2010.12.03 

就活レポート~就職活動の現場から~No.78

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第78弾!

 

伊達美彩子①.jpg

理学療法学科5期生(11年卒)

伊達 美彩子さん

大阪 府中病院 勤務

 

 

【その病院施設に決めた理由】
評価実習の実習先でした。その際に、患者さまがリハビリの時間以外にも、看護師や介護士の方々と動作訓練を病棟で行っている場面を何度も拝見しました。回復期リハ病棟で実際にチーム医療が実践されていることに感銘を受けました。また、総合病院であり、急性期病棟もあるので、多様な疾患・病期の患者さまのリハビリを経験・勉強できるのではないかとも考えました。先生方もとても指導熱心な方が多く、自分の理学療法士としてのスキルをここなら高めることができるのではないかと考えたのも、この病院に決めた決め手の一つです。

 

【就職活動を振り返って】
私は、実習中に「この病院に絶対就職したい!」と強く思っていたので、病院見学にはほとんど行きませんでした。実習が終わり、なかなか就職活動に切り替えることが出来ていない中、その病院からの求人票が届いていました。求人票を見て、一気にやる気になりました。さっそく、履歴書の作成・筆記試験の勉強に取り掛かりました。卒業研究のデータ取りと並行して試験対策も行ったので、とてもバタバタしました。筆記試験も難易度が高く、勉強中に何度も諦めそうになりましたが、「この病院で絶対働きたい!」という思いが強く、やり遂げることができました。あのとき、挫折せず努力して本当によかったです。

【就職活動でPRしたポイント】
私のアピールした点は、明るさ・積極性・チームをまとめる力の3点です。それぞれの長所をどのように生かしていこうと思っているのか(自分ならではの視点・方法)についてアピールしました。具体的には、クラブ活動(部長をしていました)・クラス委員のエピソードを通じて、自分のチームをまとめる力をアピールしました。そして、チームをまとめる力は、チーム医療の中で必ず役立つと考えていることを伝えました。

【キャリアセンターと就職サポートについて】
岡田さんには、履歴書の添削や、面接の練習を行っていただき本当に感謝しています。履歴書は、自分ではまとまって書けたつもりでも、添削していただくとわかりにくいところや文章が一貫していないところなどたくさん見つけることができました。面接の練習で指導していただいたことを思い出し、リラックスした本番に臨むことができました。また、本番は個人面接だったのですが、キャリアセンターのグループ面接に参加したことも本当に役立ったと思っています。グループで練習することで、周りの人のいいところ・悪いところを見ることができ、自分はどのようにすればいいのかを考えることができました。

伊達美彩子③.jpg

【後輩へのアドバイス・メッセージ】
就職活動は、短期決戦だと思います。実習が終わってすぐに就職活動に切り替えることは難しいと思いますが、自分の行きたい病院があるなら、すぐに動き出しましょう。自分のやりたいことがはっきりしていなくても、とにかくたくさんの病院に見学に行き、自分の視野を広げ、やりたいことを探しましょう。自分から積極的に動くことが大切だと思います。1・2回生は、勉強だけでなく、遊び・クラブ活動・バイトなどでできるだけたくさんの経験を積んだほうがいいと思います。学生時代に「これは、がんばった」と言えることを見つけていってください。

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