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2024.01.17
就職レポートNo.765(大阪府/支援学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第765弾! 現代教育学科15期生(24卒) N.N さん 大阪府 支援学校教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 畿央大学を選んだ理由は二つあります。 一つ目は、大学の規模が小さいため、手厚い指導を受けることができると考えたからです。入学すると、20~40名のクラスに所属することになります。履修している人数が多い授業では、2クラスごとに授業を受けるというように、どの授業でも教授と距離の近い授業になるよう工夫されていました。そのため、分からないことは質問したり、相談事もしやすかったり、畿央大学に入学してよかったなと思いました。 二つ目は、就職率が高いからです。受験する大学を迷っているときに畿央大学を調べていると、一般企業就職率、教員採用試験合格率が共に高いことが分かりました。教育学部を目指していましたが、途中で一般企業就職を考えたときの道も捨てたくなかったので、就職率の高さは魅力的でした。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 畿央大学での学生生活はとても楽しく、充実したものでした。学生数が少ないので、同じ学部の学生とはほとんど顔見知りになり、“みんな仲間”という認識でした。私は小学校教諭の免許と特別支援学校教諭の免許という2つの免許を取るための授業を履修していたので、授業数が多く、しんどいなと思ったこともありました。そのようなときも、教員を目指す友達が周りにたくさんいたので、励まし合いながら頑張ることができました。大変なことも、楽しいこともあった、充実した4年間でした。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 教師を目指そうとしたきっかけは、小学校5、6年生のときの担任の先生です。先生と出会ってから、学校を楽しいと思うことができたからです。「なんでこうなるんだろう?」と疑問を持って主体的に学べる授業や、授業以外の時間も児童と積極的に関わってくださり、毎日学校に行くことが楽しいと思うことができました。私もこのような先生になって、学校って楽しいな!と思える児童を増やしたいです。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 今も続けていることは、支援学校の学習支援員です。学習支援員として、児童生徒の教育活動の補助や活動支援をしながら、分からないことは先生に質問し、勉強させていただいています。少しの間、小学校でのボランティアもしていました。はじめは小学校教諭を目指していましたが、小学校のボランティアや小学校の教育実習を経て、障がいのある児童と関わり、障がいのある児童への支援に興味をもつようになりました。何でも経験してみることが大切です。興味があることがあれば、早めにチャレンジしてみてください! 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 私は人と同じくらい勉強していても受からないと思っていたので、早めに勉強を始めました。筆記試験は受ける自治体にとらわれず、全国の過去問をひたすら解き、分からないところは参考書を見るという勉強方法をしていました。面接は、質問をリストアップし、質問の答えを考え、その答えにどのような質問が来るかを考えていました。面接練習は教育学部の先生方や教採・公務員対策室の先生方に何度も見ていただきました。面接も模擬授業も、練習すればするほど上手になります。色々な先生に見ていただいて、アドバイスをもらってください。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 子どもに寄り添うことができる教員になりたいと考えています。寄り添うとは、共感性をもって関わることだと私は考えます。言葉で話すことが難しい、人とのコミュニケーションが難しい等、様々な実態があります。子どもと積極的に関わり、実態を把握します。そうすることで、言葉で話すことが難しい子どもの気持ちにも共感し、支援できる教師になりたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験の間、しんどいこともたくさんありましたが、思い返すと楽しいこともあったなと思います。面接練習で一緒になった人と友達になれたり、昼ご飯は何を食べようと悩んだり、休憩時間に友達と話したりしました。みなさんもしんどい中にも楽しさを見つけて頑張ってほしいです。 畿央大学では、教員採用試験の対策講座がたくさんあります。積極的に参加していれば、合格できます!教採・公務員対策室の先生方にはとてもお世話になりました。後輩のみなさんも、困ったことがあったら教採・公務員対策室の先生方に質問したり、相談したりしてみてください。周りの友達と高め合いながら、試験を乗り越えてください!
