2013.03.07
海外インターンシップ体験レポート№5
今年度の海外インターンシップが始まりました。今年度からロサンゼルスとシドニーの2つのプログラムが用意されており、現代教育学科3回生1名、現代教育学科2回生4名のあわせて5名の学生が参加します。シドニーでは幼児教育アシスタントとして2月23日~3月16日、ロサンゼルスでは小学校でのアシスタントティーチャーとして2月27日~3月18日の日程でプログラムが組まれています。
参加している学生から、現地についてすぐの声が届きましたのでそれぞれ紹介したいと思います。
【ロサンゼルスアシスタントティーチャ―プログラム報告】
こんにちは!私は畿央大学2回生教育学部の吉田彩華です。今回のインターンシップ研修でアメリカに来て、まず人の温かさとコミュニケーションの大切さに改めて気づかされました! 1日目はツアーで、畿央大学の他のメンバーといろいろな名所に観光に連れていっていただいて、すごくいい思い出ができました。
そして、いざ事前研修を終えて私のホストが迎えにきてくれたとき、本当にここから1人なんだと実感して急に不安で仕方なくなりました。車が走り出し、私のホストが喋りかけてくれるのですが、まず英語が通じる通じないの前に聞き取ることができないという壁にぶち当たりました。私も会話したいのに、聞き取れないがゆえに返事ができなくて、伝わるようにとホストもジェスチャーしてくれるのですが、それでもわからなくて、とても申し訳ない気持ちになりました。さらには、携帯電話が使えない環境だったので、家族とも友達とも連絡を取ることができず、私はストレスとプレッシャーで食べることも寝ることもできなくて、3日間ぐらい、ひたすら泣き続けました。
しかしそんな中、初めて1人でバスに乗る時も地図を握りしめている私にたくさんの人が声をかけてくれ、乗り方を教えてくれたり、着いてからも目的地に連れて行ってくれたりとたくさんの出会いがありました。その中で、英語をどんどん喋ることにも抵抗はなくなっていったし、いつのまにか私の中で何かが変わり始めました! 今ではもう泣くこともないし、ご飯も食べて寝ることもできるし、毎日元気にアメリカの小学校に通っています。そしてその中で生活面でも教育面でも文化の違いを実際に感じることができています。
私の通う小学校にはたくさんの日本人の子も居て、私は通訳しながらその子の補助をしたり、掲示物や採点など、様々なことにtryさせてもらっています。全てが私にとって新たな発見の連続で、たくさんのことを吸収し本当に良い経験ができていると実感しています。
また、私の住んでいるトーランスはショッピング街もあり自然もあり、とても住みやすい環境です。それに、多くの人は目が合ったり見かけたりしただけでもお互いにすぐ会話を始めます!ホストに教会でのパーティーに連れて行ってもらったのですが、初対面でもすぐに会話が始まり、ずっと喋っているし、お家でご飯の時もずっと会話しながら食べています!日本では考えられないと思いました。そして、私がわからなくても、ジェスチャーなり簡単な言葉を使ったりと、さらに、私が困っていたら、一緒になって悩んでくれたり、探してくれたり、本当にとても親切で優しくって人の温かみに触れられています!まだ言葉と文化の違いに抵抗はなくなったものの、受け入れて使うことはできていないので、アメリカの良いところをもっと見つけながら、これからさらにいろんなことをどんどん吸収して、もっと人間的に成長して帰りたいと思っています!
現代教育学科2回生 吉田彩華