2015.11.17 

就活レポート~就職活動の現場から~No.318

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第318弾!

現代教育学科4回生 久保 佑唯奈さん

大阪市・小学校教諭 合格

 

久保さん掲載用

 

教師を目指そうとおもったきっかけ

 私は、高校生の時、物理化学を選択する理系クラスに在籍していました。そのころから何か資格を持って仕事をしたいと考えており、高校2年生までは、歯科技工師という、教師とは全く違う進路を考えていました。しかし、理系だけでなく、他の仕事にも目を向けた時に、小学校教師という職業に惹きつけられました。なぜなら、まず、子どもが好き、そして、運動も音楽も芸術も好きだということが、私に向いているのではないかと思えたからです。小学校は、中学校や高校と違い、1人の担任がほとんど全ての教科を教えます。たくさんのことが好きな私なら体育も音楽も図工もそのほかの教科も楽しく教えることができるのではないかと思ったのです。また、周りの友達が「あなたの性格なら向いている。」と言ってくれたことも教師を目指す後押しになったと思います。

 

学校インターンシップ・教育実習を体験して

 私は全部で4校の小学校でボランティアや実習を経験しました。そこで感じたのは、教師という仕事の魅力と大変さです。自分が小学生の頃に見ていた視点とは違う視点で見ることができて、思っていた何倍もの仕事が教師にはあるのだと感じました。しかし、子どもが元気に学び、遊んでいる姿を見ると、ここで働きたいと思います。また、こんなことをしたい、あんなこともしたいと思い、わくわくします。実際に現場で過ごす時間は学びの連続です。先生方の臨機応変な対応を実際に見ることができますし、先生がどんな意図で授業をしているのかを聞くこともできます。本当に体験していてよかったなと思います。

畿央大学での大学生活について

 大学の友達や教員の方々には本当に支えてもらいました。みんなで集まって勉強をしたり、お昼ご飯を食べながら勉強の話をして、3回生の頃とは変わったな~なんて話したり、面接練習をみんなでして、だんだんみんなが上手に話すようになるのを感じたり、周りがどんどん知識や技術を身につけていくのに焦ったり、いつもより帰る時間が遅くなったり、みんなで大学隣のショッピングセンターに夜ご飯を買いに行ったり…。そのときは本当に大変だったけど、終わってからは少し寂しい気持ちになるくらい、濃い時間を過ごしたと思います。教員の方々も顔を見ては応援していただいたり、対策講座をひらいていただいたり、質問攻めに答えていただいたり、手のかかる学生だったと思います。

 

畿央大学の教員採用試験対策について

 本当に親身に考えてくれます。個人の性格まで考えて試験対策や志望場所を相談していただけます。わからないことがあれば、自分で調べるのはもちろんなのですが、それでもわからなかったら、ためらわずに相談することをお勧めします。今、何を頑張っているのか、どんな目標をたてているのか、何が苦手で困っているのか、模試はどうだったのか、少しの時間だけでも教採・公務員対策室の方々に話しに行くことで、気分転換にもなるし、こちらのことを知ってもらうことで、直前の対策もしっかり支えていただけると思います。私はたくさん話を聞いてもらいました。

 

理想の先生像  

 まず、私が描く理想の学級像は、子どもが毎日笑顔で過ごす学級です。いつでも楽しく子どもたちが過ごすことができればいいなと思っています。だから、自分自身も毎日楽しく過ごすことができる先生がいいなと思っています。簡単なように聞こえるかもしれないですけど、クラスをもって毎日過ごしていると、トラブルは必ずといっていいほど起こります。時間に追われて余裕がなくなる時もあります。その中でも、心に少し余裕をもって、小さなことに楽しみや幸せを感じていたいです。子どもたちのためにも。もちろんそのために、ルールをしっかり定着させる、たくさんほめる、とかあるのですが。  

 

後輩へメッセージ

 将来の選択にも、教採の対策の仕方にも、先生像にも、一人ひとり違いはあると思うし、それでいいと思います。私は1人で勉強できないタイプなので、みんなで勉強していたけど、1人の方が集中できる人もいると思います。だから、私の話は全て取捨選択して頭のすみにおいているだけでいいと思います。ただ、後悔しないようにだけ頑張ってください。それが難しいんですけどね…。教採は今まであんまり話してなかった人と仲良くなったり、楽しい面もあります!ガス欠、燃え尽き症候群にならないようにずっと8割で頑張ってください!

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