2024.01.16
就職レポートNo.762(大阪府/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第762弾! 現代教育学科15期生(24卒) A.O さん 大阪府 小学校教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 私が畿央大学を選んだ理由は、就職率が関西圏の大学の中でも高い上に、教育学部卒業者の7割程度が教育関係の職に就いていることと、教採・公務員対策室という教員になるための手厚いサポートを受けられる環境があったからです。また、他の大学にはあまりないクラス担任制があり、不安や悩みを相談できる先生方が身近にいてくださることもあり、畿央大学を選びました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 入学当初にコロナ禍に直面し、最初は描いていた大学生活とは全く異なるものでしたが、行動制限が緩和されるにつれて大学に行く機会も増え、充実した大学生活を送ることができました。また、畿央大学が小規模な大学であるからこそ、学生同士・先生方との距離が近く、同じ夢や目標をもつ仲間や友人、そして先生方と共に、教員採用試験に向けて頑張ることができました。改めて畿央大学に入学してよかったと思っています。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 私が小学校教諭を目指そうとしたのは、小学校6年生時の担任の先生がきっかけです。その先生は子ども一人ひとりの個性を大切にし、私の個性を引き出して発揮できるように様々な支援や役割を与えてくださいました。その個性は今の自分にとっても大切なものであり、その先生のおかげで自分に自信がもてました。私はこの先生のように、子ども一人ひとりの個性やよさを大切にし、それらを引き出せる教員になりたいと思い、教員を目指すようになりました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 大学3回生のときから母校の小学校で学習支援員と、不登校の児童生徒支援ボランティアをしていました。学習支援員では、実際に学校現場で児童と関わりをもつことができ、学習内容に対する理解度や学習に取り組む姿勢が様々な児童がいる中で、一人ひとりに合わせた支援や指導を現場の先生方から学ぶことができました。不登校の児童生徒支援ボランティアでは、不登校の児童生徒と学習や体験活動を共に行い、不登校の児童生徒一人ひとりに寄り添うことの大切さや、多様な学べる環境づくりの重要性を学びました。ボランティア活動で経験したことは後に自分の強みにもなるので、参加することをお勧めします。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記対策は、自分の苦手な部分や弱いところを明確にしようと、過去問や教員採用試験対策講座のプリントを通して様々な問題を解くようにしました。分からない問題や間違った問題を後回しにするのではなく、友人や教採・公務員対策室の先生にすぐ聞くようにし、分からない問題を少しでも減らすことを大切にしました。面接対策は、教採・公務員対策室の先生方をはじめ、教育学部の先生方にもたくさんご指導いただき、練習を積み重ね、練習すればするほど自分の言いたいことや伝えたいことがはっきりして、堂々と笑顔で話せるようになりました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 児童一人ひとりの個性やよさを大切にし、それらを引き出せる教員になりたいと考えています。児童一人ひとりと積極的にコミュニケーションをとり、深い児童理解に努め、児童が自分の個性やよさを発揮できるよう支援・指導していきたいです。その上で、児童が自分自身を大切にし、生き生きと学校生活を送ることができるようにしたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 教員採用試験に向かって勉強に励む中で、やる気が出てこなかったり、勉強をしたくなくなったりする時もあると思います。そのような時は、一度リフレッシュで友人と食事に出かけたり、好きなことをしたりして休むことも大切です。不安や悩みも一人で抱え込むことなく、周りの友達や先生方を大いに頼りましょう!最後まで自分を信じて頑張ってください。応援しています!
