2020.12.23
就職レポートNo.602(大阪市/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第602弾!
現代教育学科12期生(21卒) W.T さん
大阪市・小学校 勤務
【教師を目指そうと思ったきっかけ】
教師を目指そうと思ったきっかけは、教育実習やボランティアで自分の直接的な関わりを通して、子どもたちの成長や笑顔を見られることにやりがいを感じたことです。大学1回生の頃から積極的にボランティアに参加したり、教育実習を経験したりする中で、子どもたちの成長や笑顔をたくさん見ることができる教師という職業にとても魅力を感じ、教師を目指すようになりました。
【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】
大学1回生の頃から、月に1回地域の子どもたちと課外活動に取り組むボランティアに継続して参加していました。毎回活動内容や参加する子どもが異なっていたため、状況に合わせて自分から子どもに積極的に関わり、一人ひとりの性格を理解した上で声掛けや支援をすることの大切さを学ぶことができました。
また、教育実習を体験したことで教師になりたいという思いがさらに強くなりました。教育実習の期間は記録や授業づくりなどに追われ大変な毎日でしたが、それ以上に、毎日子どもたちの笑顔をたくさん見ることができることや実際に子どもたちに授業をする中で「わかった!」「なるほど!」という反応を見ることができることにとてもやりがいを感じた1ヶ月間で、この教育実習は私が教師を強く目指そうと思った大きなきっかけにもなりました。現在も教育実習でお世話になったこの小学校でボランティアとして教師になるための勉強をさせていただいています。
【畿央大学での大学生活について】
私は、小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、保育士資格を取得するため、授業や課題が多く、毎日忙しい日々を送っていました。そのような多忙な日々の中でも、同じような状況の友達と一緒に課題をしたり、たくさんの先生方からも励ましていただいたりとても温かい環境で自分が学びたいことを全力で学ぶことができた4年間だったと思います。
【畿央大学の教員採用試験対策について】
畿央大学の教員採用試験対策はとても手厚かったため、私自身も安心して教員採用試験に臨むことができました。新型コロナウイルスの影響でなかなか例年通りの対策ができない中、自宅で勉強できるように資料をたくさん作ってくださったり、リモートで面接練習をしてくださったり、状況に合わせて手厚い支援をしてくださいました。
また、対面での面接練習や模擬授業練習も、数えきれないほどしていただいたおかげで、実際の教員採用試験は落ち着いて自分の思いを試験官の方々に伝えることができました。練習のときにかけていただいた励ましの言葉やアドバイスは今でもとても印象に残っています。
【理想の教師像】
私の理想の教師像は、子どもたち一人ひとりの個性や良さを伸ばし、輝かせることができる教師です。教育実習やボランティアで多くの子どもたちと関わる中で、子どもたち一人ひとり違う個性や良さがあるということを学び、個々に応じた関わりを身につけることができました。この経験を活かして、理想の教師像を実現することができるように日々努力し続けたいと思います。
【後輩へのメッセージ】
教員採用試験の期間、周りと比べてしまい落ち込むこともあると思います。実際に私自身もたくさん悔しい思いをしました。しかし、そこで落ち込むだけで終わるのではなく、どうしたらもっと自分の思いを伝えることができるのか、自分の良さは何かと考えることを怠らなかったことが合格に繋がったのではないかと感じています。
そして、一番伝えたいことは、メリハリをつけて教員採用試験対策をすることの大切さです。たまには一緒に頑張っている仲間と世間話をしたり、映画やドラマを見たりするなど自分なりの息抜き方法でリラックスする時間も作ってみてください。ただし時間は決めて(笑)メリハリをつけて対策することで、対策の時間がより充実したものになると、私は実際に経験して感じました。
大変なことも多いですが、自分の教師になりたい!という強い思いがぶれなければ大丈夫です。頑張ってください、応援しています!