2023.01.04
就職レポートNo.719(病院/看護師)看護医療学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第719弾!
看護医療学科12期生 (23卒) M.Y さん
病院(看護師) 勤務
※撮影時のみマスクを外しています。
【その病院に決めた理由】
私は自立したい思いから、関東方面での就職を考えていました。興味のある分野は、救急医療や手術室看護師でしたが、やりたいことが見つからなかったため、幅広く最先端の医療が勉強でき、豊富な症例で経験を積むことができる病院を選択しました。また、休みの取りやすさや、勤務形態、勉強できる環境が整備されていること、説明会での対応など、理想とする条件にあてはまっていたことから就職先の病院に興味を持ちました。さらに、「基本を忘れず、五感を研ぎ澄ませながら、みて、触れて、考える」という言葉に共感し、専門職者としてだけでなく、人の気持ちを考える環境で人としても成長できると思い就職を決めました。
【就職活動を振り返って】
就職活動について考え出した頃は大阪での就職を考えていたため、大阪の病院について複数の先生に相談に乗っていただきました。しかし、関東方面での就職に決めてからは病院の環境について知っている先生が少なく、情報収集に苦戦しました。そこで病院は無数にあるため名の知れた病院に絞り、病院主催の説明会に参加し、電話でも病院見学の可否を問い合わせしていました。また質問したいことはメールを送ったり、可能であれば外観だけでも見に行ったり、先輩の体験記も参考にしながら自分が思い描く将来のために知りたいことを知ることで納得のいく病院を見つけました。
【就職活動でPRしたポイント】
PRしたことは、「冷静さ」です。面接では、就職してからどのような看護をしたいか、どうして遠方の病院を選択したかなど、その病院を選んだ理由に関することが多かったため、冷静さを言葉で伝えることはしませんでした。しかし、面接やロールプレイングでは、緊張から冷静さを失わないように、今後、試験で出会った方々と一緒に働くと考え、仲良くなり楽しむ意識を忘れずにいることで、冷静に課された課題をこなすことができたと考えています。
面接では大阪の病院ではない理由を深く聞かれましたが、これまでたくさん調べてきたことが功を奏し、大阪の病院との違いを説明することができたため、受験のための準備がPRにつながったと思います。
【キャリアセンターと就職サポートについて】
実習で行ったこともなく、コロナ禍で病院に入ることができなかったことから、知りたい病院についてわからないことだらけで、どのように知りたいことを聞きけばいいか迷っていたことがありました。電話やメールで問い合わせていい質問なのか迷ったりしても、キャリアセンターの方に聴くことで、具体的にやらなければならないことが分かり、行動することができたと感じています。また、履歴書の添削や面接練習に付き合っていただきました。自分で考えていることをうまく言葉にできなくても、面接で話せるように言葉を提案してくださり、安心して本番に臨むことができたと思います。
【後輩へのアドバイス・メッセージ】
私は受験日が遅く、周りの友人たちが内定をもらう中で何もしていない時期がありました。その不安から、早期で受験できるところを受けようかと何度か揺らぐこともありましたが、周りの友人の受験体験を聞くことで、自分の実践につなげられる準備期間になったと思います。私は4月からの働く環境が、自分にとって最後の大きな環境の変化になると思ったので、ハードルが高そうだから諦めることはせず、チャレンジしていく気持ちを忘れず病院選びを行いました。給与のことなど聞きづらいことでも電話やメールを活用し、焦らず、自分のなりたい未来を想像し、病院を知っていくことで納得のいく病院が選択できると思います。頑張ってください。