2021.12.28 

就職レポートNo.659(和歌山県/小学校教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第659弾!

現代教育学科13期生(22卒) M.S さん

和歌山県・小学校教諭 勤務

 

坂上茉優_掲載用

※撮影時のみマスクを外しています。

 

【教師を目指そうと思ったきっかけ】

教師を目指そうと思ったきっかけは、小学校の先生が大好きだったからです。小学生のとき、私が話したいことをたくさん聞き、頑張ってできたことを一緒に喜び、私の存在を認めてくださった先生が大好きで、毎日楽しく学校に通うことができました。楽しかった小学校に関わる仕事をしたいと思い教育学部を選びました。また、ボランティアや教育実習などで子どもと関わることを通して、教師は子どもの成長を間近で見守ることができる素敵な職業だと思い、教師になりたいと強く思うようになりました。

 

 

【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】

私は大学4年間で、学習支援ボランティア、あいす・おおさかの野外活動センターのボランティア、学校インターンシップ、放課後等デイサービスを経験させていただきました。学校現場では、たくさんの子どもと関わったり、先生方からお話をうかがったり、授業や教室などの様子を見せていただいたりすることができました。たくさんの人と関わる中で、私は声のかけ方で子どもの動きや表情、意欲が変わることに気付き、言葉かけの重要性を実感しました。また放課後等デイサービスや野外活動センターのボランティアなど学校外で子どもと関わることで、放課後や休日の様子も知ることができました。子どもの前で話す経験をたくさんさせていただき、複数の子どもに話をするときの注目の集め方やルールの作り方・伝え方、メリハリをつけることの大切さ、隙間時間に楽しめるレクリエーションなどを学ぶことができました。

 

 

【畿央大学での大学生活について】

大学生活では、やってみたいと思うことは何でも挑戦したいと思い、サークル、畿友会、実行委員、ボランティア活動、アルバイトとたくさんのことに挑戦しました。人の前に立って話をしたり、話し合って企画を考えたり、など貴重な経験をたくさんすることができました。また学年や学部を超えてたくさんの繋がりができ、とても充実した学生生活を送ることができました。

 

 

【畿央大学の教員採用試験対策について】

教員採用試験に向けてとても丁寧に対策していただきました。教採・公務員対策室の先生方が行ってくださる面談では、今の勉強法はどうか、他にどのようなことをするとよいかなど、的確にアドバイスしてくださり、とても勉強への意欲が高まりました。対策講座は、広い範囲を丁寧に教えてくださるので、自分の得意な分野や苦手な分野に気付くことができました。また対策講座で使用する、試験によくでる問題やそれを解くための基礎知識、類似の問題などをまとめてくださったプリントがとても役に立ちました。面接練習は、初めは自分のできなさ加減に挫け、講座に出るのがしんどかった時期もありました。しかし回数を重ねるごとに、友だちの良い言い回しなどを吸収したり、先生方のアドバイスを受けて実践してみたりすることで、自分の思いや考えを伝えることができるようになり、本番の面接試験ではあまり緊張せずに落ち着いて臨むことができました。

 

 

【理想の教師像】

子どもの良さを引き出し、伸ばすことができる教師になりたいです。そのために子どもひとりひとりに寄り添い、子どもの良さや個性を生かした楽しい学級経営や授業づくりを行っていきたいです。また子ども同士も良さを認め合える、思いやりにあふれた温かい学級を作りたいです。

 

 

【後輩へのメッセージ】

まずはボランティアや部活サークル、アルバイトなどたくさんのことに挑戦することが大切だと思います。どんな経験もきっとどこかで役に立ちます。少しでも興味を持ったものがあればどんどん挑戦してみてください。

採用試験については、モチベーションを維持することが大切だと思います。私は1か月・1週間ごとに問題集1周など明確な目標を立て、達成できたら勉強しない時間を作る、などメリハリをつけて勉強に取り組んでいました。また苦手な範囲は漫画やYouTubeの動画で学んだり、やる気が出ないときは友達と一緒に勉強したりし、モチベーションが下がらないように心掛けました。様々な方法を試し、無理なく継続できる方法を見つけ、自分のペースで進めるといいと思います!応援しています!

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