2013.01.30
就活レポート~就職活動の現場から~№168
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第168弾!
現代教育学科4期生(13卒) 妻谷 沙代さん
大阪府 小学校教諭
【小学校教諭を目指そうと思ったきっかけ】
私は元々幼稚園教諭を目指していました。せっかく四年制の大学にきたのだし、小学校の免許もとっておこうと思い、三回生で小学校に実習に行きました。その実習が私の思いを変えました。一番のきっかけは、運動会の六年生の組み立て体操です。子どものがんばりや、教師と子どもとの一体感を見たとき、私もこのように子どもたちと共に成長し、一つのものを作り上げることのできる教師になりたいと思いました。また、子どもに「私も大きくなったら、先生みたいな先生になる」と言われたとき、私は絶対に小学校教諭になり、この子たちのような子どもの側で働くのだと決心しました。
【がんばったこと】
一番がんばったことは、やはり勉強や面接練習です。朝から夜まで毎日学校で勉強しました。対策講座にも必ず出るようにしていました。わからないことはすぐに質問し、すぐに解決するようにしました。論文もたくさん書き、先生に見てもらいやり直し、というのを何回も繰り返しました。受ける都道府県が同じ子たちとグループを作り、協力し合って面接練習や討論の練習、模擬授業の練習もしました。意見やアドバイスを言い合ったりして、お互いに高め合いました。
また、小学校教諭になると決めてから、母校のスクールサポーターにもいくようになりました。現場しか学べないことがたくさんあり、面接等でもここで学んだことや経験をたくさん話すことができました。子どもと直接関わることで見えてくるものがたくさんあり、とても勉強になりました。
【がんばることができた理由】
教採生活で一番支えになっていたのは、一緒にがんばる友達がたくさんいたことです。きっと友達がいなかったら、ここまで毎日学校にくることはなかっただろうし、ここまでがんばることはできていなかったと思います。模試の成績もまったく上がらない、いくら勉強しても身につかなくて、思いっきり泣いたこともありました。そんなときも友達がいたから立ち直れたし、がんばろうと思うことができました。また、自分のためにも合格したいという思いもありましたが、私は応援してくれている家族、友達、先生方のためにも絶対合格するのだという思いが大きかったです。
【これから教員を目指す人へのメッセージ】
本当に勉強ばかりで大変な毎日です。地元の友達の就活がだんだん決まっていき、みんなが遊んでいる中でひたすら勉強しないといけません。でも、この大学には同じ夢を持った仲間がたくさんいます。そんな仲間と協力し合い、支え合ってがんばって下さい。あきらめず、自分に自信を持って。努力は人を裏切りません。