2013.01.30 

就活レポート~就職活動の現場から~№167

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第167弾!
現代教育学科4期生(13卒) 道浦 舞野さん

大阪府 小学校教諭

4E道浦舞野さん.JPG

 

【小学校教員を目指そうと思ったきっかけ】
 私は小学校高学年のときの担任の先生に憧れたことがきっかけでした。小学校を卒業してからも、その先生の存在は大きなもので、「先生みたいな大人になりたい」とずっと思っていました。そして、高校生の頃から子どもと関わることのできるアルバイトやボランティアをして、色んな子どもの姿を間近で見て、表面に見える無邪気な可愛い姿だけでなく、子どもの抱える苦しみや悲しみの姿も見えるようになりました。そんな子どもの姿を見て、将来は小学校の先生になり、あの担任の先生のように、子どもを笑顔にしてあげられる存在になりたいと改めて感じました。

【合格までの道のりを振り返って】
 私には教師をしている二つ年上の姉がいます。だから、教員採用試験はどれだけ大変なものであるか、合格するためにはどれほどの努力が必要なのか、早い段階から覚悟はできていたつもりでした。だから、三回生になった時からコツコツと勉強は始めました。10月の教育実習を終えてからは、朝起きてから、終電がなくなるまで毎日勉強していました。それでも、試験直前になって思うことは、「もっと時間があれば」とか、「まだ勉強できてないとこある」ということでした。それから、私が絶対にやろうと決めていたことは、大学が開講してくれる対策講座は、一度も休まずに出席することです。当たり前のように思うことだけど、なかなか全部の講座に出席している人は少なかったです。でも、講座は必要だから開講されます。自己判断でいらないと思ってしまうことは、とてももったいないし、損なことです。それに、大学から与えてもらえる勉強の機会にも、参加できないならば、自分で勉強することなど絶対に出来ないと思い、続けていました。
そして、周りとの付き合い方も大切だと思います。友達の存在はとても大きいです。一緒の目標に向かって戦う仲間は心強い味方でもあり、ライバルでもあります。でも馴れ合ってしまうとダメだと思います。自分の意思は持ちながら息抜きをすることが大切です。例えば、ご飯は一緒に食べるけど勉強する場所は離れる、友達は帰るけど、自分はここまでやってから帰る、など自分のペースを乱さずに、やり通すことが大切です。
私は自分の決めたことや、自分の意思をしっかり持って進んできたことが、合格につながった大きな要因になったと思っています。

【これから教員を目指す人へのメッセージ】
 私が思うことは一つです。後悔をしないためにも、試験までは勉強のこと以外は考えずに、本当に教師になりたいのならば、がむしゃらに頑張ることが大切です。苦しくても、耐えて耐えて耐え抜けば、必ず結果がついてくると思います。

この記事をシェアする