2022.11.15 

就職レポートNo.690(兵庫県/養護教諭)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第690弾!

現代教育学科14期生(23卒) A.Y さん

兵庫県・養護教諭 勤務

 

 

※撮影時のみマスクを外しています。

 

 

【教師を目指そうと思ったきっかけ】

小学生の頃から漠然と「先生」という存在に憧れており、高校1年生で自分の将来について考える授業があったときに、自分は何になりたいのか、と具体的に考えました。それまでの、学校に行くことや教室に入ることが難しかった子との関わりもあり、学校に誰もが安心できる場所を作りたいという思いを持ち、養護教諭を志望しました。

 

 

【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】

ボランティアは、別室登校の児童を対象に学習補助や話し相手として1対1で関わる活動を行っていました。どんな声かけをすれば安心してもらえるだろうか、勉強に向かってくれるだろうかと考えながらの活動はとても難しく感じましたが、自分の支援に対して良い反応がみられたときは嬉しかったです。

養護実習では知識や技術の面だけでなく、養護教諭としての心構えの部分に関しても学ばせていただきました。子どもたちとの、冷静でありながら温かい先生方の関わりは、一層養護教諭になりたいという思いを強くしてくださいました。

 

 

【畿央大学での大学生活について】

兵庫県にある実家から通っていたため通学時間が長く、授業が多いうちはしんどさを感じることも多かったです。3回生後期、教員採用試験の勉強を本格的に始めてからは、それまであまり話したことのなかった人とも対策講座で一緒になって話すようになるなど、孤独感を感じることなく頑張れる環境でした。畿央大学の程よい規模と、人の温かさ・真面目さが自分には合っていて、今となっては「畿央でよかった」と心から思えています。

 

 

【畿央大学の教員採用試験対策について】

とても充実していました。一番「畿央でよかった」と思えるのは、教育学部の先生方や教採・公務員対策室の先生方による支援の手厚さです。特に教採・公務員対策室の先生方の講座やプリントは過去の試験の傾向などを分析して作られているため、とても信頼して取り組むことができました。また、校種は様々でも同じ「教師」という目標をもつ仲間がたくさんいたことで、モチベーションを保つことができたと感じています。

 

 

【理想の教師像】

一人ひとりに寄り添える養護教諭です。子どもたちにとって安心できる存在になるとともに、安心できる場所があるからもう少し頑張ってみようかな、チャレンジしてみようかなというように、強さを与えられる存在になりたいです。また、知識や技術をアップデートし続け、保護者の方や周りの先生方にも信頼していただける養護教諭を目指します。

 

 

【後輩へのメッセージ】

モチベーションを保てなかったり、養護教諭の採用人数を見ただけで自信がなくなったり、不安な気持ちでいっぱいになることもあると思います。でも、頑張り続けるしかないです。私は一緒に頑張ってくれる仲間や、応援してくださる方々がいたから頑張れました。どうしてもしんどいときは美味しいものを食べて寝てください。自分のなりたいものを目指せること、応援してもらえること、幸せです。皆さんが最後まで頑張り続けられることを願っています。

この記事をシェアする