2011年のすべての新着情報一覧
2011.11.29
産学官連携 奈良県中央卸売市場主催「冬の市場まつり」に鍋出展しました。
2011.11.29
阪神奈大学ネット「公開講座フェスタ」で本学教員が講演しました。
「災害」と「減災」を考える~公開講座フェスタ2011 平成23年11月2日(水)から11月21日(月)まで開催された『公開講座フェスタ2011』において、看護医療学科の堀内美由紀講師が講演しました。 『公開講座フェスタ2011』は、阪神奈大学・研究機関生涯学習ネットが主催、大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県の29の大学・研究機関が知力を結集したリレー講座。今年の総合テーマ「未来への再生」を受け、国際保健・国際看護・災害看護を専門とし、福島県の現地にも足を運んでいる堀内先生に講演をご担当頂く運びとなりました。 講演テーマは、「災害とは何か―大切な人と自分を守るための工夫―」です。 堀内先生も阪神淡路大震災の被災者で、当日は兵庫県にある病院で新生児のICUで勤務されていたそうです。紆余曲折を経て現在は災害看護などを専門分野に本学で研究、および看護師の育成に携わっておられます。 講座ではまず「災害とは何か」(災害の種類や特徴)を整理し、その上で「効果的な備え」や「有事に役立つ豆知識」を使った「減災」について言及しました。災害は予期不能でいくら努力をしても「防災」(災害を防ぐ)は難しい。ただ想定できる災害への対策、また災害が起こってしまったと仮定した事前準備をすることが「減災」(災害の被害を最低限に減らす)につながる、というまさに現代的に知っておきたい情報とメッセージが満載の講義になりました。 例えば何ミリ以上の雨量なら目の前の川が氾濫するのか(避難の目安にする)や、避難所までの経路は3パターン以上把握しておく(何があっていつもの道が通れなくなるか分からないため)など、具体的な事例も挙げて解説頂くなど、参加頂いた方も有益な情報が得られたのではないかと思います。 ご多忙なところ聴講頂きました皆様、ありがとうございました。 また堀内先生が発起人となり震災支援のために畿央大学教職員・学生有志が今夏に実施した「のびのびキャンプ」についても、ブログで紹介させて頂いておりますので、合わせてご覧頂ければ幸いです。 (文責:畿央大学 企画部 伊藤) 【関連記事】 学生・教職員有志による東日本大震災支援のための「のびのびキャンプ」を実施!https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-421.html
2011.11.28
「橿原おみやげもの開発プロジェクト」食品部門グランプリ作品が商品化!
グランプリ作品が「大和茶マシュマロ 天雲」として商品化、販売デビュー! 畿央生と橿原商工会議所がコンペ形式でお土産物を企画開発する「橿原おみやげもの開発プロジェクト」。グランプリ作品が「大和茶マシュマロ 天雲(あまくも)」として商品化され、2011(H23)年11月25日(金)~27日(日)に近鉄百貨店橿原店で開催された「橿原うまいもん市」でついにデビューを飾りました。 ▼「橿原うまいもん市」の様子 この商品は大和茶を使ったほろ苦いマシュマロで、小さいお子様から大人まで楽しめる新しい「和スイーツ」です。歴史が息づく橿原市にある天香具山・畝傍山・耳成山(大和三山)の美しさを「大和茶」で、橿原市の温かさを「マシュマロ」で表現。マシュマロの形とパッケージをキューブ(正方形)に統一し、他にはない「和」と「可愛らしさ」を共存した一品になっています(パッケージのデザインは人間環境デザイン学科4回生の3名が手掛けました)。 商品化に協力頂くことになった「やさい菓子工房 cocoai」様、グランプリ受賞学生3名、健康栄養学科から浅野先生と薗田先生、人間環境デザイン学科から加藤先生と奥村先生、4回生3名が商品のコンセプト、味、食感、サイズ、見た目、パッケージデザインの細部に至るまで協議を重ねて「産みの苦しみ」をたっぷりと経験した後に、晴れて販売当日を迎えることが出来ました。商品化に向けてご協力頂いたすべての皆様に、改めて感謝申し上げます。 ▼やさい菓子工房cocoai 原田氏 (さらに…)
2011.11.28
冬木啓子教授が「栄養士養成施設の教員顕彰」を受賞されました。
