2023.12.08 

就職レポートNo.742(岸和田市/公立幼保)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第742弾!

現代教育学科15期生(24卒) M.N さん

岸和田市 公立幼保 勤務

 

 

 

 

【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】

幼少期に幼稚園の先生に憧れをもっていたことが保育者を目指したきっかけです。

幼稚園の先生の太陽のような温かい笑顔は今でも覚えているほど魅力的で、私自身、毎日元気をもらっていました。そのため、いつしか私も先生のような明るい笑顔で子どもたちに元気を与えられる存在になりたいと思い、保育者になる道を選択しました。大学で幼児教育を学ぶ中で先生の存在の大切さを改めて感じ、保育者になることを決心しました。

 

 

【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の体験はどんなものでしたか】

私は家が遠方にあり、通学時間の都合でボランティアをすることができませんでした。実際に保育ボランティアに行けなかったので、子どもたちの長期的な成長の様子がわからないこと、子どもとの関わりが短いことを感じたので、もっと2、3回生の時間のあるうちにボランティアを経験すればよかったです。

しかし、保育実習では子どもたちと同じ時間を過ごし、たくさん遊んだり実際に保育を行ったりすることができ、とても貴重な経験でした。子どもの様子や対応に悩むこともありましたが、子どもたちや先生方から多くのことを学ばせていただきました。実習最終日にもらった子どもたちからの歌のプレゼントは、この職業を目指してよかったなと感じる一番の出来事となりました。

 

 

【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】

1回生の間は新型コロナウイルスの影響でほとんど登学することができませんでしたが、2回生から勉強やクラブ活動、友達など全てにおいて充実した大学生活を送ることができました。勉強では、私は幼保の免許だけではなく小学校教諭の免許の取得も目指しており、授業数や課題がしんどいこともありましたが、授業を通して、それぞれの良さや保育とのつながり、小学校実習では実際の幼保小連携など、働いた後にも生かすことができる知識をたくさん身に付けることができました。勉強が大変な時もありますが、小学校免許を畿央大学で取得したことは後悔していません。またクラブ活動では、Afro-izm republic(ダンス部)に所属し、副部長をしていました。学部や学年が違う人たちと共に切磋琢磨し、作品を作り上げたことは私の宝物です。行事の企画運営は大変なこともありましたが、仲間と協力する大切さ、企画する楽しさなど多くのことを学ぶこともでき、尊敬できる先輩、後輩、大切な仲間ができました。畿央大学に来たからこそできた経験や出会いが多く、自分にとってとても大切な場所です。

 

 

 

 

【畿央大学の採用試験対策について教えてください】

教採・公務員対策室の先生方には、試験期間だけではなく長期間にわたりとてもお世話になりました。3回生の時から4回生にかけて対策講座があり、一人では向き合えない勉強にも向き合うきっかけになりました。定期的な面談があったことで自分に合った就職先について考えることができ、私はこの面談がなかったら公立幼保を視野に入れることができていませんでした。

私は、第一志望の自治体の試験日が他の人よりも早く、全体での面接練習が始まっていない時期だったので不安がありました。しかし、受験する自治体に合わせた時期に個別に面接練習を何度もしていただいたおかげで、自分の思いを自分の言葉でしっかり伝えることができるようになり、自信につながりました。将来について不安に感じるときには、親身に相談に乗ってくださったり、対策室で温かく受け入れてくださったりしたことで安心して試験に挑むことができました。私が公立保育所の保育士を目指せたこと、第一志望の自治体に受かったことは、畿央大学の採用試験対策があり、先生方がいてくださったからこそだと思います。本当に感謝の気持でいっぱいです。

 

 

 

 

【あなたの理想の保育者像について教えてください】

私は、子どもたちと共に成長することができる保育者になりたいです。

子どもたちは、一人ひとり違った素敵な世界をもっています。そのため、一人ひとりの違った個性にしっかりと向き合い、子どもたちの思いや考えを受けとめ、保育者はもちろん子ども同士でも尊重しあう毎日を共に過ごすことで、大人になっても自分だけの素敵な世界をもち続けることができる保育を実現していきたいです。

保育者として、子どもたち一人ひとりの個性に触れて向き合うことで、本当に様々なことに気付かされ、たくさん子どもたちから学ぶことができます。私は、そんな子どもたちがいるからこそ、保育者として私自身も成長できることに感謝の思いを忘れずに保育を行っていきたいです。

 

 

【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】

将来を決める上での悩みや、試験を受けている段階での先の見えない不安などが本当にたくさん出てきます。勉強が思わないように進まない時もあります。しかしそんな時には自分を責めるのではなく、「明日からまた頑張ろう」と切り替えてください。そして教採・公務員対策室の先生や友達に悩みを話してみることで、気持ちを落ち着かせることができます。また、去年受験している先輩と繋がり、今の状況を相談したりすることで乗り越え方を見つけることもできます。

私は、面接は自分の気持ちを伝えたり紹介したりする機会であると考え、面接官の人の目を見てしっかりと伝えるようにしていました。緊張しますが、自分の思いと一番合う自治体に受かります!ですので、自分を大切にゆっくりと自分と会う自治体を見つけてください。頑張っているあなたはそれだけで凄いです!応援しています!

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