2013.01.15
就活レポート~就職活動の現場から~№159
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第159弾!
現代教育学科4期生(13卒) 谷垣諒さん
兵庫県 小学校教諭
【学校教員を目指そうと思ったきっかけ】
私が中学・高校生の時、担任の先生をはじめ部活動の顧問の先生は、学習指導だけでなく生活指導や進路指導等、親身になってきめ細かな指導をしてくださいました。何より人間性を育てることができる職に魅力を感じ、今度は自分が学んできたことを児童生徒に還元したいと思い、教職について意識するようになりました。
私の夢が明確になったのは教育実習です。不安なことばかりで、やるべきことは多かったはずなのに、児童とともに過ごしている間は疲れを感じることもなく、気が付けば私自身が毎日学校に行くのが楽しみでした。期間は短かったものの、児童のことを考え頑張れる自分が居り、この職を全うできると確信が持てました。
【合格までの道のりを振り返って】
振り返ってみると、大学での過ごし方がいかに重要であったかを実感しています。勉強だけでなく、部活動やアルバイトをはじめ、楽しかった経験だけでなく、今までの後悔や失敗、しんどい経験が合格の力になりました。欲をいえば普段できない活動をもっとしておけばよかったと思います。
家ではあまり勉強に集中できなかったため、早朝はマクドにこもったり、夜遅くまで学校の自習室で勉強したりと場所を変えながらも毎日勉強し、何度も友達と面接練習や模擬授業の練習をしました。集中力が持たず、心が折れた時は気分転換ももちろんやりました。しかし、時間を無駄にしない、やれることを全力でやるという意思は常に持ち、前向きに取り組み続けました。私たち自身が頑張る姿勢を見せれば、教職支援センターの先生方、畿央大学の先生方は時間を削ってまでも全力で面倒を見てくださいました。わからないことや不安なことの相談にものって頂き、指導や技術面だけでなくメンタル面でもサポートしていただきました。試験が終わるまで不安で仕方なかったですが、友達だけでなく、後輩や先生、お世話になった方々がいつも声をかけて下さり、私自身の支えとなりました。多くの仲間や先生に恵まれたことが合格につながったのだと実感しています。
【これから教員を目指す人へのメッセージ】
簡単に叶う夢はないと思います。振り返ってみても、しんどかったという思いは強いです。どんなに準備してきても、試験本番に自分の力を発揮出来ずに終わるほどの後悔はないと思います。合否のことばかりでなく、自分の力を出し切ることだけを考えて前向きに取り組んでほしいです。教員になることが夢であり、自分の人生であると考えるとものすごいプレッシャーを感じるかもしれませんが、気持ちでは絶対負けないでください。自分次第で取り組む姿勢はいくらでも変えることはできます。時間を無駄にせず、やれることを精一杯やってください!最後に信じるのは自分自身です!