2014.12.17
「後期幼・保・施設ガイダンス」終了!(教育学部3回生対象)
12月11日(木)、後期の最終回となる幼・保・施設ガイダンスを実施し、就職に向けての今後のスケジュールを確認しました。
後期のガイダンスでは、3回にわたって幼稚園・保育園・児童養護施設の園長先生方をお招きしご講演いただきました。今回はその模様を振り返っていきたいと思います。
11月6日(木)は社会福祉法人飛鳥学院児童養護施設飛鳥学院の宮崎博文副院長先生に「児童福祉施設の現場より」というテーマでご講演いただきました。
児童養護施設の役割や児童の自立支援サービスの取り組みなどをお話いただき、保育士や幼稚園教諭など子どもたちと関わる仕事を目指すうえで大切な考え方(五感を磨く)を示してくださいました。児童養護施設において、先生方がどのような思いで子どもたちと関わっておられるのかを知る貴重な機会となったようです。
学生の感想・・・
「子どもの将来のために学力を向上させることに力を入れていると知り、自立を支援する取り組みがしっかりしていると感じた。」
「ボランティアに行き、施設で過ごす子どもたちと関わってみたいと思った。」
「援助者を目指す者として、今日のお話について考えながら勉強していきたいと思った。」
11月13日(木)は社会福祉法人愛和会・朝和保育園の森章浩園長先生にお越しいただき、「私立保育園の現場より」というテーマでお話いただきました。
保育園を取り巻く社会情勢や公立保育園と私立保育園の違いについてお話いただいた後は、学生にはまだ馴染みの薄い給料や保険について、社会人としての常識や最近話題になることの多いSNS利用の注意点などを、クイズ形式で楽しくお伝えいただきました。最後には、愛和会の各保育園で働く先生からのビデオメッセージもあり、学生にもその声が届いたようでした。
学生の感想・・・
「将来保育士という仕事に就いたときのイメージを持つことができた。」
「就職する、社会人になることをもっとポジティブに捉えようと思った。」
「日ごろからマナーや言葉使い、コミュニケーション力、協調性を身につけていこうと思った。」
11月20日(木)は講演の最終回、学校法人たつみ学園・長池幼稚園の辰巳正信園長先生に「私立幼稚園の現場より」というテーマでお話いただきました。
幼稚園が期待している新卒の先生とはどういう人か(やる気・元気・勇気)、失敗をおそれずに挑戦すること、見学やボランティアでいろいろな園を見ること…等、今後就職活動に入っていく学生に向けて心構えをお話しいただきました。また、現代社会が抱える子どもに関する問題に対しての園での取り組みを紹介してくださいました。長池幼稚園の特色である動物や植物とたくさん触れ合う保育内容に学生たちは大変興味を持ったようでした。
学生の感想・・・
「最初から適性があるのではなく、続けていくうちに少しずつ近づいていくものだという話を聞き、続けることが大切だと思った。」
「現代の子どもの問題に対しての取り組みを聞き、子どもの育ちを考えて働きかけることが大事だと思った。」
「私立幼稚園のイメージの幅が広がった。様々な園のボランティアなどに参加し、自分に合う園を見つけていきたい。」
今年度の幼・保・施設ガイダンスは全て終了しました。それぞれの先生方からお話いただいたことを忘れずに、自分の目指す進路に向けて今できる行動を進めていきましょう。そして、積極的にボランティアや見学に参加し、ここだ!と思える園・施設を探していきましょう!