2016年のすべての新着情報一覧
2016.01.28
健康な高齢者の足趾握力に関する論文が国際雑誌に掲載!~理学療法学科教員
本学理学療法学科瓜谷大輔助教の論文が、“Journal of Aging and Physical Activity”という国際雑誌に掲載されました。以下、瓜谷助教による研究内容の紹介です! 「The Relationship Between Toe Grip Strength and Dynamic Balance or Functional Mobility Among Community-Dwelling Older Japanese People: A Cross-Sectional Study.」 この研究では、665名の健康な高齢者を対象に足趾握力(足の指の握力/図1)とバランスおよび歩行能力との関係を調査しました。 【図1】 バランスは「ファンクショナルリーチテスト(以下FR)」(図2参照)という立ったままでどこまで遠くバランスを崩さず手を伸ばせるかを測定するテストで評価しました。 【図2:FR】 歩行能力は「タイムド・アップ・アンド・ゴーテスト(以下TUG)」(図3参照)という、椅子から立ち上がり、3m先の目標まで歩いて、再び座るまでの時間を測定するテストで評価しました。 【図3:TUG】 足趾の機能は一般にバランスや歩行の能力と関係していると言われています。しかし今回の研究では、足趾握力はFRの結果とは関係せず、TUGの結果のみ足趾握力との間に関係がみられました。すなわち足趾握力が強いほど、TUGのタイムが短い(速い)という結果となりました。 今回の研究は、健康な高齢者におけるFRやTUGの参考値を提示するものであり、またそれらと足趾握力の関係について初めて示した論文です。今回の結果は健康な高齢者の体力測定結果を評価する際や、障害を持つ高齢者や虚弱な高齢者の身体能力を評価する際に参考値として有用なデータであるといえます。また足趾握力を鍛えることでTUGの結果が改善する可能性を示唆するものであるといえます。 理学療法学科 助教 瓜谷大輔 【瓜谷助教 関連記事】 理学療法学科教員が「運動器の10年・優秀賞」を受賞しました。 足趾の機能に関する研究論文が国際学術誌に掲載!~理学療法学科教員 WCPT Congress 2015で、本学理学療法学科教員が日本人初受賞! 理学療法学科教員が衣料品メーカーと商品開発の共同研究!
2016.01.28
同窓会レポート~ラグビー部!
1月16日(土)、ラグビー部の新年会を行いました。 残念ながら参加できなかったメンバーもいましたが、卒業生10名、在校生1名で開催することができました。 ラグビー部として集まるのは久しぶりで、「会うのは卒業以来」という先輩や後輩もいました。 皆それぞれの職場で活躍する様子は、また明日からの活力になり、集まると、いつも「また一緒にラグビーしたいな〜」と、なります。 なかなかチャンスはありませんが近いうちに必ずやりましょう! 誰か日程調整、会場設定してください(笑) 私は個人的に結婚のお祝いもしていただき、サプライズでケーキが出てきて驚きました。 ろうそくだと思ったら花火だったので、もっと驚きました。当然、花火は息を吹きかけても消えませんでした(笑) 昨今ラグビーがとても注目を浴びています。2019年には日本でワールドカップもあります。しかし!現在の畿央大学ラグビー部の活動は部員が少なく十分に練習できていないと聞きます(涙) このブログを読んでいる在学生、そして入学、入部を考えている方がおられましたら、ぜひ一度グラウンドへ足を運んでいただき、一緒にラグビーを楽しめたらと思います! 卒業生も顔を出して盛り上げていけるように頑張ります! と、部活動紹介のようになりましたが、今後ともラグビー部をよろしくお願いいたします。 健康栄養学科6期生 津野 駿士 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2016.01.28
就活レポート~就職活動の現場から~No.342(保育士)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第342弾! 現代教育学科4回生 澤谷 萌さん 神戸市・公立保育園 合格 【教員・保育士を目指そうと思ったきっかけ】 幼稚園の担任の先生との出会いでした。いつも笑顔を絶やさず、一人一人の自分らしさを大切にしてくださった先生に憧れ、「先生になりたい!」と卒園前にもかかわらず母親に意気込みを話したほど、保育者になることを強く思っていました。 【インターンシップ・教育実習を体験して】 大学の講義だけでなく、実際に先生方や子どもたちと関わる体験を通して保育の奥深さを感じたと同時に責任も感じました。また、どんな時も子どもたち一人一人の力を信じ適切に援助したり見守ったりすることの大切さを学びました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学には夢に向かって共に頑張れる仲間や、支えてくださる先生方がたくさんおられ、とても温かい大学だと思います。専門のコースがあり知識を深められるとともに、クラス関係なく仲が良いところがとても魅力的だと感じます。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 対策講座や面接などの実技練習が充実しており、今の自分の課題を知ることで力を付けていくことができました。また、自信がなくなった時や不安になった時、親身になって話を聞いてアドバイスをくださる先生方や、励ましてくれる仲間がいます。合格することができたのも畿央大学だからこそだと感謝しています。 【なりたい先生像】 子どもたちが持つ感受性のアンテナや、一人一人の自分らしさを大切にする先生になりたいです。 【後輩へのメッセージ】 試験対策を進めていく中で壁にぶつかることもあると思いますが、畿央大学での学びを十分に生かし、そして自分の力を信じて合格を勝ち取ってくださいね!
