2013.01.30 

就活レポート~就職活動の現場から~№169

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第169弾!
現代教育学科4期生(13卒) 井本 千愛さん

神奈川県 小学校教諭

4E井本千愛さん.JPG

 

【小学校教員を目指そうと思ったきっかけ】
 私は、恩師に出会ってこの「先生みたいになりたい」というようなプラスな感じというよりは、自分の学校生活を振り返って「こんなんだったらいいのになぁ」とか、「あれは、教育的にどうなのだろう?」というように、どちらかというとマイナスというか疑問があり、教育というものに興味をもちました。また、実習で確かなものを感じました。それは、「この仕事につければ、自分のモチベーションが高くいれる。」「夢中になれる。」ということでした。自分に何ができるかと自問自答しても、これといった胸を張れるような答えは出てこないし、自分が先生になっていいのか?という疑問も常にありました。しかし、自分自身が夢中になれる、頑張れる仕事だということは、言いきれると思います。

【合格までの道のりを振り返って】
 私にとって、教職支援センターの存在が大きかったです。教員採用試験対策講座は、初めは何も分からないまま参加していましたが、それにも意味があったと思います。自分で真剣に勉強を始めたのは4回生の5月からで、比較的スロースタートでしたが、対策講座に分からないなりに参加していたので、助けられました。私が合格できたのは、教職支援センターのお蔭だといっても過言ではありません。3回生の間は、休むこともありましたが、分からないなりに参加していました。3回生終りの春休みの対策講座には、休まずに参加しました。4回生からの対策講座も、もちろん休まず参加しました。5月からの自習では、バイトがない日は、夜11時まで大学で勉強しました。私は家が遠いので、一人暮らしの友達によく泊めさせてもらいました。その友達にも感謝しています。私は少人数派で、気心の知れた友達と小さい自習室で自分のペースで勉強しました。畿央では、「集団でタックを組んで受験を勝ち取ろう」みたいな言葉を聞きましたが、自分が一番安心できて集中できる環境など自分に合ったやり方、場所ですればいいと思います。
また、勉強だけでなく面接はかなり重要だと思います。面接練習の場を設けて下さったのもかなり大きかったです。自分たちで面接練習をするのも良いと思います。自分たちでどのような印象を受けたかなど教え合って、人それぞれ違うので面白かったです。変わったメンバーでするのも新しい発見があります。最終は、自分の考え気持ちを分かりやすく、自分の言葉で伝えようとすればいいのではないかと思います。これは、私の独断なので、みなさんも自分なりの答えを見つけてください。

【これから教員を目指す人へのメッセージ】
 私は勉強を始めたのが遅かったので、長期的に勉強していない分、行き詰まりのようなものは少なかったと思います。時間が短い分、猪突猛進のような感じでした。それでも、やはり波はありました。ときには、勉強がしたくなるまで休むのも有りだと思います。それの方が次に勉強したとき効率が上がると思います。今勉強していることは、自分の未来に損にはならないはずです。あまりナーバスにならずに、勉強を楽しんでください。

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