2013.12.16
第5回幼・保・施設ガイダンスを実施!
後期の第5回幼・保・施設ガイダンスを12月12日(木)に実施しました。これをもって、3回生の幼・保・施設ガイダンスはすべて終了となります。第5回では、今後の就職に向けてのスケジュールを確認しましたが、第2回~第4回までは各現場の園長先生方にご講演をいただきました。その模様を振り返っていきたいと思います。
11月7日(木)第2回幼・保・施設ガイダンスのテーマは「私立幼稚園の現場より」。学校法人たつみ学園 長池幼稚園の辰巳正信園長先生にご講演いただきました。
幼稚園が期待している新卒の先生とはどういう人か(やる気・元気・勇気)、失敗をおそれずに挑戦すること、見学やボランティアでいろいろな園を見ること…等、今後就職活動に入っていく学生に向けて心構えをお話しいただきました。また、現代の子どもたちを取り巻く問題に対する園での取り組みをパワーポイントで紹介して下さいました。動物・植物がいっぱいの園の様子に学生たちも驚いていました。
参加した学生の声です。
「向いている・向いていないを今考えるのではなく、まず思いがあるのならば続けるということを学びました。」
「今日のお話で自分の世界が広がるようなワクワクした気持ちになりました。」
11月14日(木)第3回幼・保・施設ガイダンスのテーマは「私立保育園の現場より」ということで、社会福祉法人愛和会 朝和保育園の森章浩園長先生のご講演でした。
私立保育園・公立保育園を取り巻く行政・社会環境についてのお話のあと、最近よく話題になるSNSのマナーについてクイズ形式でご説明いただきました。保育園設置基準や社会人としての常識についてもクイズ形式で進められ、学生は頭を抱える場面もありましたが、自分がいざ働くとなったときのことを楽しみながら考えるきっかけになりました。
参加した学生からは
「マナーや言葉遣いなどの人間性は大学時代の様々な経験で身につけておく必要があると感じました。」
「インターネットだけでなく、園に足を運び雰囲気を自分で感じられるように行動しようと思いました。」
といった声がありました。
11月21日(木)第4回幼・保・施設ガイダンスは「児童福祉施設の現場より」というテーマで、社会福祉法人飛鳥学院 児童養護施設飛鳥学院の宮崎博文副院長先生にご講演いただきました。
児童養護施設の役割、児童の自立支援サービスの取り組みなどを、昔と今の違いに触れながらお話しいただきました。さらに、保育士や幼稚園教諭など、子どもたちと関わる仕事を目指すうえで大切な考え方(五感を磨く)を示して下さいました。児童養護施設へ実習に行っていない学生にとって、現場の先生たちがどのような思いで子どもたちや家庭と関わっておられるのかを知る貴重な機会となったようです。
参加した学生の声です。
「時代の背景を理解し、今何が必要かを考えることはどの職に就いても大切だと感じました。」
「子どもたちの人生の1ページに名前を刻むということがとても印象に残り、人間力を伸ばしていくことが大切だと感じました。」
今年度の幼・保・施設ガイダンスはすべて終了です。それぞれの先生方からお話しいただいたことを忘れず、自分自身の人間力を磨くためにいろいろな経験を積んでください。そして積極的にボランティアや見学に足を運び、子どもたちと関わる経験を積みながら、自分に合う園・施設を探していきましょう!