2016.01.27
ボランティアレポート~介護付老人ホームのおもちつき大会に協力!
こんにちは、現代教育学科2回生、アコースティッククラブ「すごけん。」代表の吉川です! 2015年12月28日(月)、大学の近隣にある老人ホーム「エリシオン真美ケ丘」で開催された、おもちつき大会のお手伝いに行きました。 すごけん。は去年も一昨年も呼んでいただき、今回で3回目の参加となります。 すごけん。からは2回生4人、1回生6人、ボランティアセンターに申込をした学生5人の計15人で参加させていただきました。 石臼と大きな杵で本格的におもちをついたり、できたおもちをまるめていったり、豚汁や粕汁、おしるこや焼餅などを配膳したりと、それぞれ楽しんでお手伝いさせていただきました。 つきたてのおもちは、とってもおいしかったです! 老人ホームの利用者さんや職員の方、地域の子どもたちとも関わることができ、とても楽しい時間でした。 普段は弾き語りをしているすごけん。ですが、これからも様々なボランティアに参加させていただきたいと思います。 現代教育学科 2回生 吉川未華 【関連記事】 学生広報スタッフBlog vol.158~老人ホームにておもちつき大会を手伝いました!
2016.01.27
就活レポート~就職活動の現場から~No.341(インテリア)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第341弾! 人間環境デザイン学科4回生 西浦 康介さん インテリア会社 内定 【その企業に決めた理由】 就職活動を通して、人の幸せを形作る仕事がしたいと考えるようになりました。就職先は①店舗数が大変多い。買い物の楽しさを、より多くの方に実感していただき豊かな住まいを提案できます。将来的に商品部で開発した自身の商品を店舗から発信したいとも考えるようになりました。②また徹底したコスト管理をしているため、豊富な品揃えと高い品質を維持しながらも安価な商品を提供できます。③配点教育制度。お客様に喜んでいただける包括的な知識と経験が積むことができる。スペシャリストとなって得た「力」をお客様に還元していきたい。この3点が決めた理由です。 【就活を振り返って】 就職活動は3月からスタートし、内定をいただいたのが9月。個人的に心掛けたのは「マイペース」です。約半年間の活動をしてきましたが、企業に提出しないといけない履歴書やエントリーシートが溜まったり、選考が上手くいかず結果が出なかったりと精神的に疲れてしまいます。周りの友人に内定が出始めプレッシャーになることもしばしば。 そんな時、誰のためでもない、自分のための就職活動だと考えマイペースに行動し続けました。 【アピールしたこと】 アピールしたことはアルバイトの経験や地域のイベントに参加をして学んだ経験などです。特に変わったことをアピールはしていません。とにかくなぜそれを頑張ったのかという目的をしっかりと伝えました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターの担当の谷口さんにはいろいろとお世話になりました。 履歴書やエントリーシートではアイデアや方向性の相談に乗っていただきました。「この部分が弱いのでもっと強く表現したいんです!」と投げると、何パターンもの例が返ってきます(笑) 面接では一度、人事担当者に内容が伝わってこないと言われたことがありました・・・。そんな時に谷口さんとの相談の中で自分に何が足りないのかを見つけることもできたので、自信をもって面接に挑むことができました。 【後輩へのメッセージ】 就職活動は長く険しい道のりになるかもしれません。早く内定を獲得して活動を終了したいと思うでしょう。内定がゴールだと考えがちです。しかし私はそれではもったいないと考えるようになりました。仕事を通して何に挑戦したいのか、仕事を通してどういった人間になりたいのかと自分の目標を実現するためのキャリアプランをしっかりと考えることが重要だと思います。具体的に3年後、5年後、10年後と自分がどうなっていたいのか、そのためには何をしないといけないのかと「目的と手段」を考えると良いでしょう。自分のキャリアプランに正しい、正しくないはありません、自分なりの計画を立ててみてはいかがでしょうか。頑張れ!!!
