2023.12.06
就職レポートNo.741(兵庫県/小学校教諭)現代教育学科
就職レポートNo.741(兵庫県/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第741弾!
現代教育学科15期生(24卒) Y.O さん
兵庫県 小学校教諭 勤務
【あなたが畿央大学を選んで入学した理由を教えてください。】
母からの「先生を目指すなら、畿央大学は教員採用試験の合格実績が良いから、小学校の先生になるならおすすめだと知り合いが言っていたよ」という言葉がきっかけでした。そこから、オープンキャンパスに参加し、大学の雰囲気や設備・環境が自分に合っているなと感じました。そして、将来はここで勉強して、小学校の先生になりたいなと思ったので、畿央大学を選びました。
【実際に入学して、畿央大学での学生生活はどうでしたか。】
とても充実した学生生活でした。最初は、実家から遠いこともあって、知り合いが1人もおらず、不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、授業やサークルなどを通して、信頼できる友達、先輩、後輩ができ、温かい人間関係を構築することができました。
また、私は教職クラブに所属していたので、教師を目指す仲間がたくさんできました。その同期たちがいたからこそ、つらい時や苦しい時を乗り越え、中身の濃い学生生活を送ることができました。
【進路について、教師を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。】
私が教師を目指そうと強く思ったのは、小学校の教育実習に行ったことがきっかけです。それまでは、教師になりたいという漠然とした気持ちしかありませんでした。そんな中、教育実習で子どもたちが、「先生の算数の授業、面白かった!」という言葉をかけてくれました。その時、教材研究や授業準備を頑張ってよかったなと心の底から感じ、教師というやりがいのある職業に「絶対なってやる」と思い、教師を目指しました。
【教師になるために取り組んできたことについて教えてください(ボランティアなど)。】
私は、小学校の実習校で週1回ボランティアをさせていただきました。ボランティアでは、先生方の子どもに対する関わり方や授業の進め方などを観察し、取り入れ、実践することを心掛けました。そこで学んだことが、子どもたちへの関わり方や教員採用試験の面接試験に役立ちました。
【教員採用試験対策はどのようにしていましたか。】
「分からないところや不安なことがあったらその日のうちに解決すること」を大切にしていました。特に、数学や理科の問題が分からない!ということがかなりあったので、教採・公務員対策室の先生や理数系が得意な友人に分からない問題をとにかく質問し、できるまで何度も繰り返し問題を解きました。面接試験対策や実技試験対策でも、自分が納得いくまで練習を重ねることで、徐々に不安から自信に変えることができました。
【これからどんな教師になりたいと考えていますか。】
子どもたちから、「困ったら先生に相談したら大丈夫」と思ってもらえるような教師になりたいです。そのためには、子どもたちの声に耳を傾け、考えや価値観を尊重できるようになる必要があります。子どもたちのことを第一に考え、そっと手を差し伸べられたらと考えています。
【後輩のみなさんへメッセージをお願いします。】
教員採用試験に必要なのは、「絶対に教師になってやる」という強い想いです。筆記試験、実技試験、模擬授業など、やることがたくさんあったので、投げ出したい気持ちになりました。しかし、教師になりたいという想いがあったからこそ、ここまでこられました。つらい時こそ、自分の中にある想いに目を向けると、やる気が出てきます。