2024.01.16
就職レポートNo.763(高齢者施設/管理栄養士)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第763弾! 健康栄養学科18期生(24卒) Y.S さん 高齢者施設(管理栄養士) 内定 【その企業に決めた理由】 私は給食管理業務と臨床栄養業務の両方の知識・スキルを身につけたいと考えていました。当施設には直営厨房があり、給食管理業務と臨床栄養業務の両方を経験することができるため、就職を決めました。また、施設内に保育園が併設されており、0歳から100歳までの世代間交流を行われていること、認知症対策ケアに挑戦していることも決め手の一つとなりました。 【就職活動を振り返って】 福祉業界は管理栄養士の募集が少ないため、福祉の就職活動フェアに参加して管理栄養士の募集がないか聞いて回ったり、インターネットを利用したりして求人を探しました。進路を決定するまでには時間がかかり、大変ではありましたが、就職活動を通して福祉業界では管理栄養士としてできることがたくさんあることや社会人としてのマナーなどを学ぶことができました。 【就職活動でPRしたポイント】 病院の厨房で調理補助のアルバイトをしていたので、なぜそのアルバイトを始めたのか、そこで学んだことなどを中心にアピールしました。また、施設の取り組みの中で管理栄養士として自分にできること、挑戦したいことを伝えました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 エントリーシートの添削や電話のかけ方などでお世話になりました。また、就職活動の状況についても話を聴いていただき、話すことで自分の考えがまとまって、落ち着いて進めていくことができたように感じます。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 不安なこともたくさんあると思いますが、最後まであきらめずに頑張ってください!応援しています!
2024.01.15
就職レポートNo.761(堺市/栄養教諭)健康栄養学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第761弾! 健康栄養学科18期生(24卒) S.K さん 堺市 栄養教諭 勤務 【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】 教員と専門スタッフによるダブル担任制や教採対策など、学生一人ひとりに合わせた教育が行われていて、勉強面だけでなく、資格取得や就職のサポートにも力を入れていることから、管理栄養士・栄養教諭を目指す環境が整っている畿央大学を選びました。 【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】 様々な人との関わりがあり、学びの多い、充実した4年間でした。振り返ると数多くの思い出がありますが、同じ夢に向かって共に高め合い、励まし合える仲間や、親切に指導・支援してくださる教採・公務員対策室の方々や先生方に出会い、夢であった栄養教諭への道を切り開くことができたことはいちばんの思い出です。 【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】 栄養教諭を志したきっかけは、母の影響と前職での経験です。養護教諭の母を通じて、栄養教諭という職種があることを知り、興味をもちました。また、前職(キッチン職)での経験から、食の大切さや食べることの楽しさを伝える職業に就きたいと考えていました。 大学での授業を通して、幼少期からの食生活が将来の健康に影響することや、子どもたちへの食育が重要であることを知り、次代を担う子どもたちに食に関する正しい知識を身に付けさせたいと考え、栄養教諭を目指す決意をしました。 【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】 教育実習校の小学校でボランティア活動を行っていました。ボランティア活動を通して、子どもたちの実態や給食時間の子どもたちの様子、食に関する課題(好き嫌い、偏食、食事マナーなど)などについて学ぶことができました。学んだことは、面接試験でとても役立ちました。また、どんな栄養教諭になりたいのかが明確になり、「栄養教諭になりたい」という思いが強くなり、教採対策へのやる気やモチベーションに繋がりました。 