2016.01.27
平成27年度神経リハビリテーション研究大会を開催!~畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター
平成28年1月23日(土)、24日(日)に信貴山観光ホテルと畿央大学にて、神経リハビリテーション研究大会(大学院生合宿)が開催されました。ニューロリハビリテーション研究センターの教員と大学院博士課程・修士課程のメンバーが参加し、修士論文の最終審査会に向けた研究発表が中心に行われました。 今年で10年目となる毎年恒例の院生合宿ですが、本年度は大学院生総勢30人と例年にも増して多くの院生が集まり、多くの視点から活発な意見交換が繰り広げられました。 1日目は信貴山観光ホテルにて、修士課程2年の研究発表が中心に行われました。最終審査を2週間後に控えたこの時期でも、更なる研究の質や精度の向上にこだわる意気込みを感じ、改めて研究に対する素晴らしい姿勢を感じました。 また、夕方には3グループに分かれて、修士課程1年の研究計画に対するディスカッションが行われました。自分の研究だけでなく、メンバーの研究内容に対しても自分の研究と同じように考え、研究室全体として向上していくような意見やアドバイスを多く頂き、研究内容が洗練されただけでなく、参加者全員にとって大変貴重な時間を過ごすことができたように感じました。 1日目終了後もディスカッションは続き、降り積もる雪の露天風呂でも白熱した議論は続きました。 2日目は畿央大学に戻り、修士課程2年の研究発表に加えて、博士課程の研究経過発表も行われました。 この院生合宿も今年度で10年という節目を迎えました。継続する力が研究をより有意義なものとし、リハビリテーションの対象者、さらには社会に貢献することができるように、今後ともますます精進していきたいと考えております。 最後になりましたが、このような機会を与えてくださった森岡教授をはじめとする研究センターの皆様に深く感謝を申し上げます。 畿央大学大学院健康科学研究科 修士課程1年 首藤隆志 【関連サイト】 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 【関連記事】 ●「平成26年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成25年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成24年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成23年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成21年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成20年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」
2016.01.27
教職実践演習(中・高)で外部講師による模擬授業を体験!~現代教育学科
中学校・高等学校教諭(英語)の必修科目である「教職実践演習」について、学生から授業レポートが届きました! 現代教育学科4回生の谷口・西川です。2015年12月12日(土)、教職実践演習(中・高)の第12回目の講義で、和歌山県立那賀高等学校英語科教諭加藤統久先生をゲストにお迎えし、高校英語の模擬授業を受講させていただきました。 加藤先生はランダムなペアワークを重視されており、まずくじ引きによる座席決めから始められました。先生は「この授業を通して、生徒間の出会いを楽しんでほしい。」という思いで、普段から毎時間座席を変えて授業されるそうです。実際に、生徒から英語の授業を通して仲良くなった友達がいると報告も受けられたそうです。「ワクワクすることがコミュニケーションを取ろうとする動機につながる」という先生の言葉が印象的でした。この言葉や加藤先生の楽しそうな表情から、生徒をワクワクさせるためには、教員自身も楽しみながら授業を進めることが大切なのだろうなと思いました。 また、ライティングやスピーキングなど、自己表現に関わるテストの採点が難しいというお話がありました。かつて、加藤先生はスピーキングのテストを文章の暗唱形式で行っておられたのですが、ある研修でそれは「記憶」のテストだと指摘されたそうです。確かに、スピーキングのテストが日本語であったと考えた場合、長い文章を丸暗記するのは、私たちネイティブにとっても、努力と時間が必要です。また、その長い文章が完璧に暗記できたとしても、日本語のスピーキング力があるかというとそれは違うような気がします。「この問題点をどう改善すればよいか?」