2023.11.20
就職レポートNo.736(橿原市/公立幼保)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第736弾!
現代教育学科15期生(24卒) A.Y さん
橿原市 公立幼保 勤務
【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】
幼稚園教諭を目指したきっかけは、当時の幼稚園の先生に憧れたからです。
私は幼稚園に入りたての頃、よく泣く子でした。しかし、その度に先生が寄り添ってくれたことを覚えています。そんな先生との出会いで、幼稚園も先生も大好きになり、そんなあたたかい先生になりたいと思ったことがきっかけです。
また、私が中学生の時にいとこが生まれお世話をする中で、できなかったことができるようになる成長の喜びを身近で感じ、そのような子どもたちを身近で支えていくような保育者になりたいと改めて実感しました。
【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の体験はどんなものでしたか】
教育実習では、保育園・幼稚園・こども園・施設とさまざまな形態で子どもたちの姿を見ることができ、子どもを一番に考えた保育者の方々の言葉がけや援助は、大きな学びとなりました。また、3回生の秋から公立園でスクールサポーターを始め、実習では学ぶことができない長期的な目で子どもの成長を見守ることができたり、季節の行事に参加したりすることができました。スクールサポーターの他に子ども食堂でのボランティアもしていたのですが、園生活だけでなく子どもたちを地域で見守って支えている方々の姿を見ることができ、より一層、地域で子どもを育てていく大切さを知ることができました。様々な経験ができたことから、実際の現場で保育に携わらせていただくことは一番大きな学びになると感じたので、ボランティア活動に積極的に参加することをオススメします!
【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】
畿央大学での大学生活を通して尊敬できる先生や友達にも出会うことができ、とても恵まれた環境だったと感じます。2年間ほどコロナ禍によってオンライン授業が多く登学日数が少ない日々を過ごした時期もありましたが、学びの多い4年間でした。実習や実践的な授業も多く、座学だけではない学びも深められました。この大学で学んだことを現場で活かしていきたいです。
【畿央大学の採用試験対策について教えてください】
教採・公務員対策室の先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。とても温かく優しい先生方ばかりで、辛いときに話をするだけでも対策室に行き、先生方から元気をいただいていました。辛いときには一緒に悲しんでくださり、嬉しいときには一緒に喜んでくださる一人ひとりに寄り添った先生方の支援のおかげで、私のすぐ落ち込んでしまうような性格でも今回の試験を乗り越えることができました。畿央大学での先生方との出会いがなければ、最後まで頑張れていなかったと思います。改めて私も保育者として、そのような一人ひとりに寄り添えるような素敵な先生になりたいと感じました。本当にありがとうございました。
【あなたの理想の保育者像について教えてください】
私の理想の保育者像は、思いやりの心をもった保育者です。
子どもたちや保護者、他の保育者にも常に日頃から感謝の気持ちを忘れず伝えていきたいと思います。思いやりの気持ちをもちながら保育を行うことで、一人ひとりの個性や価値観を大切にし、認め合えるようなそんな温かい保育者になりたいです。
思いやりをもって接することで、周りにも思いやりの気持ちが広がっていき、子どもたちにも自分の気持ちを大切にすることはもちろんのこと、周りの人たちの気持ちも大切にできるような心を育んでいきたいです。
【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】
採用試験は長期戦です。しっかり休める時は休んで切り替えを大事にしてください!私はとても心配性だったので、3回生の冬ぐらいからは毎日大学で過ごしていました。辛い時もしんどい時もありましたが、一緒に頑張り合える仲間や先生方のおかげで今こうして合格をいただけたのだと思っています。
畿央大学の良いところは、みんながライバルではなくみんなで頑張って合格しようという気持ちがあることです。自分1人ではできないことも、みんなとなら乗り越えられます。
この試験を通して、自分自身が成長でき自分にとって良い経験だったなと思えるときがきっとくるはずです。
最後まで諦めずに頑張ってください。応援しています!