この度、健康栄養学科の冬木啓子教授が(社)全国栄養士養成施設協会から「栄養士養成施設の教員顕彰」を受賞されました。先生は栄養士養成施設において、多年にわたり栄養士教育にご尽力され、多くの功績を上げてこられました。農業経済学を専門とされ、本学では「くらしと経済」「フードシステム経済学」「現代マネー論」などの科目をご担当されています。 ▼北田学科長、および冬木先生を囲むゼミ生たち 現在、「中央卸売市場創設にともなう地場流通機構の再編と地場産地に及ぼした影響」や「市場外流通の変遷と地場産地の取り組み」、「地場産廃棄果実のバイオエタノール開発の有効性」などを研究テーマとされ、日本の食流通のあり方を日々研究されています。今回の受賞を受けて、先生から「名誉な賞を頂いて感謝致しております。学生達には、時代の流れをしっかり見据え、状況を客観的に分析でき、世の中のお役に立てる社会人になってもらいたいと願っております。」というメッセージをいただきました。 また、本学茶道部顧問をされており、いろいろなイベント、社会貢献事業に参加され、学生たちが貴重な社会体験に取り組むことへも尽力されております。 これからも、21世紀に求められる管理栄養士を育てていただきますよう、ご活躍をお祈り致します!
2011.11.28
産学官連携 奈良県中央卸売市場主催「冬の市場まつり」に鍋出展しました。
鍋の競演で健康栄養学科有志でスクラム!1時間で250食完売! 奈良県の台所として30数年間県民のために新鮮な食材を提供してくれている奈良県中央卸売市場主催「冬の市場まつり」が、2011(平成23)年11月27日に開催され、畿央大学健康栄養学科有志(指導教員上地・柴田・新谷3名、学生14名)による鍋ものを出店しました。同市場の総面積は甲子園球場3つ分が入るほど広く、魚介、肉、野菜、乾物などの卸商がひしめき夜中じゅう荷受けやせりで活気づいており、当日はそれら業務が一段落した朝8時から始まり13時には終了という卸売市場ならではのイベント時間帯で、天候も良く1万人以上の来場者がありました。 畿央大学、奈良女子大学、奈良佐保短期大学の3校がそれぞれ特色ある鍋もので競演、本学は『畿央部屋のほっこりえみ(笑み、塩味)ちゃんこ鍋』をご提供しました。具材は新鮮市場提供の「クエ、カニ、ハマグリ、鳥だんご、しめじ、しいたけ、エリンギ、冬瓜、大根、白菜、人参、水菜などをたっぷり使って、ベースはあっさり塩あじ加減の和風だしで仕上げました。前日土曜は半日かけて具材を下調理、当日は早朝7時集合という強行スケジュールも販売開始と同時に長い列ができてわずか1時間で250食を完売、充実したイベント出店になりました。 ▼みんなで作った大きな看板(左)とレシピ付き箸入れ。 ▼畿央大学生らしさを会場の皆さんにPR!審査で「協会理事長賞」を頂きました。 日頃給食実習では大人数分の調理をやっていますが、今回は100人用鍋釜2つと中小の鍋を使って、さながら災害非常時の炊き出しに似た感じで学生たちにとっても良い体験になったに違いありません。売上金は募金として9月の台風12号で被害を受けた十津川村はじめ県内被災地支援復興資金の一部に充てられます。 会場では「古式伝統包丁式(高円御流)」、「マグロ解体ショー・試食・販売」、「金魚すくい大会」、「水産と青果の模擬せり」、「釣り堀」などのイベント販売に加え、卸業者さん各社による廉価販売が随所で行われました。以下、その様子を写真でご覧ください。 ↓ 当日の会場案内図・スケジュールはこちら 2011冬の市場まつりポスター.pdf ↓ ”えみちゃんこ鍋”の試作の様子はこちら https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-431.html
2011.11.28
2011年度 関西大学ラグビー大会を終えて
畿央大学ラグビー部は、昨年から関西ラグビーリーグに加盟しています。 9月25日(日)から11月13日(日)にかけて、滋賀大学、大阪医科大学グラウンドなどで行われた『関西大学ラグビーリーグ(D2リーグ)』に参加しました。 昨年は全敗という不本意な結果で終わってしまいましたので、今年の目標は「リーグ戦初勝利!!」でした。今回、念願の初勝利(対:大阪市立大学医学部)を達成できただけでなく、リーグ戦2勝目(対:大阪医科大学)も挙げることができましたので、ご報告します! (さらに…)
2011.11.25
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.4~「かぼちゃのパリパリ焼きとごま団子」
