2021.12.27 

就職レポートNo.658(人材サービス/総合職)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第658弾!

現代教育学科13期生(22卒)  I.Y さん

人材サービス(総合職)  勤務

 

★掲載写真(山本樹さん)

※撮影時のみマスクを外しています。

 

 

【その企業に決めた理由】

「人が良かったから」と、「就職活動の軸に一番当てはまったから」です。就職先にはインターンシップも行ったことがなかったのですが、面接を進める中でどの面接官の方も自分に似た価値観の方が多くおられました。またどの面接官の方も「本当にうちの会社は人が良い。良い風に言っているのではなくここまで会社が大きくなったのは人が良いから。これだけは入社しても裏切らない。」とおっしゃっていたことが一つ大きな理由です。もう1つは、「日本の子育てをするお父さんとお母さんが過ごしやすい社会を作る。」という就職活動の軸が、就職先の会社理念や事業と当てはまったからです。

 

 

【就職活動を振り返って】

もっと早く動けば良かったということと、決まるまでは本当に大変だったけど決まってみればすべてご縁だったな、という感想です。本格的に就職活動を始めたのは3回生の3月ごろからで、インターンシップは9月と11月ごろに同じ会社の1日インターンシップに行ったきりです。3回生の夏からインターンシップにたくさん行ったり、自己分析を早くからしたりしていれば、余裕をもって就職活動に取り組めたのではないかなと思います。

ご縁については、面接が受からない状況が続いたときは「自分が悪いのでは」と思うことも多くありました。しかし、しっかりと準備したうえで受からなかったのなら、その会社と自分が合わなかっただけ、他のご縁があるはずと思うようにしました。そうすることで悲観的になりすぎず自分の思いや考えを面接で伝えることができ、自分の考えに共感してくれる会社から内定をいただき今の就職先に決めることができました。

 

 

【就職活動でPRしたポイント】

「誰かのためにと思い行動できる行動力の高さ」を自己PRで使いました。大学の休学費を抑えられるよう大学と掛け合ったこと、アルバイト先でトレーナーになったことの2つを具体例として出すことで、面接官の方に納得してもらえるようにしました。この自己PRは友達に「行動力があるね。」と言われていたことを思い出し、そこから具体例があるか自己分析をした結果です。ぜひ、友だちや周りの人に「私ってどういういいところがある?逆に直した方がいいところは?」など、聞いてみると良いと思います。

 

 

【キャリアセンターと就職サポートについて】

もし就職活動を何から始めればいいのかわからない、切羽詰まったということがあればぜひ利用することをお勧めします。サポートとしては、面接練習や履歴書の添削をしていただきました。

私は4回生の4月まではキャリアセンターに行ったことがなかったのですが、切羽詰まったときに履歴書の添削をお願いしました。そこからは履歴書で落とされることはほぼなく、面接練習もしていただけたので本番でも緊張することが少なくなり面接の合格率もとても上がりました。就職活動中は自分の中でぐるぐる悩んでしまうことも多いので、一度就職活動について不安を話したり、人からどう見えるかの意見をもらったりすることで、楽になることもあるのでぜひ行ってみてください。

 

 

【後輩へのアドバイス・メッセージ】

楽しむこと、羨まないこと、ご縁だと思うことがアドバイスです。

就職活動は、いろんな職種・業界の社会人と出会って話せる人生でそう多くない機会だと思います。行きたい企業に行けなかった、面接がうまくいかなかったなど良いことばかりではないと思いますが、人生で一回きりだと思ってたくさんの人と出会って価値観を聞いたり仕事について話すことを楽しんでほしいなと思います。

また、SNSでいっぱい内定をもらった友達を見ても不安になったり羨ましいと思ったりしなくていいと思います。うまくいっていない時はそう思ってしまうこともありますが、就職する会社は1つです。行きたいかわからない企業5社から内定をもらうより、納得していきたいと思う企業1社から内定をもらう方が価値があると思います。

最後は、就職活動はご縁です。どれだけ行きたい企業に思い入れがあっても、そうでもない隣の人が受かって自分が落ちることもありました。面接官とあまりにも相性が悪かったという友達もいました。できる準備をしてそれでもだめならご縁がなかったと思うようにすると、気持ちの切り替えがうまくできたのでよかったら試してみてください。

 

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