2012.02.08
教採受験体験者から学ぶ会を開催しました。Part 1
平成24年1月19日(木)第5限 L203教室
京都府、京都市、滋賀県、神戸市、広島県採用試験受験者
京都府小学校教諭採用
「教育実習での失敗をバネに」古谷枝里香さん
3回生の10月ごろ、周囲の友人は教職に就く意思を強くもって教採学習に意欲的に取り組み始めていました。私は教育実習で自信をなくし、やる気が全く出ず、勉強のスタートが遅れてしまいました。ようやく4月ごろに決意し、次の模擬試験を目標に勉強を始めました。私の勉強方法と対策は、過去問を解いて傾向を把握すること、勉強ノートを作って問題を解き続けること、分からない問題は友達や先生に必ず聞くことです。勉強ノートは増えるたびに達成感とやる気がアップします。問題の傾向は、先輩に尋ねるととてもよく教えてくれます。
京都市小学校教諭採用
「教採の学習は互いに支え合って」中村祐也君
教採の学習のほとんどは、一次の筆記試験対策に重点を置いて取り組みました。また、個人面接の対策も4月から行いました。
京都市の一次試験は、高度な問題も出題されます。10分間の個人面接では、子どもたちに伝えたい「感動体験」や自己PRが求められます。自らの感動体験を子どもたちに語れるよう準備しておくとよいでしょう。
二次試験は、論文、集団討論や面接、指導案の作成、模擬授業などがあります。他の受験者の話をしっかりとメモしながら聞き、積極的に手を挙げて発言するとよいでしょう。
滋賀県小学校教諭採用
「教採は情報収集・仲間・息抜き」上坂耕次郎君
一般教養は参考書を何周も繰り返し、仕上げに教職 雑誌に掲載されている問題を解きました。また、通学時間を利用して学習もしました。教採対策講座は毎回必ず出席しましょう。教採に関する相談、サポートを教職支援センターから受け、友人からの情報も大事にしましょう。また、適度に息抜きをしながら、メリハリをつけることが大事です。
神戸市小学校教諭採用
「学習への貪欲さを持ち失敗することを恐れずに!」
竹下真弘君
実際の問題は一見難しく思えたが、落ち着いて考えると大丈夫です。
先輩の受験報告書を見ておくのは、とても参考になります。まずは教職教養から始め、対策講座のプリントを重点的に勉強しましょう。とことん貪欲になり、学習に臨むこと、面接や討論の練習での失敗を重ねて試験本番を突破すること、仲間とともに成長し合うことなどを大事にしましょう。
広島県小学校教諭採用
「出題傾向を分析、自らが問題作成者になって!」
森川晃平君
過去5年間分の過去問を解き、広島県の出題傾向をつかみました。また、傾向をもとに今年出そうな問題を予想し、自分で問題を作ることもしました。
勉強のこつは、メリハリをつけて勉強すること、一人ではなく複数で勉強すること、遅くとも4月から勉強を始めることなどです。