2023.11.07
就職レポートNo.734(奈良県/養護教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第734弾!
現代教育学科15期生(24卒) M.O さん
奈良県 養護教諭 勤務
【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】
私が畿央大学を選んだ理由は、養護教諭の合格率がとても高かったからです。そもそも関西圏で養護教諭の教員免許を取れる大学は少なく、看護学部ではなく教育学部で教員免許を取りたいと考えていたので、その中でも合格率の高い畿央大学を選びました。
【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】
とても楽しい学生生活を過ごすことができました。人数が他の大学に比べて少ないこともあり、学生同士だけでなく先生方とも深い関わりがありました。私は部活やサークルなどには属していなかったのですが、それでも同じ授業や教員採用試験の勉強などを通してたくさんの友人ができました。仲間がいたからこそ、いろいろなことに頑張れました。
【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】
きっかけは、小学校のときの養護教諭の先生に憧れたからです。その先生はケガをした子どもや体調不良の子どもだけでなく、みんなが楽しく学校に過ごすためにいろいろなことをしてくださいました。私の一番仲がいい友達が不登校になってしまった時もその先生のおかげで自分がどうしたらいいのか考えることができ、そこから養護教諭という職業に魅力を感じるようになりました。
【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】
大学2回生から母校の中学校の学習支援員、3回生の教育実習後から小学校の保健室ボランティアをしていました。学習支援員では、特別支援学級に在籍する生徒の通常学級での学びの支援をしており、生徒一人ひとりに寄り添うことの大切さを身をもって学びました。保健室ボランティアでは実際に児童へ応急処置をするなど、実践的な力を身に付けることができました。実際に教育現場で働くときのためにもボランティアには参加しておくべきです。
【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】
とにかく「毎日朝から晩まで大学にいる」ということをモットーにしていました。一次試験対策では、教採・公務員対策室にある参考書や、対策講座で配布されるプリントを活用しながら勉強し、学内模試で自分の弱点を見つけ克服するようにしていました。また面接対策では、畿央大学は実際に教育委員会にいらっしゃった先生が面接指導にきてくださるので、とても質の高い面接練習ができました。
【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】
「一人ひとりをしっかりとみる」ことができる養護教諭になりたいです。保健室に来る機会の少ない子どもについてもその健康課題を発見するなど、子どもたちみんなが楽しく学校生活を送ることが出来るよう働きたいです!特に養護教諭は学級担任とは違い全校の児童生徒を対象としているので、保健室での応急手当や廊下ですれ違う時など、子どもと関わる一瞬一瞬を大切にしていきたいです。
【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】
教員採用試験はチーム戦です。一人で勉強するのもいいですが、周りの友達と情報共有をしながら切磋琢磨したほうが頑張れるし、伸びます。しんどくて、もう勉強やりたくない、どうせ受からないと思うときもありますが、最後までみんなで頑張ってください!応援しています。