2023.01.07
就職レポートNo.721(豊中市/公立幼保)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第721弾!
現代教育学科14期生(23卒) H.K さん
豊中市・公立幼保 勤務
※撮影時のみマスクを外しています。
【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけ】
最初は、単に子どもが好きという理由でなんとなく進学先を決めていました。そして、大学入学後、幼児教育に関する授業を受け、保育者の言葉がけや環境構成に意図があることを学びました。このことをきっかけに自分の中で幼児教育に対して魅力を感じ、幼稚園教諭、保育士になろうと決心しました。
【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を体験して】
大学のボランティア団体「マミポコ親子ひろば」では代表を務めていました。コロナ禍で、普段通りの活動はできませんでしたが、動画配信という形でおうちでも楽しめるようなコンテンツを考え、発信しました。初めての試みで、大変なこともたくさんありましたが、子どもたちが目の前にいない状態で遊びの伝え方を試行錯誤したことなど、多くを学べる機会となりました。
しかし、園でのボランティア活動を経験できていないので、子どもと関わる機会は少なかったです。もし時間があるなら、積極的にボランティア活動することをおすすめします!
【畿央大学での大学生活について】
大学生活は、授業や部活動、ボランティア活動など、一言では言えないほどたくさんの経験ができ、充実した生活を送ることができました。
また、人間関係においても、恵まれているなと感じることが多かったです。私はAfro-izm republic(ダンス部)と教職クラブODENの2つのサークルに所属しており、学科関係なく、たくさんの出会いがありました。友達や先生、先輩や後輩など、何事にも積極的で向上心が高く、尊敬できる人ばかりで、今の自分があるのはこの大学でたくさんの人に出会えたおかげです。高校時代、この大学を選んだ自分に感謝しています。畿央大学での生活は充実した楽しい4年間でした!
【畿央大学の採用試験対策について】
教採・公務員対策室の先生方には、とてもお世話になりました。3回生からの対策講座や集団から個人までさまざまな自治体の形に応じた面接練習など、手厚い支援をしてくださいました。この対策がなければ、第一志望の自治体に受かっていなかったと思います。
また、長い採用試験の期間の中で、思うような結果がでなかったり、気持ちがなかなか前向きになれなかったりしたときも、親身になって話を聞いてくださり、相談にもたくさんのってくださりました。一人ひとりに寄り添ってくれる、そんな温かい先生方がいる教採・公務員対策室はこの大学ならではです。本当に感謝しかないです。ありがとうございました!
【理想の保育者像】
自分の価値観を押しつけず、多様性を大切に、一人ひとりの個性を認め合えるような子どもを育てる保育を理想としています。現代では、支援の必要な子どもや、外国にルーツのある子ども、性的マイノリティの配慮が必要な子どもなど、さまざまな子どもがいる中での保育が求められています。物事を柔軟に考えて、他人を尊重しつつ、自分も大切にできる環境づくりを行い、日々の言葉かけに意図をもって関わっていきたいです。
【後輩へのメッセージ】
私は「超」がつくほど短期集中型なので、メリハリをとても大事にしていました。私の場合、やると決めたら絶対にやる、集中できないときは気分転換してまた目標を決めて取り組む、といった方法でした。自分に合った方法を見つけてください。周りと比べて焦ることもありますが、気にせず自分のペースで良いと思います!
しんどい時ももちろんありましたが、みんなと勉強して、面接や実技練習の対策を一緒に考える時間が楽しかったです。本当にみんながいたから乗り越えることができました。でも、しんどい時は無理しすぎず、自分を大切に!自己肯定感を上げてください。最後まで諦めなかったらなんとかなります。くじけずにかんばってください!応援しています!