2018.01.16
就活レポート~就職活動の現場から~No.462(公立幼保)
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第462弾!
現代教育学科9期生(18卒) 磯部 優作 さん
福井市・公立幼保 勤務
【目指そうと思ったきっかけ】
元々子どもと話したり、一緒に遊んだりすることが好きで、高校三年生の時に見た「幼児期は生涯の人格形成の基礎を培う時期である」という一文を見て、幼児教育の重要性を知り、そこから幼児教育者を志望しました。何より、子どもの成長を一番近くで見守り、一緒に成長していくことを職業とすることができる点に強い魅力を感じました。
【学校インターンシップ(ボランティア)・教育実習を経験して】
実習では、自分の得意とする点・苦手とする点が浮き彫りになりました。実習中は辛いことも多く、何度も心が折れそうになりました。それでも保育士になりたい!という気持ちは消えず、むしろより強くなりました。自分の苦手分野を理解したうえで、自分のできることや自分が役に立てることを探して一生懸命取り組みました。実習を重ねるにつれ、褒めてもらえることが多くなり、それも自分の自信に繋がりました。
【畿央大学での大学生活について】
畿央大学には、男性で同じ公立幼保志望の友人が3人いて、共に頑張ることができました。彼らがいなければ、きっとここまで頑張ることはできなかったと思います。試験を通して、仲間と励ましあい、支えあう大切さを再確認できました。また、ボランティア団体「マミポコ・キッズ」に所属し、運営スタッフとして活動に参加してきました。活動に向けた話し合いを重ねる中で、自分の意見を人に伝える力や、子どもの前で話す力がつきました。なにより、運営の活動の中でかけがえのない仲間と出会うことができました。
【畿央大学の教員採用試験対策について】
筆記試験の対策講座だけでなく、実技試験についても指導していただき、試験の前日までサポートしていただきました。実習と試験の日程が重なり、受験を諦めかけた時も、親身になって相談していただき、励ましていただきました。先生方に背中を押していただいたおかげで受験する決心がつき、試験に合格することができました。
【理想の教師像】
すべての子どもが楽しく、安全に毎日を過ごすことのできるクラスを作り、子どもの毎日の成長に気付き、共に喜ぶことのできる先生になりたいと思います。そして、自分が保育士として働き続けることで、保育園に男性保育士がいることが普通のことになり、男性が保育士を目指すことが珍しいことではない社会へとなることに少しでも貢献できればいいなと思います。
【後輩へのメッセージ】
公立幼保の受験はとても長く、辛いことも、全て投げ出したくなることもあります。時々休みながらも、努力し続けることが大切だと思います。また、早めの対策ももちろん重要ですが、一番必要なのは中学高校や大学4年間の経験だと思います。実習やボランティアだけでなく、部活やサークル、アルバイトなど、様々な場所で様々な経験を積み、自分を紹介するための引き出しをたくさん持っておくことが必要だと感じました。