【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】 筆記試験においては、「①全国の過去問集を繰り返し解き、出題頻度の高い問題や自分の得意・苦手な分野を知ること」、「②参考書は、模試や過去問で頻出度の高い内容や語句にマーカーを引き、参考書に記載されていない内容、新しい情報を書き込んで付箋をつけるなど自分だけの参考書を作って活用すること」で対策していました。 面接試験においては、「①様々な先生に面接練習をしていただき、あらゆる質問・意見を集める」、「②栄養教諭受験者だけでなく、教育学部生の面接練習や模擬授業を見て、良いところや参考になるところを見つけて取り入れ、自分のものにする」、「③面接ノートを作成し、想定質問をまとめ、頂いたアドバイスを書き込むことで、あらゆる質問に柔軟に対応できるようする」ことで対策していました。練習を重ねて面接に慣れることで不安や緊張がなくなり、本番では自分自身の思いをアピールできました。 【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】 「子どもたち一人ひとりの声を聞き、食の大切さ、食べることの楽しさを伝える栄養教諭」です。 私は、子どもたちに生涯を通して何事にも挑戦し、豊かな人生を送ってほしいと思っています。その土台となる体を作るために、食への正しい知識を身につけさせるだけでなく、食べることの楽しさを実感したり、得た知識を実際の生活で活かせたりできる実践力を身につけさせたいと考えています。また食生活や置かれている環境は子どもたちによって異なるため、痩身、肥満、偏食などの問題について、子どもたち一人ひとりの声を聞き、気持ちや背景に寄り添いながら食に関する指導を行っていきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】 栄養教諭は、教員採用試験の中で募集人数が少ない校種であり、合格への道は決して簡単なものではありません。私は、支えてくださる先生方のご指導のもと、同じ教員を目指す仲間と共に高め合い、励まし合い、チーム戦として挑むことで合格をいただくことができました。これから勉強していく中で、不安になったり自信をなくしたりすると思いますが、自分のペースを大切に周りの人を頼りながら、栄養教諭に絶対になるという強い気持ちと、努力している自分を信じて頑張ってください。きっとみなさんの“ゆめ”や“よさ”を受け止めてくれる出会いがあるはずです。応援しています。
2024.01.15
次世代教育センター主催 2/28(水)「Excelスキルアップ講座~応用編~」を開催します。
「Excelスキルアップ講座~基本編」に続くステップアップ講座として、Excelのさらなる知識の修得とスキルの向上をめざしていきます。 申込対象者のレベルとしては、「Excelスキルアップ講座~基本編~」の修了者、また、MOS「Excel」Specialist(一般レベル)試験で出題される内容を概ね理解できる方を想定しています。 プログラム 講座名 Excelスキルアップ講座~応用編~ 対象 本学学生(2回生以上) 開催日 2024年2月28日(水)13:00~16:10(3~4限) 会場 畿央大学 L203講義室 参加費 無料 申込方法 事前申込制です。申込フォームに必要事項を記入の上、お申し込みください。 申込フォーム 申込締切 2024年2月21日(水) 問合せ先 畿央大学 次世代教育センター E-mail:jisedai@kio.ac.jp 次世代教育センターHPはこちら
2024.01.11
就職レポートNo.760(大阪市/公立幼稚園)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第760弾! 現代教育学科15期生(24卒) A.S さん 大阪市 公立幼稚園教諭 勤務 【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】 幼稚園に通っていた頃から幼稚園の先生に憧れをもっていました。小学校以降に進学していくにつれ、何かを教えたり、子どものお世話をしたりすることの楽しさに気付き、教員を目指そうと決意したことがきっかけです。目指している中でも、ピアノに苦戦したり、教える難しさを痛感したり、本当にこの職業を全うできるのか悩んだ時期もありました。しかし、幼少期から憧れをもっていたこと、人格形成の基礎を作る重要な時期に携わることができる素敵な職業であること、なにより子どもが大好きだと気付き、幼稚園教諭になろうと決意しました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の体験はどんなものでしたか】 ボランティアでは、小学校の学力サポーターをさせていただきました。小学校生活の中での児童の様子や授業の流れを知ることで、幼児教育と小学校教育の接続についての考えを深めることができました。