2015.12.18
就活レポート~就職活動の現場から~No.333(養護教諭)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第333弾!
現代教育学科4回生 西川 真琳さん
奈良県・養護教諭 合格
【教師を目指そうと思ったきっかけ】
高校の部活動中に友人が熱中症になり倒れてしまったことがありました。その際、養護教諭が駆けつけ、迅速に対応してくださる姿を見て、「かっこいい」と感じたことがきっかけです。それまで保健室にはあまり行かない子どもでしたが、子どもたちの安心・安全を支える養護教諭という仕事に魅力を感じました。
【学校インターンシップ・教育実習を体験して】
小学校・中学校・高等学校での保健室ボランティアや学習サポーター、教育実習を体験しました。現場をたくさん見させていただくことで、教科書通りの指導や対応ではできないこともあり子どもたちの背景を把握した上で一人ひとりに合わせた対応を行うことが大切であると学ぶことができました。
【畿央大学での大学生活について】
規模が小さいからこそ「みんなで頑張る」ことができました。教員採用試験に向けては、個人での勉強に加えて、みんなで問題を出し合ったり、1つのテーマについて話し合ったりすることで学びを深め合うことができました。試験に向けてはしんどいこともありましたが、今ではみんなで支え合い頑張ったあの時間が懐かしく、寂しく思います。
試験を含めた大学生活を通して、かけがえのない仲間を手に入れることができたことは、畿央大学で得た大きな宝物です。
【畿央大学の教員採用試験対策について】
全ての先生が、親身になって支えてくださいました。小さなことでも何かあればいつでも相談に乗って背中を押してくださったので、最後まで頑張り抜くことができました。筆記から面接・討論など全ての対策講座が充実しており、対策講座を受講することで苦手な分野を克服できました。
【理想の先生像】
子どもたち一人ひとりに合わせた対応を行うことができる養護教諭が理想です。そのためにも、他の先生方と連携し、子どもたちの情報をたくさん得たり、観察から子どもたちの小さな変化に気づいたりできるようにしたいです。また、自分自身が心も身体も健康でいられるよう努めたいです。
【後輩へのメッセージ】
教員採用試験は正直しんどいこともたくさんあります。成績が思うように伸びなかったり、本当に教師に向いているのかなと悩んだり…。でも、夢に向かって頑張っているのは、自分一人ではありません。しんどいときこそ周りのみんなと支え合って、しょうもない話をして笑い合って頑張るためのパワーをためてください。一歩ずつ一歩ずつ、夢に向かって頑張ってください!でも、無理だけはし過ぎずに。