健康栄養養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第4弾は「かぼちゃのパリパリ焼き」と「ごま団子」です。 ******************************************************************************************* 【1】かぼちゃのパリパリ焼き 春巻きの皮を揚げるのではなく、上に少量の油をぬって焼くことで低エネルギーにしました。パリパリとした食感をお楽しみください。 かぼちゃの中にチーズを入れることでコクを増やし、カルシウムをアップ。 スチームコンベクションやオーブンで大量に作ることができるので、給食施設の献立におすすめです。ご家庭では、オーブントースターを使ってできます。 ******************************************************************************************* <材料>(1人分) かぼちゃ 20g 砂糖 2.5g スキムミルク 1.5g プロセスチーズ 5g 春巻きの皮 3g 片栗粉 0.5g 水 2.5g 油 1g <作り方> ①かぼちゃの皮を少し残して剥き、5㎝角に切る。 ②スチームコンベクションでやわらかくなるまで約20分蒸す。 ③蒸したかぼちゃを食感が残るように粗く潰す。 ④砂糖を加えて全体に行き渡るように混ぜる。 ⑤春巻きの皮を4等分に切る。 ⑥皮にかぼちゃの具を乗せ、皮に水溶き片栗粉を塗って巻く。 ⑦皮の表面に刷毛で油を塗り、間隔をあけて並べる。 ⑧スチームコンベクションで210℃ 9分でこんがりと焼く。 ******************************************************************************************* ◆栄養量(1人分) エネルギー 68kcal たんぱく質 2.3g 脂質 2.4g 食塩 0.2g ※ ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。 ******************************************************************************************* 【2】ごま団子 ごま団子の中にスキムミルクを混ぜこみ、カルシウムが摂取できるように工夫をしました。 あんが飛び出さないように、まんべんなく包み、大量に作る場合は、白玉が乾燥しないように少し水でしめらしながら、ごまをつけることがポイントです。 ******************************************************************************************* <材料>(1人分) こしあん 13g スキムミルク 1.5g 白玉粉 8g 砂糖 2g 水 25g 白ゴマ 3g 揚げ油 2g <作り方> ①白玉粉・砂糖・スキムミルクを量り入れ、水を加えながら手で混ぜる。 ②あんを人数分に分ける。 ③生地を棒状に伸ばし、人数分に分ける。 ④生地にあんを包み、ごまを敷いたバットの中で転がし、ごまをつける。 ⑤150度の油でゆっくりと転がしながら揚げる。団子が浮き上がり、 生地が透き通るまで揚げる。 ******************************************************************************************* ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 95kcal たんぱく質 2.8g 脂質 3.2g 食塩 0g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2011.11.25
健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.5~「みかんゼリー」
健康栄養養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第5弾は「みかんゼリー」です。 *************************************************************************************** みかんとさっぱりしたヨーグルトの味が想像以上に良く合う一品です。 市販のオレンジジュースで、簡単に手作りゼリーが作れます。 ヨーグルトと砂糖を混ぜたソースの上に、みかんを盛り付けることで色合いを良くしました。 ゼリーだけの材料費は15円と安価で、給食施設のメニューにおすすめです。 *************************************************************************************** <材料>(1人分) 100%オレンジジュース 70cc 上白糖 5g ゼラチン 1.4g 水 15g みかん缶詰 10g ヨーグルト 15g 上白糖 3g <作り方> ① 水にゼラチンを入れふやかす。 ② 金の鍋にジュースと砂糖を入れ、沸騰直前まで火にかける。 ③ ②にゼラチンを入れたら、ボウルに移してあら熱をとり、 その後容器にうつし、氷で冷やす。 ④ ヨーグルトを砂糖と混ぜておく。 ⑤ ゼリーが冷えたらヨーグルトを大さじ1かけ、みかんを2個添える。 *************************************************************************************** ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 81kcal たんぱく質 2.4g 脂質 0.1g 食塩 0g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。
2011.11.25
第6回アジア南太平洋スポーツ心理学会(ASPASP)出張報告
2011年11月11日から14日にかけて、台湾・台北市のHoward Civil Service International houseにて開催された第6回アジア南太平洋スポーツ心理学会(6th Asian South Pacific Association of Sport Psychology International Congress)に参加してきました。この学会は、アジア各国のスポーツ心理学の研究者が学術交流をはかることを趣旨とし、4年に1度開催されています。私がこの学会に参加した目的は2つありまして、その一つは、ポスター発表を控えていたことにありますが、もう一つは、会場近くにある国立台湾師範大学に赴き、旧友との研究交流を図ることにありました。 上の写真は、学会での一コマです。デシ先生と共に動機づけ研究の第一人者であられるライアン先生(ロチェスター大学)のご講演の様子です。ライアン先生は、教育心理学や臨床心理学、スポーツ心理学など幅広い分野でご活躍されている研究者です。私のゼミには、先生方の自己決定理論を用いて、リハビリテーションの心理と行動との関連を検討しようとしている学生がいますので、最新の知見を得たく講演に聞き入ることにしました。この写真は、アンダーマイニング現象(内発的に「楽しい!」と思って従事していた活動に対し、外的報酬が付与されると、逆に内発的動機づけが低下してしまう現象)を脳科学的に解説されているものです。提唱者であり且つ共同研究者であられるデシ先生は自伝的に、「大学院生の頃、好奇心旺盛で何事にも興味を抱き探索していた幼児が小学校に入ってから後、急に好奇心や探求心を失わせていくのはなぜだ?と疑問に思い、その原因を教師や親が子どもに与える報酬(賞罰)にあるのではないか?と考えた(Deci & Flaste, 1995)」と記述されています。後、デシ先生らがこの現象を実験的に証明した1970年代は、行動主義の影響が色濃く、どのように社会に受け容れられるようになったのかは知る由もありません。ただ、この現象には、後近代の教育を構想するためのヒントが含まれているのではないかと、かねての私には映っていた時期がありました。 (さらに…)
2011.11.24
学生広報スタッフblog vol.2~軽音楽部から見た畿央祭!
軽音楽部によるライブ@畿央祭! 「学生から見た畿央大学」をもっと知ってもらいたい!と、畿央大学企画部と畿央生がコラボした「学生広報スタッフblog」。第2弾は、学園祭で特設ステージとホールでパフォーマンスを披露してくれた、軽音楽部からです☆ こんにちは、学生広報スタッフの看護医療学科2回生の乾です。今回はスタッフblog第二弾ということで、畿央祭で開催されたイベントの一部を紹介したいと思います!! 今回紹介するイベントは畿央祭の特設ステージと冬木記念ホールの2か所で行われた軽音ライブです。 畿央大学の軽音楽部は1~4回生を含めて全員で100人を超える大きな部活です。それぞれが自分のやりたいパートを決め、バンドを組み、それぞれのバンドが練習を沢山して、最後にその成果をライブで披露します。今回のライブは2日間にわたり、ステージとホールの2か所で行いました!! ライブを前に高テンションのバンドメンバーたち^^ 一回生メンバーたちも皆楽しんで演奏しています♪ 普段は軽音と関わり合いがない人も、皆で仲良く飛び跳ねたり、歌ったり、今年のライブも大いに盛り上がりました! ライブ終わりには、皆で部会を行いました。 来年もまた軽音ライブを行います。皆さん是非、来年も畿央祭にお越しください^^