自分が目指している学校種以外でのボランティアをしてみることも、新しい価値観や考え、学びがあるので挑戦してみることもおすすめです。ボランティア活動を通して、採用試験や就職の際にも自分自身の分析や考えを深めることができたので、ボランティアをしていて良かったです。 【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】 新型コロナウイルス感染症の影響で遠隔での授業が多く、サークルにも入っていなかったため、入学当初は不安がたくさんありました。しかし、その中で出会った友達や先生方はとても温かい人たちで、心の支えになっています。私は保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の三つの資格や免許の取得を目指していたため、とても忙しい毎日でしたが、多くの学びがあり、充実した大学生活を過ごせていたと感じております。 【畿央大学の採用試験対策について教えてください】 教採・公務員対策室の先生方の手厚いサポートの中で、試験対策ができたことに非常に感謝しております。それぞれの学生に合った対策方法の提案や励ましもたくさんしていただきました。自治体に応じた対策や情報の提供などたくさんのサポートをしていただいたこともありますが、なにより一人ひとりに寄り添い、どんな時でも応援してくださる先生方のサポートが一番心の支えになり、合格につながったと感じております。本当に感謝でいっぱいです! 【あなたの理想の保育者像について教えてください】 子ども一人ひとりを優しさと安心で包み込められるような温かい保育者になりたいです。子どもたちには心の安定を図りながら、思いやりの心や考える力を身に付けていってほしいと思います。そのためには、保育者が思いやりの姿勢を示し、子どもの気持ちに応えていくことが大切であると考えています。日々の保育の中の一瞬一瞬を大切にしていきながら、子どもたちと共に成長していきたいです。 【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】 試験が長期間続く中で、しんどい思いやくじける思いが強くなる時もあります。そのような時には、友達や先生、家族などに話を聞いてもらったり、思い切って休んでみたりしてください。そこから、また頑張れば間に合います!大切なのは、受かりたいという気持ちを最後までもつことです。私自身も、試験で上手くいかずに落ち込んでいた時期もありましたが、受かりたいという気持ちを最後まで持ち続けていました。誰よりも熱い気持ちで試験に臨んで、自分らしく頑張ってください。応援しています。
2024.01.11
英語教育コース「セメスター留学2023」 現地リポートvol.6~カナダのクリスマスの様子を紹介!
2020年度に開設された現代教育学科英語教育コースでは、6か月間英語圏で生活し語学や異なる文化・価値観を学ぶ「セメスター留学」を2回生後期に開講。今年度は、2回生3名が、2023年9月23日(土)にカナダのビクトリアに出発しました。前回のリポート第5弾ではカナダでのハロウィーンやアイスホッケーの試合観戦等の様子を紹介しました。今回は、クリスマスの様子についてリポートが届いたのでご紹介いたします! こんにちは、現代教育学科英語教育コース2回生の染谷 凜です。今回はカナダのクリスマスの様子をレポートしていきたいと思います。 カナダでは11月の終わりごろから街中がクリスマスへの準備を始めるため、12月の初めの時点で、ダウンタウンにはたくさんのイルミネーションが施され、お店や学校には飾り付けがされたり、ショッピングモールには巨大なクリスマスツリーが飾られていたりもしました。中でも私が驚いたのは、学校に行くバスがクリスマス仕様にデコレーションされ、運転手さんはサンタクロースの格好で子どもたちに大人気だったことです。このように、24日と25日だけではなく、12月のまるまる1ヶ月がクリスマスのような感覚でした。 ▼ブリティッシュコロンビア議事堂 ▼ショッピングモールのクリスマスツリー ▼前回のブログで紹介した街「シドニー」のイルミネーション 私のホストファミリーのお子さん達はもうすでに自立しており、各家庭があるため、24日のクリスマスイブはホストファミリーのファミリーが集まり、総勢19名で一緒にディナーを食べました。クリスマスディナーのメニューは七面鳥やマッシュポテト、芽キャベツなどの定番料理が食卓に並び、バイキング形式でみんなで楽しむものでした。 クリスマス当日はホストファミリーと一緒に過ごし、ディナーの後にクリスマスムービー(グリンチ)を見て過ごしました。