2022.12.24
就職レポートNo.715(アパレル/総合職)人間環境デザイン学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第715弾!
人間環境デザイン学科17期生(23卒) J.T さん
アパレル(総合職) 勤務
※撮影時のみマスクを外しています。
【その企業に決めた理由】
まず、自分の軸については本音軸と建前軸に分けて考えました。本音軸は「好きなこと(服)を仕事にしたい」という軸です。これを企業の求める人物像や企業理念に沿わせ建前軸とし、3つほど説明できるように用意しました。私の場合は「夢の実現」「挑戦できる環境」を建前軸としました。ここで、軸を企業に寄せるがゆえに、自分のやりたいことを見失っていないかなどを注意し、一貫性のある流れを心がけました。軸をはじめ自己分析を進めていく中で、商品の開発やブランドの方向性を決めることに直接携わり、自分の手で衣服・ブランドを作ることのできる仕事をしたいと気持ちが定まりました。そして企業や業界の分析をしていくうちに、アパレル企業の総合職が向いているのではないか?と現在の内定先にたどり着きました。
【就職活動を振り返って】
就職活動のスタート時期はインターンシップエントリー解禁日の3回生6月からです。この時期は気になる企業にエントリーするだけで、具体的な活動はしていませんでした。本格的に忙しくなってきたのは11月ごろからです。私自身、アパレルの商社を早い段階で視野に入れていなかったためチェックできていませんでしたが、アパレルの繊維専門商社のインターンシップや選考は早いイメージなので夏頃からしっかり見ておくと良いと思います。冬季からインターンシップや座談会が増え、計画的に進めることを意識していました。2、3月ごろからは本選考がどんどん始まっていくイメージです。エントリー数は30社ほどで、実際にエントリーシートを提出したのは15社ほど。このうち約10社で書類選考が通過し、面接を受けました。初めての内定は通常選考で5月で、就職予定先の内定時期は6月下旬です。
就職活動を振り返ると、自分の長所、短所、得意・不得意な事など今まで向き合ってこなかった「自分」と向き合う良い機会になりました。辛かったことは、第2志望群や第3志望群など「不合格」でかえってくることです。志望度は高くないにも関わらずダメージを受けることが多々あったので、よく考えて受験すると良いと思います。良かったことは、友人やキャリアセンターの方に頼ることができた点です。客観的に見た自分を知ることができ、面接練習をすることでインプット・アウトプットしやすく頭の整理ができました。また人と話すことでリフレッシュにもなります!
失敗談は、練習なしにグループディスカッションに挑んだことです。グループディスカッションは面接と違ってコツがいるように感じました。(司会、タイムキーパーなどの役割決めや、初めに定義づけから入る、話題がずれないよう絞り込む、など…)初めてが本番の面接にならないよう、グループディスカッション選考のあるインターンシップに参加し練習するなど、しておくと良いと思います。
【就職活動でPRしたポイント】
学生時代に力を注いだことは、洋服屋でのアルバイトです。自分の服への想いが伝わるよう意識し、仕事に向き合う中で起きた困難と、それを乗り越えるために行ったこと、またその後どのような変化が見られたのかについて数値を用いて具体的に述べました。自己PRは、高校時代の部活動です。キャッチフレーズを使用し、自分らしさがより伝わりやすいように工夫していました。こちらも、チームの課題とそれを乗り越えるために自分が行ったこと、その結果を具体的に述べ、全体的にわかりやすい文章になっているかを意識し作成しました。
【キャリアセンターと就職サポートについて】
エントリーシートや履歴書は、キャリアセンターに提出し添削してもらいました。履歴書は、記入欄に記入し出すだけと思っていたのですが、思いのほかルールが多いため注意が必要だと実感しました。エントリーシートは何度か出しているうちに自分の書くことのできる内容や軸が定まっていきます。はじめの土台が出来上がるまでは大変だと思いますが、根気よく提出することでうまく使いまわしができるようになります!
【後輩へのアドバイス・メッセージ】
将来のビジョンについてよく質問されたので、自分の考える未来像や願望などを改めて考え、言語化できるようにしておくと良いと思います!周りの就職活動の状況を聞いて焦ることもあると思いますが、周囲に流されず、自分のペースで頑張ってください☆彡 応援しています!