2011.12.16 

就活レポート~就職活動の現場から~No.116

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第116弾! 

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健康栄養学科6期生(12年卒)

小関 万裕子さん

西能病院 勤務


【その内定先に決めた理由】

私の理想とする条件を満たしていたのが病院だったからです。病院管理栄養士は2回生の頃からの夢でした。しかし今年、偶然にも地元で公務員の「学校栄養職員」の採用がありました。業務内容は、学校給食に関する業務(栄養教諭のサポート、または学校給食センター等での勤務)が主になるとのことでした。業務内容はともかく、公務員という職種に惹かれてエントリーしたところ、最終まで進むことが出来たのですが、私はここで公務員をとるか、病院をとるかですごく悩んでしまいました。色々な方に相談し悩みに悩んだ結果、私のやりたいこと、どんなキャリアを積んでいきたいかを考えたときに、それらを満たしていたのは病院でした。私は、直接人と接して個々に栄養管理・サポートをし、管理栄養士だからこそ携われる臨床の現場に立ち、実力派管理栄養士として社会貢献していきたい、そう気付きました。結局公務員は途中辞退。妥協せず進んできたことにより、今では無事に病院から内定を頂き、夢が叶って嬉しく思っています。

 

 

【就職活動を振り返って】
私はとにかく「地元の病院管理栄養士になる」ことを目標に掲げ就職活動をしてきました。当然奈良と地元の行き来が多くなり、時間的にも金銭的にも大変でしたね。

 

病院採用時期は遅いと知っていましたが、私は早めに準備に取りかかっていました。就職活動が始まって間もなくの冬には履歴書を完成させ、場数を踏むために地元の色々な企業や給食会社にエントリーをし、面接をなるべく多く受けるようにしていました。そして病院採用がぽつぽつと出てき始めてからは、実家の母とよく連絡を取り合っていました。地元の新聞に<管理栄養士募集要項>などがたまに掲載されていたからです。また、ネットで地元の病院を片っ端から調べ、チェックし、募集があれば履歴書を送っていました。

 

【就職活動してPRしたポイント】
「真面目・努力家でありつつも熱い女だ」ということをアピールしていました。(笑)私は3年間個別指導塾のアルバイトをしてきました。仕事や生徒に対して熱く接していたことを伝えたく、面接官の方が「おっ。」と思うような自分のキャッチフレーズを作り、具体的にやってきたこと(生徒個々の苦手を考慮した小テスト作り・勤務時間外に塾に出向いて質問対応・担当生徒全員第一志望校合格へ導く)を熱弁していました。あと、大学の授業を休むことが(ほぼ)無かったので、授業に対する姿勢・日々の勉強量・その成果を具体的に述べ、真面目さや努力家であるという点もアピールしていました。

小関 万裕子さん②.jpg

【キャリアセンターと就活サポート】
ものすごくバックアップしてくれます!悩んだらキャリアセンターに駆け込んでいました。どんなに些細なことでも重たい内容であっても真剣に対応してくださいます。昨年度担当だった伊藤さんには、エントリーシートやら志望動機やらをほぼ毎日添削してもらうという時期があり、大変お世話になりました。そして伊藤さん、今年度担当の西畑さんからは、病院か公務員で悩んでいたときに貴重なアドバイスを頂きました。私がお二方を独占しているのでは、と思うくらいに沢山時間を割いて下さるし、フォローもすごいです。こんなに懇切丁寧に対応してくれる大学は周りの話を聞いているとありません。ぜひぜひ活用しましょう!

 

【後輩へのアドバイス・メッセージ】
今年は就職活動の時期がずれ込み、例年とは違うということに不安を感じている方もいると思います。でも事前準備をしておくだけで全然違いますよ(自己分析や履歴書の準備は始めていますか?)。今の積み重ねが良い意味で未来につながると思います。私はこの考え方が出来るようになったので今を必死に頑張っています。国試が近いですからね…(^^;

 

就職活動をして行く中で「一次が通らない」、「最終選考まで進んだ」など、良いこと悪いこと、色々ありますがそれらも積み重ねの一つです。私も、就職活動での辛い経験があったからこそタフにもなれ、今の自分があると思っています。せっかくだから就職活動を利用しましょう!自分をのばすチャンスの場になります。面接なんかは慣れてくると楽しいですよ♪上手く息抜きもしながら、妥協せず頑張って下さい!

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