日本ではクリスマスは友達とパーティーをして過ごすことが多かったので、ファミリーとゆっくり過ごした時間はとても新鮮で新たなクリスマスの楽しみ方を体験できました。 クリスマスシーズンに一番きれいだったイルミネーションは「ブッチャートガーデン」でみたものでした。ここでは毎年11月の1ヶ月間の間を、イルミネーションの準備のために費やし、園内全体にライトや飾り付けを施します。そのため、日本では味わうことのできないスケールのイルミネーションが広がっており、その壮大さに思わず息をのんでしまい言葉が出なかったです。他にも日本で見たことないようなライトの動きや、仕組みが全く分からないものばっかりでとてもワクワクしました。ブッチャードガーデンは季節によっていろいろな植物を鑑賞できるので、また温かくなったらもう一度訪れたいと思います。 このようにクリスマス期間の様子を短くまとめてみました。2024年になり、いよいよ残りの留学期間も2ヶ月ほどになりました。最後まで気を抜かず頑張りたいと思います。 現代教育学科2回生 染谷 凜 【関連記事】 英語教育コース「セメスター留学2023」 現地リポートvol.5~現地で参加したイベントや生活の様子を紹介! 英語教育コース「セメスター留学2023」 現地リポートvol.4~ハロウィーンの様子を紹介! 英語教育コース「セメスター留学2023」 現地リポートvol.3~観光名所「シドニー」を紹介! 英語教育コース「セメスター留学2023」 現地リポートvol.2~ビクトリアの街並みを紹介! 英語教育コース「セメスター留学2023」 現地リポートvol.1~ホームステイ先に到着! 短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ
2024.01.10
就職レポートNo.759(アパレル商社/営業職)人間環境デザイン学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第759弾! 人間環境デザイン学科18期生(24卒) H.H さん アパレル商社(営業職) 内定 【その企業に決めた理由】 入社予定先は大阪市にあるアパレルの表地以外を扱う専門商社です。主な仕事内容は、取引先が作ろうとしているアパレル商品に用いるボタンやファスナーなどを生産者さんから仕入れて卸を行うことです。他にもメーカーが作った製品を販売店に卸す仕事や、手芸用品店に手芸用品やボタンなどの服飾素材を卸す仕事もしています。 就職活動を行うにあたって大事にしていたことは、仕事とプライベートをしっかり両立できることです。そのため、企業選びをするときには年間休日や有休取得率は特に注視していました。当社は「ホワイト500」というホワイト企業として認められていることや、会社で働く人のあたたかさを感じこの会社に決めました。 【就職活動を振り返って】 初めて企業のインターンシップに参加したのは2回生の1月でした。そこから就職活動終了まで20社ほど説明会やインターンシップに参加しました。そのうちエントリー、ESを提出したのは6社です。面接は企業によって異なりますが、だいたい3、4回でした。 アパレル業界は比較的選考開始が遅いため、内々定時期は5月末から6月初旬でした。 就職活動で心がけていたことは、自分のありのままを企業の採用担当の方に見てもらうことです。企業選びでのミスマッチを防ぐためにも、話を盛りすぎずに等身大の自分を見てもらうことを意識していました。そのため、面接では最低限話すことを決めて臨み、その他の質問をしてもらったときには、その場で考えて答えるという面接担当者と対話をすることを心がけていました。 【就職活動でPRしたポイント】 面接やESでアピールしたことは、ゼミ活動でした。コロナ渦で入学したため、学校に来ることができず部活動もできなかったので、話せることはあるのかと就職活動当初は思っていましたが、ゼミ活動で他の人が経験できないようなことをしていると感じ、そのことについてアピールしました。特に輝かしいエピソードではなくても、自分の「人となり」が分かるような話ができると良いと思います。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 2回生の冬にインターンシップに参加したとき、初めてキャリアセンターを利用しました。 インターンシップに参加した後や選考の面接前後はよく利用していました。ESの添削や面接練習にも対応してくれるので、積極的に頼って助けてもらうのが良いと思います。 早期選考が始まりだす3回生の冬頃には、キャリアセンターも忙しくなるので、早い目にESを書き始めて添削してもらうと後々選考が始まったときにすごく楽になります。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 選考を受けていると良い結果に結びつかない時も多々あると思います。でも、自分で「ここだけは譲れない」という軸をしっかりと持って企業選びができていたら、第一志望でなくてもきっと後悔のない就職活動になるはずです。 また、企業は仕事を楽しんでできる人材を求めていると思うので、就職活動も楽しさを見出して時には息抜きをしながら、最後まで頑張ってください。応援しています。
