2018.11.22 

就活レポート~就職活動の現場から~No.504(小学校教諭)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第504弾!

現代教育学科10期生(19卒) M.N さん

堺市・小学校教諭 勤務

 

ブログ用写真

 

 

 

【教師を目指そうと思ったきっかけ】

私が教師を目指そうと思ったのは、小学5年生のときに出会った担任の先生がきっかけです。いつも明るく前向きで、学級の子どもたち一人ひとりの頑張りを認めてくださる先生でした。消極的な私が先生と出会い、何事にもまずはチャレンジする大切さを教えていただき、少しずつ自分に自信を持つことができました。私を変えてくださった先生のように、私も子どもたちの成長に携わり、一人ひとりの良さを認め、可能性を引き出すことができる教師になりたいと思いました。

 

【学校インターンシップ・教育実習を経験して】

私は2回生後期から自分の母校の小学校にインターンシップ、スクールサポーターとして行かせていただきました。様々な学年に入らせていただき、勉強も遊びも一生懸命に取り組む子どもたち、そして先生方の熱心なご指導を見て、教師という職業に改めて魅力を感じました。教育実習では3年生に入らせていただき、毎日学級の子どもたち一人ひとりと話すことを意識しました。初めは、なかなか心を開いてくれない子もいましたが、実習を終える頃には、子どもの方から挨拶をしてくれたり、話しかけてくれたりするようになりました。教師の関わり方が子どもとの信頼関係に結び付くということを実感しました。

また、実際に授業をさせていただき、子どもたちの考えを認めつつ、ねらいに沿って授業を進める大切さを学びました。上手くいかなかったときは、「次はこうしよう!」と前向きに何度も授業を見直しました。たくさんの学びがあった教育実習を通して、改めて教師を目指す気持ちが強くなりました。

 

【畿央大学での大学生活について】

畿央大学での4年間は、本当に充実した毎日でした。勉強面では、教科ごとの指導法を学び、指導案作りや模擬授業など、友達と高め合いながら、積極的に取り組みました。

また、部活動では、教職クラブODENの副代表、災害復興ボランティアHOPEFULの運営、アルティメット部など、様々なことにチャレンジしました。その他にも、ボランティアやアルバイト、やりたいことがたくさんあり、忙しい日々でしたが、その分、得るものが多かったように思います。大学での経験や出会った人たちの存在は、私にとってかけがえのないものです。

 

【畿央大学の教員採用試験対策について】

私は、3回生から対策講座や自治体の説明会、対策室の先生との面談など、教採に向けて少しずつ動き出しました。また4回生からは、対策講座に加え、個人・集団面接の対策を本格的に始めました。教採・公務員対策室や学部の先生方からたくさんのアドバイスをいただき、教採に向け、勉強と両立させながら面接練習の方にも力を入れていました。たまには息抜きもしながら、友達と遅くまで学校に残り、勉強する毎日でした。私は教採当日、今までに経験したことがないぐらいの緊張をしましたが、今までやってきたことを信じて、乗り越えることができました。特に、教採・公務員対策室の先生方には大変お世話になりました。教採期間辛くなったときは、ふらっと対策室に行くと親身になって話を聞いてくださったり、エールを送ってくださったりして、何度も勇気をもらい、私にとって、とても強い味方でした。

 

【理想の教師像】

私の理想の先生像は、子ども一人ひとりのよさを認め、可能性を引き出すことができる先生です。子どもたちは一人ひとりに個性があり、よさがあります。学校生活を通して、子どもたちが自分に自信を持てたり、何事にも挑戦する気持ちを持てたりするように、教師として後押しできる存在になりたいです。そのために、毎日子どもたちとの関わりの中で「ほめる」ことを意識し、よいところをたくさん見つけ、子どもたちが秘めている可能性を引き出す先生を目指します。

 

【後輩へのメッセージ】

私は、教採を通して一番大切だと思うことは、自分自身と最後まで向き合うことだと思います。これから教採期間中、悩んだり、辛くなったりすることがあると思います。その時は、自分が教員を目指したきっかけを振り返ったり、子どもたちと関わる時間を作ったりしてください。同じゆめを持った仲間や、自分を支えてくれている人たちに相談してください。きっとそれが自分にとって頑張る糧になると思います。しっかりと自分の軸を持っていれば大丈夫。頑張った分だけ、自分への自信につながることを信じ、たまには息抜きもしながら、自分のペースで頑張ってください。応援しています。

 

 

 

 

この記事をシェアする