という質問に対し、ある学生から「与えられたお題についてどこまで話せるかという自己表現のテストはどうか?」という意見が出て、これには先生も納得された様子でした。先生は「答えが一つのテストは、想像性の欠如になりうる。」とおっしゃいました。実際に先生のテストは「Nothing is as 形容詞 as ~を用いて文章を作りなさい。」や「外国人観光客が近年増加する理由を60ワード程度のエッセイを作りなさい。」などという自由作文に近い問題が多かったです。採点が大変なのだと不満をこぼしながらも、生徒の自由に書いた回答をまとめて、テスト返しの時間に生徒と共有しているパワーポイントで見せてくださいました。生徒たちが、自分や友達の回答を楽しんで見ている光景が目に浮かびました。 加藤先生は最後に「自由に発言できる空間にするために、問題ができなかったり、間違った生徒に対して笑いが起こらないようにする経営を徹底することが大事だ」とおっしゃいました。また、投げかける質問を簡単にしたり、YESかNOで答えられる質問にしたりすることで、発言しやすい雰囲気を作るのもテクニックの一つだともおっしゃいました。英語の指導法だけでなく、学級経営のコツなど細かいところまでご講義くださった加藤統久先生、貴重なお話をありがとうございました。 教育学部現代教育学科 4回生 谷口 晴 4回生 西川 実輝
2016.01.27
書評『教育の質の平等を求めて―アメリカ・アディクアシー学校財政制度訴訟の動向と法理―』
畿央大学大学院教育学研究科長の白石裕教授は2014年10月、協同出版から本書を出版されました。 本書は白石先生の前著、1996年の『教育の平等と財政保障―アメリカ学校財政制度訴訟の動向と法理』の続編というべきものであり、前著では、このことに関する訴訟の生成期(1971年~73年)と展開期(1973年~80年代半ば)に特徴的な相対的公平(equity)の法理の析出に主力が注がれていました。 一方、本書では、それに続く新展開期(1989年以降)に焦点が当てられています。新展開期で特徴的な事柄は、「教育費等の相対的条件」が公平(equity)なものとなっているかどうかという問題ではなく、「教育の質」が平等なもの、つまり適切・妥当(adequacy)なものになっているかどうかが法理を解く鍵概念となったことです。先生は、教育の質の平等が具体的・現実的にどのように訴訟や判決の中で理解され解釈されていったかということを、丹念な判決文や証言内容の精査により執筆されています。それは、教育の質の平等を追及するという人間の最重要課題の地平で、アディクアシーを議論することの意義と課題を追求することでもあります。 この一連の研究は、先生が日頃から心がけておられるグローバルで高度な研究、教育実践の理論的科学的な裏づけ、現代の教育課題や教育ニーズに応える教育研究の促進、地域の教育の発展等々の文脈の中で創出された精力的な研究であろうと考えられます。そしてこの「量的相対的平等」から「質的適切妥当性追求」へのこの転換は、教育上のアディクアシーがエクイティーを考慮したものでなければならないということから考えても、真に意義深い発展的転換期の研究といえるものであろうと思います。 先生は、「おわりに」で「アディクアシーの概念が多義的で際限のない解釈論に陥る可能性があるとすれば、裁判所はアディクアシーの問題に踏み込むのを躊躇するということがあるであろう」と将来の危惧を表明されておられます。確かに、教育の目的・価値観やアウトプットに関する概念は多義的であることには間違いないところであって、アディクアシーの議論は司法判断にはなじまず議会や行政の役割であるという考え方も成り立つと思われます。しかし、この問題は教育学の自律性に関わる問題であり、教育の専門性に関わる課題であると考えられます。何よりも問題なのは、教育のプロセスや目的に、議会や行政という教育外の領域からの判断がわがもの顔に導入されてしまうところにあると思います。法理の哲学と哲学の法理で教育の目的やプロセスを研究するものにとっては、訴訟や裁判の根拠となりうる理論と科学的実証的な成果を確立し共有することが課題であろうと思われます。そうした観点からも、先生のこの研究は、哲学的な世界にも強いインパクトを与えるものと考えられます。 畿央大学大学院特任教授(教育学研究科)杉峰英憲
2016.01.26
平成27年度 冬季エコパトロールを行いました!~エコキャンパス推進委員会