2024.01.10
楽しく見るだけで食改善!大学生食提案プロジェクト~健康栄養学科「公衆栄養学実習」
「公衆栄養学実習」では、健康栄養学科2~3年次に自分たちの食事記録から若い世代の食課題を分析し、その分析結果をもとに、第4次食育推進計画の重点課題である「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進の1つとして、課題解決のためのホームページや動画を作り、若い世代の食課題解決の提案をしています。 2023年度のテーマは「見るだけで勝手に食改善」。楽しんで見るだけで、努力せず、いつの間にか、食生活が改善できることを目標に、3回生17グループの個性的なホームページや動画作品をポータルサイト「大学生食提案プロジェクト」でお披露目しています。 「大学生食提案プロジェクト」は、健康栄養学科の学生たちが公衆栄養学実習の授業の一環で「自分たちと同世代の若者の食を改善する」ことをテーマに作ったホームページ・動画のポータルサイトです。 学生たちの力作の数々、ぜひご覧ください! 一部のコンテンツをYouTubeでもご確認いただけますのでぜひご覧ください! 2023年版 見るだけカンタン食改善 *画像・音源等の一部コンテンツについては、教育目的で授業内でのみ使用しております。 健康栄養学科 講師 野原 潤子 【関連記事】 楽しく見るだけで食課題解決!大学生食提案プロジェクト~健康栄養学科「公衆栄養学実習」 ヘルスチーム菜良 学食コラボメニュー“ボロネーゼ風トマトパスタ”12/7.15限定発売します!! 令和5年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催! 夏のオープンキャンパスで「一食の栄養量を調べよう!」企画に協力!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 令和5年度近畿農政局食育ネットワーク交流会で親子向け食育活動!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良
2024.01.10
脊髄小脳失調症患者の立位姿勢制御能改善に着眼した効果的な理学療法:症例報告~ニューロリハビリテーション研究センター
脊髄小脳変性症(SCD)は、小脳や脊髄の神経変性によって発生する運動失調を主症状とする進行性の疾患です。姿勢バランス障害は、SCDの主な症状の一つです。ライトタッチは姿勢の揺れを軽減するための広く知られた方法ですが、四肢に運動失調を持つSCD患者には適用されていませんでした。本学理学療法学科4年の岩佐しおりさん、摂南総合病院及び本学の博士後期課程の赤口諒さん、森岡周教授らの研究チームは、SCD患者の理学療法として体を壁に軽く接触させてリラックスした状態での静的立位保持を行い、その後、段階的に動的な姿勢バランス練習を導入することで、立位姿勢バランスと運動失調、日常生活動作(ADL)の改善に寄与したと報告しました。この研究結果は「Cureus」誌に「Changes in Standing Postural Control Ability in a Case of Spinocerebellar Ataxia Type 31 With Physical Therapy Focusing on the Center of Gravity Sway Variables and Lower Leg Muscle Activity」と題して掲載されました。 研究概要 脊髄小脳変性症(Spinocerebellar Degeneration:SCD)は、小脳や脊髄後索の運動失調を主要な症状とする進行性の疾患です。SCD患者は姿勢バランスの維持が困難であり、多くの症例で転倒が報告されています。姿勢の揺れを軽減する手段としてライトタッチが知られていますが、これは通常、指先で行われ、四肢の運動失調があるSCD患者では適切な感覚情報の取得が困難になることがありました。本学理学療法学科4年の岩佐しおりさん、摂南総合病院および本学の博士後期課程の赤口諒さん、森岡周教授らによる研究では、壁面を利用したライトタッチの理学療法を介して段階的に動的な姿勢バランスへの移行を図り、その結果、SCD患者の立位姿勢バランスの改善と運動失調、日常生活動作(ADL)の向上が見られました。