2009.01.27 

就活レポート~就職活動の現場から~No.26

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第26弾!
理学療法学科から4人目のレポートです。

 

理学療法学科3期生(09年卒)
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伊藤 誠 さん                                                 

佐野記念病院 勤務

 

【就職先について】

整形外科、脳外科を中心とした救急医療、それに伴うリハビリテーション、慢性期医療のための老人保健施設、訪問看護を運営しています。

また、地域医療への取り組みにも力を入れている病院です。 

 

【その病院に決めた理由】
勤務条件は交通の便や周囲の環境、給料、自宅からの距離を考慮しました。
病院の志望動機は急性期と回復期が併設している病院で働きたかったこと、
勉強会の頻度、大学との繋がりや先輩がいることです。

 

 

【就職活動を振り返って】
内定を頂いた病院からは一度、「不採用」という通知を受けました。
当時10月には研究もあり、あまり就職活動に真剣に取り組んでいませんでした。
その病院しか見学も行っていなかったこと、他に候補を考えていなかったこと、合否の通知が1ヶ月と長かったことから、不採用という通知を受けた時は途方にくれました。
また同時に長期の風邪を引いてしまい、再び就活を始める頃には12月に入っていました。
その後、慌ててたくさんの病院へ見学、面接に行きましたがどれも良い結果とならず、何度も心が折れそうになりました。
…そんな時、運良く今の病院から採用のお誘いあり、何とか内定を頂くことができました。
結局、回り道をすることになりましたが、色々な病院を見学したことで、病院にも様々違いがあることを知り、改めて内定を頂いた病院の良さを知る事ができました。
また、とても良い社会勉強にもなりました。
もし、一発で決まっていたら、社会を舐めていたかもしれません(苦笑)

 

【就活でPRしたポイント】
他人ではなく自分だからこそ学べた事、知っている事、できること。
学生生活で自主的に開いた勉強会などとにかく頑張ったこと!

 

【畿央大学キャリアセンターについて】
求人はメールで送信して頂けるため、気になった病院をすぐにチェックできます。
また面接や履歴書、小論文の添削等も受け付けているため、就職試験の前に完璧な対策を練ることが可能です。
他にもいつも励まして頂けますし、皆様本当いい人です。
特に僕と同姓同名の先生は最高です。この名を持つ者に悪い人はいません(笑)
調子に乗りましたが本当に皆様いい人です!

 

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【将来の夢・目標】
勿論、一人前の理学療法士になるということが第一歩です。
訪問がやりたい、あの特殊手技を勉強したい、教員や別の資格も取りたい!!など、他にも色々ありますが、まだ曖昧な目標ですので、臨床に出れば180度変われば、270度変わるもの、ぐるっと回って変わらないものなどがあるかと思いますので、現時点では良く分かっていません。
ですので、現時点ではっきり言えるのは「とにかく一人前になること」です!

 

【後輩へのアドバイス】
採用が不採用になるご時勢、不採用が採用になるミラクルを望むことはオススメしませんが、とにかく何が起こるか分かりませんので最後まで諦めずに探し続けること、早い時期からたくさんの病院へ積極的に見学に行くこと、そして候補にした病院の良さや悪さを比較することが、就職への「近道」だと思います。
キャリアセンターも充実していますので十分利用した方が良いと思います。
理学の先生方にもアドバイスを頂くこともオススメです。
日頃からしっかりとした人間関係を築いていればものすごく親身になって助けてくれます。
頼りすぎずに頼って、後は積極的に頑張ってください!

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