日頃はエコキャンパス推進活動にご協力いただきありがとうございます。 今年の冬は暖かい日が続いていましたが、一月中旬以降、一気に冷え込みが厳しくなり、学生さんからの「寒い~」という声がよく聞かれるようになりました。屋外と室内との温度差が大きいと体調を崩しやすいので、着衣で調整してくださいね。 さて、エコキャンパス推進委員会委員の教職員と学生有志は、緑色のタスキをつけて、恒例の「エコパトロール」を1月12日(火)、13日(水)、18日(月)、19日(火)、20日(水)に実施し、エアコンの設定温度と、各教室に設置してある温湿度計の温度をチェックしてまわりました。 ▲エコパトロールの様子 現代教育学科 深田先生、健康栄養学科 中村先生 人間環境デザイン学科 3回生石橋くん ▲設定温度チェックの様子 現代教育学科 大久保先生&深田先生 畿央大学では、冬季にはウォームビズを推奨し、エアコン20℃設定をお願いしています。今回の巡回の結果では、設定温度の平均が23℃とやや高めでした。実際の室温の平均は22℃でしたが、教室や時間帯による違いが大きいので、設置してある温湿度計を確認しながら、適切な設定温度にご協力をお願い致します。いくつかの教室では29℃や30℃と真夏並みの設定温度や、湿度がとても低くなっているところがありました。低湿環境はウィルスの活動が活発になります。そこで、健康支援センターの山根先生に、乾燥しがちな冬季に気をつけるべきポイントをお聞きしました。 ① 手洗い・うがいの励行 ② 室内の換気 ③ 呼吸するときは、口呼吸でなく、鼻呼吸を心がける ④ 運動や食事、充分な睡眠に留意し、免疫力の低下を防ぐ ③の鼻呼吸については、鼻から呼吸することにより、適度に湿った空気を体内に入れることができ、また鼻毛による濾過効果があり、さらに、口腔内の乾燥を防ぐことで、インフルエンザ等の予防にもつながるとのことでした。みなさんも一度意識してみて下さいね。 また、エントランスホールに隣接した教育学習基盤センターの掲示板に、電気使用量がリアルタイムにわかるグラフが表示されています。ウォームビズ期間中(12月から3月)は、表示される時間をやや長く設定していますので、是非ご覧下さい。 ▲教育学習基盤センター前の掲示板 今年の冬も学生有志にエコキャンポスターを作成してもらい、教室の出入り口に掲示しました。ウォームビズがあたりまえの日々になりますように。そんな想いを込めて暖かな色合いで作成してくれました。 ▲ウォームビズポスター 人間環境デザイン学科2回生 R.N.くん エコパトロールには、夏季に引き続き、守衛さんにもご協力頂いています。教室のエアコンや照明のつけ放しが時々みられますので、部屋を出るときにスイッチOFFを忘れないでくださいね。 ▲学内巡回中、エコパトロールにご協力頂いている守衛さん 最後に、レポート作成時のミスプリントや不要な資料等をゴミ箱に捨てていませんか?それらは、是非、学内に設置してある回収ボックスに入れてください。捨てればゴミですがリサイクルに回せば、貴重な資源です。(ただし、個人情報が記載されている資料等は、シュレッダーで処理してくださいね。) 少しずつ意識をはぐくみ、エコキャンパスの推進に今後ともご協力をお願い致します。 ▲リサイクルペーパー回収BOX 畿央大学エコキャンパス推進委員会 【関連記事】 平成27年度 夏季エコパトロール実施中!~エコキャンパス推進委員会
2016.01.26
4回生を対象とした「プレティーチャーズガイダンス」が1月19日(火)に最終講を迎えました。
プレティーチャーズガイダンスは、学校や幼稚園、保育所で先生になる4回生に対して、毎年この時期に開講されます。4月から現場ではどういったことをしていかねばならないのか、4月までに何をしておく必要があるのか、4月から「先生」として不安なくスタートできるように先生方からお話しいただきました。 学校教員志望者には全7コマの講義を5人の先生がリレー形式でご担当されました。1月8日(金)の新免先生の講座(勤務校決定前後のスケジュールや4月当初の職務内容について)から始まり、12日(火)の下林先生(服務、給与、自己評価について)、18日(月)の島先生(年度当初の教員生活、学級経営のポイントについて)と八木先生(学校文書や学級通信の作成、板書ポイントについて)と続き、19日(火)の西尾先生(教室や保育室、保健室の環境づくりのポイントについて)の講座で締めくくりとなりました。 幼保志望者に対しては、1月14日(木)に倉窪先生が職務内容や1日の流れ、指導計画、クラス通信、接遇の心構えなどをお話しされました。また、19日の西尾先生の講座では実践的な壁面制作のポイントをご指導いただきました。 現在、教育学部4回生は卒業論文の口頭試問期間に入っています。こんなふうにみんなで教室に集まって講座を受講する機会もこれが最後ではないでしょうか。出席した4回生はみな熱心に先生方のお話に聞き入っていました。 4回生のみなさん、畿央大学でこれまで学んできたこと経験してきことに自信を持って、自分の目指す教師像・保育士像に少しでも近づけるよう頑張ってください!