2023.11.29 

就職レポートNo.739(アパレル商社/設計職)人間環境デザイン学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第739弾!

人間環境デザイン学科18期生(24卒)  M.A さん

アパレル商社(設計職)内定

 

 

 

 

【その企業に決めた理由】

入職予定先は、複数のグループ企業に分かれて様々な事業を展開しています。主な事業は衣料品や雑貨の卸売り、衣料品や生活雑貨、服飾雑貨、家具の企画・製造・販売、ITなどです。私が配属となるグループ会社では店舗什器の販売および店舗の内装設計・施工を行っています。90年以上の長い歴史を持つ会社ながら、時代に合わせた新しい事業にどんどん挑戦していることが魅力の会社です。

当社を選んだ理由は、先ずは関西の会社を中心に、①設計の仕事ができる②自分らしく働ける③社員の方々が魅力的の3つを軸に企業を絞りました。その中でも当社は、社風や制度、選考過程で自分らしさを大切にしてくれる会社だと感じたこと、選考過程の中で何度も先輩社員と話す機会を設けてくださり会社の良いところも改善点も知ることができ、当社で働いている自分が想像できたこと、そして人の温かさを最も感じた会社であったことが入社の決め手となりました。

 

【就職活動を振り返って】

6月初めに合同説明会に参加し、6~9月には12社のインターンシップや説明会に参加しました。後期は授業があったためインターンシップにはほとんど行かず、ES作成をメインに行い、12月初旬にESを添削してもらい、いつ早期選考の案内が来てもいいように準備を進めました。1月に入り早期選考が始まり3社の面接を受け、2月中旬に当社から内定を頂きました。そのあとも数社の説明会に参加し、選考中に会社の面接には行きましたが当社への入社の意思が固まった3月末に就職活動を終了しました。

振り返ってみて、何よりもやってよかったことは自己分析です。自己分析がしっかりできていれば、どんなESや面接の質問にも臨機応援に答えられるようになります。私は初めての面接で、自己分析をしっかりせずに挑んだ結果、一貫性のない話をしてしまい次の選考に進むことが出来ませんでした。その後、自己分析を徹底して挑んだ面接では深掘りの質問にも具体的なエピソードを交えて話せるようになり、内定に繋がりました。

 

【就職活動でPRしたポイント】

学生時代に力を入れたことについては、大学の授業で行った「建築設計演習」について、自己PRは高校時代の部活動の体験をもとに話しました。コロナ禍に入学し、大学生活の中では何か大きな活動が出来たわけではなかったので、素直に自分が一番大変だったけど頑張れた授業のことや、大学以前の高校の時に強く印象に残っているエピソードを用いて話すことで深掘りの質問にも答えることが出来ました。

 

【キャリアセンターと就職サポートについて】

キャリアセンターには、ESの添削をはじめ、就職活動の相談のため何度か利用しました。企業探しで悩んでいた時にその調べ方を教えて頂いたり、面接の前に企業に提出したESを見せて想定される質問を考えて頂いたり、ささいな不安も解消していただき自信をもって面接に挑むことができました。インターネットでは得られないアドバイスを頂けるので、就職活動の中で何か少しでも疑問や不安があるならキャリアセンターに気軽に相談してみるといいと思います。

 

【後輩へのアドバイス・メッセージ】

新卒採用は一度しかない、自由にやりたいことを選べるタイミングです。人生の中での一つの大きな決断になるので、たくさん悩んで、挑戦して、時には人を頼って、それでも決断に迷ったときは直感を大事にしてほしいと思います。就職活動はしんどいことも多いけれど、自分と向き合い、自分の事を知る貴重な機会でもあります。自分を知って、自分の好きな所を一つでも見つけてそれをしっかり伝えれば、きっと面接官に熱意が伝わるはずです。

皆さんが納得の行く企業との良いご縁があることを願っています。

 

 

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