール> ①平成27年5月10日(日)見学会 ②平成27年5月14日(木)16時20分~ 勉強会:調理実習室 ③平成27年6月11日(木)16時20分~ レシピ相談会:調理実習室 ④平成27年6月25日(木)16時20分~ レシピ検討会:調理実習室 ⑤平成27年7月4日(土)14時00分~   飲食店メニュー審査会:調理実習室、実習食堂、講義教室   レシピ検討会を経て洗練されたメニューを実際に作っていただき、橿原市・地元飲食店・管理栄養士・橿原商工会議所・本学の審査員による品評会を行います。   これから半年に渡る取り組みをHPで順次紹介させていただきます。ご期待ください!   【昨年度の関連記事】 橿原市・橿原商工会議所との連携「橿原産しょうがを使った給食献立」開発事業がスタート! 産官学連携「橿原産しょうがを使った給食献立開発」~保育所見学ツアーを実施! 橿原市・橿原商工会議所連携「しょうが給食献立開発」第1回勉強会を行いました。 橿原市・橿原商工会議所連携「しょうが給食献立開発」第2回勉強会を行いました。 橿原市・橿原商工会議所連携「しょうが給食献立開発」第3回勉強会を行いました。 橿原市・橿原商工会議所連携「橿原産しょうが給食献立開発プロジェクト」コンペが行なわれました。 橿原市・橿原商工会議所連携「しょうが給食献立プロジェクト」の最優秀賞が給食として実現!

2015.04.20

「広陵町介護予防リーダー養成講座」第2回フォローアップ研修を開催しました。

広陵町地域包括支援センターのプログラムを支える新リーダーが実働しています!   2015(平成27)年1月~3月にかけて「広陵町介護予防リーダー養成講座」が畿央大学において開講され、第1期生37名のリーダーたちが巣立ちました。その後も月1回はフォローアップ研修を実施することにしており、4月20日第2回研修会が広陵町さわやかホール4F中会議室で開催されました。     同養成講座を開設する構想があった当初から介護予防リーダー(KEEP)を養成した後は、すぐに現場で実践していただくことを想定しており、前回第1回フォローアップ研修では来月5月から始まる「ミニ運動教室」のカリキュラムを受講生同士で話し合っています。そして今回は、5月に6回設定された「ミニ運動教室」でどのような運動をするかについて6~7名に分かれた6つの班から発表がありました。リーダーとしての自覚と自主性を重んじ、腕・首・足・誤嚥体操などの組み合わせは彼ら任せとしています。各自が人の前に立って自分の言葉で話し運動を指導する、まさにリーダーに成長してくれることを願ってのことです。畿央大学(理学療法学科准教授高取克彦、助教松本大輔)と広陵町地域包括支援センター(宮副綾保健師)は、まさに元気な高齢者が虚弱高齢者を支えるサポートをしているにすぎません。     「ミニ運動教室」は今後毎月各班のメンバーが担当しますが、5月27日(水)は「広陵町チャレンジデー」が町をあげて開催されることから高取先生はじめとするKEEP((Koryo Elderly Encouragement Project)=直訳すると広陵高齢者元気プロジェクト)のほとんどの方が参加予定です。     ※チャレンジデーとは、「スポーツ・フォー・エブリワン」を推進する笹川スポーツ財団(所在地:東京都港区赤坂 理事長:小野清子 以下:SSF)が主催する、毎年 5 月の最終水曜日に世界中で実施される住民総参加型スポーツイベントです。住民が日常的に運動・スポーツを楽しむきっかけづくりを目的に開催されます。人口規模がほぼ同じ自治体同士が15 分間以上継続して運動やスポーツを行った住民の参加率を競い合います。敗れた自治体は、相手の旗を庁舎に掲揚し健闘を称えます。この対戦をきっかけに自治体間で継続的な交流が生まれています。広陵町は長野県東御市(とおみし)と対戦します。     この日は奈良県健康福祉部地域福祉推進員森本氏もオブザーバーとして参加していただいており、奈良県はじめ全国各地でこのような取組みは行なわれているが、養成講座が終了した後もなおフォローアップ研修が継続して実施されているのは珍しく、またその参加者のみなさんの意欲も素晴らしいと講評していただきました。   【関連記事】 「広陵町介護予防リーダー養成講座」修了式を行いました。