これらの効果は姿勢動揺及び立位保持時の筋活動の分析を通じて検証されました。 本研究のポイント ■進行性の脊髄小脳変性症(SCD)患者でも、適切な段階的理学療法を実施することで姿勢バランスが改善されることが示されました。 ■上肢に運動失調を持つSCD患者にとって、壁面への軽いタッチを利用することが有効であることがわかりました。 ■安定した静的立位姿勢の維持が、過剰な筋活動の抑制に寄与し、それが動的な姿勢バランスの練習へとつながることが確認されました。 研究内容 対象となったのは、6年前にSCDと診断され、その後の転倒により右第5中足骨基部と左脛骨近位部を骨折し、理学療法を開始した60代の患者です。左右の上下肢に運動失調が見られ、特に左下肢の運動失調が顕著であり、立位と歩行の能力が著しく低下していましたが、何とか意図的に立つことが可能なレベルでした。理学療法の介入初期から中期にかけてはライトタッチを利用し、力を抜いて楽に立つ練習を行いました。静止立位が安定した後期には、随意的な重心移動と道具を用いた関節間協調運動の練習を実施しました。歩行練習も計画通りに実施されました。理学療法の進行は初期から最終まで4期に分けて行われ、各期間は1週間ずつ設定されました。各段階でADL、歩行能力、SARA(包括的な運動失調検査)、BBS(包括的な姿勢バランス検査)、重心動揺、筋電図などの検査・測定を図1に示す通り行いました。 図1 :病歴および理学療法の経過 上図:特異的な姿勢バランス練習介入開始までの現病歴、下図: 特異的な姿勢バランス練習の内容・経過 患者は歩行器を用いて自立歩行が可能な状態で退院しました。また、BBS(Berg Balance Scale:包括的バランス尺度)とSARA(Scale for the Assessment and Rating of Ataxia:運動失調評価のための尺度)も改善が見られました。初期から最終段階にかけて、姿勢動揺が軽減しました。動揺面積と動揺速度、特に前後動揺の高周波パワー値(前後HF)の減少が認められました(図2A, B参照)。初期では、右前脛骨筋(Tibialis Anterior:TA)の活動が顕著でした(図2C参照)。その後、右前脛骨筋の活動が減少し、ふくらはぎのヒラメ筋(Soleus:Sol)とTAの同時収縮指数は初期から中期に増加しましたが、中期から後期にかけては減少しました。交差的時間差相関分析の結果、左ヒラメ筋と前脛骨筋の同時収縮とSARAの間には時間差のない負の相関関係が見られました。 初期に右前脛骨筋の過剰な活動により姿勢が不安定でしたが、ライトタッチによる姿勢練習を導入し、本介入が進むにつれて姿勢の揺れや前脛骨筋とヒラメ筋の同時収縮指数が減少しました。これは健常幼児の発達過程に似た自動的な姿勢制御への移行を示唆しています。結果として、段階的な介入によって進行性SCD患者にも顕著な理学療法の効果が得られることが示唆されました。 図2:重心動揺および筋活動の経過 本研究の臨床的意義および今後の展開 進行性の脊髄小脳変性症(SCD)患者において、壁面への軽いタッチを用いることで、過度な筋肉の収縮を伴わずに安定した立位を維持する学習が可能であることが示されました。これは意図的な姿勢制御を減らすことに繋がり、結果としてより動的な姿勢バランスの練習が実施可能であることが確認されました。この結果は、戦略的かつ適切な理学療法を実施することで、進行性の脊髄小脳変性症の患者にも有効である可能性があることを示唆しています。 論文情報 Shiori Iwasa, Ryo Akaguchi, Hiroyuki Okuno, Koji Nakanishi, Kozo Ueta, Shu Morioka Changes in Standing Postural Control Ability in a Case of Spinocerebellar Ataxia Type 31 With Physical Therapy Focusing on the Center of Gravity Sway Variables and Lower Leg Muscle Activity Cureus, 2023 問合せ先 畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 畿央大学大学院健康科学研究科 センター長/教授 森岡 周 Tel: 0745-54-1601 Fax: 0745-54-1600 E-mail: s.morioka@kio.ac.jp