2015.04.15

今年も近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトが始動しました。

管理栄養士をめざす畿央大学健康栄養学科らしい、近鉄SA新メニュー創作コンテストプロジェクトが始まります。近鉄SAとのコラボレーションも今年で2回目。昨年は、「がっつり」「ヘルシー」「クイック」をキーワードにメニューコンテストを開催し、現在でも、上位受賞の「大和芋のとろろ風オムライス」「丼界の新星!とりちり丼」は香芝サービスエリアのフードコートで人気メニューとして販売されています。   (近鉄SA フードコートメニュー開発 レシピ集) ※クリックしたら詳細が見れます!!     株式会社近畿リテーリングサービスエリア事業部は直営7つ、系列グループ4つの高速道路SAを展開しており、その中でも本学に近い西名阪自動車道の「香芝SA」内にある近鉄レストランで提供するメニュー開発で本学と昨年より連携しています。     西名阪自動車道(通称:西名阪)は、大阪=天理IC間が有料、天理から東名阪自動車道に至るまで一般国道無料区間となる基幹道路で、平日はトラックドライバー、休日は家族旅行ドライバー中心にサービスエリアも賑わっています。最近では高速道路の単なる休憩所ではなく、温泉やテーマパーク、イベント、レストラン、ショッピングモールなど目的地化された新しいSAへのニーズが高まっています。「そこでしか食べられない人気のメニュー開発」をめざし、畿央大学健康栄養学科(指導教員:健康栄養学科教授 岩城啓子)が取組みます。   2015(平成27)年4月14日、㈱近鉄リテーリングサービスエリア事業部 香芝SA山中支配人、羽田副支配人、業務チーム東マネージャーらによる参加希望学生への事業説明会が開催され、エントリー約40名のうち約30名の学生が集まりました。     畿央大学の健康栄養学科には、チーム医療の一員として病院や施設で働く栄養専門職をめざす「臨床栄養コース」、運動と栄養の両面から学びアスリートの食事や栄養指導、子どもたちの食育、高齢者の介護予防などの場面で活躍する「スポーツ栄養コース」、そして食品機能や品質管理、食品開発の専門知識とスキルを身につけ、企画力を持った人材として食品メーカーや健康産業で活躍する「食品開発コース」があり、今回のような企業との連携による創作メニュー開発に積極的な学生がたくさんいます。 今回は主に食品開発コース2回生がプロジェクトに参加します。     <コンテスト概要> 【課題テーマ】 ・カフェコーナーで販売するパフェ(スイーツ)または、ドリンクメニュー 【課題条件】 ・当店の客層や需要の特徴を勘案して、通年販売可能なメニューを提案していただきます。 【留意点】 ・テイクアウト可能な容器での提案(歩きながらや車中で食べることを想定) ・単純、短時間調理(提供までに5分を目安) ・販売価格は900円未満 ・原価率は50%以下 ・アルコールは使用不可 ・ソフトクリームのトッピングはなし(アイスクリーム、ホイップクリームのトッピングは可) <今後のスケジュール> ・5月15日(金)16:30~ 勉強会 ・7月6日(月)レシピ提出 締切 ・7月10日(金)16:30~ レシピ検討会 ・7月 25日(土)コンテスト実施及び結果発表 ・10月頃、西名阪香芝SA(上下線)の近鉄レストランにて販売予定 ・学生創作の全メニューを紹介した小冊子が制作されます。   説明会に参加した学生達は、一生懸命メモを取り、説明の後の質疑応答でも、いろいろな質問をしながら、構想を練っていました。今後、チームに分かれて、短いスケジュールではありますが、学生らしい新しい発想をしてもらえればと思います。     また勉強会や開発の様子については随時ホームページ、ブログにて紹介していきます。   ●昨年の様子【関連記事】 近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトが始動しました! 近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトの第1回勉強会を実施しました。 近鉄SA(サービスエリア)フードコートメニュー開発プロジェクトの第2回勉強会を実施しました。